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怪僧ラスプーチンの妖石


怪僧ラスプーチンの妖石G2

HERO「『御利益の内容は、お客様で自由に設定可能』…」

のっぽ「インストールがどうのとか書いてるな」

HERO「『お好きな願望をインストールできます』…
    インストールってそもそもどういう意味ですか。
    コンピュータに詳しいのっぽさん」


のっぽ「…インストールはインストールだよ…それ以上言いようがないよ」

※注)アスキーデジタル用語辞典より引用

[インストール]

 ソフトウェアやハードウェアを使用できる状態にする操作。主にソフトウェアに対して使われる。
 ハードウェアでは、本体への接続やスイッチの設定を指し、ソフトウェアでは、フロッピーディスクやCD-ROMからハードディスクにコピーしたり、ソフトウェアの各種オプションを設定するなどの作業が含まれる。
 インストール作業が複雑なソフトウェアでは、専用のインストーラを用いることが多い。

 「アプリケーションを再――する」【反】アンインストール


HERO「そもそも『願望をインストール』とかそういう言い方あり得るのか?
    ニュアンスはわかるけど」


のっぽ「うーん…あってるのかと言われてもなぁ」

HERO「まぁいいか、勢いだし」

のっぽ「勝手な解釈だろうな。んで?」

HERO「『19世紀に、ロシアで王宮直属の祈祷師として活躍した
    謎のオカルティスト、ラスプーチン。
    彼は、幽体離脱の実験中に妖気を形而上学的に
    応用することによって、あらゆる願望を叶える秘術を
    偶然発見しました。』」


のっぽ「えー。そのラスプーチンについてですが。
    調べました


HERO「調べたんですか!」

のっぽ「ちょっと長いよ」

怪僧ラスプーチン (引用元)

 グリゴーリ=イェフィモヴィチ=ラスプーチン(1872〜1916)は、シベリア貧農の出身であった。
 シベリアの広大な原野と神秘の森林に囲まれた生活は、彼の精神形成に大きな影響を与えた。正規の学校教育は受けず、河で釣りをし、馬と駆け回る、いわば自然児であったが、知力においては優れたものをもちその眼力でたびたび村人を驚かせていた。
 20歳の頃、ある日突然彼は父親とを残して、巡礼の旅にたつ決意をした。

のっぽ「結婚してたんだな」

HERO「へぇ」

 原因は定かではないが、畑仕事の最中に聖母マリアの啓示を受けたというエピソードもあり、また単に、単調な畑仕事を捨てる口実だったとも推測されている。

HERO「どっちにしてもちょっと電波がかってるな」

 十数年にわたる巡礼の旅の中で、ますます磨きのかかった眼力と自信に満ちた説教に心服する帰依者が彼の周りに寄り集まるようになっていった。 こうして彼はシベリアの農民のあいだで広く名前を知られるようになった。そして彼は自分の力をより大きな舞台で生かしたいと考えるようになった。
 1905年、34歳のときに彼はペテルブルクに居を定めた。そして、東方密教の修道院で習得した神秘的な占いや呪術、もちまえの雄弁によって奇蹟を行う行者として上流社会、とくに婦人たちのあいだでたちまち評判になった。
 ラスプーチンの噂が皇帝夫妻のもとに届くのにそれほど時間はかからなかった。
 皇帝ニコライ2世の皇后アレクサンドラは、祖母のヴィクトリア女王に由来する血友病の遺伝があり、息子アレクセイも血友病の持ち主だった。1907年、アレクセイが出血をおこしたとき、皇后はラスプーチンを宮廷に招き、祈祷を施してもらった。彼は見事皇太子の出血を止めて幼子を救った。こうして彼は、皇后の揺るぎない信頼を得ることになった。
 ラスプーチンはこれを大いに利用し宮廷内でわがもの顔に振る舞った。


HERO「あ、宮廷直属っていうのは本当なんだ」

のっぽ「うん。割りと有名だよ、ラスプーチンって」

 秘密警察は彼のことを、「醜態の限りを尽くした淫蕩な生活」と報告していたが、皇帝も皇后もこれを取り上げなかった。
 さらに、内政に実権を握っていた皇后は、ラスプーチンの言によって人事を左右したため、彼は反ラスプーチン派の貴族によってついに暗殺されることになったのである。
 皇族のユスポフ公の家での暗殺は奇怪を極めた。毒入りのワインも彼には効き目がなく、4発のピストルが撃ち込まれ、最後に棍棒で頭を砕かれて、その死骸はひもで巻かれてネヴァ川に放り込まれた。3日後に氷の下から死体が引き上げられたとき、両肺は水でいっぱいであった。川に放り込まれたときも息があったのである。
 町中が彼の死を祝った。
 しかしこの騒ぎもすぐに忘れ去られた。彼の死以上に大きな変動の波がすぐそこまで押し寄せていたのである。彼の死はロマノフ朝崩壊の前兆だったといえるかもしれない。


