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2014年5月4日(日)
マインクラフト日記 〜第七話 かわいい子だから旅をさせろ
さてちまちまと自宅周辺の開拓を進めてきたわけですが、やはりどうしても気になってしまうわけですよ。 以前、旅に出てそのまま旅先で墜落死してしまった時、現地に置き去りにしてしまった大量のアイテムの数々が。 今からすると大した物は持っていませんでしたが、どこかにぶちまけたままにするというのも寝覚めが悪く、さらに言うと無駄に小麦を強奪してきてしまった村も申し訳ないので小麦を返して来たい。 そんなわけで、オイラは再度旅に出る覚悟を決めました。 アイテム回収が命題ですから、余計な荷物はなるだけ持っていかない。 敵に襲われた時用の剣、高低差のある道の足場や塔を組んで夜を明かすための土、食料、そして迷子防止用にたいまつを用意しました。 道すがらたいまつを置いていって目印にすれば、帰りはそのたいまつを辿っていけばOK。名づけて「ヘンゼルとグレーテル作戦」であります。別名「みっちゃんみちみち作戦」とも言います。(別名はない方が良かった) このように、夜に上空から見下ろせば、歩んできた軌跡も確認できるってものです。これは安心。 あ、羊だー☆(剣を構えながら) いい加減自宅にベッドも欲しいので、必要数分だけ羊を殺戮しつつずんずん進みます。 さぁどこだどこだー? オイラが死んでしまった場所はどこだー? 自宅についてしまった。なぜだ。 う、うーん、川沿いとか谷沿いとかで歩いているうちに、ぐるーっと時計回りして戻ってきてしまったくさいです。なんかいきなり出鼻くじかれた感じだな… とりあえずベッド作った。 気を取り直して再度出発したのですが、なぜかまた戻ってきてしまっておおお…?となりつつも、さらに気を取り直して三度目の正直。今度こそ、と勢いこんで歩きに歩き、ようやく旅らしくなりました。 迷った。(えっ) 失敗した。確かにヘンゼルトグレーテル作戦(別名みっちゃんみちみち作戦)に従ってたいまつを置きつつ進んできたはずなのに。木の生い茂ったジャングルや水場、雪山などたいまつを置き辛い場所を経由するうちに、たいまつを追えなくなってしまいました。やばい。帰れない。困った。帰ろうと思って散々歩き回ったけど、どんどん距離が離れている気がする。 いや、一応帰る方法がないわけではありません。あるにはあります。 デスルーラ、要するに死んでしまえばいいんです。死ねば最後にベッドを使った場所、すなわち自宅にリスポーンするはずなんです。 しかし、それでは最初にうっかり土塔から墜落死した時と同じ。持っているアイテムも再び失うことでしょう。 とはいえ、いくら歩いても以前見た村には辿りつかないし、このままではジリ貧。 背に腹は変えられない… 時間をひたすら無駄にするのも馬鹿馬鹿しい… 悩んだ挙句、魔女の口付けに導かれたかのように、オイラはまた土塔から自殺を図るのでしt 天の声「…待ちなさい」 !? <次回「第八話 最初で最後」へ続く> |
2014年5月5日(月)
マインクラフト日記 〜第八話 最初で最後
<前回のあらすじ> ・旅に出ました ・迷いました ・自殺しようとしたら天の声が聞こえてきました 天の声「…待ちなさい」 …待てといわれても、もうどうしようもないのです。 一度死んでリスポーンする以外に、自宅へ帰る術が… 天の声「…F3です。F3を押すのです…」 F3…? こ、これは…! 天の声「…いわゆるデバッグモードというヤツです。 『X』座標と『Z』座標が0に近づくように進みなさい。 そうすれば初期スポーン位置に近づくでしょう…」 なんというチート! 天の声「…こ、今回だけ特別なんだからねっ!」 まぁそんな謎のツンデレはいいとして、今回だけ、最初で最後の特別措置としいうことでデバッグモードの情報を基に自宅へ帰還することにしました。つか実際にそれにしたがって歩いてみたら、絶対こんなルート通ろうなんて思わねぇよというところ通らされてまじドン引き。 何だこの大空洞。怖ぇ。 