2004年11月1日(月)   メイド喫茶レポin日本橋
 土曜日に筋を違えた腹筋が筋肉痛を併発し、今日一日悶え苦しんでましたのっぽ ゴン太郎です。負けないもん。症状治まったらまた腹筋するもん。


 さて、昨日学祭へ行く前に日本橋のメイド喫茶に寄って来たのは昨日の日記でお話した通りなのですが、今日はその詳細をレポートしたいと思います。

 ほんとはこれレポートするほどのネタができるとは思えなかったのでサラリと流すつもりだったんですけど、いざ行ってみるとまぁなんというか弄りがいがあるというか。あ、弄りがいがあるといっても以前ご紹介した楽屋裏みたいな自称喫茶店的ベクトルではなく、本当にメイド喫茶として成立している上でのお話ですのでご安心召されよ。特に自分。

 まず店の位置から説明致しましょう。一回しか書かないからよく読んでください。
 日本橋の北に位置するソフマップザウルス店の西側出入り口からヲタロードに沿って少々南に進みヲタ映像ソフト屋とエロ映像ソフト屋が対峙する十字路からなんばCITYの方向つまり西へと続く道すなわち漫画屋わんだーらんどのある筋から一本南の筋を歩いて1Fに硬派な音楽CDショップ上の階に硬派な同人誌ショップのあるビルの横のにある小道が入り口です。以上。読み返すな。一回だけだと言ったろう。

 まぁ一応看板が出ているのでそこまで来れば自ずと発見できるとは思います。

 

 さてこの小道をずずずいっと入っていきますと、周囲をビルに囲まれた秘密基地のような場所に件のメイド喫茶「CCOちゃ」が営業しておりました。

 

 おー。結構流行っておるではないか。オープンテラスにまで客がいる。晒し者か。
 そんな店の外観をしばし眺めておりますと、さっそく店員さんに話しかけられました。

店員「お客様、お一人でいらっしゃいますか?
   申し訳ございません、ただいま少々混み合っておりまして、
   もう少々致しましたらお席がご用意できると思いますので、
   お時間さえよろしければそちらの座席でしばらくお待ち頂けますでしょうか」

オイラ「あ、はい」

 素晴らしい。
 待たされるという事実にも関わらず、謙虚な言い回しのおかげで全くストレスを感じない。
 実に理想的な接客です。やるなぁ、あの兄ちゃん。

……あれ、メイドは?

 数分ほどでサクッと席が空いたようで、先ほどの兄ちゃん(以下メガネくんと呼ぶ)がメイドを呼び寄せて案内するよう指示しました。なんかこー「エミちゃーん、三番テーブルごあんなーい」みたいなイメージがダブってちょっといやんな感じです。エミちゃんて誰。

 「お帰りなさいませー」とメイドさんに言われながらテーブルに着席。
 ところでそのメイドさん、頭の上に何かついてたんですけど気のせいじゃないよね。(以下ネコミミさんと呼ぶ)

 メニューもそこそこ豊富にあり、喫茶店として十分にアリだなぁとかぼんやり考えていると、しばらくして先ほどのネコミミさんが水とお絞りを持って再び登場しました。
 水をテーブルの上に置き、膝をついてお絞りのビニールを破って手渡し。

…うっわぁー…

 とりあえずジンジャーエールとメイドパフェを注文し、待ちながら店内の様子を観察します。
 シンプルで癖のない雰囲気のせいでしょうか、意外と女性客もいました。全体で見て10%くらい。

 また壁には何冊かノートが据え付けられており、それぞれに女の子っぽい名前が振られていました。恐らくあれを介して各メイドさんとコミュニケーションを図ろうということなのでしょう。
 無ー理ー。オイラには絶対無ー理ー。ニンゲンコワイー。(えぇー)

 さらに観察していると、主に接客している店員は以下のような具合でした。

・さっきのネコミミさん
・頭にティアラをつけたメイドさん(以下プリンセスさんと呼ぶ)
・頭にメイドカチューシャをつけたメイドさん(以下カチューシャさんと呼ぶ)
・頭に三角巾をつけたメイドさん(以下給食さんと呼ぶ)
メガネくん


お前も接客するのかーー!?

 ではその仕事っぷりを見てみましょう。
 新規のお客さんが来ました。メガネくんが迎えました。プリンセスさんに案内させました。
 お客さんがきょろきょろしながら席を立ちました。すかさずメガネくんが「トイレですか? こちらです」と案内しました。
 お客さんがお勘定を頼みました。まずメガネくんが応対し、ネコミミさんを呼びました。
 車椅子のお客さんが店を出て行きました。別所に退けていた椅子をメガネくんが持ってきました。さらにテーブルの上に残された食器類を片付け、トレイの上に…

メガネくんが一番働いてるじゃんかよ!

 かなりのやり手です。メイドさんよりメガネくんに惚れそうです。
 というかこの人もしかして店長とかそういうのだったりするんかしら。

 そうこうするうちにジンジャーエールとメイドパフェが運ばれてきました。うん、まぁそれは普通に美味しかったです。弄りようがなかったです。

 パフェをつっつきながら観察を続けていると、また新しくお客が入ってきました。
 短時間に結構客が入ってくる辺り現在のところこの店は当たっているんだなぁとか思っている間に、そのお客は全身からジャラジャラジャラジャラとアクセサリーの音をざわめかせながらプリンセスさんに連れられていきました。(以下ヘビメタと呼ぶ)

 目的のテーブルは向かい合わせに椅子が二つあったのですが、それを前にしておろおろし始めるヘビメタ。

ヘビメタ「え、えーと、どっちに座ったら…」
プリンセス「え、えっと、ど、どうしましょう」

 プリンセス、お前もか。どっちでもえーやん。
 ところがそこに颯爽と登場したのがやはりというか案の定メガネくん。

メガネ「入り口に背を向けるこちらの方がよろしいかと思います」

ますますイカスぜメガネくん!


 ふと別所を見ると、近くの席に座っていた赤い服で恰幅の良い男性(以下アミノンジャー赤、略してアミノ赤と呼ぶ)に注文の品が運ばれているところでした。なんだろあれ。コップに入った紅茶かと思ったけどどうもゼリーっぽい。

カチューシャ「ご注文の、生娘(きむすめ)生贄(いけにえ)でございます」



 い、いや、多分オイラの聞き間違いだと思うんですけど。多分「木苺のなんたら」か何か。だよね?そうだと言って。

 とかなんとかオイラが一人ポッキーを吹きそうになっている間に、先ほどのヘビメタが頼んだアイスティーをプリンセスさんが運んできました。ていうかプリンセスよ、トレイは両手で持て。ぐわんぐわん揺れているではないか。恐ろしい。

プリンセス「ミルクはお入れ致しますか?」
ヘビメタ「あ、はいお願いします」
プリンセス「はい、了解致しました。でもお客さんってなんとなく入れない人のように見えますね」
ヘビメタ「そうですか? あーでも普段コーヒー飲むときはブラックですね」
プリンセス「そうなんですかー」


 なんだそのフレンドリーな世間話は。
 パフェ置いてそそくさと帰られたオイラとのこの格差は一体なんなんでしょう。全くもう。一体オイラの何が悪いと言うのだ。(多分男一人でパフェ食ってるとこ)

ネコミミ「お帰りなさいませ。お荷物お持ち致します」

 また新しいお客が来たようです。ほんと流行ってますねこのお店っていうかお荷物!?
 見ると、ゲーマーズで単行本一冊買った時くらいの小さい袋をネコミミさんが持ってテーブルまで案内していきました。つかお前ら、テーブルまで3mほどしかないじゃんか。そのくらい自分で持てよ。そしてオイラの荷物はノータッチだったのは何故。リュックだからか。まぁもし持つとか言い出しても絶対遠慮するけど。無意味に重いしオイラのかばん。

 そんな風にオイラが半分思考の海に沈みかけた時、初めて見るメイドさんが奥の厨房から出てきてスタッフオンリーと書かれた部屋に入り、メイド服から普通のゴスロリファッションに着替えて出てきました。普通かそれ。
 恐らく買い出しに出るのでしょう。メイド服を着ていかない辺り、まともな感性をお持ちのようです。

メガネ「あれ、どこ行くの?」
ゴスロリ「パシリ」

 一応店内なんだからせめてその言葉づかいはどうにかならんか。

 さて他に何かネタになるものはないかなーと見回してみたところ、自分のテーブルの上に面白いものを見かけました。盲点でした。昔の人は上手いこと言いましたね。まさに東大一人暮し。(多分灯台元暗しと言いたかったんじゃないかと)