のっぽ「以上です」

HERO「…ほー」

のっぽ「まぁわかってると思うけど、話半分で」

HERO「うん。特に最後の方は嘘だろ」

のっぽ「勿論。暗殺に手間取ったって言うのも、
    多分実行犯にラスプーチン派がいたとかで
    いろいろ裏工作されてたんじゃないの」


HERO「なるほど」

のっぽ「で?広告の方はなんだって?」

HERO「えーと……
    『彼は、幽体離脱の実験中に妖気を形而上学的に
    応用することによって、あらゆる願望を叶える秘術を
    偶然発見しました。』」


のっぽ「ふーん。じゃ暗殺なんかされなかったのにね

HERO「……」

のっぽ「彼がなんでもかんでも願望を叶えられたのは
    呪術じゃなくて皇帝の後ろ盾があったからなんだよね」


HERO「はー。なんかこの広告ではラスプーチンの妖気によって
    超能力が得られるような風に書いてるけど…」


のっぽ「ラスプーチンに関しては確かに超能力っぽく描く
    物語とか多いから、その延長だとは思うけど」


HERO「でもラスプーチンはそんな力持っていないから
    やっぱり御利益ないはずだよね」


のっぽ「うん、基本的に頭が良いだけの人だからね」

HERO「まぁ昔過ぎてどの情報が正しいかもよくわからんしな」

のっぽ「それにしてもこれ、ラスプーチン引き合いに出されてるけど
    大量に捌かれるんでしょ?」


HERO「売れればな」

のっぽ「ラスプーチンさん大忙しだね」

HERO「…どーせ売れないって」

のっぽ「確かにそうだけど、商品として出してるんだから」

HERO「ていうか、死んだ後も働かされるなんて
    ラスプーチンさんも大変だな」


のっぽ「で、結局これはなんでもできるってことなの?」

HERO「『御利益の内容は、お客様で自由に設定可能』。
    オールマイティらしいね」


のっぽ「はーん」

HERO「じゃ鼻からスパゲティ食べるとかも出来るのかな」

のっぽ「のび太かお前は」

HERO「目でピーナッツを噛むとか」

のっぽ「大長編第一作だし」

HERO「よくぞわかってくれた」

のっぽ「まぁそれも出来るんだろうけど」

HERO「出来るんだ」

のっぽ「でもまさかラスプーチンさんも、
    鼻からスパゲティ食うために力を使われるとは思いもしなかったであろう」


HERO「可哀想に」

のっぽ「しかし、この手の広告に対してお約束だけど、
    何でも願望叶えられるんならこの商品売る必要ないのにな」


HERO「だね。持っとけば放っといても金溜まるはずなのに」

まとめ
◎ラスプーチンさん大忙し

のっぽ ラスプーちんと呼びたい
HERO 名前は意外とかわいい

 



ゲッター


ゲッターG2


HERO「『恋の病魔に魅入られて愛の鼓動が止まる時、
     天使の白衣は、朱色に染まる…。』」


のっぽ「死んだんか!」

HERO「いやいや」

のっぽ「違うのか。そういうことじゃないのか」

HERO「ようわからんが」

のっぽ「効能は何なの?」

HERO「要は、よりを戻すってことだろ」

のっぽ「復縁?」

HERO「うん、復縁とか。『愛情再燃・復活愛成就・熱愛復活』」

のっぽ「はーん。じゃあ元々恋人だった人がいないと意味ないわけだ」

HERO「そうそう」

のっぽ「そのくせ商品名は『ゲッター』なんだな」

HERO「……そうだな」

のっぽ「ゲットしてどーすんだ」

HERO「リカバリーとかならまだわかるのにな」

のっぽ「まぁね」

HERO「『秘境アマゾンの奥地で祀られる復活神フルールは、
    あらゆる物事を再生させる神で、死者をも蘇らせるパワーを秘めています。
    この復活神の法力が宿ったゲッターは、
    復活愛に強大なパフォーマンスを発揮し、冷めてしまった愛を再燃焼させ、
    破局した恋を復活させる効果があります。』」


