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・メイド服はミニかロングか
・HEROさんにしかできない最強のヲタ芸とはどんなのもですか?
・怪談企画のお題:船乗りたちの間で語り継がれている話。
・「メガマック」は肉4枚だったのに、どうして「メガてりやき」は肉2枚なの?
・日本人は何故宗教を何でも受け入れてしまえるのか
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HERO 「ロングに決まってるわそんなもん!
…はい次」
のっぽ「待て待て待て。せめて質問を最後まで読んでやれ」
web拍手より |
い | きなり結論。 HERO、語る。 |
HERO 「問題見た瞬間から答えはロングに決まったもん。
俺の中で」
のっぽ「いきなり回答終わっちまったよ」
HERO 「ちゃうねん」
のっぽ「うん?」
HERO 「…ちょっとここから俺の独壇場になるけどいいですか」
のっぽ「どうぞ。つかみんなこの手の話題はよく語るよなぁ」
HERO 「みんな?」
のっぽ「咲人さんが日記で二日に渡って延々と語ってた(6/13)」
HERO 「そうなんだ。後で見に行っとこう」
のっぽ「おう」
HERO 「何故ロングか。そもそもメイドさんというのは、
言ってみれば豪華なお手伝いさんみたいなもんだ」
のっぽ「はい」
HERO 「上品さ、清楚、健気さが必要なんだよ。
『行ってらっしゃいませ、ご主人様』と主を送り出した後
家を綺麗に掃除したりする時、ミニだったら
パンツとか見えちまうじゃないか」
のっぽ「はぁ」
HERO 「しゃがむときはロングスカートを膝の後ろに挟んでこう、
な。上品だろ」
のっぽ「そうですね」
HERO 「そしてなるべくメイドさんの設定というか、な。
小さい頃に売り飛ばされたとか、
親が死んで孤児(みなしご)になってしまったとか。
その後色々あって、大きいお屋敷に拾われたわけだ」
のっぽ「どうしても悲劇的な方向にしたいんだな」
HERO 「その健気さがいいんだよ。ミニなんて。
膝上何十cmでモロパンとか、萌えるか?」
のっぽ「いや、オイラに聞くな」
HERO 「萌えない。むしろ引く引く」
のっぽ「そうすか」
HERO 「あと髪の毛もロングがいいね。しかも黒髪で」
のっぽ「はー」
HERO 「メイド服ってヒラヒラがついているから、
とにかく基本的にスレンダーね。これ絶対条件。
で、できれば巨乳」
のっぽ「…はぁ。スレンダーで巨乳、ね」
HERO 「あ、メイド服の色は黒が基調ね」
のっぽ「頭につけるやつは?」
HERO 「カチューシャ? うん、必須」
のっぽ「メガネはどうしましょう」
HERO 「それはまぁ、お好みで」
のっぽ「そこはお好みなんだ」
HERO 「うん、それで普通に『いらっしゃいませ、ご主人様』…」
のっぽ「いらっしゃいませ?」
HERO 「間違えた。『行ってらっしゃいませ、ご主人様』って」
のっぽ「意味深な間違え方したな、今のは」
HERO 「ミニのメイド服?
そんなもんキャバクラかコスプレの世界だけです」
のっぽ「いや、実際コスプレの世界なわけだが」
HERO 「実用性がありません」
のっぽ「実用性を言うなら、ロングスカートより作業服だろ。
ジャージは機能的だぞ」
HERO 「ジャージ姿のメイドなんて嫌だ」
のっぽ「それはオイラもさすがに同意するけどな」
HERO 「だからやっぱりロングですよ。ロングスカート。
で、その下には長くて白いニーソックス」
のっぽ「そういえば咲人さん、ロングスカートの下は
ガーターベルトが重要だって言ってたよ」
HERO 「ガーターベルトいいね!」
のっぽ「いいんだ。あんたら趣味合うな」
HERO 「網目が粗くて網タイツみたいなのはパスだけど。
まぁ確かにガーターベルトは捨て難い」
のっぽ「そうですか」
HERO 「白いニーソックスかガーターベルト、だな。
普段はスカートで見えにくいという条件なら
黒いガーターベルトもOK!
いいねぇ。一見清楚なんだけど実は…みたいな。
夜伽の相手をするために」
のっぽ「お前、どんどんあかん人になっていってるぞ」
HERO 「ご主人様の夜伽の相手をする時にだな、
こう恥ずかしそうにロングスカートを脱ぐと、
その下は白を基調として清楚なイメージ。もしくは
逆に黒いガーターベルトで淫靡さ満点、ってわけだ。
いいね。いいとこ突いてらっしゃる」
のっぽ「そうか」
HERO 「で、やっぱりこうヒラヒラに隠れて普段は見えないけど
実は脱いだら巨乳でエロい、みたいな。まぁ
スレンダーでありさえすればそれで合格ラインだけど」
のっぽ「そこは譲れませんか」
HERO 「譲れませんねっ!」
のっぽ「唾を飛ばすなお前。
そういやアメリカの映画とか観てると、
すんごい体型のメイドさん出てくるよね」
HERO 「ちなみに咲人さんはどっち派だって?」
のっぽ「(スルー!?) …ロングだってさ」
HERO 「それ正解。ミニなんて偽メイド」
のっぽ「偽者扱いか」
HERO 「偽札と同じくらい罪が重い」
のっぽ「罪なんだ」
HERO 「ミニがいいなんて言う奴は、女性専用車両の中で
『メイドさんロックンロール(※)』を歌わせる」
のっぽ「うわ、きつっ」
※PIL作のエロゲー「MAID iN HEAVEN」のテーマソング。
どんな曲なのかはこちらを読むとよく理解頂けると思います。
HERO 「まぁそういう意味では『MAID iN HEAVEN』のメイドも
偽者なわけだけど」
のっぽ「まぁそれはそういうゲームだから仕方ないさ」
HERO 「ちなみにお前はどっち派?
