大きなお友達web相談室(仮)

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番外編:今後流行る萌え系のブームは?
エンディング




のっぽ「お疲れー。これで全部の質問に答えたかな」
HERO 「マジで疲れた…というか
     俺ばっかり答えてるじゃん」

のっぽ「そりゃHEROメインの企画ですから」
HERO 「それはずるいだろ。お前も考えろ」
のっぽ「えー。でもお題は全部消化したし…」
HERO 「じゃあ俺がお題を出してやる!」
のっぽ「えぇー。まぁいいけどさ」
HERO 「んー、何にしようかな…」
のっぽ「じゃ、番外編ってことで。はい、お題は何?」
HERO 「よし、決めた」
のっぽ「おう」
HERO 「最近『萌え』という言葉が定着してきました」
のっぽ「そうですね」
HERO 「ツンデレとか腐女子とか、いろいろ流行りました」
のっぽ「うん」
HERO 「では、今後流行る萌え系のブームを教えてください」
のっぽ「ほほう」


今後流行る萌え系のブームは?


                                  HEROより

っぽ ゴン太郎、萌えを語る。
不真面目に。

のっぽ「ちなみに今流行ってるのは何? ツンデレ?」
HERO 「んー、それもそろそろ下火じゃない?」
のっぽ「そうか」
HERO 「ちょっと前なら妹系とかメイドとか」
のっぽ「あー、あったね」
HERO 「俺の中では腐女子が今ブームだが」
のっぽ「そうだねぇ…次に来るとしたら、アレかな」
HERO 「おう。何?」
のっぽ「そろそろ低年齢化にも打ち止めがかかると思うんだ」
HERO 「ほう」
のっぽ「今度は萌えにも高齢化の時代が来るはずだ」
HERO 「…もう大体予想は付いた」
のっぽ「何?」
HERO 「きんさんぎんさんだって言うんだろ?」
のっぽ「それもまぁ一つの形だけど。それだけじゃないよ」
HERO 「だけじゃない?」
のっぽ「うん。要するに、老年層全般に対する『萌え』だよ」
HERO 「…はぁ。ばーちゃん萌えですか」
のっぽ「うん。ばーちゃん萌え」
HERO 「それは何、バーチャルと掛けてる?」
のっぽ「そういうわけじゃないけど、普通に
     『バーチャルばーちゃん』とかは出てくるだろうな」

HERO 「いらんわ、そんなばーちゃん…」
のっぽ「何言ってるんだ。
     古くは『コンピューターおばあちゃん』の時代から
     バーチャルばーちゃんは存在してるじゃないか」

HERO 「何それ」
のっぽ「♪コンピューターおばあちゃん …って知らない?」
HERO 「知らない」
のっぽ「知らない!? あの『みんなのうた』の名曲を」
HERO 「知らんて」
のっぽ「♪ヘーイーヘーイ、ぼーくは大好きさー」
HERO 「それ知ってるのお前だけだから」
のっぽ「何という暴言を!!」


▲Youtubeより参考資料:「コンピューターおばあちゃん」▲

のっぽ「まぁ今回の話に『コンピューターおばあちゃん』は
     あんまり関係ないから置いておこう」

HERO 「バーチャルネットアイドルのちゆ12歳も
     バーチャルネットばーちゃんになったりするのかな。
     …ややこしいな」

のっぽ「バーチャルネットばーちゃんなら実際にいたよ」
HERO 「いたの!?」
のっぽ「『ばーちゃんネットアイドル・ちよ74歳』ってのが」
HERO 「へぇー」
のっぽ「かなり博識な人だった記憶がある」
HERO 「ばーちゃんだけに。知恵袋か」
のっぽ「途中、一度死んだ」
HERO 「えぇー」
のっぽ「しばらくして何事も無かったように『ちよ2』始めてたけど」
HERO 「ほう…」
のっぽ「当時は『あ、生き返った』って思ったもんだ」
HERO 「ネットの天国から帰ってきたんだ」
のっぽ「最初にサイト畳んだ時は、サイトに
     『永眠しました』って書いてあった」

HERO 「ちょwwwwww  あ、それか
     『移転しました。⇒http://www.tengoku.com/****』
     みたいのでも面白かったかもしれないな」

