大きなお友達web相談室(仮)

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二千円札が広く愛されるために僕らができること
呼ばれたと思って返事したら別の人だった時の効果的な誤魔化し方
最もいなせな仕草について
AM12:00 は昼か夜か?
ドラえもんのひみつ道具が一つだけ手に入るとしたら、何が欲しいか。
エンディングへ→




> 対談企画のお題:二千円札が広く愛されるために僕らができること


                                web拍手より


のっぽ「折角だから現物を見ながら話そうか」
HERO 「持ってきたんだ」
のっぽ「汚すなよ。プレミアものだぞ」
HERO 「それはない」
のっぽ「貴重なんだぞ」
HERO 「銀行行けばいくらでも両替してくれるから」
のっぽ「丁重に扱え」
HERO 「何かの拍子に飛びそうだな、コップで押さえようか」
のっぽ「えー! やめてくれ!」
HERO 「なんでやねん」
のっぽ「折角ピン札のまま置いてあるのに汚れる!」
HERO 「そんなの、銀行で言えば新札に変えてくれるだろ」
のっぽ「ふざけんなー!」
HERO 「…なんで怒られてんの、俺」


りあえず、目の前に
持参した二千円札を設置してみた。

HERO 「…首里城だな」
のっぽ「うん。首里城だ」
HERO 「他のお札と比較してみようか」
のっぽ「おう。比較考察は大事だ」
HERO 「ランク順に並べるぞ」
のっぽ「ランク順て」



HERO 「…ふむ」
のっぽ「並んだね」
HERO 「というか、一目瞭然じゃないか」
のっぽ「というと?」
HERO 「二千円札だけ『人』がいない」
のっぽ「ああ。そうだね」
HERO 「だから、例えば一万円札だったら
     『今俺の財布の中、諭吉が三人おるねん』
     みたいな会話が出来るじゃん?」

のっぽ「うん」
HERO 「でも二千円札ではそれが出来ない」
のっぽ「あー。確かに」
HERO 「五千円札なら昔は稲造、今は一葉だ」
のっぽ「うんうん」
HERO 「千円札なら漱石から英世になった」
のっぽ「そうだな」
HERO 「二千円札にはそういうシンボルたる人がいない」
のっぽ「なるほど」
HERO 「よし、人を入れよう」
のっぽ「人か」
HERO 「誰がいい?」
のっぽ「二千円だろ? うーん…」
HERO 「最近は政治家だとまずいらしいんで
     作家とか学者とか文化人の方がいいみたいだよ」

のっぽ「はい」
HERO 「…生きてる人でいい?」
のっぽ「えっ、存命してる人?」
HERO 「うん」
のっぽ「はぁ、いいけど。誰?」
HERO 「誰がいいかな…」
のっぽ「……考えがあったわけじゃないんだね…」
HERO 「ぺんたぶさんの描いたY子さん」
のっぽ「……」
HERO 「帯に入ってる、メイドのコスプレしたY子さんとか」
のっぽ「……えぇー…」
HERO 「当然目は白抜きで」
のっぽ「…何かそれ、『子供銀行』って書いてそうで嫌だ…」
HERO 「確かに偽札っぽいな」
のっぽ「んー」
HERO 「ちょうど左斜め向いてるし」
のっぽ「あー」
HERO 「あ、ぺんたぶさん自身のイラストでもいいぞ」
のっぽ「はぁ」
HERO 「あとちょっと思うんだけど、お札に描かれてる
     印鑑あるじゃない」

のっぽ「うん」
HERO 「この部分だけ抜き出すと、チ○ポに見えない?」



のっぽ「……」
HERO 「……」
のっぽ「誰がいいかねぇ?」
HERO 「ちょwwwスルーwwwwwwww」
のっぽ「……お前さ、何度も言うようだけど…」



1.
ぺんたぶさんが描いたY子さん(メイド服バージョン)。

のっぽ「そもそもどういう基準で選ばれたんだろうな。人」
HERO 「今までお札になった人って言うと
     聖徳太子、新渡戸稲造……福沢諭吉は現役だな」

のっぽ「伊藤博文とか」
HERO 「板垣退助に夏目漱石」
のっぽ「んー…」
HERO 「じゃあもう、福沢諭吉にしようや」
のっぽ「えっ、兼任!?」
HERO 「うん、兼任」
のっぽ「ややこしいな」
HERO 「だからほら、間違えて使う人が出てくるって」
のっぽ「そんな狙いかい」
HERO 「『今俺の財布の中に諭吉が五人おるねん』って言っても
     五万円のように見せかけて実は一万円しかなかったり」