ミニと答えた場合は『メイドさんロックンロール』だが」
のっぽ「いや、そもそもオイラこの話題についていけてないんで」
HERO 「えぇー」
のっぽ「つか、メイド服とかぶっちゃけどうでもいいし」
HERO 「じゃお前はどんなコスチュームが好きなのさ。
ベスト3を言え」
のっぽ「べ、ベスト3?」
HERO 「俺はねー」
のっぽ「お前が答えるんかい」
HERO 「メイド服、ピンクナース、スチュワーデスかな」
のっぽ「ピンクに限るんだ」
HERO 「うん。その点についてはぺんたぶさんと同意」
のっぽ「誰?」
HERO 「『腐女子彼女。』書いた人」
のっぽ「あー」
HERO 「やっぱその御三家だな。俺的には」
のっぽ「御三家て。表現が古い」
HERO 「そうか?」
のっぽ「でもさ、ひと昔前だったらそこに制服入ったろ。学生服」
HERO 「学生服なぁ…」
のっぽ「メイド服が割り込んできたのって最近じゃない?」
HERO 「ああ、確かに」
のっぽ「それこそメイド喫茶が話題に上り始めてからだろ」
HERO 「そうだなぁ… どっちがいいかなぁ…
やっぱ学生服は次点かな。個人的には」
のっぽ「あくまで今のベスト3はさっきのなのね」
HERO 「ああ。1位から並べると、
メイド服→ピンクナース→スチュワーデスの順な」
のっぽ「それで確定?」
HERO 「あ、でもスチュワーデスは最近ちょっと下降気味だな」
のっぽ「細かいいろいろがあるんだね…」
結 | 論。 |
web拍手より |
<回答> ロング以外は偽メイド。 |
HERO 「質問者の方、もしミニだと言うのなら女性専用車両で
『メイドさんロックンロール』を大声で歌ってきなさい。
反論は許しません」
のっぽ「お前、最低だ」
HERO 「つか今回俺しか喋ってない気がするんだけど…」
のっぽ「まぁ、この企画自体お前がメインだから」
HERO 「えっ…」
web拍手より |
H | ERO、超難問に対面して 大いに悩む。 |
のっぽ「はい。どんなのもですか」
HERO 「質問のミスタイプを真似するな。
そもそも俺はオタクじゃないぞ」
のっぽ「ほう。その心は」
HERO 「えぇー。だって俺、最近全然アニメとか観ないし…」
のっぽ「さっき『地獄少女』の話、し始めたくせに」
HERO 「ああ、地獄少女はちょっとだけ観た。二十話位まで」
のっぽ「ずいぶん観たな」
HERO 「いや、その時は某刑事ドラマを借りようと思って
レンタルビデオ屋に行ったんだ。でもそれがなくってさ、
どうしようかなーとウロウロしてたら新作の棚に
『地獄少女 二籠』っていうのがあったんだよ。
で、タイトルは聞いたことあるなーと思って、
第一期シリーズの方をちょっと借りて観てみたら
ちょっと面白かったんだ」
のっぽ「確かに面白いよね。そうか、HEROの趣味に合ったか」
HERO 「ただなー。可哀想なんだよな」
のっぽ「何が?」
HERO 「呪いをかけた側が」
のっぽ「あぁ、たまにダウナーな話あるね。痛快に終わらない」
HERO 「それはともかく…
このお題、web拍手で投稿されたじゃん」
のっぽ「うん」
HERO 「お前、そのレスで
『このお題を読んで「はぁ!?」と言っている
HEROの姿が目に浮かぶようです』って書いてただろ」
のっぽ「ああ、書いた書いた」
HERO 「本当に『はぁ!?』って言ってたからな、俺」
のっぽ「わかりやすい奴め」
HERO 「そんな芸ないって…」
のっぽ「そもそもヲタ芸ってなんだろう」
HERO 「さぁ…」
のっぽ「ハルヒダンス踊れるとか?」
HERO 「ハルヒ知らんて」
のっぽ「そうか…」
HERO 「うーん…ヲタ芸…ヲタク…」
のっぽ「大体お前、芸っていうより天然系だからな」
HERO 「そうだな。ウッちゃんナンちゃんで言うとナンちゃん」
のっぽ「そうなのか」
HERO 「うん。ウッちゃんは役柄を作りこむタイプ、
ナンちゃんは天然タイプだと思うんだ」
のっぽ「まぁそれはともかく…
ヲタって言ってもHEROのわかる範囲でないとな」
HERO 「んー」
のっぽ「ポケットから得体の知れない道具を取り出すとか」
HERO 「ドラえもんかい」
のっぽ「飛行船から落ちても、光り輝く石とともにふわふわと…」
HERO 「ラピュタじゃねーか。目潰すぞコラ」
のっぽ「め、目がー! 目がー!」
HERO 「はいはい」
のっぽ「じゃさ、お前のわかる範囲の中で
一番マニアックだなぁと思えるヲタク文化って何よ」
HERO 「マニアック? うーん…最近そんなのハマってないし」
のっぽ「最近じゃなくてもいいよ」