のっぽ「あー、向こうの世界のアドレスなのね」


非脳内で光景を想像しながら
バカ妄想をお楽しみください。

のっぽ「なんせ今は少子高齢化時代ですから」
HERO 「まぁそうだけど」
のっぽ「じーちゃんよりばーちゃんの方が長生きするしね」
HERO 「平均年齢は女性の方が高いからな」
のっぽ「まぁその年代になると男女の意識とか薄いので
     ばーさんもじーさんもあんまり変わらないだろうけど」

HERO 「そうなんだ…」
のっぽ「その派生もいろいろ出てくるし」
HERO 「ほう」
のっぽ「今までに出てきた属性が一通り網羅されるだろうね」
HERO 「例えば?」
のっぽ「基本は『シニア系』で一括りにされるとして。
     まずシニア系のメイド?」

HERO 「え?」
のっぽ「シニア系メイド」
HERO 「ばーちゃんがメイド服着てるの?」
のっぽ「うん」
HERO 「いや、じーちゃんで執事なら似合うだろうけど…」
のっぽ「ばーちゃんメイドだって歴史的には普通だと思うが」
HERO 「いやしかし、ばーちゃんメイドは…要らんだろ」
のっぽ「今はな」
HERO 「ブームが来たら価値観変わるの!?」
のっぽ「うん。もちろん」
HERO 「じゃ何、『俺ばーちゃんメイド萌えなんだー』とか
     そういう会話が当たり前のようになるの!?」

のっぽ「なるなる。間違いない。流行るね」
HERO 「想像したくないんだが…」
のっぽ「シニアメイド喫茶もできるからね」
HERO 「…何か、注文間違えられそうなんですけど…」
のっぽ「例えば、アイスコーヒーとか注文するだろ?」
HERO 「うん」
のっぽ「そしたらシニアメイドがお盆に載せて運んでくるんだよ」



HERO 「志村けんのコントのひとみばーさんじゃねーか」
のっぽ「志村けんはブーム先取りだからな」
HERO 「先取ってたんだ…」
のっぽ「ある意味ドジっ娘属性備えてるわけだしな。
     ドジっ娘っていうか死にかけてるんだが」

HERO 「アイスコーヒーの中に間違えてポリデント入れるとか」
のっぽ「うん。うっかりな。ありがちだ」
HERO 「アイスコーヒーを届けると同時に入れ歯を落とすとか」
のっぽ「高得点だね」
HERO 「嫌だよ、そんなの。萌えない萌えない」
のっぽ「今はな」
HERO 「萌える日が来るのか…」
のっぽ「あとシニア妹ってのもできるな」
HERO 「要らねぇー。俺より年上の妹なのか?」
のっぽ「うん。すんごい年上の妹」
HERO 「50歳年上の妹とか? 要らんわそんなもん…」
のっぽ「ある日、お父さんに『今日からこの人がお前の妹だ』って
     紹介されるんだよ。ばーちゃんを」

HERO 「嫌だよ!」
のっぽ「12人のおばあちゃんと過ごす天国のような生活」
HERO 「地獄だ。いや、ある意味天国に近いけども」
のっぽ「凄いね。やった」
HERO 「そんな意味で天国に近づきたくねぇよ!」
のっぽ「今はな」
HERO 「…今はって…そのブームいつ頃来るんだよ。
     もうすぐ? 今年の夏とか?」

のっぽ「そんなすぐには来ねぇよ」
HERO 「ブームって大抵火付け役があるじゃない。
     これの火付け役は何よ。ドラマ? アニメ?」

のっぽ「萌えがどうこう言うくらいだから、アニメじゃない?」
HERO 「ばーちゃんのアニメ」
のっぽ「主人公が78歳とかそういう感じ」
HERO 「そんなアニメが今後出てくるのか…声優さん誰よ?」
のっぽ「えーと、ほらあの人。京田尚子」
HERO 「誰?」
のっぽ「あの人は凄いぞ。おばあさんの声させたら天下一品」
HERO 「誰だよそれ」
のっぽ「うーん、結構あちこち出てるんだけどな。
     解りやすいところだと…
     あ、お前『ふしぎ遊戯』観てたよな」

