2004年12月1日(水)   かぐやたん
 ヨン様ブーム、韓国も騒がす

> ちなみに「ヨン様」はすっかり韓国語になってしまい、
> 自分の名前に「様」をつけるオジサンまで現れたりしている。


 カワイイ。


 スパムメールというものがあります。

 スパムの語源はイギリスのコメディアングループ・モンティパイソンの「スパムスケッチ」というコントであると言われています。
 これは「sperm(精子・精液)」に語感の似た「Spam(豚肉の缶詰の商標)」という言葉を何度も何度も繰り返すという下品なネタであり、その「不快でくどい」というところから転じて「同一メッセージを大量送信する、くずメッセージをあちこちに書き込む」という意味に使われているそうです。

 さてこのスパムメール、最近では主に出会い系サイトやアダルトサイトの勧誘のためにバラまかれることが多い模様で、その内容も多種様々。如何に「生きている」メールアドレスを見極めてそこに宣伝を送りつけるか、その一点を追い求めるが余り、迷惑なものからぶっ飛んだものまでいろいろ存在します。

 それは我々web日記書きにとって絶好のネタとなったりするのですが、そういうわけでこないだ来たメールを晒しあげたいと思います。

件名:はじめましてヽ(°▽°)ノかぐやといいます゜・*:.。. .。.:*・゜

どうもはじめまして(´∀`)かぐやと申します。
メル友になってほしくてメールしました.。.:*・゜从n0^〜^)η゜・*:.。.ミ ☆
えっちな話が苦手なので、男の人の友達がいません(つд∩)
よろしくしてほしいです( ´∀`)σ)∀`)
かぐやは本名です。歳は、19歳と53ヶ月です(〃▽〃)
身長は149で、重さは内緒です(  ̄ー ̄)40キロ台ですけど〜。
仕事はホームヘルパーをしてて、休日は不定期です。
好きな食べ物は、お肉です♪
お野菜よりも、お肉がたいそう好きです゜・*:.。.
最初のメールなので、とても緊張してて、何を書いていいのか
わかりません。なので、お歌を歌いますね♪川n・-・)η゜・*:.。.ミ ☆
きいてください。堂本光一がよく歌う事で有名な、
宇宙刑事ギャバンです♪

男なんだろう
グズグズするなよ
胸のエンジンに火を付けろ
俺はここだぜ一足お先
光の速さで明日へダッシュさ
若さ 若さってなんだ 振り向かないことさ
愛ってなんだ ためらわないことさ
ギャバン あばよ涙
ギャバン よろしく勇気
宇宙刑事ギャバン

お肉を食べながら、お返事待ってますヽ(°▽°)ノ
仲良くなりたいです゜・*:.。.(´ー`) .。.:*・゜

 ごめん。すんごく返事出したい。

 なんとゆーか、今まで受け取った数々のスパムメールの中で一番のヒットでした。
 全く下ネタを使わず、それでいてツッコミどころをたくさん用意してくれています。


> よろしくしてほしいです( ´∀`)σ)∀`)

 「よろしくしてほしいです」というアレな日本語も良い感じですが、その後に続く顔文字がどう考えてもよろしくしてほしい物には見えなかったり。

> かぐやは本名です。歳は、19歳と53ヶ月です(〃▽〃)

 ツッコミたくて思わずうずうずしたくなるようなベタなネタをかましてくれたり。

> お野菜よりも、お肉がたいそう好きです゚・*:.。.

 「たいそう好きです」という名言を飛ばしてくれたり。

> きいてください。堂本光一がよく歌う事で有名な、宇宙刑事ギャバンです♪

 堂本光一はどうか知りませんけど、本当に1コーラス歌詞を載せたり。

> お肉を食べながら、お返事待ってますヽ(°▽°)ノ

 想像するに面白い画しか浮かばないシチュエーションを提示してくれたり。


 是非オイラもお友達になりたい。これ書いた中の人と。
 ということで、これは是非皆様にご紹介せねば!と息巻いていたのですがググったら500件以上ヒットしたのでもういいです。そっとしておいてください。バーカ!バーカ!
2004年12月2日(木)   生物の神秘
 ペットを飼っている方はどのくらいおられるでしょうか。