のっぽ「あー、見栄を張れると」
HERO 「左右反転…いや、上下逆でいいや」
のっぽ「間違い探しじゃないんだから」
HERO 「あ、それか、一見同じように見えて
     透かしの絵が少し笑ってる」

のっぽ「半笑いか」
HERO 「むしろ薄笑い?」
のっぽ「なんか企んでるみたいだぞ」
HERO 「『フッ、こいつ騙されよったで…』みたいな」

2.
福沢諭吉が兼任。

のっぽ「もう、野口英世を二人載せとけばいいんじゃないか」
HERO 「二人?」
のっぽ「うん。千円札二枚分」
HERO 「いっそ三人載せようぜ。諭吉、一葉、漱石
のっぽ「豪華だな。しかも最後は英世じゃなくて漱石なんだ」

3.
諭吉、一葉、漱石。

のっぽ「三人か。確かに斬新だけど…統一性がないなぁ」
HERO 「うーん」
のっぽ「せっかくだから赤穂四十七士とかさ」
HERO 「ちょwww名前言えないwwwwwwwwww」
のっぽ「昔調べたことはあるけどな。暗記は無理だ」
HERO 「全部言えるのはクイズ王くらいだろ。唐沢寿明」
のっぽ「古畑ネタか」
HERO 「あ、古畑任三郎にしよう」
のっぽ「それ単に田村正和じゃねーか」
HERO 「うん」
のっぽ「裏返したら西村雅彦とか?」
HERO 「透かしはアリtoギリギリスの人」
のっぽ「西園寺くんか」
HERO 「よし、決定」
のっぽ「えー、結論は古畑?」
HERO 「いや、あくまで案だからな」
のっぽ「案」
HERO 「お題は『広く愛されるために僕らができること』だから
     案がたくさんあってもいいはずだ」

のっぽ「なるほど」
HERO 「どれかを日本銀行に採用してもらえばいいんだ」
のっぽ「うん」
HERO 「採用するわけないと思うが」

4.
古畑任三郎。というか田村正和。

のっぽ「とりあえずさー、バラバラなのは気持ち悪いから
     何かシリーズで統一しない?」

HERO 「二千円札だけじゃなくて全部変えるのか」
のっぽ「うん。例えば…
      ・武田信玄が赤ちゃんの頃 ⇒千円札
      ・武田信玄が十歳の頃    ⇒二千円札
      ・武田信玄が二十歳の頃  ⇒五千円札
      ・武田信玄の晩年       ⇒一万円札
     みたいな」

HERO 「あー。じゃあ…
      ・アカレンジャー  ⇒千円札
      ・アオレンジャー ⇒二千円札
      ・キレンジャー   ⇒五千円札
      ・ミドレンジャー  ⇒一万円札
     みたいな」

のっぽ「一人ハブられてるー!」
HERO 「よし、十万円札を作ろう」
のっぽ「モモレンジャー用に」
HERO 「十万円札、需要あるんじゃない」
のっぽ「誰が使うんだよ…」
HERO 「あ、それかミリオンスロットの顔
のっぽ「ちょw」
HERO 「5萬、10萬、20萬、30萬、40萬、50萬…」
のっぽ「わかりやすいが、40萬の札は嫌だな…」
HERO 「確かに」
のっぽ「差し上げ25萬てのもあったな」
HERO 「あ、そういえば100萬もあったっけ」
のっぽ「増える一方じゃないか」
HERO 「破産…はさすがにげんが悪すぎるか」
のっぽ「…ていうか、札増やすのやめません? キリないし」
HERO 「じゃあゴレンジャーシリーズで」
のっぽ「そこ押すんだ…」
HERO 「わかりにくいからカラー印刷にしよう」
のっぽ「アカレンジャーなら真っ赤とか?」
HERO 「そう。他も真っ青、真っ黄、真緑」
のっぽ「偽札作りやすそうだな…」
HERO 「でもこれ良さそうじゃない。最有力候補にしよう」
のっぽ「えーと…これだとモモレンジャーがハブられてるのか」
HERO 「そうだな…
     あ、じゃ五千円札をモモレンジャーにしよう。
     一葉と同じ女性枠ってことで」