 メニューと一緒に置かれた、この店に関する注意が書かれたカードです。早速読んでみましょう。
 えーと、撮影について。おおう、いきなり来たね。なになに、店内・スタッフの写真・動画の撮影は取材の許可をもらっていないとダメ。なるほど。

 

 つまり↑の写真は店の外の写真だからOKと。わーいやったー。
 ジンジャーエールも飲み尽くし、水を啜りながらさらに先を読み進めます。あ、水、美味いなここ。

 「スタッフのシフトに関することはお教えできません」
 「スタッフのプライベートに立ち入ることはお教えできません」
 「メイドによっては、この仕事を友人や家族に秘密にしている場合がございますので、店外でのメイドへのお声掛けはお控え下さい」


 なんか読めば読むほどハードな水商売系のように聞こえてくるわけですが。あー。強ち間違いでもないのか。いやいや。そんなことはありません。だってほら。

 「当店はあくまでも喫茶店ですのでご容赦下さい」

 ちゃんとそう書いてますし。ね。そういえば誰かがオナラした時「俺じゃないよ!」って最初に言い出した人が怪しいってよく言いますね。いえ、全く関係ない話ですけど。

 一通り読みきってやることがなくなったオイラ。そろそろお勘定の時間です。
 実はオイラこのお勘定をとっても楽しみにしていたのです。
 というのも、他の客のお勘定をしている様子を見ていたのですが、ノートパソコンくらいある巨大な電卓で計算をしているんです。どっちも電子計算機である辺り間違ってはいないように思いますが、やっぱり間違ってますね。
 うおお。それにしても巨大電卓とは燃えるぜ。さぁ来い!

オイラ「すみませーん、お勘定お願いします」
ネコミミ「はい。パフェとジンジャーエールで1150円になります」


    暗算…



ネコミミ「お気をつけていってらっしゃいませー」
オイラ「あ、はい、どうも」

 ぺこぺこしながら店を後にするオイラ。
 オイラって絶対人の上に立てない人間だなぁと再確認できたことが収穫でした。泣いてません。泣いてません。

 まぁとりあえず並み居るメイドさんがもーちょっと接客に慣れてくれれば、すなわちメガネくんの指示なしでテキパキと動ければ、かなり良質の店と言えるのではないでしょうか。
 お客とのコミュニケーションを大切に考えているところもポイントですね。でもオイラには無ー理ー。メイドさんとフランクな会話とか無ー理ー。ニンゲンコワイー。
2004年11月2日(火)   芸術を解するというのは難しいものです
 明日は! 文化の日!
 即ち! 祝日!
 ということはつまり! 休日!
 そしてオイラは! 休日出勤ー!



 そらもーテンション上がらないったらありませんが、まぁプロジェクトメンバーの中で休日出勤してなかったのオイラだけですしそろそろやっとかないとマズイかなーというのもありますが故、がんばってカシカシとキーボード叩いて来ますよ。

 聞くところによると休日出勤ちゅのは何時に出てきて何時に帰っても良いらしく、しかも私服OKですとかなかなか緩いことになっているようです。調子に乗ってBGMにCDでもかけながら仕事したろかな。


 えー、さて。(鈴木史郎っぽく)

 こないだ学祭に行った時のサブストーリー第二弾になりますが、途中の乗換駅でのことです。
 よくこういう駅舎では近所の小学校の生徒が描いた絵画や書道などが展示されるものですが、この時その駅にはまさしくその簡易絵画展が催されていたのです。

 ただこういう絵画展と言うのは、「ぼくたちの町の未来像」ですとか「ポイ捨て禁止を呼びかける広告」ですとか「6020運動キャンペーンのポスター」ですとかが、絵の具色鉛筆クレヨンその他の技法で描かれるのが慣例かと思います。もしそうでもなかったらごめんなさい。その方はオイラの知る文化圏ではないようです。

 ところが今回、件の絵画展は一線を隔していました。



 抽象画。

 白いキャンバスに黒い紙を形取って切り貼りしその周囲や上に模様をつけていくという、先生が一体どう描けと命じたのか非常に気になる技法で描かれていました。
 小学生たちの描くシュールな世界がオシャレな駅構内に一種のアウターゾーンを展開しています。まさにクラス全員総ピカソ状態!(古館伊知郎っぽく)

 それでは気になる作品を見ていきましょう。
 なお、副題はオイラが勝手につけさせていただきましたので悪しからず。




            「生命の起源」

  太古の海にたゆたう原始生物をリアルに描いた秀作です。そうに決まってます。でないと中央の生物があり得ない。なんか毛出てるし。




           「滅亡の世界」

 遠くない未来において核戦争で滅びた世界にそれでも生きる生物のたくましさを描いた考えさせられる作品です。トルストイも脱帽です。核汚染された世界で奇形化した動物たちの姿が意味深ですね。




             「狩り」

 一羽の鳥を囲むように一斉に襲いかかる、原始の民の狩りの様子が克明に描かれています。
 注目すべきは右下の人で、この時代から人類は武器すなわち道具を使っていたことがわかる貴重な資料と言えるでしょう。また、この頃の人類はやけに角張っていたこともわかります。




   「未知との遭遇」

 眩い光の中で地球外生命体に第一種接近遭遇した人の証言を基にして描かれた衝撃的な一枚です。
 単にクマさんを描きたかっただけではないかという学説もありますが、今までの作品の流れからしてそれがあり得ないということは自明の理でしょう。




   「機械帝国の逆襲」

 コンピュータに頼りすぎた人類はいずれコンピュータの反乱に遭うというメッセージを込めた物質文明へのアンチテーゼ的作品。
 上から順に、工業排気によって汚染された雲からの酸性雨が鳥や植物を死滅させ、暴走したロボットが我々人類に牙をむいた結果、人間社会は瓦礫の山と化すであろうというストーリー性を持っt


 解釈できるかこんなもーん!
2004年11月3日(水)   小公女
 休日出勤からの帰り道、一軒の民家でクリスマスの電飾がピカピカしてました。気早すぎ。お前は11月にクリスマス特集号をやる月刊誌かちゅの。

 そんなわけで、ライブドアたんvs楽天たんのバトルは楽天たん、ブッシュたんvsケリーたんのバトルはブッシュたん(暫定)、ジェンキンスたんvsアメリカ司法局たんのバトルは双方共に良い関係で終われる結果に終わりました。どれもオイラの応援していた結果だったので満足してます。
 それにしても楽天イーグルスというネーミングはなんか草野球ぽくて微妙だ。せっかくのIT企業なんだから、「楽天ウィンドウズ」くらい名乗ってくれてもよさそうなもんだが。


 さて今日は学祭サブストーリー第三弾と題しまして、その日の晩に行ったダイソーでのことを書きたいと思います。既に学祭と全く関係ないところがポイントです。

 オイラはダイソーみたいな店をじっくり見た事がなかったのですが、せっかくなのでぶらぶら見て回っているとなかなか面白いものが並んでいますね。野鳥の会が持ってるカチカチやるカウンターとかすっごい惹かれました。

 その中に、独自制作なのでしょう、童話や名作などのアニメビデオ・DVDがありました。
 さすがに低価格だけあってクオリティは期待できないようですが、たまに「かぐやひめ」とかめちゃくちゃ気合い入れて描かれている辺り侮れません。それに比べて「白雪姫」のひどさと言ったら。パッケージに写っている二人の人間のどっちが毒林檎を持ってきたおばあさんかわかりませんでした。

 そのラインナップを眺めていると「小公子」と「小公女」がありまして。
 「小公子」といえば「小公子セディ」がすぐ浮かんでくる辺りオイラはハウス世界名作劇場世代の人間だなぁと思うのですが、はてこの小公子のパッケージのどこにセディがいるんだ。まさかこの後ろで馬に跨っているちんちくりんなガキがセディなのか。馬の方がよっぽど力入れて描いてるではないか。

 で、まぁここまでは所詮画力の話ですし、クオリティを期待しない商品としては問題ないと思うのです。
 ですが「小公女」。
 これだけはちょっと画力というだけでは片付かないくらいにヤバイのではないかと思った次第でして。

 「小公女」といえば「小公女セーラ」であることはハウス名作劇場世代なオイラ的には当然のことであるわけです。突然の実家の破産により大金持ちのお嬢様から下働きの生活になり、辛い毎日を送りながらも健気に耐え忍び優しさと気高さを失わないセーラの姿には涙を禁じ得ませんでした。