 ペットといえば犬猫金魚亀ザリガニ文鳥インコ栗鼠ハムスターなどがメジャーどころではありますが、中にはワニやイグアナなどの爬虫類を飼う人、サソリやタランチュラなどの毒虫を飼う人、女神の生首を飼う人などいろいろな方がいらっしゃいます。

 しかしペットとて生き物ですから、飼うとなればそれなりに手間がかかります。
 お犬様でしたら散歩に連れていってあげないといけませんし、金魚でしたら時々金魚蜂の水を替えてあげないといけませんし、女神の生首でしたらパラメータに気を配らねばなりません。しかもいくら頑張ってもパラメータがぐんぐん下がっていきます(経験談)。

 とりあえず生首はベランダにでも置いておくとして、ペットですよペット。

 オイラも昔は金魚とか飼ったことがありました。
 しかしなんだかんだでほとんどの金魚はあっという間に死んでしまい、庭の片隅で樹木の肥やしと成り果てる運命。
 中でもかなり長生きした四匹は名前をつけてまで可愛がっていたんですが。

・オチ→体が小さいためエサ争奪戦に負けて栄養失調死。
・タフト→逆に食べ過ぎて肥満死。
・タイヘイ→スタンダードに病死。
・コノ→水替えの際にどこかへ体を打ちつけて骨折死。


と四者四様の死に様で敢え無く樹木の肥やしと成り果てました。ご愁傷様です。

 そんなわけで、それ以降はこれと言ってペットを飼ったことがありません。
 犬猫は世話が大変ですし、鳥は母が大嫌いですし、昆虫はオイラが大嫌いです。あえて飼ったと言えばせいぜいたまごっちくらいのものでしょうか。おやじっちの姿を見たのが最後でした。

 しかしそんなオイラが何か飼うとしたら、非常にときめいている生き物がいるのです。って実は高校時分くらいからずっと言い続けてるんですけど。


 プラナリア。



 扁形動物門波渦虫網の動物群の総称。淡水、海水、陸上に住む。
 渦虫網は、三岐腸類、多岐腸類、異腸類、棒腸類、無腸類の5目に分類されていたが、最近は異腸類と棒腸類が数個の目に分けられ、現在は11目に分類されている。一般にプラナリアという場合は、再生力の強い動物としてよく知られている淡水性の三岐腸類を指す。
 世界中には約35属、およそ380種いて日本にはナミウズムシ属、ホソウズムシ属、カズメウズムシ属、オオウズムシ属、ホラアナウズムシ属及びキタオオウズムシ属の6属20数種生息している。



 ツチノコのような形の体もイカしてますが、コイツの最大の特徴は驚異的な再生能力にあります。
 例えばプラナリアを真ん中で真っ二つに切るとこうなります。



 すっげー! かっこいー!
 頭からは体が、体からは頭が生えてくるんですよ! きゃー! そこにしびれる憧れるー!
 さらに頭を縦に中途半端に切ってみます。するとこうなります。



 すっげー! かっこいー!
 頭が二本ですよ頭が! ゲェーッ! こいつはレフリー!
 さらに一方の頭を途中まで切ったら当然キングギドラ完成ー!

 素晴らしすぎる。惚れるね。生物として尊敬する。
 ペットとして飼うなら是非あなたにしたい。第一印象から決めていました。よろしくお願いします!(手を出す)(ちょっと待ったコールが入る)(両方フられる)


 そんなプラナリアへの熱い思いをイラストにしてみました。



 ちなみにエサは鳥のレバーだそうです。エサやってる姿は見られたくないな。
2004年12月3日(金)   軽
 今日もいつものごとく残業った上に明日ちょと早いのでサクサク日記済ませてしまいますが、以前画像がなくてぞんざいに書いたことのあるネタの画像が入手できましたので載せてみる。




 ほら!
 株式会社「エロムード」に見えるでしょ!ね!




 それはそうと、UNDER17のベストアルバム3の曲目も発表されてこれは買うぞーと息巻いている折、当該CDをオリコンチャートに入れようという呼びかけをなさっている方がいるのでせっかくだから一口乗ってみる事にしました。と言っても元々ジョーシン系列ディスクピアで買うつもりだったので、オイラは特別努力する必要がないんですけど。

アンセブベスト3をオリコンチャートに入れよう!