HERO 「うん」
のっぽ「それの太一君」
HERO 「いたっけ? そんなの」
のっぽ「いたじゃん。神様みたいな人」
HERO 「あんまり覚えてない」
のっぽ「あれっ」
HERO 「鬼宿(たまほめ)とかそのくらいしか覚えてない」
のっぽ「えー。説明のしがいが無いなぁ…」
HERO 「大体、本当にそんなブーム来るのか?」
のっぽ「お前はオイラの回答を一蹴する気か。
     来るって言ってるだろ」

HERO 「ほう。本当だな?」
のっぽ「そりゃ別にこの眼で見たわけじゃないから
     所詮予測だぞ? 傾向を分析しただけで」

HERO 「ああ。なるほど」
のっぽ「後はなんだ。シニアツンデレ?」
HERO 「シニアツンデレwwwwww」
のっぽ「うん」
HERO 「どんなんだよ。ツンのおばあちゃんって」
のっぽ「それこそラピュタのドーラだってツンデレだろ」
HERO 「あー…確かにそうか」
のっぽ「だろ」
HERO 「最初の頃は『40秒で仕度しな!』とか言ってたのに
     ラストではシータを抱きしめたりしてて」

のっぽ「『おばさま、苦しい…』のシーンだね」
HERO 「あったあった」
のっぽ「老人の方がツンは多いと思うよ」
HERO 「他は何がある?」
のっぽ「後は…そうだねー。魔法少女ものとか」
HERO 「それただの魔法オババじゃん」
のっぽ「え?」
HERO 「いっぱいいるじゃない。魔法使い」
のっぽ「あー。いや、そういうんじゃないんだ。
     お前が言いたいのは要するに、
     『ねるねるねるね』のCMの人みたいなのだろ?」

HERO 「うん」


▲Youtubeより参考資料:「ねるねるねるね CM」▲

のっぽ「違う違う。そういうんじゃなくて、本当に
     魔法少女の老女ものだから」

HERO 「え。じゃ何、真っ黒いマント羽織ったのじゃなくて
     ピンクのフリフリとか着てるわけ?」

のっぽ「そうそう」
HERO 「それ歳考えてない痛い人なだけじゃないのか」
のっぽ「いや、まぁそこはね。老人に似合うように
     デザインはカスタマイズするから」

HERO 「それこそ昔の黒マントなんじゃ…」
のっぽ「そんで当然戦うよ。魔法少女ものだから」
HERO 「え」
のっぽ「ゆったりと余生を送っていたおばあちゃんの所に
     ある日猫なんだか狸なんだかよく解らない
     不可思議な生物が転がり込んでくるわけですよ」

HERO 「はぁ」
のっぽ「そして『地球の平和を守るために戦ってください』って
     魔法のバトンを手渡されるんだ」

HERO 「はい」
のっぽ「おばあちゃんは『解りました。残り少ないこの命、
     地球のために捧げましょう』と、呪文を唱えて
     魔法老女に変身するわけですよ」

HERO 「はい」
のっぽ「ちなみに変身シーンでは一瞬裸になるんだけどな」
HERO 「見たくないし」
のっぽ「敵のモチーフは老人に対抗するため、若者ね。
     ちょっと不良がかった感じの」

HERO 「道端で地べたに座り込んでるような奴な」
のっぽ「そうそう。それの妖怪版」
HERO 「それに説教したりするのか」
のっぽ「そうそう。基本的に戦いは説教。
     派手なアクションは体に負担がかかるので、
     口と頭脳で対抗。やっぱり経験が違うからな」

HERO 「ほう」
のっぽ「知恵袋で戦うわけだ」
HERO 「敵の武器は何?」
のっぽ「ん? んー。例えば、病原菌とかで攻撃されるんだ」
HERO 「ほう」
のっぽ「でもおばあちゃんはネギを首に巻いて復活するわけよ」
HERO 「ネギをお尻に挿すとか?」
のっぽ「いや…それはどーだろ…」
HERO 「あ、そこでネギ×ばーちゃんになるのか」
のっぽ「またそっちか。しかもネギ攻め。
     まぁ二次創作ではそういうのも出てくるか知らんが」

HERO 「そんなの創作したくないわ…」
のっぽ「でもジャンルとしては今でも静かにあるはずだぞ」
HERO 「え。そうなの」
のっぽ「老女のAVってのも実在するし」
HERO 「…見たくねぇー…熟女モノならあるのは知ってるが」
のっぽ「昔、いろんな人が勝手にアップロードするタイプの
     画像掲示板で、流れてきた画像を見たことはある」

HERO 「見たくねぇよぉー」
のっぽ「正直、おばあちゃん死ぬぞって思った」
HERO 「見たくねぇ…」
のっぽ「違う意味でイクぞと思った」
HERO 「ちょwwwwww」


論。
 

今後流行る萌え系のブームは?