のっぽ「ということは…キレンジャーがハブられるのか」
HERO 「黄色だからいいじゃん。デブだし」
のっぽ「だな。カレーだし」
HERO 「うん。カレーだし」


論。
 

> 対談企画のお題:二千円札が広く愛されるために僕らができること


                                web拍手より
<回答>

■最有力候補案
 印刷される人をゴレンジャーにする。
  ・アカレンジャー  ⇒千円札
  ・アオレンジャー ⇒二千円札
  ・モモレンジャー  ⇒五千円札
  ・ミドレンジャー  ⇒一万円札

■その他案
 ・ぺんたぶさんが描いたY子さん(メイド服バージョン)
 ・福沢諭吉が兼任
 ・諭吉、一葉、漱石
 ・古畑任三郎。というか田村正和





> 人から呼ばれたと思って振り返って返事したら、実は呼ばれていたのは別の人だった、
>
という状況下での効果的な誤魔化し方


                                       MSNメッセンジャーにて


の時点で会議開始から四時間経過。
そろそろ巻きに入らないとヤバイかも知れない。

のっぽ「これあるねー。オイラも最近あったばっかりだ」
HERO 「ほう」
のっぽ「仕事中、後ろから『○○さーん』て声が聞こえて
     振り向いたら全然違う人の名前呼んでたんだ」

HERO 「全然違う人か。俺の方が嫌だぞ」
のっぽ「というと?」
HERO 「俺の職場には、俺の苗字から
     ひらがなで一字違いの奴がいるぞ」

のっぽ「あー、ややこしいなそれは」
HERO 「うちの上司、発音があまり強くないし
     両方とも『さん』付けで呼ぶからますます判らない」

のっぽ「なるほど。まぁとりあえずそんな感じで、
     人から呼ばれた気がしたけど違う人だった。
     でも既にうっかり返事してしまっていた、と。
     さぁ、HEROりんならどうごまかす?」

HERO 「んー…俺だったらごまかしたりしないなぁ…
     何事もなかったようにスルーする」

のっぽ「でもこの人はごまかしたいんだよ」
HERO 「うーん」
のっぽ「効果的なごまかし方を探したいんだ」
HERO 「じゃあ、ちょっと実演してみようか」
のっぽ「うん」


際にやってみる。
ちなみにHEROは「へろ」と読むのが正解。








HERO 「め、目がー! 目がーー!!」
のっぽ「何かリアクションしろよ!
     沈黙に耐えられなかったじゃないか。
     オイラがごまかしてどうすんだ」

HERO 「まったくだ」
のっぽ「まぁ考えてみればオイラのフリも悪かった。
     HEROの返答に気付いて『違う』って言うんじゃなく、
     そのままヒーローさんと普通に会話を始めちゃった時に
     お前はどうするか、を見るべきだった」

HERO 「というか、考えるのは俺ばっかりなのか。
     お前もやってくれよ」

のっぽ「えー」
HERO 「俺、連投気味じゃないか」
のっぽ「だってHEROメインだし」
HERO 「ちょwww」
のっぽ「HEROのための企画と言っても過言ではない」
HERO 「嘘付けっ」
のっぽ「んー、じゃオイラもやってみようか?」


れではいってみよう。
のっぽ ゴン太郎のターン!





のっぽ「呼べよ!」
HERO 「あ、そうか。ごめん」


めまして、
仕切りなおし。







HERO 「…なんだそれ」
のっぽ「えーと、ハーイマシーン?」
HERO 「意味がわからん。イクラちゃんかお前は」
のっぽ「ハーイ」
HERO 「あ、それ行こう。イクラちゃんの真似してるってことで」
のっぽ「何」
HERO 「ハーイの次にバブーって言え」
のっぽ「わかった」






のっぽ「ダメだ、これはこれで答えてるみたいだ…」
HERO 「バーブ、ハーイってごまかすんだ」
のっぽ「ごまかすって言うか…何か違うんだよなぁ」
HERO 「何か言われたら、イクラちゃんの真似をしたんだと。
     決して呼ばれて振り向いた訳ではないと言い張ろう」