 ところで前々から思ってたんですが、CDのカラオケトラックって需要あるんでしょうか。家の中でカラオケ大熱唱する人とか聞いた事ないし、せいぜいカラオケの練習くらいしか用途がないと思うんですが。
2004年12月4日(土)   DS触らせてもらったりもした
 四週連続日本橋。

 というわけで、今日も日本橋へ出撃してきました。
 と言っても、今日の買い物は実に真面目なものばっかりでしたよ。スプリッタとハブとマリみて。(なんか混ざってるー!)

 うちはこないだからYahoo!BB(通称・アホーBB)になったのですが、アホーから送られてきたモデムは徹底的なまでにストイックな一品でして、電話線一本挿してイーサネットケーブル一本挿して終わりという家庭内にユーザが複数いることを微塵も考えていない仕様なのです。
 なのでハブを購入。

 あとスプリッタが電話1つとモデム1つの分岐しかないため、電話が一つしか繋げられません。
 ISDNの時はアナログポートが複数あったので二台繋げられたんですが、その時の環境に慣れてしまったうちの母なんかは不便を感じているようなのです。
 そこでスプリッタにもう一つスプリッタをかましたら電話2つ分繋げられないかなと思ってスプリッタを購入しました。ダメでした。単に二本に分岐してるんじゃなくて、通話と通信を分ける機械だったのねスプリッタって。みんなは店員さんの言う事をちゃんと聞こう!

 まぁ買うものは買いましたので、中古ゲームソフト屋をハシゴしつつ日本橋を南下。店頭デモのファミコンゲーム「ドラえもん」の引力に負けてついコントローラを握ってしまうオイラ。気がついたら一面クリアしてました。やばいやばい。ドラえもんの魔力は侮れないぜ…!

 ところでオイラはこないだ誕生日だったのですが(余談ですが、誕生日プレゼントを贈っても良いかなと考えているうら若き女性の皆様、オイラの鞄には未だ若干の余裕がございますよエヘヘ)、ディスクピアから300ポイントのプレゼントがもらえるよというハガキを受け取っていたのです。
 というわけで、南から北へ戻る途中ディスクピアに寄り道。レジの人に提出しようと思ってハガキを取り出してよく見たら「引き換え期間11月30日まで」と書いてありました。ふざけんなちゅ話です。ほんと死滅すると良いと思うよ。(主にオイラが)

 その後日本橋のヲタ店を経由して雨を避けつつ日本橋を突破、ミナミの商店街のゲーセンで遊んだりピザ食い放題してきたりして楽しい一日を過ごしましたとさ。



 あ、あと、咲人さんもいました。 ←そっちがメイン



 まぁなんだ、とりあえず朝は難波で合流してマクドで朝マック食べながらダベってました。主にドラえもんとサザエさんについて。それで二時間半もった。
 んでその後は上記のように中古ゲーム屋を回りまくったり、いつものごとくタイミング悪い男HEROが途中で電話かけて来たりしたわけですが、その途中で見かけた一品。



 お、お前ら!
 20万7900円様のお通りだ!
 頭が高い! 控えおろう!
2004年12月5日(日)   あげつらうために加入した説
 うちはこないだからYahoo!BBになってしまったわけですが、料金引き落としの書類が届いたところで家族会議が開かれました。
 契約はオイラ名義で進めていたのですが、料金は父の口座から落としたいということになり、この辺りについてちょっと確認を取らねばならないと言う結論に達し、他数点の疑問点も添えて電話決行。

 相手は勧誘からずっとうちの担当者であるODNキャンペーン事務局のT氏。一を聞けば二十返ってくるナイスガイ。聞いてないことから口外禁止の極秘情報まで教えてくれます。
 彼のちょっと前にうちにかけてきて開口一番「ISDNにしておかないといけない理由でもあるんですか?」と言い放ったNTTに比べ、非常に誠意溢れる対応をしていただいたのでオイラは大変信頼しているのです。


☆Mission 1 引き落とし先の名義について

T氏「大変お手数をおかけ致しますが、
   Yahooさんと日本テレコムのそれぞれのカスタマーセンターに連絡して頂いて
   名義変更のお手続きをしていただく形になります」
オイラ「あー、やっぱ契約と引き落とし先の名義が違ってたらダメなんですね」
T氏「はい。日本テレコムの方は恐らく
   最初の振込みの時に変更のお手続きをしていただければそれでOKかと思いますが
   Yahooさんの方は少々難しいかもしれません」