 ↑これがセーラ。

 そして、これがダイソーの「小公女」です。





 これは絶対何か企んでいる顔だ。
2004年11月4日(木)   フネの会社です
 帰宅途中の電車の中にサザエさん一家がいる!と思ったら広告でした。
 
 フネ「カツオ、将来、就職するんなら、日本郵船がいいんじゃないかい。」

 なんちゅう会話してんねんとか「日本郵船」だからおフネさんなのかとかいろいろありますがそんなのはどうでもいいです。オイラはバックのカツオの絵が気になって仕方ない。
 ちょっと場所を移動してみると、別のバージョンもありました。

 フネ「ワカメ、将来、就職するんなら、日本郵船がいいんじゃないかい。」

 お前自分の子供を全員日本郵船に就職させるつもりかとかワカメの意味深な笑みはなんだとかいろいろありますがそんなのはどうでもいいです。オイラはバックのワカメの絵が気になって仕方ない。あとフネさんの絵が使いまわしなところも気になって仕方ない。
 さらに場所を移動してみると、また別のバージョンがありました。

 フネ「サザエ、あたしがいるから、サザエがいるんだよ。タンカーがあるから、石油も来るんだよ。」

 洗い物しながら一体何の会話をしてるんだとか結局何が言いたいんだとかサザエのやっぱり意味深な笑みはなんだとかいろいろありますがそんなのはどうでもいいです。オイラはバックの…ちょっとピンボケしててわかりにくいですが、石油ストーブとボールで転んだタマとごはんの絵が気になって仕方ない。特にごはん。
 さらに場所を移動してみると、もひとつ別のバージョンがありました。

 フネ「マスオさん、いつかは、サザエを世界一周クルーズに連れていってやってくださいよ。」

 バックのバラが(以下略)。

 とにかく、おフネさんがボケた怪しい宗教に入ったような広告でした。以上です。
2004年11月5日(金)   磯野家の真実
 昨日のサザエさん広告を見ながらぼんやりと考えていたのですが。

 サザエさんの世界はサザエさん時間ですので、いつまで経っても誰も年を取りません。波平さんがアルツハイマーになることもなければ、タラちゃんが小学校に上がることもなく、イクラちゃんに至ってはまともな言語を喋ることすらありえないのです。可哀想に。合掌。ちーん。

 しかし本来生身の生活を送る人間であれば成長を続け、人生の階段を上っていくはず。
 例えば、カツオくんが結婚相手を連れてくることだってあるわけです。
 今日の話はそこから発展して出来上がったものです。


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カツオ「ただいまー」
サザエ「おかえり。あら、こんにちはカオリちゃん」
カオリ「お邪魔します」
カツオ「姉さん、父さんいる?」
サザエ「居間にみんないるわよ。どうかしたの?」
カツオ「大事な話があるんだ」
サザエ「?」

カツオ「僕たち、結婚します!」
ワカメ「ええっ!?」
サザエ「本当!?」
マスオ「そうなのかい!?」
カツオ「うん、二人で話し合って決めたんだ。ね?」
カオリ「うん」
ワカメ「わぁ、おめでとうお兄ちゃん!」
カツオ「えへへ、ありがとう」
マスオ「そうかぁ、とうとうカツオくんも結婚する年になったか。おめでとう」
サザエ「カオリちゃんなら安心だわ。不出来な弟だけどよろしくね」
カツオ「もう、姉さんったら」

マスオ「いやあ、ほんとにめでたいですね、お父さん」

波平 「だめだ」

マスオ「えっ」
波平 「お前たちの結婚はわしが許さん」
カツオ「ど、どうして!?」
サザエ「そ、そうよ父さん。ねぇ、母さんも何か言ってやってよ」
フネ 「…ごめんなさいね。これは仕方がないことなの」
カツオ「そ、そんな!」
サザエ「ど、どうしてよ!」
波平 「サザエ、お前の名前は何だ」
サザエ「今自分で言ったじゃない」
波平 「いいから答えなさい」
サザエ「サザエ…です」
波平 「カツオ、お前の名前は」
カツオ「カツオだよ。それが何だって言うの」
波平 「ワカメは」
ワカメ「ワカメ…」
タラオ「タラちゃんはタラちゃんです!」
波平 「タラちゃんは答えなくていい」
タラオ「残念です…」
カツオ「一体、名前がどうしたのさ」
波平 「いいか、カツオ。磯野家の人間は代々海に関する名前がついているんだ」
カツオ「えっ」
波平 「波平、サザエ、カツオ、ワカメ…わしの兄貴の海平兄さんだってそうだ。
    そしてそれは結婚して磯野家に入ってくる人間にも言えることなんだ」
カツオ「じゃあ、カオリちゃんが海に関する名前じゃないからダメだって言うの!?」
波平 「そうだ」
カツオ「そんなの無茶苦茶だよ! どうして名前なんかで反対されなきゃならないのさ!」
波平 「磯野家のしきたりなんだ。諦めなさい」
カツオ「そんな、ひどいよ!」
波平 「どうしても結婚したいと言うのなら、磯野家を出て行くんだ!」

マスオ「まぁまぁお父さん、いいじゃないですかそんな古いしきたりなんて…」
波平 「マスオくん…今だから言うが、わしは君のことが気に入っておったんだ」
マスオ「え? い、いきなりなにを」
波平 「サザエが君を連れてきたとき、わしは君を是非婿養子に迎えたいと思った」
マスオ「はぁ」
波平 「しかし、残念ながら君も名前の壁があったんだよ」
ワカメ「えっ、どうして? マスオ兄さんには魚の"マス"が名前に入っているじゃない」
波平 「ワカメ。マスは川魚だ
ワカメ「!!」
波平 「だからマスオくんを磯野家に迎えることはできなかった。
    しかし、幸いなことに君の苗字はフグ田だった」
マスオ「え」
波平 「そう。君が"フグ田マスオ"だからこそ、この磯野家で一緒に暮らすことができたんだよ」
マスオ「そ、そうだったんですか!?」
サザエ「知らなかったわ…」

波平 「わかったか、カツオ。残念だが諦めなさい」
カツオ「ちょ、ちょっと待ってよ! じゃあ母さんだって微妙じゃないか!」
サザエ「カツオ!」
カツオ「母さんは"フネ"だろ。船なんて川でも池でも浮かんでるじゃない!」
フネ 「カツオ…」
波平 「…確かに、お前の言うとおりだ。
    実際、母さんと結婚する時にはお前のおじいさんと言い争ったものだ」
フネ 「でもね、カツオ。お父さんは必死に説得してくださったのよ」
波平 「そうだ。母さんは、川や池に浮かんでいるようなちっぽけな存在じゃない。
    わしにとっては戦艦大和のように大きな存在なんだ。
    そう言って父さんの父さんに認めさせたんだ」
フネ 「ええ、そうでしたね。あの時はとても嬉しかったわ」
カツオ「そ、そうなんだ…」
ワカメ「わぁ、お父さんかっこいい」
タラオ「おじいちゃんすごいですー!」
波平 「だがカツオ。カオリちゃんの"カオリ"という名前には海に関する言葉が入っていない」
カツオ「うう…」
波平 「残念だが、諦めなさい」
カツオ「そ、そんなぁ…」
カオリ「カツオくん」
カツオ「か、カオリちゃん…」
カオリ「大丈夫よ。私に任せて」
カツオ「えっ…で、でも…」
カオリ「おじさま。私の話を聞いてください」
波平 「いいだろう」
カオリ「確かに私の名前に海に関する名前は入っていませんわ」
波平 「うむ」
カオリ「ですけど、私が磯野君のお嫁さんになったら何て名前になると思います?」
波平 「名前? えーと、磯野カオリ…」

カオリ「そう。"磯の香り"になるんです!」
全員 「あっ……!!」

波平 「………」
カツオ「………」
波平 「おっけぃ!」

カツオ「変わり身早っ!!」
2004年11月6日(土)   えくすたーん
 というわけで休日出勤してきました。

 出勤も帰宅も自由で良いって言うのに、結局残業つくくらい働いてますよオイラ。
 朝家を出る時は早く終わったらどっか寄り道しよーとか呑気な事考えてたりするんですが、全然終わりゃしねぇ。そりゃさしものオイラも腐るってもんですよ。周り誰もいないし。もー音楽CD聴きまくり。なんか悔しかったからついでに歌ってやった。ドーリルでルンルンクルルンルン!(よりによってそんな歌)

 そんな感じでやる気ごっそり減退中なので、仕事でC言語のソースと格闘しているうちに思考が変な方向に飛んでいった結果できあがったものでも紹介して今日は終わります。ここんとこ長めの日記多かったし、まーいーんじゃね?