HERO 「えー」
のっぽ「一般人にこんな話しても付いて来れないだろ的な」
HERO 「うーん。何だろ…
ドラえもんネタではお前に勝てないしなぁ」
のっぽ「ちゅてもオイラだって全然ヒヨっ子だけどな。
単行本全巻読破してもいないし」
HERO 「んー…しかも俺に『しかできない』だろ…?」
のっぽ「うん、だから別にお前の得意なジャンルでいいじゃん。
別にアニメとかにこだわらなくてもさ……」
HERO 「……」
のっぽ「…麻雀か」
HERO 「麻雀だな…」
こ | こから先、麻雀用語のわからない人は ニュアンスだけでお楽しみください。 |
HERO 「でも最近全然勝てないんだ」
のっぽ「スランプ?」
HERO 「スランプ。例えば、最近雀荘に行ってフリーで…
つまり全然知らない人と打った時だけど」
のっぽ「うん」
HERO 「何気なく捨てた七索(チーソー)でダブロン食らった」
のっぽ「わぁ」
HERO 「しかも、片方は七対子(チートイツ)だけど、
もう片方が九蓮宝燈(チューレンポウトウ)」
のっぽ「役満だ。死ぬな、そいつ」
HERO 「九蓮宝燈を上がったら死ぬとか言うけど
振り込んだ方も死にたくなります」
のっぽ「強く生きろ」
HERO 「あと三人打ちの店で、点五でストレートに
一万五千円くらい負けたりしたな」
のっぽ「玄人(プロ)が混ざってたりして」
HERO 「そうそう、セガのMJ3っていう
ネット対戦の麻雀ゲームあるじゃん」
のっぽ「うん」
HERO 「三人打ちだったんだけど、序盤から
『コイツ国士無双やってるなー』ってのがいたんだよ」
のっぽ「ほう」
HERO 「で、もう一人はどうも手牌を筒子(ピンズ)で
染めてそうな感じだったんだ」
のっぽ「うん」
HERO 「しかもそいつ、ドラを鳴いてる上に親」
のっぽ「ふむふむ」
HERO 「だから、両方警戒して勝負から降りてたんだよ」
のっぽ「うん」
HERO 「ところが終盤、九筒(チューピン)が四つ揃ってさ。
でも国士の奴は筒子の奴の安牌(アンパイ)を
連打してたから、もう勝負降りてるかなと思って
槓(カン)したんだ。暗槓(アンカン)」
のっぽ「はい」
HERO 「槍槓(チャンカン)食らいました」
のっぽ「あー。そういや国士は槓(カン)でも上がれるんだっけ」
HERO 「そうそう。あとこれはリアルに四人打ちで
フリー麻雀打った時の話だけど」
のっぽ「うん」
HERO 「俺が立直(リーチ)かけてるのに、数巡後
対面(トイメン)の奴に追いかけられて一発で振り込む
という展開が3回連続」
のっぽ「それはまた運のない…」
HERO 「しかもこっちは三面待ちとかしてるのに、
向こうは嵌張(カンチャン)待ちだったりする」
のっぽ「立直してるから避けようもないしなぁ」
HERO 「俺が立直かけてから何巡も回ってて、
危険牌も山ほど切られてるのに全然当たらないんだ」
のっぽ「ほう」
HERO 「三回目なんて、親で四巡目で立直仕掛けたんだぞ。
メンタンピン赤1の二五八筒(リャン・ウー・パーピン)待ち。
ダマでも良かったんだけど、親だし、立直かけたら
みんな勝負降りるかなと思って立直かけたんだ」
のっぽ「はーん」
HERO 「その間にツモればいいかな、って」
のっぽ「うん」
HERO 「ところが対面がやたらとニアピンな牌を
切ってくるんだ。四筒(スーピン)とか」
のっぽ「ははぁ」
HERO 「その上で立直して来やがったんだ。で、一発ロン」
のっぽ「ほう」
HERO 「しかもそれ嵌張で純全三色(ジュンチャンサンショク)。
嵌八索(カンパーソー)待ち」
のっぽ「はぁん」
HERO 「その日は半荘(ハンチャン)四、五回やって
一回しか上がってないんじゃないかな。
平和(ピンフ)のみ1000点」
のっぽ「安っ」
HERO 「三回くらいハコったよ。全然上がれない」
のっぽ「ふーん」
HERO 「…なぁ、これヲタ芸になるのか?」
のっぽ「ヲタ芸:麻雀で劇的に負けること、でOK?」
HERO 「えぇえー」
結 | 論。 |
web拍手より |
<回答> 麻雀について滔々と語ること。 |
HERO 「結論変わってるし」
のっぽ「ちなみに今の話、オイラには80%くらい
理解できてなかったからな」
HERO 「うそん!?」
web拍手より |
と | りあえず ツッコミ待ちのところから |
のっぽ「かいだん違いやーん」
HERO 「かいだん違いやーん」
さ | て、と。 |
のっぽ「では、真面目に論じてみましょうか」
HERO 「うん。これは俺のじいちゃんが体験した話なんだが」