オイラ「わかりました。後で連絡してみます」


☆Mission 2 キャンペーンサービスについて

 今回オイラは「Yahoo!BB+おとくライン」というやつで加入したのですが、このキャンペーン期間の特典で「指定した3つの電話番号に限り通話料がタダになる」というものがあり、うちの母がそれはいつから使えるのかとしつこく尋ねてくるものですから聞いてみました。

T氏「ええと、そのサービスは開始前にこちらからお知らせの通知が届く事になっておりまして
   そちらに開始期日が明記されます」
オイラ「あーなるほど。じゃそれが配達されるのを待っていればいいんですね」
T氏「はい。あとこのキャンペーンにはAプランとBプランがありまして」


 初耳。後から決まったのかな。

T氏「Aプランでは3つの電話番号が一年間無料、
   Bプランでは3つの電話番号が三年間割引となっております」
オイラ「はあ」
T氏「ですので、Aプランをしばらく使用して頂いて
   途中からBプラン乗り替えると一番お得な形になります」


 い、いいのか。そんな裏技みたいな方法をキャンペーン側の人間が教えて。


☆Mission 3 電話を二つ使いたい

オイラ「Yahooさんから支給されたスプリッタでは電話が一つしか繋げないんですけど、
    これ、二つ繋ぐ方法ってありますか?」
T氏「それでしたら、お近くの電気屋さんで分配器を購入していただければ可能です」
オイラ「ほう。分配器。そんなものがあるんですね」
T氏「はい。今ならだいぶお安くなっておりまして、500円くらいでご購入できると思います。
   お客様の手を煩わせてしまって大変申し訳ないですが」

オイラ「いえいえ。とんでもないです」


 そう、その最後の一言のような心よ。NTTに足りないのは。


☆Mission 4 レンタルのモデムについて

オイラ「えーと、Yahooさんから送られたモデムのセットなんですけど、これレンタルなんですよね」
T氏「はい。月650円になりますが、今回のキャンペーンでは
   それも2ヶ月間無料となっておりまして…(以下本題と関係ない話なので省略)

オイラ「ということは、もし解約するとなったら返却しないといけないということですよね。
    送られてきた中には、モデム以外にLANケーブルや電話のケーブルがあったんですけど
    どこまで返す事になるんでしょうか」
T氏「あ、はい、それら全てになります」
オイラ「あー、ということは、どれが送られてきた物なのか
    ちゃんと管理しとかないといけないわけですね」
T氏「そうなりますね」

 オイラみたいにPCパーツのストックをゴロゴロ持っている人種にとってはどれも内容的には同じであるはずのLANケーブルの中で、「これはYahooから送られてきたLANケーブル」という区別をつけねばならないのがめんどいです。忘れない今のうちに引き取ってくれんかYahoo。うちに替えはいっぱいあるから。


☆Mission 5 モデム発送日について

 日記にも書きましたけど、Yahooはモデムを回線が切り替わる当日に送りつけて来ました。
 おかげでその日家に誰もいなかった我が家は不在通知を受け取る事になり一日ネットに繋げない日が出来てしまったんですが、それについて聞いてみました。

オイラ「あと、これはご存知だったらで良いんですけど」
T氏「はい、なんでございましょう?」
オイラ「(上記理由を説明)…で、わざわざ当日を指定して送るのは何か意味があるのかなぁと。
    数日前に送ってもらえれば、そういう事態にならずに済むと思うんですが」

T氏「はぁ、さようでございますね…
   それでは、ちょっと問い合わせて参りますので少々お待ち頂けますでしょうか」


 知ってたらでよかったのに、わざわざ問い合わせてくれるT氏。無駄に良い人。

T氏「大変お待たせ致しました」
オイラ「あ、いえいえ」
T氏「問い合わせてみましたところですね、えーと、
   その、お客様のようにご理解の深い方なら問題ないのですが」


 何やら言葉を濁し始めました。この先の展開にとっても期待が持てます。

T氏「お客様の中にはあまりよくわからない方もおられまして、
   そういう方はモデムが届いたらすぐに設置しようとしてしまうんですね」
オイラ「あー。はい。わかる気はします」
T氏「それで、そういったトラブルを回避するため、開通してからの設置を想定しているようです」