 ちなみに腰から飛び出ている物は、extern文にはちゃんと忘れずセミコロン( ; )をつけないとだめだよ☆ということを表しています。プログラムする人でないと通じないネタでごめん。
2004年11月7日(日)   さすがプロ
 なんか昨日休日出勤して、最近のオイラは休日をあまりに堕落して過ごしすぎだと痛感しました。いけませんね。いけません。もっと充実した一日を過ごさないと。そう思いながら今日は昼一時に起きましたのっぽ ゴン太郎です。オチが見え見えですか。そうですか。


 今日は前々から壊れっぱなしだった自転車のライトを修理してきました。自転車屋に持っていって。正確には、前の台風のときに半壊したラーメン屋の隣の自転車屋に持っていって。(そんなローカルな情報は要りません)

 自転車屋のおじさんに見てもらったところ、ものの2秒で「電球切れてるね」と看破され、さっくり1分とかからず電球を付け替えられました。おまけに発電機がヤバめだとも教えられました。さすがプロって感じですね。
 あんまりあっさりと終わりすぎて拍子抜けっつーか、これだけのためにオイラは二回も夜中警察に止められたのかと。高校生の頃ならともかく社会人になってからも止められるとは思わなかったよ。

 んでまぁもののついでにってことで、最近右のブレーキの効きが悪い事を相談してみました。
 するとおじさん、ブレーキを握ってみて「ゴム減ってるね」と即答(一秒)。
 あんまりあっさりしすぎて、雨の日に自転車が止まらなくて死にかけたオイラのこの数年間はなんだったんだとかいろいろ考えました。さすがプロって感じですね。

 早速ブレーキゴムを取り外し、新品と並べて見せてくれたおじさん。
 あーなるほど、確かに全然ゴムの厚みが違うというかオイラの自転車に付いてた方はゴム減ってるどころか「無い」じゃん。これでブレーキかかる方がおかしいぞ。

 とにかくゴムを新しくしてもらい、いざ自転車に乗ってみるとまぁよく効くこと。あらびっくり。ブレーキの感触ってこんなだったのね。さすがプロですね。
 でもそう考えると、左のブレーキもかなりヤバイんじゃないかしら。なんだか左右のブレーキの感触が全然違ってすっごい変な感じです。いやん。まぁいいや。

オイラ「ありがとうございましたー。えーと、おいくらですか?」
おじさん「えーと。じゃあ1000円で」

 おっさん、丼勘定やな。さすがプロ。
2004年11月8日(月)   元々は生きるか死ぬかのチェイスソングなんだよ
 今日はお仕事関係でいろいろと失敗が続いて凹みモード。ボコッて音がするくらい凹みモード。そういえばネコミミモードがDAMに配信されたんですってね。いや、関係ないけど。

 昨日ここの人との話の流れでおっさんの絵を描くことになったので帰りの電車の中でしこしこと描きました。どうでもいいけど隣に座った女の人、顔をこっちに向けて寝るからどきどきしたよ。絵描いてるの覗かれてるのかと思って。



 えーと。
 ただおっさん描くだけでは見てる方がつまらないと思ったのでシチュエーション作ってみました。設定はこうです。


 その国では戦争や内乱が絶えず、男は命からがら激戦区から脱出しました。
 薄暗い森の中で息を潜めつつ傷を負った体を休めていると、ふと人の気配。とっさに身構えますが、草むらから出てきたのは小さい女の子でした。

 話を聞くとその少女は戦争孤児で、森の中をさ迷い歩いていた様子。
 会話を続けるうちに二人はだんだんと打ち解けていきます。小さい体に似合わないイヤリングは母親の形見だとか、歌を歌う事が大好きだとか、そんな他愛無い話でもその時の二人には楽しい時間でした。

 しかしそんな安らかな時間も長くは続きませんでした。
 突如現れた敵兵。敵の数は多い。絶体絶命。もう自分は逃げられないかもしれない。しかしこの少女を巻き添えにするわけには。

 そして男は覚悟を決めました。
 少女に逃げるよう指示し、自分は敵兵に特攻していったのです。

 一方必死に逃げた少女は、激しい銃撃の音に身を震わせながら森を抜けました。
 そこは一面の花畑。
 少女は、身を呈して自分を助けてくれた名も知らぬ男の身を案じます。

 しばし後。
 少女が人の気配を感じて花畑に隠れます。
 その気配、森から出てきたのは自分を助けてくれた男でした。嬉しさの余り涙ぐみながら飛び出して、少女は男の元に駆け寄ります。

 少女が無事である事を見て安心した男は、そのまま、どうと倒れました。

 悲痛な顔で男の元に駆け寄る少女。
 男は銃で撃たれて全身から血を流しており、とても助かるとは思えません。
 しかし男はそれでも少女に微笑みかけ、少女に何かを手渡しました。

 それは、少女のイヤリングでした。
 夢中で逃げているうちに少女が落としてしまったものを、男が道中拾ってきてくれたのです。
 ありがとう、ごめんね、泣きながら少女は男に縋り付きました。

 男は言いました。
 泣くんじゃない。俺の分まで生きぬくんだ。俺の命をお前に託したんだから。
 泣きながらうなずく少女。男はさらに言います。
 死ぬ前に、一度お前の歌を聞きたい。歌ってくれるか?

 少女は泣きながら、それでもしっかりとした澄んだ声で、歌いました。
 男はそれを聴きながら、安らかな顔で息を引き取っていきました。


 ――そして数十年後。
 彼女はこの思い出を歌にしました。その歌は今でも全世界で親しまれていると言うことです。


 ♪ある日 森の中 くまさんに出会った
 花咲く森の道 くまさんに出会った…
2004年11月9日(火)   続・くまさん
 左手親指の根元の筋が痛い。(そんなミクロな症状をこんなとこで訴えられても)

 はい。そういう感じでごっつあんです。のっぽ ゴン太郎です。
 今日のお仕事は出向先の社員さん(強面)とサシで向かい合って丸一日C言語のソースとにらみ合うというものでした。尋常じゃなく魂が擦りきれました。今なら神すら殺れる。

 そうそう、ものすごい私事で申し訳無いですが今日プロバイダのODNに電話しまして、ADSLへの移行を進めてもらう話になりました。このままあの悪名高きYahoo!BBに突入する事になっています。
 なんたら言うキャンペーンに乗っかった形で、回線状況がダメダメでもタダで元の状態に戻してもらえるらしいのでまぁとりあえず安心かにゃと言った所。もし唐突に日記が更新されなかったら回線に何かあったと思ってください。


 さて今日は特に日記に書く事も決めていないので昨日の日記を引っ張ってみたりしますが、何はさておきとりあえず珊瑚さん、紹介してくださるのはありがたいけどいきなりオチをばらしちゃいやん。
※2004/11/11追記…その後修正してくださいました。ありがとうございます。

 昨日のネタは常日頃「森のくまさん」の歌詞って電波っぽいなぁと思っていたのが発端なのですが、というか既にそこから本格的な設定を考察した先人もいたりするわけですが、それをオイラなりに解釈した結果がアレです。
 ポイントは、歌がそのまま事実を表しているわけではなく、作者がやんわりと表現にフィルタをかけていると仮定したところ。名前を知らないおじさんを「くまさん」と表現したりとか。

 ちなみにこの「森のくまさん」の歌詞が電波っぽいのは、偏に日本語の歌詞を作った翻訳家のせいでして、英語の元の歌詞は全然違う内容になっています。詳しくはこちらを読んでいただけるとよく理解できると思いますが、まぁ簡単に言うと「俺vs熊」ってことです。わぁ、簡単。


 そういやなんか過去ログを置いてあるglobetownのサーバが昨日からてんで繋がらないので、回復するまで昨日の日記もトップに置いときます。業務連絡。それにしてもglobetownは時々思い出したようにトラブるよなぁ。田代まさしかお前は。
2004年11月10日(水)   夢が叶う国へ 遥かな次界へ
 こないだ日記に書いてchoirisさんのみならずカトゆーさんにまで紹介されて少なからず嬉しくて生きる希望すら沸いたフネさんの会社の広告ですが、僕秩さんとこでも弄られてました
 話には聞いてたけどあの広告って全国展開してるんだなぁ。あと写真がうちみたいにピンボケしてないあたりはさすが写真サイトだと思いました。クリアな画像はあちらで見ると良いと思うよ。



 それはそうと。





 ビックリマンDVD化
 きたきたきました! きましたよ!
 ついにあの幻のTVアニメ「ビックリマン」がDVD化されます!