のっぽ「…んー……うん、よし。OK。
     自分の中でシチュエーション作り上げた。
     もう一度やってみてくれ」











HERO 「…何やってんすか」
のっぽ「いや、なんでもイクラちゃんの声優の代役を
     募集しているらしいので練習中なんです」

HERO 「オーディション!?」
のっぽ「ええ、やっぱり『ハーイ』はちゃんと言えないと」





HERO 「…それいつまで続けるの」
のっぽ「相手がいなくなるまで。
     もしくは自分が立ち去るまで」

HERO 「両方どこにも行けなかったら?」
のっぽ「適当なところで『こんなもんか…』って
     やめればいいんじゃない?」

HERO 「なるほど。自然だね」
のっぽ「うん、自然だね」
HERO 「どこがだ」


論。
 

> 人から呼ばれたと思って振り返って返事したら、実は呼ばれていたのは別の人だった、
>
という状況下での効果的な誤魔化し方


                                       MSNメッセンジャーにて
<回答>

 イクラちゃんの練習をしていたフリをする。





> 「どじょう」は「どぜう」と書くと、ちょっと小粋で鯔背な感じがしませんか。
> ということで、お題をば。貴方々の考える最もいなせな仕草について。


                           web拍手より


メージは江戸っ子。
ただし勝手な思い込みのため本物とは関係ありません。

HERO 「ごめん、『鯔背』ってなんて読むの?」
のっぽ「いなせ。江戸っ子風に言うところの『粋だね』って奴だ」
HERO 「要するに『かっこいい』とかそんな感じか」
のっぽ「うん、いいんじゃないかな」
HERO 「箸を使わずにお寿司を食べる」
のっぽ「…普通じゃないの?」
HERO 「でも最近そんな風にして食べる店少なくない?」
のっぽ「そりゃまぁ箸使った方が綺麗に食べやすいけど」
HERO 「あ、じゃこれでどうよ。
     箸を使わずにお寿司を食べる(ちらし寿司含む)

のっぽ「お前はインド人か!」
HERO 「どーよ」
のっぽ「ちらし寿司を素手でガッサーって掴んで食べるのか」
HERO 「粋だぞ」
のっぽ「案外粋だな。ワイルド系じゃん」
HERO 「これが江戸っ子でい!」
のっぽ「へっへーん! あ、ご飯粒」
HERO 「細かい」
のっぽ「おー、おー。でもこれなかなか意外にかっこいいぞ」
HERO 「そうか? 行儀悪いだけだろ。自分で振っといて何だが」
のっぽ「昔、お茶漬け海苔か何かのCMで
     ひたすらお茶漬けをかきこむやつあったじゃない」

HERO 「あったあった」
のっぽ「あれ、美味しそうに見えるじゃん」
HERO 「うん」
のっぽ「美味しそうに見せれたら、それはきっと
     すごく粋でいなせだと思うよ」

HERO 「あ、じゃ、そばを…」
のっぽ「手づかみ?」
HERO 「熱いわ!」
のっぽ「あ、熱い方のそばなんだ。ざるそばだと思った」
HERO 「あー」
のっぽ「こう、そばをワッシャー、ザバー、グワーッて」
HERO 「そしてほっしゃんみたいに鼻からズルッと一本」
のっぽ「方向性変わってるじゃないか」


局HEROの行き着くところは
そっちしかないらしい。

のっぽ「でも、手掴みのワイルドさというのはいいよね」
HERO 「ワイルドといなせは違うと思うけどなぁ」
のっぽ「だけどあれよ? お箸で最後の一撮みまで
     ちまちま食べてるのはあんまりいなせっぽくないよ?」

HERO 「そうかなー」
のっぽ「例えば、昔お笑い漫画道場に出ていた
     某ワイン好きの女優の人が…」

HERO 「川島なお美な」
のっぽ「言うなよ。まぁその人がグルメ番組で物凄く上品ぽく
     ちょちょっと食べて『わーおいしー』とか、
     観てて全っ然美味しそうに見えないからな」

HERO 「うーん」
のっぽ「お前なんて車だん吉食ってろよ!みたいな」
HERO 「どういう意味で食うのかな?」
のっぽ「あえて詳しくは言わんけれども」
HERO 「詳しく言えない方の『食う』なんだ」
のっぽ「…まぁ、それでいいよ」
HERO 「……(もぞもぞ)」
のっぽ「…そのジェスチャーは文章で伝わらないし
     伝わっても嫌だから 」