                                  HEROより
<回答>

 老人萌え。


HERO 「最後に一言だけ言わせてくれ」
のっぽ「何かな」
HERO 「俺は『今後萌えブームになるもの』を聞いたんだ」
のっぽ「うん」
HERO 「萌えねぇよ!」
のっぽ「今はな」






幸福への道はただ一つしかない。
  それは、我々の力ではどうにもならない事柄について
     悩むことをやめるにある。     ――エピクテタス








こうしてまた、現代の悩める子羊たちが救われた。





だが、彼らの活動は終わらない。



この世に悩み苦しむ人々がいる限り、



彼らは親身になって解決へと導いてくれるであろう。






今回の相談室は以上で終了である。



しかしまたいつか、悩める人々の前に彼らが現れる日を信じて…






最後に、二人から一言ずつコメントをもらい



この企画を締めたいと思う。









HERO 「この企画は心臓に悪いです…」



のっぽ「ガキ使の松本って凄いな、と改めて思いました」














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番外編:今後流行る萌え系のブームは?
エンディング
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――2008年元旦。


kousatsuの年越しオフに参加したのっぽ ゴン太郎HEROは、

伊勢市駅前のとある静粛な喫茶店にて

咲人さんSakiさん相手に急遽web相談室を行うことになった。


これはその時の議事録である。





いうわけで、
臨時web相談室スタート。

のっぽ「臨時web相談室ー。わー。ぱちぱちー(棒読み)」
Saki  「第何回ですか?」
のっぽ「いや、もうそういうのわかんないです」
咲人 「特別編、ですね」
のっぽ「ですね。さぁお題どうぞ」
Saki  「うーん、なんでもアリなんですよね…?」
咲人 「基本的に無茶振りですしね。どうしましょう」
HERO 「無茶振り…声優のお題とかキツかったなぁ…」
咲人 「『ホンワカパッパ』以上のお題は難しそうですし」
HERO 「え、あれそんなにインパクトありました?」

赤ちゃんはどうして生まれてくるのか?

Saki

咲人 「ちょwwwwwww」
のっぽ「ちょwwwwwww」
HERO 「ちょwwwwwww」
のっぽ「これはまた地雷満載のお題が出て参りました」
HERO 「赤ちゃんはどうして生まれてくるか、ですか…」
のっぽ「HERO、HERO」
HERO 「何」
のっぽ「念のため、ひとつだけ先に言っておくぞ」
HERO 「うん」
のっぽ「発言は、場所を考えろ?」
HERO 「…今、俺『チョメチョメしたら』って言おうとしたが」
のっぽ「お前なら必ずそういう方向にいくとは思ったが
     それ以前にその回答では何も解らない

HERO 「赤ちゃんは、どうして、できるのか…
     『どうして』にはHowとWhyの二つがあるよね」

咲人 「おお」
Saki  「なるほど」
のっぽ「『どうやって』と『なぜ』ってことか」
HERO 「まずそこから議論するべきだと思う」
のっぽ「そうなんだ」
HERO 「うむ。ではまず『どうやって』から…」
のっぽ「いやいや、だからそっちに行くなよ」
HERO 「えー。そっちだったら、×××を○○○に…」
咲人 「……(苦笑)」
Saki  「……(苦笑)」
のっぽ「アウトー」
HERO 「えー。ちゃんと伏せたのに」
のっぽ「文字面だけ伏せても意味ねっつの」
HERO 「むう。まぁ、じゃあ『どうやって』は
     言わずもがなってことで…」