 ああ、思い起こせば幾星霜。
 日曜の朝に毎週ビデオを予約し続けた懐かしの日々よ。チャンネル設定を間違って涙を流した痛い記憶よ。テープが足りなくて途中までしか見られなかった悔しい思い出よ。ビデオが故障して発狂しかけた過ぎ去りし日のメモリーよ。

 それら全てが報われる時が、今そこに!
 三万円の出費で報われる日が、今そこに!(オイラにとっては天文学的金額です)


 ただこれざっと見た限りですけど、全然話数足りてないよね。DVD6枚組で42話。約一年分。まだ天聖界の中をうろうろしてた頃と違うか。あと「ビデオ未発売」と書いてありますが、正確には途中まで出たことがありまして多分それも最初の一年分くらいしか出てなかったんじゃないかと。
 あー推測並べても始まりませんね、ちょっと調べてみます。


・・・・・・(調査中)・・・・・・


 はい。調査結果出ました。
 42話は「全員集合!七助」というサブタイトル。ヘッドロココが羽つけたバージョンになるとこですな。天聖界は既に出ていて、アリババ神帝が捕まっちゃってて、次の話に魔胎伝ノアが出てくるあたりです。
 ちなみに全部で75話あり、VHSビデオの方は48話「源層界からの使者」までを収録した11巻でリリースが止まっています。生殺しとはこの事です。


 しかしそれにしても、まさしくビックリマン世代であるオイラにとっては非常にそそられる。食指動きまくりです。中指辺りが特にやらしい動きをしています。そう言えばヤフオクでビックリマン全話録画したビデオを出品してた猛者もいたなぁとか思い返したりしてます。さっきから頭の中で「ドリーミング・A.・GO-GO」がエンドレスで流れてます。

 そういうわけで、わくわくしながら来年3月21日の発売を待つ所存。
 また十字架天使に萌え、クロスエンジェルに萌え、アローエンジェルに萌え、ストライクエンジェルに萌えることができるんですのね!(全部同一人物です)(語尾に「ですの」がつくのはお約束)(ていうか語尾の記号化ってこの頃から既にあったんだなぁ)
2004年11月11日(木)   金太郎
 今日仕事場のトイレに行ってバックでかかっているオルゴール的BGMに耳を傾けてみたら、天空の城ラピュタのED「君をのせて」とパズーが劇中で吹いたトランペット曲のメドレーでした。なんだその力の入れ具合。のっぽ ゴン太郎です。作った人グッジョブ。

 出向先の社員さん(強面)とサシで向かい合って丸一日C言語のソースとにらみ合う作業がやっと終わりました。疲れた。疲労困憊。そんな自分に乾杯。思い出がいっぱい(清々しいほど関係なし)。

 なもんで今日はもー日記をまともに書く気すら起こってこないのですが、そうそう、書こう書こうと思ってすっきりさっぱり忘れていたことがあるのです。

 だーいぶ前にちらりと書きましたが、「金太郎」の話が幼児向けの絵本ではどうなっているんだろうとずっと気になっていました。というか金太郎の話を最後まで知ってる人ってどんだけいるんだというのもありますけど。

 で、こないだ学祭行った時、夜にダイソー行ったじゃないですか。
 その時に童話の絵本とかも並んでいたので、ちょっと確認してみたのです。金太郎の話。
 さすが幼児向けだけあってものすごくかいつまんだお話になってましたが、大体こんな感じでした。

・やまで、きんたろうがおかあさんおとうさんといっしょにくらしていました。
・きんたろうは、まいにちどうぶつたちとあそんでいました。
・あるひ、わるいくまがやってきました。
・きんたろうが、くまとすもうをとってやっつけてしまいました。
・くまはごめんなさいとあやまりました。
・またみんなであそんでいると、みちがとぎれていました。
・きんたろう、ちかくのきをたおしてはしをつくりました。
・みんなわたれました。
・それをおさむらいさんがみていました。
・きんたろうはそのおさむらいさんのけらいになり、さかたのきんときとなりました。


 すげー!
 一応ちゃんと最後まで話になってますよ!

 侍の家来になる紆余曲折こそ違えど、坂田金時になるところまできちんと書かれているとは思いませんでした。侮り難し幼児。大人でもなかなかそこまでちゃんと知ってる人いないのにねぇ。え。何。こないだトリビアの種で取り上げられてた。知るかよこちとらその時間帯は仕事だっつーの!(逆ギレ)
2004年11月12日(金)   かるーく
 今日は定時帰宅デーちゅことで久々に定時上がり。同僚らと梅田のヨドバシカメラやソフマップに寄る余裕すらありました。ヨドバシのゲームパッドのコーナーで、なんかデモ機が置いてあったからついボタン押したら突如「忍者じゃじゃ丸くん」が始まってしまいついついプレイしてしまったりしました。だけどじゃじゃ丸くんに皿女なんか出てきたっけ。

 それにしてもヨドバシで天井から吊り下げられた同じ模様の広告が延々ずらーっと並んでいる光景はものすごかった。無限ループというか、なんか合わせ鏡の間に立っているような気分でした。そして梅田のソフマップさんよ。未だに「CLANNAD 4月28日発売!」の広告が置いてあるのはちょっとどうか。


 ちょっと前の事なんですが、電車の中のステッカー広告にふと目が止まったんです。


 「株式会社エロムード」





 エロムードですって!エロいムードですって!
 きゃあ、なんてやらしい会社なのかしら。不潔よ!

 …と思ったら「株式会社エムロード」の間違いでした。既に広告自体が無くなってしまったので写真に撮ってきようもなくなってしまったのですが、多分建築系か旅行系だったと思います。そしてこのネタは出オチなのでこれ以上広がりません。悪しからず。


 そんな感じで今日の日記はこの程度でかるーく。明日ちょっと初体験しに行って来るので少なからず緊張しているのです。
 そういやヨドバシで木製キーボードを見付けたよ。約一万円。うーん。キーボードは要らんからマウスが欲しいです。それでも約7000円か。高いなぁ。
2004年11月13日(土)   初体験
・今日は、日記にまとめ辛いくらいいろいろあった日恒例の箇条書きでお送りします。

・朝、8時に起きてうだうだ支度して家を出発。
・今日は荷物を多くしたくなかったので、いつものリュックサックではなくウェストポーチで。
・ただしリュックに常備していたゴン太くん人形はちゃっかりポーチに付け替えた。
・梅田着。財布が心許なかったので銀行でお金を下ろす。
新札キター!
・携帯で連絡を取り、今日のメンバーと合流。

・メンバー1、RANさん。今回の首謀者。腐女子。関東出身。コスプレ娘属性および寝惚け娘属性装備。
・メンバー2、にゃんさん。RANさんの彼氏。関西側。以前カラオケで聴いたメタルな歌声がすごかった。

・男二人+女一人のドリカム構成です。
・合流したと思ったらいきなり日本橋へ移動。
・一軒目、開店直後のアニメイト。
・…に向かう途中で数々の誘惑(店頭のチラシなど)の引力に引き寄せられるRANさん。
・あーあ、とうとうガンダム専門店に入っていったよ。
RAN「キラくんがいなーい」
・吉良上野介…なわけないよな。
・ロボに燃えるにゃんさんとキャラに萌えるRANさん。いきなり趣味の不一致か。
・アニメイトへ移動。
・ずんずんと奥へ入っていくRANさん。目指すは女性向同人誌コーナー。
・携帯を取り出して地元の仲間に購入物品の確認をするRANさん。なんでそんなに生き生きしてますか。
・アニメイトの次はKブックス。オイラは初めて店内に入った。
・あっと言う間に二階女性向同人誌コーナーに消えるRANさん。後を追うにゃんさん。
・どうせ帰りは通るだろうから、一階の一般本コーナーのCG描き方講座を立ち読みして待つ。
にゃんさんだけ帰ってくる。
にゃん「だめだ。俺には全部同じ絵に見える…」
・しばらくにゃんさんと漫画家の善し悪しについて議論して待つ。
RANさん帰ってこない。
・二階に上がってみる。いないし。
・三階グッズコーナーにて発見。捕獲。
・あ、びんちょうタンフィギュアやガチャピンフィギュアがバラで売ってる。
・男性向け同人誌コーナーではびんちょうタン本も発見。うーむ。案外侮れないな、Kブックス。
・餃子の王将で昼ご飯。そういえば関東には餃子の王将ってないのか。
・それにしても不自然なくらい店員が中国人だらけでした。
・王将を出て次に向かうはまんだらけ。
・にゃんさん、中古ファミコンカセットに惹かれまくる。
・RANさんはさらに同人誌を物色。
・普段ぼーっとした印象なだけに、同人誌を漁る時の手つきの俊敏さが異様。
・余談ですがまんだらけの店員のコスプレ、Kanonの倉田佐裕理でした。
・店員がかがむと普通にスカートの中が見えました。
・カボチャパンツでした。ちょっと待て。
・まんだらけを出て、にゃんさんの希望によりイエローサブマリンに移動。
・さらに二軒目のイエローサブマリンに移動。
・さらに三軒目のイエローサブマリンに移動。潰れてた。
・その道すがらにあった同人誌店の引力にRANさんが引っ張られる。
・続いてゲーマーズへ。というかこれまたRANさん引力で入店。
・にゃんさん、フィギュア数箱ご購入。ガチャピンを含む辺り、見所ある。
・オイラは店頭デモで流れてたTVアニメAIRの映像に釘づけ。かなり出来良いぞこれ。
・店を出た時、何気に真黒鳥くんを見かける。
・彼はいつも唐突に偶然見かけるので油断ならない。いわば隠れボーナスキャラ。
・さらにぶらぶらと日本橋のオタロード散策。
・RANさん引力によりコスパに入店。こんな時じゃないと絶対入れない店だ。
・うおお。AIRやCLANNADの制服が。巫女服が。日本刀が。すげぇ。
RAN「4万かぁ。高いなぁ」
見方の違う人がいる! いや、むしろここではオイラが異端児なのか。そうなのか。