 つまりこういうことです。

 Yahooは、初心者が開通前にモデムを繋ぐトラブルを忌避するために、ユーザー全員に対し、契約期間内の利用を数日削らせる可能性のある方法を取っている。
 ↓
 Yahooは、自分の方に来るトラブルを避けるために、ユーザーが損する方法を取っている。

T氏「…お客様にはご納得頂けないと思いますが。申し訳ございません」
オイラ「いえいえ。よく理解できました。ありがとうございます」

 念の為補足しておきます。
 最初に書いたように、オイラはこのT氏には全面の信頼を置いています。彼に取り次いでもらっているアホーBBが昆虫なだけです。


☆Mission 6 それぞれのカスタマーサポートに電話

 Mission 1の指示を遂行すべく、日本テレコムとYahoo!BBそれぞれのカスタマーサポートに電話してみました。
 まずは日本テレコム。コール音一回で繋がりました。相手は女性Yさん。

オイラ「えーと、契約をオイラの名前で進めていたんですが、
    口座を父名義のものにしたいんです。どうすればいいですか」
Yさん「はい、それでしたら、初回の振込み用紙と一緒に振込み変更の書類が届きますので
    そちらで名義変更のお手続きをしていただく形となります」

オイラ「契約の方の名義を変更すればOK、ということでしょうか」

Yさん「はい、さようでございます」

 話はトントン拍子のまま終了しました。
 続いてYahoo。

テープ「只今窓口が混み合っております。このままお待ちになるか、しばらく後でおかけ直し下さい」

 これが5分ほど続きました。そしてやっと繋がった相手はこれまた女性のSさん。

オイラ「えーと、契約をオイラの名前で進めていたんですが、
    口座を父名義のものにしたいんです」

Sさん「はい。少々お待ち下さい」

 ♪…(保留音:「HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW(邦題:そよ風の誘惑)」)…

Sさん「お待たせしました。ええとですね、引き落としの口座は
    契約の時のお名前と同じ名義の口座をご用意してください」
オイラ「だから。その名義を違うのにしたいという話なんですが。
    契約の名義を変更するとかそういうことはできませんか?」

Sさん「えーと。少々お待ち下さい」


 ♪…(保留音:「HAVE YOU NEVER BEEN MELLOW(邦題:そよ風の誘惑)」)…

 ああ。Yahooらしいなぁ、この会話の噛み合わなさ。
 サービス開始当初のヘッポコサポート体制を彷彿とさせてくれます。逆に安心したよ。

Sさん「お待たせしました」
オイラ「はいはい」
Sさん「ええと、名義を変えるには一度契約を解約していただいて再契約と言う形に」


 待てい。

Sさん「ただそうしますと、今回のキャンペーンの対象外となってしまいますので
    やはりお客様名義の口座を用意していただく方が…」
オイラ「あー。そうですか。名義だけ変えるのは無理なんですね?」
Sさん「はい。そうなります」

オイラ「わかりました。ありがとうございます」


 あー疲れた。
 こんなこと言っちゃアレですが、難しい話を振っても絶対理解できなさそうな人だったので早々に電話を切り上げました。もう一度T氏に電話した方がよっぽど話がサクサク進むよ。
 しかしここまで期待通りだと笑えてきますねYahoo。全盛期はもっとひどかったんだろうなぁ。

 さて、せっかくYahoo!BBに加入したんですからこの特権を生かさないわけにはいかない!ということで、早速Yahoo!BBユーザー先行販売なんてあこぎな真似をしてくれている「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」を購入してプレイしてみました。
 明日の日記で簡単にネタバレなしレビューするつもりですが、とりあえず。とりあえず今のオイラに賛美歌の「慈しみ深き」を聴かせないように。オイラ、号泣するから。
2004年12月6日(月)   planetarian
 そんなわけで、今日は昨日の予告通り「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」をザクッとレビュりたいと思います。仕事場で休憩がてらちょこちょこと下書きを書いていたけど持って帰るの忘れてしまったのでイチから書き直していることはオイラだけの秘密です。


 「Kanon」「AIR」「CLANNAD」とヒットを飛ばしてきたゲーム会社keyの新作「planetarian」。
 一般販売は本日12月6日からでしたが、Yahoo!BBユーザは先行販売という形で11月29日から購入する事が出来るというあこぎな売り方をしており、オイラも一応ほやほやのヤフBユーザーですので早速その恩恵に預からせて頂いて、こないだの土日を使ってプレイしたのです。