Saki  「いや、ちゃんと言わないと子供は解らないです」
のっぽ「ちょwwwSakiさんwwwwwwwww」
HERO 「え、言っていいの?」
Saki  「問題はどう言うかだと思います」
のっぽ「変なこと言ったら店から叩き出すぞ」
咲人 「この時点でかなり不穏な空気なんですが」
Saki  「じゃあまあ『どうやって』は人間のおしべとめしべが
     ってことで、『なぜ』の方向で行きましょうか」

HERO 「なぜ赤ちゃんは生まれてくるのか?」
のっぽ「お。なんか哲学的っぽくなりました」
HERO 「ムラムラするから」
のっぽ「ちょwww台無しwwwwwwwwwww」
咲人 「相談室の実際の雰囲気ってこんなんなんですね…」
HERO 「こういう話題はどうしても…」
のっぽ「というか、このHEROは『ダメ』って言われると
     そっちへそっちへ行こうとするんですよ」

Saki  「こっちの道は行けませんよ、って言われると」
HERO 「そうそう、通行止めの看板突っ切っていきます」
のっぽ「『あ、通行止めだー☆』って言いながらな」
咲人 「ひたすらアクセル踏んで行くんですね。
     相手の車にぶつけながら進んだ方が早い
     グランツーリスモみたいに」

HERO 「うはwwwwww」
咲人 「しかもカーダメージが実装されていないので
     さながらピンボールでしたよ」

のっぽ「おおお」
咲人 「ニコ動で『GT5 ピンボール』で検索すると
     引っかかると思いますよ」

HERO 「すげぇ」
のっぽ「ピンボール認定なんだ」
HERO 「いやー。上手く話を締めてもらったね」
のっぽ「待て。本題は何も片付いてないから」


題って
何だっけ。

HERO 「なぜ赤ちゃんができるのか」
のっぽ「うん」
Saki  「さぁ、なぜか」
HERO 「そりゃ…」
咲人 「……」
Saki  「……」
のっぽ「そのいかにも『言うぞ言うぞ』みたいな顔で
     ニヤニヤすんの止めろ」

HERO 「そりゃ…」
咲人 「……」
Saki  「……」
のっぽ「ジェスチャーは読んでる人に伝わらないからするな」
咲人 「ですよね。これ録音してから文字に起こすんでしょ。
     知らないと書けませんよね」

のっぽ「絶対無理です」
HERO 「あ、じゃ絵にしてみようか」
のっぽ「…絵?」
Saki  「あー、えーねぇ」
のっぽ「シャレですか今の」
咲人 「というか、絵にしたらそれこそHowになりませんか」
HERO 「あー」
Saki  「あ、そうですね、直接的ですね」
HERO 「じゃあダメですね…」
のっぽ「ごめん、ちょっとだけ
     お前の描くHowを見てみたいと思った」

HERO 「止めた方がいいと思うぞ」
のっぽ「一応メモ帳は用意しているが」
Saki  「あるんだ。さすが」
HERO 「…あのー、このお題、なしにしません?」
咲人 「ええー」
Saki  「ええー」
のっぽ「依頼断るのはナシだろー」
HERO 「だって、回答してもサイトに載せられないじゃん」
のっぽ「載せられないような答えを言おうとするからだ」
咲人 「というか…『なぜ』を言うなら
     簡単に考えれば単純な話じゃないですか?
     要するに父ちゃんと母ちゃんが
     赤ちゃん欲しかったからでしょ?」

HERO 「ですね。もしくは、ヤっちゃったから
咲人 「いや、だからそれは方法論の話で…」
のっぽ「すみません、もうお解かりだとは思いますが。
     こいつ今、下ネタを言いたくて言いたくて
     たまらないんです」

咲人 「…わかってますけどね?
     僕も下ネタ嫌いじゃないですし。
     でも次言ったら店から叩き出しますよ。
     コーヒー来てようが来てまいが関係なく

HERO 「ちょwwwwww」
店員 「えぇと、シナモンコーヒーはどちらに…」
Saki  「あ、こっちです」


員のおばちゃん、
空気読んでください。

HERO 「綺麗に言うなら、『愛があるから』ですよね」
のっぽ「白々しぃー!」
HERO 「…じゃあどう答えろと」
Saki  「うーん、とりあえずですね」
HERO 「はい」
Saki  「条件として、直接的・原理的な方法論とか
     『それがあればできる』みたいなものは
     省くべきかと。愛だけではできないですよね。
     方法論だけっていうのもNGかな」