・2時半。ぼちぼちといい時間になってきたので北上。
・せっかくなので道具屋筋を通る。RANさんはかなりいい感じのリアクションであった。
・人だらけの商店街をさらに北上。戎橋が大改装中になってました。
・さらに北上。そして心斎橋着。
・実は今日は桃井はるこ(UNDER17)のライブに来たのでした。
・UNDER17(略してアンセブ)ファンのRANさんの呼びかけにより、オイラも参加したと言う形。
オイラ「あそこのパルコって建物の八階が会場ですよ」
RAN「なんの?」
オイラ「あんた今回何しに大阪まで来たんだよ!」

・ちょっと時間があったので隣の三木楽器に入店して暇つぶし。
・電子ピアノがあったので試弾してみた。
・しかし、ぱっと思い付いて弾いたのが「ドラえもんのうた」ってどうよオイラ。
・RANさんと二人、パーカッション楽器をおもちゃにして盛りあがる。カウベル久々に見た。
・にゃんさんが電子ドラムを叩くのを聴かせてもらう。ドラマーだったのかにゃんさん。

・三時半頃、エレベーターでパルコ八階に上る。
・ライブ自体は五時開場なんですが、グッズ販売があるらしいのです。
超並んでた。
・会場入り口からずらーと並ぶ列の最後尾を探して移動。
・階段に出た。
・階段を降りた。
・階段を降りた。
・階段を降りた。
・階段を降りた。
・やっと最後尾発見。5階て。
・じりじりと進む行列で根気良く待つ御一行様。暑い。
スタッフ「グッズ販売は4時半で打ち切らせていただきまーす」間に合うかな。
スタッフ「4時半の段階で、まだ並んでいる人も全員一旦解散させていただきまーす」なにー!
スタッフ「ご了承下さーい」ここまでしんどい思いして並ばされて、納得できるかっ。
・途中、グッズを買う気のないにゃんさんが列を離れる。
・というかヲタがずらずら並んでいる状況に馴染めないぽい。
・一方で完膚なきまでに馴染んでいるRANさんがいたりして。
・今のうちに、買っておいてもらったチケットの代金をRANさんに払う。
オイラ「いくらですか?」RANさん「4900円です」オイラ「じゃあとりあえず一万円」RAN「はい五千円」
両者とも出したのは新札。
・オイラはとりあえず記念にとパンフレットだけ購入。3000円て。3000円て。3000円て。
・特典としてサイン入り色紙がついてくるらしいアンセブのCDを前に悩むRANさん。
・とりあえずRANさんは放っておいて会場の外に出る。
・そこではにゃんさんが険しい顔をして立っていました。
にゃん「なんで眼鏡比率がこんなに高いんですか…」
・ヲタだからとかヲタだからとかヲタだからとか色々理由はありますが、そもそも桃井も眼鏡だ。
・やがてRANさんも出てくる。
RAN「売ってるTシャツ、東京の時は黒かったんですよ! 大阪では黄色になってる!」
そんなこと言われても。
・一旦一階に下りて、今日の戦利品を含む大荷物を置いておくためにロッカーを探す。
みんな考える事は同じですね。(どこも空いてなかった)
・RANさん、上着を脱ぎ、さっき買ったTシャツを着込む。
・見れば、辺りにいる群集の中にちらほらと同じTシャツの姿が。つかこれ全員ライブの客か。
・RANさんが出したチケットの整理番号を確認したら549番と書かれてありました。
・少なくとも500人は入るということか。大丈夫か心斎橋パルコ。
・そうこうするうち大団体がゲルマン民族の大移動を開始。
・オイラたちもぞろぞろと参加。しかしこの人数をどうやって整理するんだろう。
スタッフ「ライブの方はこちらの階段からお上がり下さーい」なにー!
スタッフ「チケットの整理番号を確認して、その順番にお並びくださーい」無茶言うなよ。
スタッフ「階段の壁に大体の目安の番号をふってありますのでー」客頼りかコラ。
・大体550番くらいっぽいところまで上る。まだ2階にも辿り付いてません。
・当然ながらどんどん人が埋まってくる。RANさん、人波の中で溺れかける。
・もうなんかね、朝の通勤ラッシュって感じ。多分上の方で一人がこけたらみんな死ぬ。
・暑い。超暑い。運営スタッフに殺意を覚える。
・RANさんの「コミケのスタッフを連れてきたいよ」というセリフが異様な説得力。
・ぎゅうぎゅうに埋まってきたところで、若い番号の人が上に上ろうとするとものすごく大変。
・逆に上まで上ってから自分の番号がもっと下だと気付いて引き返す人には超ブーイング。
・ところでさっきから気になってるんですけど、ちょっと前の方に並んでいる人、AK1くんと違うか。
・声をかけるにも微妙な距離だったので確証取れないまま見失う。
・上の方から拍手が伝播してくる。どうやら開場したらしい。
・やっと列が動き出した。空気が少し動くだけで生き返る。生きてるって素晴らしい。
・どうでもいいがこの階段ちょっとヤバくないか。
・斜め上を見上げたらロリータ服着た女子の人のスカートの中が見えたぞ。
またカボチャパンツだったけど。今日はパンプキンデーと定義す。
・三人とも既に疲労困憊。
RAN「ああ、もうすぐゴールだ」
オイラ「ていうかまだ始まってませんから」

・いかん、想像を遥かに超えて長くなった。
・というわけで続きは明日に。
・ちなみに明日オイラは親戚一同雁首揃えて従兄弟の新居に行ってきます。
・名付けて「新婚夫婦の愛の巣を見学した後独り身を重く実感して凹んだ挙句赤ちゃんと寂しく戯れるツアー」です。夕陽のバカやロー。
2004年11月14日(日)   初体験(続き)
・そんなわけで昨日の続きです。
・ここまでのあらすじ。
・RANさん(腐女子なひと)、にゃんさん(メタルなひと)と合流。
・店員が中国人だらけ。
・カウベル久々に見た。
・大丈夫か心斎橋パルコ。
・今日はパンプキンデー。
・夕陽のバカやロー。
・そんな感じで。

・相変わらず男二人女一人のドリカム状態で、いよいよ会場であるクラブクアトロに足を踏み入れます。
・ちなみにさっき買ったパンフレットには今回のライブツアーのロゴが。

UNDER17 LIVE TOUR 2004 そして伝説へ…

ものすごいパクリよう。
・バックのローマ数字はUNDER17の「17」か。なるほど。
・さて今回オイラは生まれて初めて「ライブ」というものに参加しました。
・一応素で行くのは不安だったので、前もってライブとはどういうものか調べました。
「ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!」「ひろみひろみひろみ! アーッ!! ああーっ!!」
こ、こわいよう。
・ライブってこんな恐ろしいところだったのか…ガタガタ。
・戦地に赴く覚悟で来ました。テロ(熱狂的ファンの奇行)には屈しません!