 このソフトは基本的にダウンロード販売。
 記念イベントでパッケージも売られたらしいですが、所詮関東の話なのでオイラにゃ手は出せず。恐らくそのパッケージはそのうちプレミアとかついてヤフオク辺りで売買されることでしょう。日本の首都至上主義に遺憾の意を表したくなります。

 悲しき関西人のオイラは大人しく公式サイトよりアーカイブをダウンロードしました。サイズが46MBありますが、ADSLの敵ではありません。

 さっくりインストールし、強制的にデスクトップに作られたショートカットをゴミ箱に捨て、インストールされたフォルダから直接「Start.exe」をダブルクリック。
 現れた誘導プログラムに従うと、BB Serveのサイトに飛ばされました。ここでユーザ登録をしてから料金を支払うようです。

 ユーザ登録。
 オイラが常用しているメールアドレス、本名、住所等の情報を入力します。全て入力してOKとすると、確認メールを送信したというメッセージ。サクサクとメーラーを立ち上げてメールをチェックしました。


 来ねぇ。


 待てど暮らせど、何度メールチェックしても来ません。
 まさか二、三日待てとかそういうことを言うのではあるまいな。いやいやまさか。ただの認証なのに。
 疑問に思ってBB Serveのサイトを見回ったところ、目立たないところに答えが書いてありました。

>Yahoo! BBをご利用の皆様は、ユーザー登録の際に「@ybb.ne.jp」のメールアドレスでご登録ください。

 オイラは専らフリーのメルアドをメインとして使っていて、正直Yahooのアカウントは使う気なかったのでメールを受信する設定すらしていませんでした。ということでメールアカウントの設定からする羽目に。
 そのアドレスを使って再登録したところ、速攻で確認メールが届きました。
 なお余談ですが、最初に登録した分の確認メールは12月6日になった途端に届きました。当然ストレートに削除フォルダ行きですが。

 その確認メールで示されたURLに飛び、最終確認も完了。クレジットカードの情報を入力してライセンスキーの購入も滞りなく完遂しました。
 オイラはてっきりシリアル番号みたいな認証キーを直接ローカルのソフトウェアに設定するのかと思っていたんですが、ネット認証って違うんですね。ソフトウェアを起動する度に登録情報を管理しているサーバにネットを通じて接続し、そこで認証を受けて初めてゲームが起動するといった仕組みのようです。


 こうしてようやくゲームが起動するに至るのですが、ゲームも始まっていないと言うのにここまでぐだぐだと長文が続いて、読んでくださった皆様もちょっとイライラしているのではないでしょうか。

 心配するな。オイラはもっとイライラしている。

 つか、めんどいよネット認証!
 ゲーム始めるまでにどんだけ手間かけさせるんだよ。
 しかもハードウェア構成変わったら認証が通らなくなるってどうなんよ。もう一度買えと言うのか。ふざけんなー。ガー。


 そんなわけで、やっと内容のレビューに入りたいと思います。
 といっても詳細を書くとネタバレになってしまうので、そういうのはご勘弁を。

 このゲームはただひたすら文章を読んでいって物語を味わうと言うものであり、選択肢すら一つも出てこないので、ゲームというよりむしろ小説と捉えた方が良さそうです。
 話を盛り上げるものは、シナリオ、CG、BGM。


☆シナリオ

 「CLANNAD」でことみシナリオを担当した涼元悠一氏の作というだけあって、短いながら綺麗にまとまっています。
 舞台は戦争の果てに放棄された街。そこのプラネタリウムに迷い込んだ屑屋の男が壊れかけた解説ロボットの「ほしのゆめみ」と出逢い、もう一度プラネタリウムを上映するために故障した投影機を修理する、といったストーリー。

 話の展開は大体先の想像がつく王道中の王道と言った感じで、時々出てくる兵器の名前などのために読み進める上でテンポが崩される事もままありましたが、そんなの問題にならないくらい泣けました。
 伏線の張り方や台詞回し、巧みな表現などが秀逸。さすがと言った感じです。

 面白いと思ったのは、ヒロインのゆめみが本当に最後まで「ロボット」だったところ。
 ヒロインがロボットという話は多々ありますが、例えば「To Heart」のマルチのように「ロボットだけどほとんど人間と変わらない」というのがほとんどです。
 が、ゆめみは本当にプログラムに従って動くロボットであり、でもその無機質の中に垣間見えるからこそ「心」が際立つんだなぁと珍しく真面目に思ったりしました。