HERO 「じゃあこれの絵を…」
のっぽ「書かなくて良いから」
HERO 「じゃあ、ジェスチャーじゃなく表現すると
     『セ○クスする』ってこと?」

のっぽ「表現しなくて良いから」
HERO 「んー、じゃあ…」
のっぽ「お前、前もこの店で会議やった時
     そういう単語口走ってなかったか」

HERO 「あれはホラ、広告の中に実際に書いてあるんだから
     仕方ないじゃない。『セ○クスを司る…』」

のっぽ「だから言うなというに。公序良俗に反するわ」
HERO 「『こうじょりょうぞく』の意味はわかってる?」
のっぽ「……でだ、いなせっていう…」
HERO 「逃げやがったコイツ」
のっぽ「じゃ、手掴みでちらし寿司食べるってことでいいね」
HERO 「いいのか?」
のっぽ「オイラはかっこいいと思うぞ」


論。
 

> 「どじょう」は「どぜう」と書くと、ちょっと小粋で鯔背な感じがしませんか。
> ということで、お題をば。貴方々の考える最もいなせな仕草について。


                           web拍手より
<回答>

 手掴みでお寿司を食べる。(ちらし寿司)


のっぽ「なんか後半に行くほどテンションがおかしいから
     どんどん答えが変な方向に向かってるな…」

HERO 「そうだな…」





> お題 AM12:00 は昼か夜か?


                           web拍手より


たりは こんらんしている!
コマンド?▼

HERO 「昼だろ?」
のっぽ「AM12時……昼だな」
HERO 「AM12時は午前か午後かって質問ならともかく」
のっぽ「んー」
HERO 「どういう意図で書かれたのか解らない。正午だろ?」
のっぽ「日付変わる時をAM12時と表現するかどうかってこと?」
HERO 「これ、問い自体が既におかしくない?」
のっぽ「うん、AM12時はどう考えても正午しかないと思う」
HERO 「昼だよな?」
のっぽ「AM12時=PM0時のことだもんな」
HERO 「一体何を言いたかったんだ」
のっぽ「何だろうね」
HERO 「午前か午後かを問いたかった?」
のっぽ「日付変わる時か正午かってことだとすると…
     答えは明らかで悩みようが無いしな…」

HERO 「ちなみに午前か午後かってことであれば簡単。
     AM12時=正午だから、それは『正』しく『午』。
     午前は『午』の『前』、午後は『午』の『後』だ」

のっぽ「要するに午前でも午後でもないってことだな」
HERO 「そうそう。0はプラスかマイナスかって言うのと同じ」
のっぽ「うーん、そうなると結局どっちの解釈にしろ
     当たり前の答えしかなくなっちゃうんだよなぁ」

HERO 「午前か午後かだと『どっちでもない』、
     昼か夜かだと『昼』しかありえないってことだな」

のっぽ「ボケようにも元々の真意が掴みづらいから難しいね」
HERO 「うーん…何が言いたかったんだろう…」
のっぽ「んー…」
HERO 「質問を文脈どおりに取ると、日付変わる時か正午かって
     ことになっちゃうもんなぁ…」

のっぽ「…あー、だめだ。今オイラの頭の中で組み立てた
     理論構築は完全に自己崩壊した」

HERO 「どんなの?」
のっぽ「今ここが昼でも、地球の裏側では夜じゃない?」
HERO 「あー、それは俺も考えた」
のっぽ「うん、でも結局その国にはその国の時刻があるから
     意味無いんだよね…」

HERO 「だな…これはどうしようもないんじゃない?」
のっぽ「昼か夜か…うーん…」
HERO 「もうこれ発展させられないからさ、問題変えようぜ」
のっぽ「うん?」
HERO 「AM12:00 は攻めか受けか?」
のっぽ「ハァ!?」


うやらHEROは重症のようです。
下ネタが嫌いな方はこのタームを読まないようにしてください。

のっぽ「さてはお前…、腐女子がマイブームだな!?」
HERO 「エヘヘ」
のっぽ「お前の行動はわかりやすいわ…」
HERO 「Y子さん801ちゃんにやられました」
のっぽ「うーん…イメージ的には攻め、かな」
HERO 「12時から0時になる瞬間だから?」
のっぽ「というか、攻め受けの概念って、こう
     対象が二つあって初めて成立するものじゃないのか」

HERO 「じゃ、『AM12:00』と『PM0:00』で」
のっぽ「了解。12時と0時ね」
HERO 「Y子さんや801ちゃんなら即答なんだろうけどな」
のっぽ「でも鉛筆と消しゴムで論争があったっていうくらいだから
     語りだしたら奥深くなるんじゃない」