・入り口をくぐるとロッカーがあったので、これ幸いと大量の荷物を詰めこむ。主にRANさんが。
・入るときに貰った光る棒(サイリュームっていうのか)を腰に差してとりあえずトイレへ。
・なんとなくライトセーバーを携えているみたいでかっこいい。
・入り口で強制的に買わされたワンドリンクチケットを持ってカウンターに並ぶ。
・目の前に和服を着た男の人が並んでた。(以下サムライさんとする)
・何気に仲良くなる。この人は爽やかなナイスガイであった。
・ステージの辺りは既にとんでもない数の人の群れが出来あがっていた。
・サムライさんの先導で真ん中辺りまで潜り込む。
うわぁ。なんかもうみんな汗かいてるよ。
・それにしてもなんですね。ヲタのオーラをひしひしと感じる面構えがいっぱいでした。
・オイラたちが陣取ったのは柱の横。
・柱の後ろはステージが見えないので誰もいない。(=いつでも逃げ出せるスペースがある)
・RANさんにサイリュームの使い方を教わる。
RAN「途中で折るんですよ」オイラ「えっ、真っ二つに?」RAN「いや、それは違う」
・軽く折ると、棒の二重になっている内側のケースが割れて二種類の薬品が混ざる仕組みらしい。
・なるほど。うまく考えてあるなぁ。
・それにしてもこれ、さっきライトセーバーって言ったけど、工事現場の警備員が持ってるやつにも似てる。
・いやん、一気にしょぼくなった。
RAN「あれ、のっぽさん折らないんですか?」
オイラ「なんか、ギリギリで折らないと負けのような気がして」
RAN「何の勝負ですか」
・すぐ傍にいた背の低いいかにもな人(以下ゴブリンさんとする)がその会話を聞いて吹く。
・せっかくなので畳みかける。オイラ「チキンレースみたいな感じで」
・不自然なくらいウケる。今のほんとに面白いですか。自分で言って失敗したと思ったんだが。
RAN「コール表とか持ってきてないから、できるかなぁ」ゴブリン「あ、ありますよコール表」あるんだ。
ゴブリン「ライブ中飛び跳ねたりしてご迷惑かけるかもしれませんので先に謝っておきます」
オイラ「あーはい、大丈夫です。そういうところだと覚悟して来ましたから
・前の方で前説が呼びかける。いよいよか。
前説「みなさん、サイリュームやペンライトは持ちましたかー」お、サイリュームの出番か。
・ぺきっ。おお、すげぇ。光ってる。当たり前か。
前説「それでは皆さん、明日の事とか考えずに今日は楽しみましょうー!」
・なに。まだ始まらないんか。←負け

・しばらく後、照明が暗くなり始める。
・流れるオルゴールなBGM。そして桃井はるこの声によるナレーション。
桃井「ここ、私立アンセブ学園には伝説があります。クラブクアトロで告白して結ばれたヲタップルは…」
・伝説は伝説でも伝説の樹の下かよ
・そして「ラブスレイブ」の曲に入り、一気にヒートアップ!
ごめん、オイラこの歌知らない。
・周囲が飛び跳ねる中控えめにサイリュームをカクカク振るオイラ。
・あれ、RANさんどこ行った。うわ、何時の間にか前の方行ってる。
・人の隙間から覗くと、UNDER17の二人(桃井はるこ・小池雅也)が登場。
・桃井はるこ、頭に「日本一」のハチマキを締めた桃太郎スタイル。
「Hey!Hey!Hey!Hey!Hey!Hey!Hey!Hey!」
・Hey教のミサか。
・続いて「SHE・KNOW・BE 〜恋の秘密〜」。この曲はかなり好き。
・野太い声で「にゃんにゃんにゃーん!」とか叫ぶな客ども。
・音の方の構成をよく聴いてみると、微かに桃井の合いの手や周波数的に覚えのある音色が聞こえる。
・推察するに、CDを流しつつ生演奏を重ねてるんだろうと思われる。
・まぁそれが危なげなくて良いと思う。
・昔ビデオで見た「天地無用!」のライブは全編生演奏のせいか、なんか音がちゃちかったもん。
・トークコーナー。
桃井「今日の衣装は"モモーイ太郎"ということで」客「萌えー!」萌え言うな。
桃井「この恰好で大阪のみんなに歓迎してもらえると、なんか桃鉄みたいですね座布団一枚。
桃井「桃井社長、住民は大歓迎ですぞ、みたいな」「社長ー!」脊髄反射で叫ぶな貴様ら。
・三曲目、「ぽぽたん畑でつかまえて」。
桃井「♪もうダメぽーぽぽー!」客「ぽぽー!」あ、これ2ちゃんの「もうだめぽ」か。今頃気付いた。
・左側でサイリュームを振りまわしてるヲタ(ゴブリンとは別人)のエルボーを顔面に食らう。
・2回目以降はサイリュームで防御。本当にライトセーバーに思えてきた。
・というわけでこのヲタは敵と見なし、以下ダースベイダーと呼ぶ。
・知らない曲までを歌い終えた途端舞台袖に姿を消すモモーイ。ははーん。早着替えをするつもりだな。
・しばらく演奏だけが続く。全然早くない。
にゃん「俺、いつもはステージ側に立ってる方なんで…」そこまでやってる人だったのか。
・「マウスChuマウス」の曲と共に帰ってきたモモーイ。白雪姫スタイルに蒸着。
・「マウスChuマウス」に「Anonymous...MOUSE !!」が組みこまれていた。ああいうアレンジ好き。
・9曲目「美少女ソングメドレー」がスタート。
・何かと思ったら、JASRAC未登録曲のメドレーでした。
・「おかしなオンナノコ」パートが「ハァハァ」だけってどういうことか。
・そのパートが終わった後、「今日は行けるかな」と呟く桃井。そして。

