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2015年1月12日(月)   マインクラフト日記 〜第四十六話 1ランク上の生活

 実は前回の自宅改築を行っている最中に、マインクラフト自体がバージョン1.8にアップデートされました。ちなみに2014年9月2日のことです。このマイクラ日記がどんだけ溜め込んでいるかがよく解ると思います。

 まぁそんなわけで、大型アップデートによってもたらされた影響と言いますか、変わった世界というのも見てみたいですし、棚上げしていた色んな作業も補完したかったし、地図もちゃんと埋めないといけませんので、今度は色々自宅から持ち出して今までに巡ってきた各種建物や村を再度訪れていくことにしました。


 


 旅支度を整えます。
 鉄のヘルメットに鉄のチェストプレート、鉄のレギンスに鉄のブーツを装備。修行か。
 蜘蛛のスポーンブロックを利用した経験値トラップも作りに行きたいので、レッドストーンやこないだ入手したばかりのグロウストーンなんかも持ち出します。


 


 まずは自宅から南西方向。「海の家」にやってきました。
 コンパクトに完結しているので、個人的に一番気に入っている建築物だったりします。


 


 着いたはいいが、海の家に関してはこれと言って何かしなくちゃいけないことはないので、とりあえず周辺の海をうろうろして地図だけ埋めときました。ボートの操縦がなかなか難しい。移動スピードが速いせいでシステムのラグが酷いし、陸やイカや蓮の葉にぶつかるとボートすぐ壊れるし。葉っぱで壊れるとか、虚弱体質かボート。
 そんなわけで次へ。


 


 「ユイノットらぶ式会社」社屋です。
 改めて見ると、なんか雑居ビルみたいやな。作った時はサンシャイン64作ったくらいのテンションだったのに。


 


 まず空室だった地下1階で、持ち込んだ大量の卵を課金ガチャもかくやと言わんばかりの勢いで割りまくりました。おかげで立派な鶏牧場に。牧場というより「地下帝国」みたいな雰囲気ですけど。

 そして2F、小麦栽培フロアでは、持ち込んだ鉄でバケツを作って水路を引きました。これで小麦の成長が段違いになるはずです。
 また残った鉄でハサミもいくつか作っておきました。羊毛カット用。


 


 1Fエントランスの窓際は花壇にして見栄えよく。画像にはありませんが、持ち込んだ羊毛でカーペットを追加したり。
 あとエレベーターつける予定だったんですけど、いろいろ考えるうちに梯子の方が便利という結論に落ち着いたため、上りやすいように壁だけつけて完成ということにしました。

 さーて、次だ次だ次だー!
 あ、ちなみに、今のところバージョン1.8による大きな影響は見受けられません。




<次回「第四十七話 わんわんおブリーダー」へ続く>

2015年1月18日(日)   マインクラフト日記 〜第四十七話 わんわんおブリーダー

 バージョン1.8の確認、兼、開拓のやり残し補完、兼、地図埋めのために、今までめぐってきたところを再度巡回中。
 続いてやってきたのはスリークの村です。


 


 スリークは最初から規模が大きい村でした。
 スイカも人参も栽培されていたし、村人も一際多い大都会。そしてなんと言っても…


 


 あっ、いたいた。ゴーレムくん。
 村人大好きなゴーレムくんは、今日も村の平和を守るためにうろうろしているようです。


 


 それと、道中見つけたわんこ達をここに置いていたんでした。
 いい機会ですから、彼らを自宅に連れて帰りたいと思います。ついでに人参やスイカの種も持って帰って、自宅近くで栽培できるようにしたいと思います。よーし、お前ら行くぞー。


 


 帰宅ー。


 


 部屋の片隅に全員集合さぜました。
 識別できるよう、全員の首輪の色を変えてみました。よし、名前をつけよう。えーと。よろしくな、サブマリン、ヒデカズ、テル、ジダイ、ソラ、シキブ。(さて誰が何色でしょう)


 


 これで大体地図の南半分は埋まった感じかな。
 次はいよいよ蜘蛛のスポーンブロックがあるフォーサイドの村です。




<次回「第四十八話 地上げ屋」へ続く>

2015年1月26日(月)   マインクラフト日記 〜第四十八話 地上げ屋


 


 フォーサイドの村にやってきました。
 ふう、とりあえずオイラの別荘で荷物を下ろして、ここから先の方針を考えるかなっと。


 


 村人が梯子上るようになってる!