のっぽ「うん」

HERO「『好きな人と別れるというのは実につらいものです。
    もしかしたら、今こうしている間にも、
    好きなあの人に恋人ができてしまうかも知れない…。』」


のっぽ「おー煽っとる煽っとる」

HERO「『そう考えただけでも、こんなに腹の立つ事はありません!
    どうかお急ぎください。
    早くしないと、他の誰かとSEXしてしまう危険性も考えられます。』」


のっぽ「めっちゃダイレクトやな」

HERO「『大切な人が、どこの馬の骨だか分からない不埒者と
    結ばれるなど、断固として許されるはずがありません。』」


のっぽ「なんでお前が言うねん」

HERO「『当社では、そんな一途なあなた様に胸を打たれ、
    ついにこの奥義を勿体ぶらずに公開する決心がついたのです。』」


のっぽ「誰に胸を打たれたのかさっぱりわからん」

HERO「『好きな方のためにも一刻も早くご購入ください。』」

のっぽ「あー」

HERO「ストーカーにぴったりだな」

のっぽ「あれだな、その文章って2/3が煽り文句だよね」

HERO「だな」

のっぽ「実際、残り1/3の説明で十分だよな」

HERO「うん。この『破局した恋を復活させる効果があります。』までで終わるよ」

のっぽ「書くことなかったんだなきっと」

HERO「そんで最後は勢いだけで」

のっぽ「多分そこ、深夜に書いてるよ」

HERO「うんうん。じゃないと書けないよな」

のっぽ「ちょっとハイテンションな状態で」

HERO「履歴書とか深夜に書いてるとすごいことになるもんな」

のっぽ「んで朝になってから、うっわ恥ずかしいこと書いてるーって」

HERO「でももう時間ないから持って行かないとーみたいな」

のっぽ「まさしくラブレター理論」

HERO「なるほどなぁ」

のっぽ「つかここはそれほど注目するとこないかな」

HERO「んー」

のっぽ「あっ! 待って!
    一個ツッコミポイント見付けた」


HERO「なになに?」

のっぽ「これって復縁のみでしょ?」

HERO「うん」

のっぽ「でもさっきのラスプーチンのヤツは何でも叶うんでしょ?」

HERO「うん」

のっぽ「ちゅことは、ラスプーチンあったらこっちは要らないわけだ」

HERO「それ言い出したら全部そうだし」

のっぽ「だよね?で、値段見てみ?」

ラスプーチン48000円、ゲッター48000円

HERO「あ、同じ!」

のっぽ「でしょ?」

HERO「ていうか、この後に出てくる他の商品の方が高いぞ」

のっぽ「なんでラスプーチン安いんだろう」

HERO「あ、多分だけど、汎用性があるから効果が弱いんじゃないかな」

のっぽ「あー広く浅くみたいな」

HERO「そうそう。こっちのゲッターは狭く深くなんだよ」

のっぽ「なるほどー」

HERO「ていうかなんで俺がフォロー入れなきゃいけないんだ」

のっぽ「わははは」

HERO「まぁ、もともとどれも高いんだけどな。5万近くするじゃん。
    5万もあったら何ができるよ」


のっぽ「デジカメ買えたよ!」

HERO「今日買ってきたもんね?」

のっぽ「うん! 買ってきた! 買ってきました!」

HERO「あれだ、プレステ2とドリキャスが買えるぞ」

のっぽ「おー。しかしなぜドリキャスを買おうとする」

HERO「X-BOXも買えるぞ」

のっぽ「いらん」

HERO「いらんな」

まとめ
◎夜に書いた文章は翌朝見直しましょう

のっぽ 始めから独り身のオイラには到底関係ない話、と
HERO 同じく独り身ですが文句あるかゴルァ

 