中から巨像が出てきても不思議じゃない。でもこの主人公はセガールじゃないので、飛び降りたりしたら普通に死にます。巨像倒すとか無理です。 地形がエキセントリックすぎる。 絶対これ、ギャリック砲かなんかが通過したよね? 近くでバトった後だよね? ここを通れと申すか。 水路になったので、近くの木を切り倒して突貫でボート作ってみました。 この数秒後、岸にぶつかってボートは大破しました。短い船旅であった。 父さん、ラピュタは本当にあったんだ! てな感じの旅の果てに、ようやく自宅に戻ってきました。うう。まだオイラに旅は早いということか。 もうしばらく自宅周辺で地道に開拓作業を続けることにします。なんかもう疲れたよパトラッシュ。(近くのブタに向かって) <次回「第九話 ドラえもんのび太と竜の騎士」へ続く> |
2014年5月11日(日)
マインクラフト日記 〜第九話 ドラえもんのび太と竜の騎士
伸びたけど…不格好だなぁ… さて、今回は今までご紹介してきた開拓とは逆ベクトル、同時並行でちょっとずつ進めている地下探索について書きたいと思います。あ、サブタイトルは「地下世界」ということ以上の意味はないです。 動画で観たやり方に倣って、自宅の床から斜め下に掘り進めて階段を敷き詰め、そこから横穴を掘っていく形で坑道を作りました。業界用語で「ブランチマイニング」というそうです。どこの業界や。 図にするとこんな感じ。 ただまぁ貴重な鉱石は地下深くにしかないため、図に書いたような地点では石炭か鉄鉱石くらいしか掘れません。 ので、坑道はその辺にして、斜め下への道をさらにずんずんずんずん下へ下へと掘り進めていきます。目指すは最下層でsボコッ やばい。なんか広いところに出た。 当然地下深くですので真っ暗。真っ暗ということはモンスターが湧くということ。 素早く松明を置いて明るさを確保しスパーンうおお!? 矢だ! スケさん(スケルトン)が来た! 剣で応戦しようとしたのですが、ダメージ食らうとノックバックしてしまい近づくことすらできない。ぐぬぬ、一旦土で壁を作ってその陰からなんとか攻撃をシューちょっと待って匠(クリーパー)まで来たやばいやばいやばいギャーくっそただでは死なn ぼぅおーん(爆死) ――というわけでリスポーンして戻ってきました。 最後、とっさの機転でスケさん側に駆け寄ったのは我ながら良い判断だった。爆風でスケさんも倒せた。うむ。 とりあえずこの空間、部屋状になっていますしここの安全を確保したいところ。 部屋の外との境目に段差があったのを利用してバリケードを立てました。 ふう、これでとりあえず主要な敵(ゾンビ、スケさん、匠)は上がってこれまい。ここを拠点としてどんどん探索を広げていく形にしましょう。 あっ、金発見! やった! 部屋の中に金があったなんてラッキー! えーっと、金って何に使えたっけー? ⇒ (ググった) ⇒ OK、現時点で有用なものは何もない! しかしこの空洞、想像以上にでかいのです。 バリケードを出たところから大きく分けて左右に2方向、さらに奥に分岐があったり上に穴があったり水が流れてたり、とにかく終わりが見えない。 とにかく敵がいないのを確認しながらそこらに松明を素早く配置して明るくしていき、制圧範囲を少しずつ広げていくしかありません。これも気長に進めるか… 少し慣れてくると、一発必殺な匠ことクリーパーは距離を取って弓矢で射るか、わざと爆発させてうまく逃げおおせばそれで倒せるので、突然現れたとかでない限りはあまり怖くない。 ゾンビはうぉーうぉー鳴くから不意打ちもほとんどなく、剣でぼこぼこ殴れば倒せるためもともと大した脅威ではありませんでした。 問題はスケさんです。 近づけばカシャンカシャンという骨の音がするのですが、遠くからロックオンされるとそんな音がする前に射抜かれる。不意打ち度はクリーパー以上。何度「うぉっ!?」て声出しながらビクッとなったことか。 あー、死ぬかと思った。(いや、死ぬだろこれ) <次回「第十話 迷える子羊たちよ」へ続く> |
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