のっぽ「ちょっと待って」
HERO 「うん?」
のっぽ「その話は作り?」
HERO 「作りだよ! マジっぽく語ってるんだから
いきなり話の腰を折るなよ! 空気読めよ!」
のっぽ「一応念のため、念のため」
HERO 「俺は知ってのとおり船乗りじゃないんだが、
おじいちゃんは北海道の釧路で漁船に乗ってたんだ」
のっぽ「ほうほう」
HERO 「朝早く出て日の出までに帰ってくるような
近場の漁もあったし、遠洋漁業なんかもやってました」
のっぽ「はい」
HERO 「目的地まで何日もかけて船で行くわけだ」
のっぽ「うん」
HERO 「昔のことだから、今みたいに人工衛星で位置を知るとか
そんな便利な機械もなくてな」
のっぽ「ほう」
HERO 「コンパスとかで乗り切ってたんだ」
のっぽ「なるほど」
HERO 「その時は、夜に海図を広げて目的地に向かっていた」
のっぽ「ふんふん」
HERO 「ちなみに海図はメルカトル図法な」
のっぽ「どうでもいいよ」
HERO 「そうか。で、船はモルジブ辺りに向けて…」
のっぽ「モルジブ!?」
HERO 「そう。釧路からモルジブ」
のっぽ「なんでわざわざ釧路からモルジブ?」
HERO 「いや、知らんけど」
のっぽ「だってモルジブって南国…」
HERO 「うちのおじいちゃんが言ってたんだよ!」
のっぽ「…そうか。なら仕方ないな」
HERO 「うん」
のっぽ「はい」
HERO 「それで、夜、コンパスと海図を眺めながら、
こう、進路を考えてたんだな。
天気予報をラジオで聞きながら」
のっぽ「ラジオは入るんだ」
HERO 「なぜか入るんだ。
もう既に日本の領海じゃないはずなんだけどな」
のっぽ「モルジブなのに。すごいな」
HERO 「まぁ、まだ公海にいる段階だけどさ。
とにかくラジオで日本語の天気予報を聞いてたんだ」
のっぽ「『福井でごじゃいましゅ!』みたいな?」
HERO 「また古いなおい」
のっぽ「大ファンだった」
HERO 「まぁとにかく、だ。天気予報を聞いてたんだよ。
『明日の近畿地方の天気は…』」
のっぽ「モルジブ行こうとしているってのに、
近畿地方の天気聞いてどうすんだ」
HERO 「いや、うちのおじいちゃんが言うには
近畿地方の天気を聞くと海の天気が判るらしいんだ。
長年の勘で」
のっぽ「現地の天気予報を聞こうという気は全くないのか」
HERO 「いや、天気予報って外れるじゃん」
のっぽ「そりゃ近畿地方も同じだろ」
HERO 「そこは天気予報士の微妙な表情とか声色から
当たり外れを読み取って判断するらしいよ」
のっぽ「すげぇな、じいちゃん」
HERO 「で、その日もいつもの如くFM大阪に合わせてたんだ」
のっぽ「またローカルな…
というかFM大阪すげぇな。モルジブまで届くんだ」
HERO 「そしたら…まぁありがちな話なんだが、
ラジオを聞いてると女の声で『…かーくーん』って
聞こえてきたらしいんだ」
のっぽ「は?」
HERO 「『かーくーん』」
のっぽ「かーくん?」
HERO 「かーくん」
のっぽ「はぁ」
HERO 「『今夜は夜半過ぎから天気が崩れるでしょう』みたいな
こと言ってる後ろ辺りから女の声で『かーくーん』って」
のっぽ「『かーくーん』ね。はい」
HERO 「『? 気のせいか…』 カリカリ(文字を書く仕草)。コンパス」
のっぽ「寸劇はいいから」
HERO 「そしたら今度は『…せんぱいっ…』って聞こえてくる」
のっぽ「ちょw …ほう。そりゃおかしな話だね」
HERO 「おかしな話だな。だからその時も空耳だろうと。
まぁ海の上だし、栄養もあまりしっかり取れてないし、
疲れもあるだろうってことで、その辺から来る
幻聴じゃないかと思ったわけだ。うちのおじいちゃんは」
のっぽ「はい」
HERO 「その日はすぐ寝たんだって。
で、次の日、インドシナ半島まで行って
マラッカ海峡を抜けようとしてたんだけど…
…マラッカ海峡だったっけ?」
のっぽ「いや、社会の成績がずんどこなオイラに聞くな」
HERO 「まぁいいや、とにかくマラッカ海峡あたりを通る時
パスポートを見せさせられるんだって」
のっぽ「へぇ」
HERO 「でそれ見せてたら、現地の人が現地語で、その、
『ユー、お前は知っているか』みたいなことを
言われたんだって」
のっぽ「何そのジャニーさんみたいなセリフ。
しかも二人称がかぶってるし」
HERO 「で、じいちゃんが『いや、知らへんで』って大阪弁で」
のっぽ「現地行っても大阪弁なんだ。
すごいな。さすが関西人…って、おじいちゃん
釧路から来たんじゃなかったっけ?」