HERO 「うーん、そう封じられてしまうと…」
咲人 「結局SakiさんもHowが聞きたいんでしょ?」
Saki  「いやいやいや! ほら当たり前の答えじゃ、ね」
のっぽ「まぁ確かに質問のしがいがないですよね」
Saki  「そうそう」
咲人 「うーん」
のっぽ「んー…」
HERO 「まず、カップリングが大事だよね」
のっぽ「何を言い出すんだお前は」
HERO 「当然のことながらね。掛け算するじゃん?」
のっぽ「…ん」

※解説…
   腐女子はAとBのカップリングを表現する際
   「A×B」のように表記します。
   この場合、Aが攻め、Bが受けになります。

HERO 「男×男では、普通無理でしょ?」
のっぽ「…ん、まぁ」
Saki  「おー、なるほど」
HERO 「女×女でも無理だ」
のっぽ「…まぁ最後まで聞こうか」
HERO 「でも、僕らの知らない世界では、
     男×男でも子供が出来るらしいんだ」

のっぽ「…え? そうなの?」
HERO 「うん。『となりの801ちゃん』によるとな」
のっぽ「あー。そういうこと。フィクションの世界ね」
HERO 「そうそう。その世界では結婚も出来るし
     子供も出来るらしい」

のっぽ「あー」
HERO 「てことは、必ずしも男×女である必要はない。
     なぜ男×男でも出来てしまうのか」

Saki  「お、いいですね」
のっぽ「いいんですか」
HERO 「ここまではセーフ?」
のっぽ「いや、セーフというか
     既に方向性を見失ってる気がする」

Saki  「迷走してますね」
咲人 「正直、僕はもう考えること放棄してます」
Saki  「そこからどんな結論が導き出されるのか
     物凄く知りたいです」

HERO 「……やるんじゃなかった…」


めてweb相談室を
振り返ってみる。

咲人 「毎回こんな調子ですか」
HERO 「こんな調子です。前やった時はこれを
     四〜五時間続けたのですごいキツかったです」

咲人 「一通り読ませてもらってますけど、
     あれでものっぽさんが途中を編集して
     いろいろぶった切ってると思うんですよ」

のっぽ「…あー、いや、えーと、割と
     会話をそのまんま文字に起こしてたり…」

HERO 「僕の印象ですと、
     最初の方はまだエネルギーが有り余ってたから
     いろいろカットの余地があったと思うんですが、
     後になればなるほどお互い消耗してきたので
     むしろ後から編集で付け足したりしてる感じです」

咲人 「いやー、ただ個人的には正直、
     まさか俺まで登場するとは思いませんでした」

のっぽ「あー、メイド服のくだりですね」


を戻すよ。
すっごく戻すよ。

HERO 「じゃ、まぁとりあえず話を戻して。
     男×男でなぜ子供が出来るのか

のっぽ「ちょ待て、なんか命題がおかしくないか」
Saki  「既に掘り下げてる!」
HERO 「え、だってそこから議論しないといけないでしょ。
     男×女で子供できるのは当然なんだから」

のっぽ「…うぅーん?」
HERO 「自明の理じゃん」
のっぽ「あー…まぁいいや。はい」
HERO 「なぜ男×男でこどもができるのか」
のっぽ「うん」
HERO 「ベタな答えとしては、愛があるからですよ」
のっぽ「えーと…うんまぁ」
HERO 「しかし愛は必要条件であって絶対条件ではない」
のっぽ「うん」
Saki  「はい」
咲人 「はい」
HERO 「言ってみれば、カレーの中の玉ねぎや
     にんじんのようなものだ」

Saki  「確かにね」
HERO 「他にじゃがいもや肉的なものも必要です」
のっぽ「ちょwwwいやいやwwwwwwww」
HERO 「どうした」
Saki  「?」
咲人 「?」
のっぽ「いや、だって…究極的なことを言えば
     カレーって、ルーとご飯さえあれば
     『カレーだ』と言えるじゃないですか」