 ここへ来てバージョン1.8の最初の弊害が発生しました。
 この部屋へは床に空いた穴から梯子で上り下りして入る仕組みになってるんですが、バージョンアップのせいで普通に村人が入り込むようになってしまいました。
 しかもこの部屋の上はさらに外壁を梯子で上って行く見晴らし台になっており、村人がそこへ上っては降りようとして足を踏み外して落下事故を起こすという酷い状態に。うわぁぁぁ、やめろぉぉぉぉ、入って来んなぁぁぁぁぁぁ!


 


 ぜぇぜぇ…これで入っては来れないだろう。ちょっとこれ対策考えなきゃいかんな。
 とりあえず拠点の確保については保留しておくとして、何はさておき蜘蛛のスポーンブロックですよ。


 


 これです。これこれ。
 今は松明(と天井ぶち抜いたため日光)で明るくなっているため封印された状態になっていますが、暗くするとこのスポーンブロックの周囲で際限なく蜘蛛が湧いて出てくるのです。
 それを逆に利用すれば、手軽に経験値を稼いだり蜘蛛の糸を収集したりできるということ。





 ここがスポーンブロックの真上。
 フォーサイドの村は川を挟んだ対岸にあります。直線位置的には大体井戸の側面くらいかな。井戸の横は昔スライムを飼おうとして確保したけどうっかりスライムを倒してしまったため用途を失った敷地が残っています。
 よし、そこに新しい拠点を建てよう。そんでそこから地下道を掘って、スポーンブロック周辺に出られるようにしよう。





 というわけで建てました。
 簡素な作りですが、二階建て屋上付です。別に凝ったわけではなく、敷地が小さいので、地下への入り口とチェストやらなんやらを1フロアに詰め込むのは無理と判断したためです。屋上は周辺警備にもなりますし!

 ちなみにこの建物の入り口はドアではなく、村人が開けられないフェンスゲートが設置されています。
 今後のバージョンアップで村人がフェンスゲートも開けられるようになったらどうしよう。





<次回「第四十九話 量産型スパイダー」へ続く>

2015年2月1日(日)   マインクラフト日記 〜第四十九話 量産型スパイダー

 引き続きフォーサイドの村。





 拠点から地面を掘り、井戸の基礎を目印にまっすぐ蜘蛛スポナーまで地下道を掘りました。
 さぁ、いよいよトラップ施設に着手します。
 トラップ施設の建設は初めてですが、先人たちが創意工夫してきたノウハウがWikiやら実況動画やらにごまんとありますので、それを勉強がてらいろいろ弄ってみたいと思います。





 基本構造はこんな感じ。

 スポーンブロックからの湧き範囲は、ブロックを中心とした9×9ブロック分。
 それを囲うように部屋を作り、壁にはトラップドアをぐるりと設置しました。蜘蛛は壁を上ることができるので、トラップドアはそれ防止のための返しの役割を果たしています。
 そして床には端っこに水流を設置し、湧いて落ちてきた蜘蛛を一定の方向へ押し流します。

 また壁にはレッドストーンランプを埋め込みました。





 壁の裏側です。
 スイッチで動力がレッドストーンワイヤーを伝わり、レッドストーンランプをON/OFFします。これでスポーンブロックの部屋の明るさを変え、任意のタイミングで蜘蛛を量産したりストップしたりできるわけです。そしてわんこよ、お前なんでここにいるの。意味わかんない。ちょっと邪魔だからそこどいて。