HERO 「大阪出身、大阪育ち、釧路在住で」
のっぽ「…まぁいいや。で?」
HERO 「うん、そしたら、あ、ちょうどその頃って
光GENJIの流行った頃だったんだけど」
のっぽ「そうなんだ」
HERO 「その現地の人に
『知ってるか! 日本で光GENJIのファンが
自殺したんだ!』みたいなことをだね」
のっぽ「はぁ」
HERO 「どうも集団自殺だったみたいなんだ。
ちょっとおかしい人たちだったんだね」
のっぽ「そうか」
HERO 「ム○とか読んでるような」
のっぽ「…そこはあまり突付かないでおこう。はい」
HERO 「ファンでもちょっとキれた人たちだったんだろうな。
じさちゅして、生まれ変わって…」
のっぽ「今、『じさちゅ』って言った?」
HERO 「…自殺して、生まれ変わってカーくんと一緒になる、
みたいなことを考えるファンの人たちらしくて。
ビルの上から飛び降りたんだって」
のっぽ「ほほう」
HERO 「集団で。しかもジャニーズのあるビルから」
のっぽ「へへぇ」
HERO 「社会現象になったらしいんだ。
着てた白いTシャツに『カーくん命』って書いてたって。
マジックで」
のっぽ「えらく安っぽいな」
HERO 「そんでこう、ガーッて飛び降りて、血で
赤いちゃんちゃんこみたいになったとか」
のっぽ「ちょっとパクった!」
HERO 「で、『そんなことがあったらしいよ!
三日前の午前二時のことだ!』って言われて。
時差もあるはずなのに」
のっぽ「まぁそこは脳内補正したってことで…」
HERO 「後から解ったことだけど、その死んだ人らの中で
光GENJIを学園化していた人がいたんだってさ」
のっぽ「ああ、腐女子妄想の基本パターンだな」
HERO 「そうそう。白い学ランなんだ」
のっぽ「はい」
HERO 「カーくんが先輩で、内海とかいたよね。あと佐藤とか」
のっぽ「よく覚えてるなお前」
HERO 「背の低い人。佐藤さんだと思うんだけど」
のっぽ「佐藤さんて。友達か」
HERO 「その人は何故か先生。数学の割と冴えない教師」
のっぽ「設定細かっ」
HERO 「諸星くんがハチマキを締めた生徒会長」
のっぽ「はいはい」
HERO 「憧れの的な人で、それに対して淡い恋心を抱く
みたいな設定で妄想してたんだって」
のっぽ「ふんふん」
HERO 「だから、飛び降りる間際にそのファンの人たちは
『カーくーん』とか『せんぱーい!』とか叫んでいたそうだ」
のっぽ「ああ、なるほど」
HERO 「それをおじいちゃんが聞いたわけだな」
のっぽ「あー」
HERO 「いやー。すごい話だな」
のっぽ「んー…でも、それさ……いや、まぁいいのか。
『船乗りたちの間で語り継がれている話』だから
別に海に関係なくてもいいんだ」
HERO 「うん。ちなみにおじいちゃんは諸星くんのこと
知らなかったけど、この件で初めて
光GENJIの存在を知ったらしいよ」
のっぽ「すごい知り方だな… オイラたちが
尾崎豊の存在を死んでから知ったようなもんか」
HERO 「そうそう」
のっぽ「なるほど」
HERO 「あとおじいちゃん、ワイドショーに出たんだそうだ」
のっぽ「なんで?」
HERO 「今の証言をするためだよ」
のっぽ「そうなんだ…」
HERO 「モルジブで釣り上げたでっかいマグロをバックにこう」
のっぽ「マグロ関係ねぇぇ」
HERO 「あ、その時のビデオ家にあるから」
のっぽ「マジか」
HERO 「今はDVDに落としたけどな」
のっぽ「そうなんだ」
HERO 「あーでもこないだ引越しの時に、
どこか行っちゃったんだよなぁー」
のっぽ「あららー勿体無い」
「持 | って来い」と言われた時の 予防線を張ったヘタレHERO。 |
のっぽ「…結局、赤いちゃんちゃんこの辺りは
パクっただけで特に意味なかったんじゃ…」
HERO 「ちなみに『かーくーん』『せんぱい』もパクリだけどな。
昔何かのCDで何の関係もなく『かーくーん』とか
『せんぱい…』って入ってるのがあったんだって」
のっぽ「へぇー」
結 | 論? |
web拍手より |
<回答> モルジブ付近の海でも聴こえるラジオ局・FM大阪。 |
HERO 「結論そこかよ!」
のっぽ「いや、モルジブ近海でFM大阪が聴こえること自体
ある意味語り草だと思って」
HERO 「俺が必死に考えて喋った5分間を返してくれ」
結 | 論。 |
web拍手より |
<回答> モルジブ付近の海で聴いたFM大阪のラジオで、光GENJIのカーくん萌えな腐女子の最期の声が聴こえた。HEROの祖父談。 |
「メガマック」は肉4枚だったのに、どうして「メガてりやき」は肉2枚なの? |