スナイパー


スナイパーG2


のっぽ「スナイパー」

HERO「『高嶺の花の、甘い香りに誘われて
     赤い虫が、恋の果実を喰い潰す…。』」


のっぽ「効能は何なの?」

HERO「両思いじょうず

のっぽ「ぷっ」

HERO「…ごめん噛んだ」

のっぽ「まぁ、要は恋愛じょうじゃろ
    いかんオイラも噛んだ、恋愛成就やろ」


HERO「両思いの『おもう』ってこの字でいいの?
    『想』にするべきなんじゃ?」


のっぽ「いや、それはどっちでもいいよ」

HERO「なんかそういうの多いな」

のっぽ「『想』の方が文学的に見えるよね」

HERO「『両思い成就・結婚運増強・恋敵退散』」

のっぽ「あー」

HERO「『愛人獲得』…いきなり不倫になっとるぞ

のっぽ「あー」

HERO「『理想の恋人出現・浮気防止』」

のっぽ「あー」

HERO「ちょっと待って。
    『愛人獲得』と『浮気防止』ってなんか矛盾してないか」


のっぽ「ん?」

HERO「じゃあ、妻と夫がそれぞれこれを持ってたらどうなるんだ

のっぽ「おお。まさしく矛盾の原理だね」

HERO「ねぇ」

のっぽ「今のツッコミは上手い」

HERO「どっちか絶対嘘になるよな」

のっぽ「そうだよね」

HERO「本当はこれ、例えば主語が夫だとしたら
    『夫の』愛人獲得で『妻の』浮気防止ってことなんだろうな」


のっぽ「それを夫婦がそれぞれ持ったら…」

HERO「お互い打ち消し合うんじゃない?
    もう一個買ったら 2 対 1 でそっちの勝ちってことで」


のっぽ「うん。で、名前はスナイパーなんだよな。これ」

HERO「うむ」

のっぽ「意味わかんねぇよ」

HERO「ゲッターとどう違うんだ」

のっぽ「愛人獲得でスナイパーってことかな」

HERO「恋敵退散…」

のっぽ「撃ち殺すのか」

HERO「撃ち殺すんだ」

のっぽ「大変だ」

HERO「んじゃそろそろ先読むよ」

のっぽ「おう」

HERO「『天才科学者ジョン・ハチソン博士は、最新の量子力学により
    瞬間移動等の超常現象を可能にして有名ですが』」


のっぽ「そのジョン・ハチソン博士ですが」

HERO「うん」

のっぽ「調べました」

HERO「調べたんか!ていうか実在すんのか」


(引用元ページ/サイトトップ)

 「ハチソン効果」とは、カナダ人のジョン・ハチソンにより、テスラ・コイルやヴァンデグラフ装置を多数配置した実験室で発見された、物体の破壊現象や浮上現象の総称である。そして実験の最中には、実験室の近くの電線が1メートル近くも波打ったり、上空に異常な黒雲が発生したり、あるいは実験室の至るところで回路内のショートによる火災が発生したという。つまり、どのような分布で「誘電性素粒子」が集積されてゆくのか、そしてどのような影響を実験室とその周囲に及ぼすのかが、まだよくわからないのである。

 …(中略)…

 前述の「ハチソン効果」では、物体の浮上現象が確認されている様であり、重力を遮蔽する効果がある「重力双極子」である「誘重性素粒子」が実際に集積している可能性が考えられる。

のっぽ「他もいくつかサイト巡ってみたら、
    瞬間移動とかがあったという現象も一応あるみたい」


HERO「へぇー。えっ、じゃこれ本当のことなの?」

のっぽ「それらのサイトを信じればだけど」

HERO「俺、これが本当ならノーベル賞ものじゃないかとか
    ツッコもうと思ってたけど、本当のことだったんだ」


のっぽ「んー、まぁここに書いてあるのでは、
    現象が確認されたってだけで実証はされてないんだろ」


HERO「あーなるほど」

のっぽ「瞬間移動にしても、そう見えただけかもしれないし」

HERO「あー。まだ実験段階みたいな感じか」

のっぽ「もっと言えば、そんな程度のものが有名なのかとゆー話」

HERO「ふーん。でもこれ、実在してたんだ。
    そういう意味では丸っきり嘘じゃなかったんだな」


のっぽ「…あのね、嘘をつくのが上手い人は
    本当のことを上手く織り交ぜて嘘をつくものなんだよ」


HERO「…あーなるほど。つまり、
    『天才科学者ジョン・ハチソン博士は、
    最新の量子力学により瞬間移動等の超常現象を』
    ここまでは本当なわけだ」


のっぽ「うん。多分ね」

HERO「『可能にして有名ですが』
    ここが嘘だな」


のっぽ「可能にはしてないもんな。有名とも言えないし」

HERO「『量子力学を応用させた新型の霊的体系の存在は』」

のっぽ「その辺まで来るとわけがわかりませんが」

HERO「科学からいきなりオカルトだな…
    『秘伝中の秘伝のため一般には公開されておりません』」


のっぽ「公開されてないらしいです」

HERO「『しかし、皆様の恋愛成就を願うあまり、今回特別に
     その技術をフルに駆使しました。スナイパーG2は、
     片思いに抜群の威力を発揮し、好きな異性のハートを
     あなた様の虜にしてしまう効果があります。』
    …あ、そういう意味でスナイパーなんだ」