 ゴホン。気を取り直しまして続き。
 水流によって運ばれた蜘蛛は、処理部に送られます。そこで、剣で殴るなり、ピストンで動かしたブロックに埋めて窒息させるなり、高いところから落とすなりして蜘蛛を倒し、出てきた経験値オーブやアイテムなどだけ回収するわけです。

 なんですが、これが非常に難しくてですね。
 やっぱり最大の問題は蜘蛛が「壁を上れる」という点。いろいろこねくり回しましたが、途中の壁につかまって水に流されてこないという状況が多数発生してしまい、思うように運ばれてきません。ブロックによる窒息をしようにも、上に逃げてしまう始末。
 結局、あまり長く水路で運ばない方がいいという結論に達しました。





 達した結果がこちらです。
 少し低いところに処理部屋を作りました。水流で運ばれた蜘蛛は、せり出したところから落ちます。壁がないので引っかかることもできず落下します。
 処理部屋の壁には梯子やフェンスを張り巡らせました。トラップドア同様、そこ以上には上れないようにするためです。
 そして床には中央にレッドストーンランプを1個埋め、部屋の端には水を出すようにしたディスペンサーを設置。こちらも部屋の外から操作することで動作するようにします。





 実際に動かしてみた。

 数分間スポーン部屋の灯りを消して蜘蛛を湧かせた後、再び灯りを点けてスポーンを止め、処理部屋へ移動。蜘蛛が通れない幅1ブロック分の隙間から件でバシバシ殴り倒します。
 剣が届かず、こっちに寄っても来ない蜘蛛が発生した場合は、ボタンを押して部屋の向こう側から水を流してこっちへ強制移動させて討伐。おお。いける。

 細かい作りはまぁまだ改良の余地がありそうですが、とりあえず施設はできました。
 試してみたら、10分放置で湧いた蜘蛛を全員倒してレベルが2〜3上がる感じになりました。蜘蛛の糸などのアイテムもほくほくです。できた! できたよー!





<次回「第五十話 小麦オートメーション」へ続く>

2015年2月9日(月)   マインクラフト日記 〜第五十話 小麦オートメーション

 前回、スポーントラップ作ってる最中になぜか犬が増えたので、そいつを連れて一旦自宅に帰ってきました。
 まぁせっかく糸も大量に手に入ったことですし、このまま例の小麦畑の自動収穫システムを完成させてしまいましょう。





 しかし、全員お座りさせてたはずなのになんで一匹だけ唐突に現れたのかなー。
 スリークから連れて帰る時、連れ帰り忘れたやつでもいたんだろうか。まぁいいや。ほーらお前ら、新しい仲間だぞー。首輪は白でいいかな。名前は…ケンゾウで。





 お座りさせようとしてうっかり肉を与えてしまったため、子犬が生まれました。ええと…これで8匹か。
 とりあえずお前も待機な。首輪の色が見辛いから名前つけるのもまた今度ということで。

 さていざ畑の整備を…と思ったのですが、畑周辺にボコボコ洞窟が口を開けているので、先にそっちを制覇しておくことにしました。モンスターが後から後から湧いてきたら、おちおち農作業もしてられませんしね。





 !?
 洞窟の最奥に何かいる…!! 敵か…!?





 ってわんこかよ!
 またかよ! どんだけ湧いて出てくるんだよ! ビビったわ!





 で、連れて帰って解ったんですけど、今のわんこ、さっきの子犬だわ。
 要するに、お座り待機させたまま子犬が成長して大人になり、バグか仕様か判らないけど大人になった瞬間にお座りが解けた模様。で、主人公の後を追ってきたと。ちなみにこの世界のわんこはテレポート能力があり、どんだけ離れても主人公の傍にワープしてくる性質を持っています。

 んじゃ、君の首輪はオレンジ色な。名前はロードにしよう。とってもきまぐれな性格になりそうだけど。





 あ、小麦の自動収穫装置は全台設置しました。(今日のタイトルの件はこれだけ)