HERO 「あ…」
のっぽ「にんじんや玉ねぎが愛だって言うのなら
     じゃあ愛なんて別になくてもいいじゃん
     ってことになっちゃうし」

HERO 「えー、だって愛がなくても
     子供出来たりするじゃん」

のっぽ「お?」
Saki  「お!」
咲人 「お!」


までの前提がひっくり返る。
なぜかカレーから。

のっぽ「そうだ、極端なこと言えば、行為がなくても
     技術的には試験管でできちゃうわけだから…」

HERO 「あ」
のっぽ「おおお? 前提がいろいろ崩れてきたぞ。
     議論としては良い方向に向かってる気がするぞ」

HERO 「試験管の話で言うのなら…」
のっぽ「うんうん」
HERO 「人間製造機があれば鉛筆から人間も作れる」
のっぽ「ごめん。話が飛びすぎて付いていけない」
HERO 「ドラえもん八巻に出てくる道具」
のっぽ「またフィクションかい」
HERO 「鉛筆とかいろいろ寄せ集めて人間を作ったけど
     超能力とか持ったヤバい赤ちゃんができる話」

Saki  「覚えてないなぁ」
咲人 「うん、あれはトラウマ級に怖い話です」
Saki  「超科学では可能になるんだ」
HERO 「つまりすごい化学があれば赤ちゃんも作れる!」
のっぽ「いやまぁ…そういうSFを許容したら
     なんだってできてしまうわけだが」

HERO 「じゃあ!」
のっぽ「なんだ」
HERO 「SFって何の略?」
のっぽ「どっちのSF?」
HERO 「『Sukoshi Fushigi(少し不思議)』じゃない方」
Saki  「『Science Fiction(空想科学小説)』ですね」
HERO 「そう! フィクションなわけですよ」
Saki  「お」
HERO 「さっきの腐女子の話もフィクションなわけですよ」
咲人 「『Science Fujoshi(サイエンス腐女子)』」
HERO 「ああ!」
のっぽ「ああ!じゃねぇよ。流されるなお前」
HERO 「フィクション、つまり妄想ですよ」
のっぽ「はぁ」
HERO 「妄想があれば子供が出来る!」
咲人 「ちょwwwwww」
Saki  「ちょwwwwww」
のっぽ「ちょwwwwww」


っぽは後ろで笑い転げております。
もう無茶苦茶。

のっぽ「―――! ―――! ―――!」
咲人 「結論が吹っ飛んだな今」
Saki  「ものすごいところに着陸しましたよ」
HERO 「妄想があれば子供が出来る!
     妄想があれば男同士でも子供が出来る!
     妄想があれば鉛筆からでも子供が出来る!」

Saki  「な、なるほど」
のっぽ「―――! ―――!」
咲人 「…のっぽさーん? のっぽさーん?」
Saki  「めちゃくちゃツボに入ってる」
のっぽ「―――! ―――!」
HERO 「あ、倒した? 会心の一撃決まった?」
咲人 「相当ツボったみたいですね」
HERO 「滅多に見れませんよ、こんな光景」
のっぽ「―――! ―――! げふっ! ごほっ!」
咲人 「まだ会心の一撃の余韻が残っているようで」
HERO 「とりあえず答えは決定ですね。
     妄想があれば子供はできる」

Saki  「あー、なるほどなぁ」
のっぽ「――お前、ひぃ、げほっ。
     ヤバい、ツッコミも言えn、ひぃ、ひぃ」

HERO 「落ち着け」
のっぽ「も、妄想って言ってる段階で子供できてな…
     ―――!」

咲人 「…のっぽさん、HEROさんの相手すんの
     いつも苦労してるんだろうね…」

のっぽ「…はぁ、はぁ。突き詰めすぎて
     実体のない物出来ちゃったよ…」

Saki  「虚数みたいですよね」
咲人 「でも虚数を複数掛け合わせれば
     マイナス値にはなりますし」

Saki  「なるほど」
咲人 「オイラーの定理でしたっけ。
     e = -1」

Saki  「なんでしたっけ。オイラーでしたっけ」

※正確には「オイラーの等式」でした。

のっぽ「はぁ、はぁ…」
HERO 「今のどう。オチとして」
咲人 「今のオチにすんの!?」
HERO 「え、これ公開できない?」
咲人 「妄想オチはサイトのネタとして
     やっちゃいけない領域だと思うんですが…」