のっぽ「あー」

HERO「『しかも、好きな異性にすでに恋人がいたとしても
     愛情分離機能により』」


のっぽ「小難しそうに見えてストレートな名前の機能だな」

HERO「『別れるよう働きかけます。
     また、好きな異性がいない場合は、あなた様の
     理想にあった異性と出会いをもたらし、
     その異性に対して効果を発揮します。』」


のっぽ「はい」

HERO「『この贅沢な機能によって、
     憧れの異性はいとも簡単にあなた様に夢中となり、
     お互いをラブラブにさせてくれるのです。』」


のっぽ「ラブラブて」

HERO「ここまで堅苦しく解説しておいて、いきなり砕けた表現」

のっぽ「ていうか死語だよラブラブ。きゃあ恥ずかしー」

HERO「『その決して妥協を許さぬ痛烈な効果に、
     あなた様は必ず腰を抜かします。』」


のっぽ「腰を抜かすんだ」

HERO「いろんな意味に取れるな」

のっぽ「うん?」

HERO「びっくりして腰を抜かすのか
    ヤりすぎて腰を抜かすのか」


のっぽ「うわ。その発想は思い付かなかった」

HERO「そう?」

のっぽ「さすがエロ(HERO)」

HERO「やかましいわ!」

まとめ
◎ヤりすぎ注意

のっぽ 結局ハチソン博士は全く関係ないのね
HERO 「H」な「ERO」で「HERO」です。よろしくね

 



エンペラー



エンペラーG2

HERO「『妖雲漂う黒い獅子の屠殺場』」

のっぽ「うん」

HERO「これは黒い獅子を殺すのか、
    それとも黒い獅子に殺されるのか」


のっぽ「えー。獅子を殺すんじゃないの?」

HERO「『神通力が、政治力学を破壊する』」

のっぽ「ほほう」

HERO「『権力獲得・力の獲得・信頼・同志獲得』」

のっぽ「ほー」

HERO「独裁者にうってつけ」

のっぽ「そうね」

HERO「名前が『エンペラーG2』」

のっぽ「これはまぁそのまんまか」

HERO「『人類最悪の敵、ナチス親衛隊SSS』…
    エスエスエス? スリーエス?」


のっぽ「んーどうだろ」

HERO「これは調べてないんだ」

のっぽ「うん」

※後で調べてみましたが、
 ナチス親衛隊を意味する言葉は「Schutz Staffel」であり
 略称は「SS」でした。


HERO「『その裏の姿は超能力戦力部隊であり、
     その任務にエンペラーG2の奥義奪取を計っていた
     という有力な情報があります。』」


のっぽ「ふーん」

HERO「『この、所有者に強大な権力を授け、
     一歩間違えば人類の破滅にもつながるエンペラーG2を、
     あなた様を信じて特別に公開します。』
    …見ず知らずの人間を信じるなっつーの」


のっぽ「まぁまぁ」

HERO「『エンペラーG2は、政治的権力はもちろん、
     会社やサークル、家族等の何らかの組織であれば』
    …最初の煽りのわりには急にしょぼくなってます」


のっぽ「まぁでも一番身近な組織といえば家族だから
     わからなくもないなぁ」


HERO「『あなた様が望むあらゆるグループに対して権力を発揮します。
     確かに、これさえ持てば世の全ての事が思うがまま!ではありますが、
     どうか平和的なご利用をお願いします。
     それは、日本の明日にも影響するのです。
     今回、この幻の超能力兵器を公開した真の意図は、
     勇敢な獅子であるあなた様にお持ちいただき、
     腐敗した政治を改革する事にあるのです。
     将来、この歴史的偉業は裏の日本史、いや
     裏の世界史に記録される事でしょう。』」


のっぽ「お疲れ」

HERO「やっぱり獅子が殺すんだな」

のっぽ「そうなの?」

HERO「だって『勇敢な獅子であるあなた様に』って…
    あ、待てよ、黒い獅子が腐敗した政治と言う解釈も…」


のっぽ「なんかそれ解釈するのも嫌になってきた」

HERO「…パスするか」

のっぽ「それ結局、持ってたら偉くなれるよってことだよね」

HERO「うん。権力獲得」

のっぽ「で、…すごいよって」

HERO「…次、次」

まとめ
◎なんか、すごいらしい

のっぽ ここまでくると暗号
HERO 解読しても財宝のありかはわかりません






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