HERO 「10年前に通過した道だって書いてたね」
のっぽ「大体、攻め受けって個人の趣味なんだから
     人によってスタンス違うだろ」

HERO 「俺はこう思う」
のっぽ「ほう」
HERO 「『AM』の部分に注目してください」
のっぽ「はい」
HERO 「この『M』がもし『F』だったら?」
のっぽ「……(苦笑)」
HERO 「…ごめん。ダメだな。もう俺、なんかおかしいな」
のっぽ「続きを聞こうか?」
HERO 「ごめん…」
のっぽ「ちなみにPMの方も大体わかるけどな。
     要するにPAに挿すんだな?」

HERO 「そうそう。つまりAM12:00は受けである、と」
のっぽ「ならばオイラはその逆の論を展開しよう」
HERO 「ほう」
のっぽ「オイラは数字の12と0に着目しました」
HERO 「はい」
のっぽ0という穴に1という棒を…」
HERO 「もう止めようか」
のっぽ「うん」


論。
 

> お題 AM12:00 は昼か夜か?


                           web拍手より
<回答>

 昼。


のっぽ「何かこれ、web拍手でいろんな意見付きそうで嫌だ」
HERO 「それはそれで面白いじゃん」



のっぽ「いよいよ最後のお題です」
HERO 「感慨深いな」

> お題:ドラえもんのひみつ道具が一つだけ手に入るとしたら、何が欲しいか。
> ※但し、四次元ポケット・スペアポケット・ミニドラは選択不可。ドラえもん本体も付きません。


                                web拍手より


互いの主張をぶつけ合う。
でも話題がとっても夢いっぱい。

のっぽ「わぁ、夢のあるお題だ」
HERO 「ドラえもん本体もつかないのか」
のっぽ「まぁ、本体なんておまけみたいなもんだからな」
HERO 「おまけなんだ…」
のっぽ「うん」
HERO 「えー、『どこでもドア』…あ、いや、『タイムマシン』!」
のっぽ「あー」
HERO 「『タイムマシン』があればなんでもできるじゃない」
のっぽ「そうかなぁ」
HERO 「航時法を無視したらだけど。お金も手に入るし…」
のっぽ「実際ドラえもんもやってたしな。回りくどかったけど」
HERO 「銀行預金を100年後に取りに行く話だ」
のっぽ「うんうん」
HERO 「確かに利息で預金は高額になってるんだけど、
     古銭の値段が高くなってて、結局
     自転車一台分の利益しか出なかったんだよな」

のっぽ「っていう話でしたね」
HERO 「でもさ、100年も預金をほったらかしにしてたら
     時効で預金が引き出せなくなるんじゃなかったっけ?」

のっぽ「読者に見えないところで、何年かごとに
     ドラえもんが預金にアクセスしてたら問題ないだろ」

HERO 「そうか。まぁいいや。何にしても
     俺だったらやっぱ『タイムマシン』かな」

のっぽ「オイラは昔から一つに決まってるんだ。
     『宇宙完全大百科』」

HERO 「…また微妙なところを…」
のっぽ「だって、訊いたら何でも教えてくれるんだぞ」
HERO 「マニアックだなぁ」
のっぽ「いやだってさー、過去に戻っても
     思い通りになるとは限らないでしょ」

HERO 「まぁそうだけど」
のっぽ「『どこでもドア』? 金出しゃどこなと行けるだろ」
HERO 「でもやっぱり、社会人になるとどこでもドア欲しいわ。
     朝、遅刻遅刻ーってなったときとか」

のっぽ「それ社会人に限らないだろ」
HERO 「でもほら、いい歳になるとシャレにならないじゃん?」
のっぽ「それはまぁそうだが」
HERO 「あとは…『ウソ800』」
のっぽ「あー」
HERO 「嘘を言えば全部実現するんだぞ。
     例えば『のっぽは今すぐ死なない』とか」

のっぽ「…それは実現したら普通に生きてるだけなんじゃ…
     あ、嘘か。嘘になるのか」

HERO 「そうそう」
のっぽ「なんだとコラー! 殺すな人を!」
HERO 「ツッコミが遅い。えーいいじゃん。
     ほら、空想だから。フィクション、フィクション」

のっぽ「……」
HERO 「睨むなよ…」
のっぽ「でもな、ああいう消耗品は損だと思うぞ。
     一回飲んで効き目切れたらそこで終わりだろ?」

HERO 「あー、そうだな…」
のっぽ「それに失言に気をつけにゃいかんというリスクがある」
HERO 「うーん。やっぱリアルには『どこでもドア』かな。
     完全犯罪も可能だし」