<次回「第五十一話 製氷マシーン」へ続く>

2015年2月15日(日)   マインクラフト日記 〜第五十一話 製氷マシーン

 さて、実はフォーサイドの村で、村人との取引により面白い物を入手してきたのです。
 それがこれ。





 ちゃちゃちゃちゃん。シルクタッチー。(ダミ声で)
 エンチャントの一種なのですが、このシルクタッチがついていると、普段入手できないようなブロックを入手できるようになるのです。





 というわけで、ユイノットらぶ式会社ビルまでやってきました。
 しかしビルの中はガン無視して、屋上まで上ります。以前ここらを開拓していた時にちょっと触れたと思いますが、この一帯では高地に雪が降ります。そんな土地では、池の水が凍るのです。





 これこれ。池に氷が張っています。
 これをシルクタッチ付の道具で掘ると…





 「氷」を入手することができます。
 シルクタッチが付いていないと、氷を壊した瞬間に水に戻ってしまうので、氷として入手することができないのです。





 そんなわけで、製氷施設を作ってみました。
 氷は寒冷地で、上に障害物がなく、流れていない水のとこにできるので、こんな感じにすると縞模様に氷ができるというわけです。氷を一つ取っても、すぐ両脇の水源から水が流れ込んで水が復活する仕組み。後から考えるともっと効率いい方法があったんですけど、まぁ必要な量は容易に確保できるし、何よりシルクタッチの道具の方が先に限界を迎えてしまうのであまり意味はないかと。





 屋上からさっといけるようにしときました。
 さてこうして入手した氷ですが、実は結構有能なブロックなんです。次回はこれを活用した施設を作ろうと思います。





<次回「第五十二話 羊毛工場」へ続く>

2015年2月24日(火)   マインクラフト日記 〜第五十二話 羊毛工場

 というわけで今回は羊毛工場の建設です。
 ぶっちゃけ某実況動画主さんの丸パクリです。





 まずはこんな形で土台を作ります。
 水路に水が流れていますが、その下には前回入手した氷が敷き詰められています。

 氷の上というと、どんなゲームでも大抵つるつる滑るイメージがありますが、ここマインクラフトでもその例に漏れず、上に乗ると滑ります。水流でアイテムを運ぶ予定なのですが、その継ぎ目を氷によって次の水流に運び、この水路のどこにアイテムが落ちても全て真ん中下に集められるようにしているわけです。
 しかも氷の上と水流が掛け合わさり、流れるスピードが段違いの速さに!





 そんな水路の上にフェンスを並べ、「アイテムは落ちるけど羊は落ちない」という絶妙な状態を作り上げます。
 さらにフェンスの上には土ブロックを 並べ、主人公の通路兼、もしも羊が中の草を食べきってしまった時に草を伝播させるための供給源とします。





 そして参考にした動画と違う点がこちら。なんと二階建て。
 1フロアに4部屋、それが二階建てで8部屋。これをもう一棟建てれば16部屋となり、羊毛の色による種類すべてをカバーできる数となるのです。





 こんな感じで、各部屋ごとに違う色の羊を飼おうという魂胆。
 各部屋の中央上部には水を出すディスペンサーを設置します。羊毛を刈る時羊たちに壁際に寄ってもらうためと、切り落とした羊毛を水路に落とす役目があります。(※これも参考元の人のアイディアです)





 二階からは水流を使って滝を作り、流れてきたアイテムを階下に落とします。
 これで、切り落とした羊毛を後でごっそり収穫できるわけです。アイテムは5分ほどでロストするので、あんまりのんびりとはしていられませんが。





 そんな感じで完成ー。羊毛工場であります。
 頑張って作ったから達成感はひとしおですが、実際に運用してみると「水流だらけのせいでラグがひどい」「部屋の中に降りて行って直接毛を刈った方が速い」「ディスペンサーからの水に乗って羊が脱走することがある」などなど課題が満載でしたので、そのうちものすごくシンプルなただの牧場に変貌するかもしれません。





<次回「第五十三話 拡大する世界」へ続く>

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