と | りあえず、 メガマックって何よ。 |
HERO 「ちなみにメガマックとメガてりやきって
値段同じくらいなのか?」
のっぽ「んにゃ全然知らん」
HERO 「俺も知らんのだが」
のっぽ「オイラはてりやきバーガーセットしか食わんし」
HERO 「偏食家だな、お前」
※参考資料 メガマック 単品350円 メガてりやき 単品330円 |
HERO 「とりあえず、似たような値段設定で枚数が違うなら
あとは肉の単価が違うとかそういうことじゃないの?」
のっぽ「んー」
HERO 「てりやきの方が肉の値段が高いから、二枚」
のっぽ「んー? だったら四枚にして値段吊り上げれば?」
HERO 「いや、それはあんまり上げられないだろ。
マクドのイメージ的に言ってもさ」
のっぽ「メガてりやき:5000円とか」
HERO 「高い高い。ステーキか」
のっぽ「オイラが思うには、名前が良くないと思うね」
HERO 「うん?」
のっぽ「こっちは『メガてりやき』じゃん」
HERO 「はい」
のっぽ「『てりやき』が『メガ』なわけじゃん。
ああてりやきがいっぱいあるんだな、ってわかるじゃん」
HERO 「うん」
のっぽ「一方こっちは『メガマック』じゃん」
HERO 「うん」
のっぽ「『マック』がいっぱいあるわけ?」
HERO 「いやいやいや」
のっぽ「それはどういうことかと」
HERO 「んー、ほら、マクドナルドって正確には
『マック・ドナルド』のことでしょ」
のっぽ「うん」
HERO 「つまり『マックさん』と『ドナルドさん』がいるわけだ」
のっぽ「…いや、その二つが両方人名で、
しかも他人なのかどうかは知らんけど」
HERO 「とすると、だ。『メガマック』はマックさんがたくさん」
のっぽ「えー」
HERO 「マックさんの肉がたくさん…」
のっぽ「人肉かよ! 怖ぇよ!」
HERO 「ちなみにメガてりやきはミミズな」
のっぽ「ちょwwwまた古い都市伝説持ち出してきたなwwwww」
HERO 「…ごめん。今のはカットして」
のっぽ「いや、懐かしかったからアリだ」
HERO 「えぇー」
のっぽ「つまりアレだ。『てりやきがすごいよ』って言うのと
『マックがすごいよ』って言うのでは、
レベルが全然違うってこったよ」
HERO 「なるほど」
のっぽ「あくまで『マクドナルドがすごいんだ』と言うからには
それなりに力入れないとね」
HERO 「採算度外視でね」
のっぽ「いや、度外視はしないだろ、さすがに」
HERO 「でも利益は少ないんじゃない」
のっぽ「そうか? 各パーツの単価は知らんから何とも言えんが」
HERO 「一方でメガてりやきは、
もうちょっと利益を見込んで みました、みたいな」
そ | して明かされる 驚愕の新事実。 |
のっぽ「ていうか、これ実は間違いなんだけどね」
HERO 「え?」
のっぽ「四枚二枚って言ってるけど、これ見せかけの話だから」
HERO 「そうなんだ?」
のっぽ「うん。メガてりやき二枚って書いてるだろ。
でもこれ、実は薄ーく32枚に分かれてるんだよね」
HERO 「えぇー! え、じゃこれ二枚に見えて16枚ずつ?」
のっぽ「そうそう」
HERO 「ほう。じゃ四枚とでは比較にならないじゃん」
のっぽ「そうだよ」
HERO 「…なんだその薄いハムみたいな肉」
のっぽ「みんな一度にガバッて齧り付くから気づかないんだ」
HERO 「そうなんだ。実はそれだけで32枚あったんだ」
のっぽ「うん。今度食べる時気を付けて見てみたら良いと思うよ」
HERO 「ほほう。わかった、今度買って来よう」
のっぽ「おう。うっすーく分かれてるから」
HERO 「了解」
のっぽ「ただ、薄い肉を上からプレスしてるから
ちょっと剥がすの大変かもしれないけどな」
HERO 「あー」
のっぽ「綺麗に剥がれないかも。
水に濡れたオブラートみたいなもので」
HERO 「なるほど」
のっぽ「だから、実はメガてりやきの方がお得なんだ」
HERO 「そうか。一粒で二度美味しい、ならぬ
一枚で16枚美味しいってやつだ」
のっぽ「そうそう… って全部同じ味だけどな」
結 | 論。 |
「メガマック」は肉4枚だったのに、どうして「メガてりやき」は肉2枚なの? |
<回答> 間違い。実はメガてりやきは肉が32枚あります。 |
web拍手より |
最 | 初にHERO、 行きます。 |
のっぽ「宗教談義か。これは一歩間違えるとヤバイな」
HERO 「じゃあちょっと議論の角度を変えてみましょう」
のっぽ「ほう。どういうことでしょう」