のっぽ「でも『どこでもドア』だと用途が物凄く限られるだろ」
HERO 「まぁそうだけど。
     『どこでもドア』か『タイムマシン』かなー」

のっぽ「んー」
HERO 「『タイムマシン』があれば、金が欲しい時は
     過去に戻って競馬の当たり馬券を買えばいいし」

のっぽ「いわゆるバック・トゥ・ザ・フューチャーの発想だ」
HERO 「そうそう。何かの試験に受かりたいと思ったら
     未来に行って試験問題を調べてから戻ればいいし」

のっぽ「あー」
HERO 「やっぱ『タイムマシン』かな、俺は」
のっぽ「じゃあHEROは『タイムマシン』でいいね?」
HERO 「うん。『宇宙完全大百科』よりはな」
のっぽ「極端な話しようか?」
HERO 「うん?」
のっぽ「『宇宙完全大百科』に
     『ドラえもんの作り方を教えてください』って訊くの」

HERO 「…作れるのか?」
のっぽ「作れるだろ。設計図から材料の入手法まで
     イチから教えてもらえばいい」

HERO 「あ、そうか。例え作るのに一億円くらいかかるって
     言われても、一億稼ぐ方法を訊けばいいのか」

のっぽ「ちなみにさっきお前が言った競馬も試験も、
     『宇宙完全大百科』があれば実行可能だからな」

HERO 「あー本当だ。何月何日の第何レースの結果、
     って訊けば完璧に解っちまうのか」

のっぽ「そういうこと。『情報は最大の力』だと断言する」
HERO 「なるほどね」


めてドラえもんを考えると
いろいろとおかしいよね。

HERO 「そう考えるとドラえもんの道具っておかしいな。
     『宇宙完全大百科』一つで地球滅ぶぞ」

のっぽ「そうだよ。ドラえもんの道具って、
     使い方次第でいくらでも世界滅亡するよ」

HERO 「だな」
のっぽ「ダイレクトなのは『地球破壊爆弾』だが」
HERO 「あったなぁ。ネズミ一匹で地球滅びかけたんだよな」
のっぽ「つかそんなもん未来デパートで普通に売るなって話」
HERO 「そうだよなぁ。矛盾だらけだ」
のっぽ「矛盾といえば、『タイムマシン』で
     タイムパラドックスの話は良く議論されるけど、
     『どこでもドア』も色々と疑問は尽きないんだよな」

HERO 「ほう?」
のっぽ「例えば『どこでもドア』の出口を
     入り口に重ねたらどうなる?」

HERO 「え、どういうこと?」
のっぽ「つまり…」

のっぽ「ドアを開けると自分が立ってるんだ」
HERO 「なるほど」
のっぽ「そのまま前へ進もうとしても自分が邪魔で進めない。
     自分同士で頭ごっつんこという不思議な状態に」

HERO 「あー、うんうん」
のっぽ「でも鏡ではないから、自分が右手を上げれば
     相手は向かって左側の手を上げるはずだ」

HERO 「そう…なるな」
のっぽ「しかもこれ、うまく自分とすれ違って向こう側に出ると
     前後が反転してるわけだろ。ややこしいぞ」

HERO 「うーん」
のっぽ「おかしいと言えば、昔何かの本で
     『タケコプター』がおかしいって書いてたのがあったよね」

HERO 「実際に使うと首がもげるってやつだな」
のっぽ「うん」
HERO 「まぁ完全に首吊りだもんな。腰辺りにつけるべき」
のっぽ「初期のヘリトンボ時代みたいな感じか」
HERO 「そうそう」
のっぽ「ていうか、あれ風力で飛んでるって考える方が
     間違いなんだけどな」

HERO 「パーマンのマントと同じような原理かな」
のっぽ「かな。反重力場を発生させることで飛んでるんだ」
HERO 「なるほど」
のっぽ「あとギャググッズとして欲しいのは『コエカタマリン』」
HERO 「あー、あったな」
のっぽ「喋った文字が全部物質化されて出てくる」
HERO 「あれ何で出来てるんだ? 発泡スチロール?」
のっぽ「それはさすがにないと思うけど…結構固いぞ」
HERO 「そっか」
のっぽ「しかも壁に当たって跳ね返るぞ」
HERO 「あと何があったかな…
     …駄目だ、ベタなのしか思いつかない」