のっぽ「何にも解決してない…」
HERO 「だってまともに言えばもう解決してるもん」
のっぽ「はぁ…何がだよ」
HERO 「まともな答え言おうとしたら
     サイトに載せられないことになるじゃん」

のっぽ「それは…お前が載せられないようなHowを
     言おうとしているだけだろ…」

HERO 「うん」
のっぽ「だからWhyの話だーって言ってるのに」
HERO 「なぜできるか。妄想だから」
のっぽ「そこだけ取り出されてもわけわかんねぇよ」
Saki  「でもね、哲学的に言ってしまうと…
     二人の人間がいて、片方の人間が
     もう片方の人間のことを『自分の子供だ』と
     妄想で思い込んでしまえばそれは
     子供ができたことになるんですよ」

HERO 「ちょwwwwww」
のっぽ「究極まで突き詰めたー!」
咲人 「やってもうたー」
のっぽ「哲学は詭弁で何とでもなるから嫌いだ…」
咲人 「出題者が結論出しやがった」
HERO 「答え言っちゃった」
Saki  「無理やりこじつけました」
咲人 「というか、それ反則」
のっぽ「だからあれでしょ。
     『これは赤だ』と認識しているから赤なんだ
     っていうのと同じ理屈でしょ。
     そりゃそんなこと言ったら何だってそうだよ…」

HERO 「『俺の子供は画面の中にいるんだ』と思えば、
     もうそれで終わりなわけだ」

のっぽ「社会的にな」
咲人 「そういうのはニコ動の字幕とかに
     たくさんいますしね」

のっぽ「ああ、『俺の嫁』」

 
 ※資料:ニコニコ動画「小6の僕が選ぶ俺の嫁ランキング」より。
      現実に帰れ小6。今ならまだ間に合う。

HERO 「やっぱり全ては妄想だ」
のっぽ「思い込めば何でも出来るって?」
Saki  「なるほどなぁ」
HERO 「妄想っていう表現が良くないな。
     イマジネーション。想像

Saki  「イマジネーションw」
咲人 「幻だwww」
のっぽ「やっぱり実態ないじゃないかw」
HERO 「だってそうでしょ。
     想像(イマジネーション)無限大(インフィニティ)ですよ」

のっぽ「インフィニティwww」
咲人 「のっぽさん、苦労してるね…」
HERO 「同情…ッ!」
咲人 「まぁ、Sakiさん的にはまとまったので
     いいんじゃないですか。とりあえず」

Saki  「激しいなぁ…」
のっぽ「哲学的な結論ですか…」
Saki  「僕は『イマジネーション』が好きな感じです」
のっぽ「まぁオイラたちの対談は
     正しい答えを求める討論ではないからな」

HERO 「そうそう」
のっぽ「何故子供が出来るか」
HERO 「インフィニティ」
咲人 「えっ」
Saki  「ちょ」
のっぽ「違」


論。
 

赤ちゃんはどうして生まれてくるのか?

Saki
<回答>

 インフィニティ。

HERO 「あ、間違えた、イマジネーション」
咲人 「この期に及んで言葉選び間違えた!」
のっぽ「どっちの結論にしても
     常人には理解できねぇよ」

咲人 「まぁ、可能性は無限大ですしね」
Saki  「インフィニティかぁ…」
咲人 「今まさしくHEROさんに神が降りてますね」
HERO 「降りまくってますね」
のっぽ「ですね。徹夜明けで理性飛んでますし」
HERO 「ノンリミッター!」


 ノンリミッターて。






大きなお友達web相談室(仮)






〜完〜


<今回回答したご質問・おさらい>
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ボウリングで言う「ナイスカン!」の「カン」て何なの?
鶏が先か卵が先かで、ヒヨコが言及されない理由の真実と隠された陰謀
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ニュータイプの定義
海藤を笑わせた蔵馬はどんな顔だったのか
(この投稿は削除されました)
どうやったら帯電体質が治るか
Googleを越える検索サイトが現れました。さて、どんな所がスゴイ?!
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臨時web相談室:赤ちゃんはどうして生まれてくるのか?