HERO 「数学で命題を証明する方法の一つに
背理法という物があります」
のっぽ「♪ハイリハイリフレ背理法ー」 (※丸大ハンバーグCM)
HERO 「違うわ。言うと思ったけど」
のっぽ「えへへ」
HERO 「簡単に説明するとこういうことだ」
(1) AがBであることを証明したい (2) AがBでないと仮定する (3) すると矛盾が発生する (4) したがってAはBである |
のっぽ「はい。わかりやすい解説をありがとう」
HERO 「では、これを使って今回の命題を証明してみましょう」
のっぽ「はい」
HERO 「日本人が宗教を何でも受け入れてしまっていない、
とするとどうなりますか」
のっぽ「ほう」
HERO 「まずクリスマス無くなるぞ」
のっぽ「あー」
HERO 「その一週間後には正月までなくなるんだ」
のっぽ「そうだね」
HERO 「お雑煮も初詣もないわけですよ」
のっぽ「うん」
HERO 「二ヵ月後には節分もバレンタインもなくなるわけだ」
のっぽ「…あれは宗教か?」
HERO 「どうよ。これだけ行事が無いと楽しくなくなるぞ」
のっぽ「…はい。まぁ最後まで聞こうか」
HERO 「それでいいのか。質問者にあえて聞こう。
クリスマスがなくなっていいのかお前は」
のっぽ「喧嘩腰だな」
HERO 「俺はいい。毎年寂しくなるだけだったから」
のっぽ「ちょwwwwwwwwww」
HERO 「クリスマスがなければ、俺の受験の時に味わった
寂しい気持ちもなかったはずだ」
のっぽ「いや、まぁそれは」
HERO 「だから、もしこの質問者の方に恋人とかいるのなら
逆に問いたい。それでいいのか、と」
のっぽ「はぁ」
HERO 「クリスマスが味気なくなりますよ」
のっぽ「そうね」
HERO 「日本古来の宗教といえば神道だよな」
のっぽ「うん」
HERO 「それだけでいいのか。仏教もキリスト教も必要でしょう」
のっぽ「はい」
HERO 「だから何でも受け入れましょうと。
日本の憲法では幸い宗教の自由が保障されています」
のっぽ「そうですね」
HERO 「どうですか。以上、Q.E.D.!」
のっぽ「…………あのさ」
HERO 「はい」
のっぽ「もうなんかツッコミ入れるのも悲しいんだけど」
HERO 「はい」
のっぽ「今のはちっとも証明じゃない」
HERO 「あれ?」
のっぽ「単なるお前の主張じゃないか。
各種行事がなくなったら面白くないから、っていう
たったそれだけの」
HERO 「…あー」
のっぽ「背理法とか一切関係ないし。何も矛盾してないし」
HERO 「…すんません。本当すんません。
これだけの質問一つ一つに答えていてもう
いっぱいいっぱいなんです。頭が働きません!」
のっぽ「うわ、泣き言言い出した」
HERO 「すんません。ライフライン、オーディエンスのっぽ!」
のっぽ「オーディエンスなんだ。オイラ」
真 | 面目な話も 語れるんですよ。 |
のっぽ「まず基本から立ち返ってみようか」
HERO 「はい」
のっぽ「日本人は宗教を何でも受け入れるって書いてるけど、
多分、実際には誰もどの宗教も受け入れてないと思う」
HERO 「はい?」
のっぽ「本質的な意味では理解してないでしょ、みんな」
HERO 「あー。まぁある意味無宗教みたいなもんだよな」
のっぽ「そうそう」
HERO 「とりあえず人が死んだら仏教で葬式してみたり」
のっぽ「結婚式は教会で挙げてみたり」
HERO 「神式もあるしな。陣内・紀香の結婚式で
最近人気高まってきてるらしいし」
のっぽ「もういっそのこと全部一緒くたにしてしまえ」
HERO 「えー」
のっぽ「角隠しつけてウェディングドレス着ろ」
HERO 「えぇー」
のっぽ「そうそう、HEROって仏式の結婚式出たことある?」
HERO 「いや、ない」
のっぽ「オイラ、従兄弟の結婚式が仏式だったんだけど
あれはすっごい新鮮だった」
HERO 「へぇ」
のっぽ「だって、新郎新婦と参列者の前で
お坊さんがお経唱えるんだぜ」
HERO 「わぁ」
のっぽ「指環じゃなくて数珠交換するんだぞ」
HERO 「それは…すごい」
のっぽ「オイラもう、こんな体験できて幸せだと思った」
HERO 「そうか… 俺はなんか嫌だなぁ」
のっぽ「オイラも自分でやるかと言われるとさすがに
そんな勇気は出ないと思うけどな。
でもあれは面白かった。斬新だった」
HERO 「まぁまぁ」
のっぽ「話を戻すと、だからみんな
受け入れるといえば受け入れてると思うけど
受け入れてないといえば全然
受け入れてなんかいないんだよ」
HERO 「んー」