のっぽ「オイラが昔観てて衝動的に欲しくなったのは
     『ロッカーカッター』ってやつ」

HERO 「あ、空中を切り裂いてロッカーを作っちゃう道具か」
のっぽ「そうそうそうそう。当時…というか今もだけど
     部屋に物が溢れてる時にあれがあると便利だよなぁ
     って思ってた」

HERO 「物、捨てろ?」
のっぽ「嫌だ。全部大事」
HERO 「一度空を飛んでみたいって言う意味では
     『タケコプター』は結構憧れるな」

のっぽ「オイラ、『タケコプター』で空飛んだことあるぞ。夢の中で」
HERO 「夢かよ。はぁ…オチは?」
のっぽ「オチ? 途中から電池が無くなってきて、だんだん
     低空飛行しかできなくなった。
     最後完全に電池が切れて、飛べなくなってあーあ、
     ってところで目が覚めた」

HERO 「平和な夢だなぁ…」
のっぽ「でも夢の中だからさ、想像とはいえ自分的には
     かなりリアルに飛んだ体験してるんだよな」

HERO 「あー」
のっぽ「うぉぉ、オイラ電線飛び越えたよ! みたいな」
HERO 「リアルというかなんというか…」
のっぽ「夢は要するにバーチャルリアリティだからな。楽しいぞ」
HERO 「でもドラえもんの道具ってあんまり
     汎用性の利かない物多いよな。『夢風鈴』とか」

のっぽ「あー。そういや物持ちいいよねドラえもん」
HERO 「ああ」
のっぽ「未来デパートで売ってる商品をピンからキリまで
     持ってるじゃん。たまにポケットの掃除する時とか
     外に放り出した道具の量は凄まじいし」

HERO 「確かにな」
のっぽ「何でもかんでも買ってるのかな。新製品出るたびに」
HERO 「というかドラえもん送り込んできたセワシの家って
     物凄い貧乏なんじゃなかったっけ?
     あれだけ道具持ってるってことは結構金持ちなんじゃ…」

のっぽ「安物ばっかりなんじゃないの」
HERO 「ジャンク品とかか」
のっぽ「うん」
HERO 「確か第一巻第一話によると、のひ太が事業に失敗したり
     借金したりしたせいで、セワシの代まで貧乏なんだよな」

のっぽ「うん。お年玉が50円」
HERO 「相続放棄すればよかったのに」
のっぽ「夢がねぇなぁー」
HERO 「法律的な話で行くとな」
のっぽ「ややこしい話が色々あったんじゃないの」
HERO 「途中で弁護士に相談する奴はいなかったのか」
のっぽ「大体、のび太を更生させてその後の歴史を変えようとか
     そんな回りくどいことしなくても、
     それこそ『タイムマシン』とか使ってお金増やして
     借金返せば、少なくとも貧乏は脱出できるよな」

HERO 「というか、それだと未来には貧乏人なんて
     一人もいないはずだな」

のっぽ「金融が破綻してしまうな。
     そこで航時法の出番というわけだけども、
     そうなると過去を変えようとしているドラえもん自体が
     問題になってしまう」

HERO 「そうだな」
のっぽ「ちなみに航時法自体も時とともに移り変わっていて、
     未だにネットとかで揶揄されてるんだけど」

HERO 「うん」
のっぽ「のび太の恐竜では、
     『恐竜を捕まえることは航時法で禁じられてる』
     って言うかっこいいシーンがあるじゃない」

HERO 「はい」
のっぽ「ところが別の話では、ドラえもんが
     『恐竜狩りは未来で流行ってるスポーツなんだよ』
     って言ってのび太を誘ってるんだよね」


 ▼参考資料▼

 ▲参考資料▲

HERO 「…うーわ」
のっぽ「な。法律も時とともに変わって行くんだよ」
HERO 「何だろ。何これ。このやるせない気持ち」
のっぽ「なんだろう」
HERO 「なんか、とてもためになる説教を聞かせてくれた
     神父さんが援交で捕まったのを聞いたかのような」



論。
 

> お題:ドラえもんのひみつ道具が一つだけ手に入るとしたら、何が欲しいか。
> ※但し、四次元ポケット・スペアポケット・ミニドラは選択不可。ドラえもん本体も付きません。


                                web拍手より
<回答>

 HERO ⇒ タイムマシン
 のっぽ ⇒ 宇宙完全大百科




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ドラえもんのひみつ道具が一つだけ手に入るとしたら、何が欲しいか。
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