「赤青水色黄色に緑、大量発生私達!
 飛んで跳ねてと大騒ぎ、ついて離れて幸せ感じ、一緒に消えてハッピータイム!
 一緒にみんなで…幸せよーーーーっ! 」


早口ソング「ラブけろぱにっく!」来たー!
・しかし改めて、これだけのテンションを持続し続けている桃井はすごいと思った。
・それにしても暑い。
・さっきのゴブリンさんも時折ペットボトルで水分を補給している。
・あれ。ここ飲食持ちこみ禁止じゃなかったっけ。
・まぁいいや。オイラもカメラ預けろっていうスタッフの指示無視したし。使わなきゃいいんでしょ。
・また舞台袖に引っ込む桃井。次の場繋ぎはキーボードの人のシンセ。
・ボコーダボイスが音に乗ってるなぁ。どこのサンプリングCD使ったんだろう。
・と思ったらキーボードの人がマイクに向かって何か喋ってた。生ボコーダか。
・小池雅也が再登場し、ギターのネックにサイリュームを挿して揺らす。
・場内から「アニキー!」の声。アニソン界は兄貴多いなぁ。
客「超兄貴ー!」それは違う。
・再び登場した桃井、今度は赤ずきんちゃんルックに燒結。
・桃太郎で白雪姫で赤ずきん。平均するとやっぱり桃色だ。
・「かがやきサイリューム」を歌った後、スタッフがごそごそと何かを用意。
客「見えないー」桃井「ああっ、ごめんね!ごめんね!」無駄に良い人っぽい。
・弾き語りで「フィギュアになりたい」を歌う桃井。歌詞に注目してみた。
・要約「フィギュアになってあの人の鞄にこっそり紛れこみたい。一体くらい増えても気付かないだろう」
・結論「気付かれないまま終わり」だめじゃん。
・しっとりまったりシリーズを終えて、「OS NO/YES」から再びいつもの弾け路線へ。
・「Angelic Magic」。サビ前のブレイク4小節で周囲の客が声を合わせてコールを叫ぶ。
何言ってるかサッパリわからん。
・そしてまたも舞台袖に消えていく桃井。
・舞台上には小太りのドラマー一人が残る。
・関係ないけど今「舞台上」と変換しようとしたら「豚以上」と出た。やるなと思った。
・ドラマーのソロプレイ。すげぇ。周囲が雰囲気だけで盛りあがる中、テクニックに絶句するオイラ。
・続いてベースの人のソロプレイ(ドラムはあったけど)。はなわなんて昆虫と思った。
・次はキーボードの人のソロプレイ(ドラムはあったけど)。
・テクニックもさることながら、シンセの音色に心ときめくオイラ。かっこいー。家で何か作りたくなった。
・そしてギターのソロプレイ(ドラムつかなかった)。あれが噂の早弾きというやつか。
・満を持して登場の小池アニキ。更なる早弾きで場を沸かせる。
にゃん「この中のどれだけがあの技術の凄さを分かってるんでしょうね…」その筋の人の発言。
・バンドメンバーを全員紹介し終えたのでいよいよ桃井再登場!
・…かと思ったら唐突にギターの人と小池アニキのギターバトル勃発。引っ張るなぁ。
・あのギターはオーバーリフがどうのと音色の分析をするにゃんさん。
・なんか悔しいので、自分の中でキーボードの人の音色分析をしてみる。
・とりあえずあのピッチベンド機能はイカス。PCのWAV編集の時に使いたい。
・一段落したところでようやくモモーイ再登場。今度の衣装は何の童話だろう。
・と思ったら、何というわけでもない普通のステージ衣装でした。逆に意表突かれた。
・「恋のMilkyway」。全員「すいきんちかもくどてんめーかい!」と大合唱。
「はーるこっ、フー! はーるこっ、フー!」なんだそれは。
・「いっちゃえ!ぽぽたん」。桃井「わたしいっちゃう!」「いっちゃう!」むしろ逝っちゃえ。
・「Nostalgia」。桃井「あの子が欲しい!」「あの子じゃわからん!」必死に叫ぶセリフじゃない。
・「くじびきアンバランス」。全員「どちらにしようかな天の神様の言うとおり!」だから必死に(略)
・ダースベイダーの振り回すライトセーバーが目の前の空を切る。
・こちらもライトセーバーで応戦。助けてオビワンケノービ。あなただけが頼りなの。
・傍の柱についてる鏡を横目で見ると、後列の人たちの様子が見える。
・サイリュームを右手に三本・左手に三本生やし、満面の笑みで舞い踊るおデブさんがいた。
・世の中いろんな人がいるもんだなぁと思索に耽る。
ゴブリン「はるこちゃーーんッッ!!」わ、びっくりした。
・最後の曲を歌い終える桃井。ちなみにオイラの知らない歌。
桃井「UNDER17は解散します」客「えぇーー!」お前らは笑っていいともか。
桃井「今日はみんなと楽しい時間を共有できて…笑うな! そっちの"共有"じゃないよ!
桃井「えっ、東京から来たの?」「広島ー!」「和歌山ー!」「北海道ー!」北海道!?
・挨拶をして舞台袖に消えていくメンバー。流れで行くとここはアンコールをかける場面だな。
客「♪もいちどアンセブみたーいー! みたーいー! みたーいー!」
何それ。
・例の黄色いアンセブTシャツに身を包んで再登場するメンバー一同。
・桃井曰く、大阪のTシャツが黄色いのは阪神タイガースだかららしいです。
・会場から「24時間テレビみたいー」という声が。
・上手いこと言う。微妙に恥ずかしい辺りそっくりだ。
・アニキコールを受けて桃井からマイクを奪い取った小池アニキ。
小池「…ろーっこーおろーしにー、さーっそーうとー…」何を喋るのかと思ったら。
・客らがその後を引き継いで1コーラス歌ってしまう。ここは何のライブだ。
・アンコール一曲目「いちご GO! GO!」。会場超ヒートアップ。
・本当の最後の曲は「天罰!エンジェルラビィ」。みんなアホほど飛び跳ねる。
・オイラは飛び跳ねる気はなかったが、全員の着地の衝撃でワンテンポ遅れて飛び跳ねる羽目に。
・「天罰!天罰!」と叫びながらライトセーバーで空を×字に斬る一同。
「はーるこっ、フー! はーるこっ、フー!」だからなんだそれは。
・サビの「あうあうあ あうあうあ」で密かにベースの人も歌ってた。オイラは見た。
桃井「天罰!天罰!天ばーーつ!」ラストフレーズも済んで曲終了。
桃井「もう一回行っても良いかなー!」なにー!
・ドラム・フィルインの後再び「天罰!天罰!天罰!天罰!」
桃井「天罰!天罰!天ばーーーつ!」終わった。
桃井「もう一回、行っても良いー!」あんですとー!
・ドラム・フィルインの後再び「天罰!天罰!天罰!天罰!」どんだけ裁くねん。

・そんな感じで、とりあえず大団円のままライブ終了。
・前列の方からRANさんが帰って来る。全員ぐったりしてた。
・ロッカーで手早く荷物を取り出し、会場を出る。
スタッフ「アンケートにご協力お願いしまーす」この混雑と疲労の中でそんな余裕ねぇよ。
・サムライさんと再び会って立ち話。
サムライ「またコミケとかで会えたら良いですね」RAN「ですねー」
・その時も和服着ててくれないと絶対わからないと思う。
・階段を降りて表に出る。ひんやりした空気が心地よい。つかめちゃくちゃ腰痛い。
・とりあえず晩御飯を食べるところを求めて道頓堀まで南下。
にゃん「どこがいい?」RAN「ゆっくり休めるとこー」なんの参考にもならないご意見ありがとう。
・とりあえず「食いだおれ」に入って食事。
にゃん「えーと、カツ丼お願いします」店員「普通のカツ丼食い倒れカツ丼がございますが」
・駅の改札前で二人とお別れ。ドリカム状態解散。
・いや、あれはあれでドリカム状態か。オイラが西川くんだと考えれば。
・電車の中で熟睡して帰宅。
・そして昨日の日記を書き終わったのが2時半でした。

・ライブは良かった。客がいけてなかった。ってにゃんさんが言ってました。
・正直オイラも同意。でもまぁそれも含めてライブなんでしょう。
・オイラはどっちかというと座ってじっくり曲聴きたい派。
・それにしても未だに光ってるよライトセーバー。すごいな。
2004年11月15日(月)   企画を考える
 昨晩はこちらさんとこ(あ、そういえばリンクに入れてなかったや。入れとこ)のネットラジオを最後まで見届けているうちにえらい時間になり、母に激怒されました。朝になっても口利いてくれません。
 そんな感じでこんにちは。家庭内がギスギスしているのっぽ ゴン太郎です。

 それにしても初めてネットラジオなるものを聴いてみたんですが、なるほど、ああいう仕組みになってるんですね。
 要は録音も再生もリアルタイムでストリーミングし続けるわけか。
 確かにファイルの先頭から順番に聴く必要がないのならストリーミングでどんどん古いデータ部分を消して行っても問題ないもんなぁ。考えた人すげぃ。
 あ、ラジオ自体もすっげ楽しかったです。ハガキ職人の気持ちがわかった気がしました。

 そうそう、話は逸れますが、職人といえばこないだふと「人間国宝ショクニンジャー」というネタを考えました。
 それぞれの分野の人間国宝が集まって各人の能力を活かし、全てをマニュアル化しようとする悪の秘密結社フランチャイズと戦うという壮大なストーリーなのですが、如何せんメンバーが全員人間国宝のご老人なのであまりに見ていて危なっかしいところがネックです。別の意味でハラハラドキドキです。ちなみに紅一点は藤井久仁江さん(地歌三弦奏者第一人者)

 閑話休題。

 それにしても、ああいう読者参加型の企画というのはサイトやってる身としてホント憧れます。まぁうちみたいな弱小サイトだとしょぼい結果になるのが見え見えなんですが、それでもいつかはやってみたいものです。
 と言っても声とか顔とか我が身を削るようなものは出したくないので、やっぱ漫画サイトとしては漫画でリアルタイム更新とかでしょうか。どんなんや。想像つかん。

 そうそう、あとやってみたいのが一つ。

 何かと言うとバーベキュー・オフです。大勢で野外で鉄板を囲んでじゅうじゅう焼くのです。
 当然寒い冬はちょっと御免被りたいので、春先とかのぽかぽか陽気の良いときに。
 というのも以前当サイト影のメインコンテンツたるHEROりんにやろーぜーと呼びかけたことがあるんですが、なんだかあっさり却下されてしまってちょっとガッカリだったのです。

 楽しいと思うんだけどなぁ。あり得ないものを焼くバーベキュー大会。
 行程としてはこうです。みんなでめぼしい物を持ち寄って焼く。そして食べる。以上。

 どんな食材が良いかと言うと、例えば…そうですね。ざっと挙げてみましょう。
 プッチンプリン。水羊羹。ところてん。スイカ。納豆。キュウリのQちゃん。サクマドロップス。クールミントガム。ショートケーキ。グミ。ねるねるねるね。カロリーメイト。カップラーメンの中身。生卵(殻ごと)。豆乳(果たして湯葉になるか)

 そんな企画を立てたらぜひ参加したいと言う方、ご一報を
 今ならもれなく焼きウィダーinゼリーがついてきます!