のっぽ「お前、神様信じるか? 信じてないだろ?」
HERO 「うん、まぁそうだな」
のっぽ「だろ。いたらいいなーくらいで」
HERO 「うん」
のっぽ「進化論だって信じてるし。アメリカみたいに
教育課程で教えるの禁じたりしてないし」
HERO 「まぁ真面目な話、もともと日本の宗教は神道じゃん。
で、他所から来た宗教の代表は何と言っても
仏教とキリスト教だ」
のっぽ「うん」
HERO 「仏教が来たのは確か飛鳥時代よりも前だ」
のっぽ「そうだね。聖徳太子以前だったはずだから」
HERO 「そうそう。その頃に渡来人が持ち込んだわけだ」
のっぽ「うん」
HERO 「聖徳太子ら蘇我陣営が仏教推進派、
対する物部氏が神道を守ろうとする派閥」
のっぽ「はいはい」
HERO 「結局その時の聖徳太子らの働きで
仏教が根付いてしまったわけだ」
のっぽ「うん」
HERO 「キリスト教は何といってもフランシスコ・ザビエルだな」
のっぽ「うんうん。宣教師だね」
HERO 「鉄砲と一緒に持ち込んだ」
のっぽ「同じ時代だったっけ」
HERO 「うん、同じ時代。
当時は確か織田信長が仏教を押さえ込むために
キリスト教を保護したんだ」
のっぽ「はいはい」
HERO 「一旦そこで根付いてしまった後、
江戸時代の徳川政権下では弾圧した。
けど、水面下ではしっかり広まっていたよな」
のっぽ「そうだね」
HERO 「仏教の時もキリスト教の時も賛成派と反対派がいた」
のっぽ「うん」
HERO 「片やクリスマス、片やお墓参りみたいに
信じている人と信じていない人が共存していく中で
それぞれの宗教が認知されていったわけだ」
のっぽ「んー」
HERO 「他所の国は大体宗教一個じゃん?」
のっぽ「まぁそうだね」
HERO 「でも日本は島国だから、
他所から色々な文化が入ってきたけれども
どれも中途半端に根付いちゃった」
のっぽ「うんー」
HERO 「だからいろんな文化が混ざってしまっても
それほど違和感がなかった、と」
のっぽ「ん、実際日本人って言うのは古来から
何かを学び取って自分の物にするの得意だからね」
HERO 「あー」
のっぽ「猿真似とも言うけど」
HERO 「まぁな」
のっぽ「明治維新で日本は欧米文化を
ものすごい勢いで取り入れたじゃん。
あれって本当はすごいことだったんだぞ」
HERO 「…高尚な話になってきたなー」
のっぽ「他の国だと、欧米諸国の文化に染められた挙句
最後は植民地化されるのが当時は普通だったんだ」
HERO 「うん」
のっぽ「ところが日本の場合、欧米文化が輸入されて
その後植民地化政策が始まるまでに
その文化を全部吸収して自分のものにしちゃった」
HERO 「あー」
のっぽ「欧米人が想像していた以上に
欧米文化の吸収スピードが素早すぎたせいで
もう植民地化する余地がなくなっちゃったんだな。
で、結局植民地化されずにすんだと」
HERO 「あー、良かったねぇ」
のっぽ「明治維新のスピードは世界でも類を見なかったらしいよ」
HERO 「へぇ。それが日本人のキャラなのか」
のっぽ「うん。国民性として取り入れることが上手いんだろうな」
HERO 「なるほど…」
のっぽ「だから宗教にしても、各宗教のいいとこばっかり
取ってきちゃうだけだ」
HERO 「クリスマスとか?」
のっぽ「うん。クリスマスにしたって、パーティする人は多いけど
ミサに行ってお祈りする人少ないだろ?」
HERO 「うん」
のっぽ「それは何故かというと、パーティは楽しいからだ」
HERO 「ミサは楽しくないから、か」
のっぽ「そうそう」
HERO 「いいとこ取りが好きなんだな」
のっぽ「…そう考えると、幸せな国民性だよなぁ…」
HERO 「…そうだなぁ…」
のっぽ「…でもこれ、企画的にはオチとしてつまらんよなぁ…」
HERO 「…そうだなぁ…」
のっぽ「もうお前の結論でいいや」
HERO 「えぇー」
結 | 論。 |
web拍手より |
<回答> いろいろ行事があった方が面白いから。 |
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・HEROさんにしかできない最強のヲタ芸とはどんなのもですか?
・怪談企画のお題:船乗りたちの間で語り継がれている話。
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・日本人は何故宗教を何でも受け入れてしまえるのか
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