 真面目に語ってもつまらないと思うので、プレイ中のオイラの心の変動で大体の雰囲気をどうぞ。

 プレイ開始
   ↓
 噛み合わない会話おもろーい
   ↓
 このまったりムードがなんとも言えず良いなぁ
   ↓
 ええー! がんばったのに!
   ↓
 そうか…プラネタリウムってタイムマシンなんだ…(涙ぐみながら)
   ↓
 歴史って皮肉だなぁ…(超涙ぐみながら)
   ↓
 会話は面白いけど…なんか…
   ↓
 なんと。そういう展開ですか
   ↓
 うわあ。ハラハラドキドキだ
   ↓
 ひぃ。ピンチだ。まぁ展開読めるけど
   ↓
 うわ…展開は読み通りだったのに…想像以上にゆめみが神々しい…
   ↓
 うー。卑怯だー。引っ張るなよー。弱いんだよそういうのー。(涙ぐみながら)
   ↓
 うあ。その兄妹はそういうことだったのか。(超涙ぐみながら)
   ↓
 うああ。そういう経緯か! それでか! (とめどなく涙ぐみながら)
   ↓
 うあああああああああ(決壊)


☆CG

 今回はいつもの樋上いたるではなく、駒都えーじという方が原画を手がけているそうです。
 それに関して、カスタマーレビューにあった一意見をどうぞ。

 絵は駒都えーじさんなので元から心配していませんでしたが、key最大の欠点であるグラフィック面の弱さが解消されており、文句無しです。

 いたる…


☆BGM

 曲数こそ少ないものの、いつも通り文句なし。
 特に賛美歌「慈しみ深き」をオルゴール調に編曲したトラックは、今のオイラには殺人級の破壊力を持つ兵器になっています。


 そんな感じで、だだ泣きのままエンディングまで到達。1050円でこれだけ泣けたら上等です。
 オイラもクリア後しばらくCGを見返しつながらBGMをエンドレスで流し、ぐずついた鼻をすすりつつ余韻に浸っていました。

 そこに母登場。

母「あ、もう。鼻ぐじぐじ言って。風邪引いたんじゃないの?
  毎日夜遅くまで起きてるからよ。今日はさっさと寝なさい」



 そういうムードぶち壊しな言葉をかけられたくないから、いつもは家族がみんな寝静まった深夜にやってんだよ。
2004年12月7日(火)   アイディア料は売上の1割で結構です
 昨今の韓国ドラマブームは政治的プロパガンダ説でオイラの中では一段落しているのですが、それはそうと、ビートルズのメンバーにあんな顔の人いなかったっけ度80%をマークした「ぺ」様が一躍名を馳せた例のドラマ「ユンソナ冬ソナ」のパクリ疑惑が今の流行りみたいです。
 このページに上がっているのは以下の三点。

1. BGMが藤原いくろうの「deep sea」という曲のパクリ
2. ストーリー自体がゲーム「君が望む永遠」のパクリ
3. Ryuの歌う主題歌「最初から今まで」が雅夢の「愛はかげろう」のパクリ


 1.は既に認めちゃってるらしいので確定の模様。
 それにしても藤原いくろうの名前を久々に見たよ。TV版「天地無用!」最終回の「恋愛の時空」は名曲でした。今でも泣けます。

 2.は…いくらなんでもないやろ。パクリ元がエロゲーて。しかも初版はモザイクが薄すぎて自主回収になったやつ。パクリ以前の恥ずかしさですよ。きゃあ恥ずかしい。

 3.は言われて初めて気付いた。あーあー。似てるわ確かに。

> 元メンバーで、この曲を作った三浦氏の耳にも入っていて「抗議
> しなくていいのか」という、問い合わせも殺到しているとか。
> 所属事務所によると、三浦氏は自身のライブで「冬ソナ歌いまーす」
> と言って愛はかげろうを歌いだし、会場は大うけだそう。


 こういう対応ができる人大好き。
 まぁ韓国がパクリ大国なのは今に始まったこっちゃないですしね。軽ーくあしらっとけあしらっとけ。


 それはそうと、こないだ「CDのカラオケトラックは要るのか」という話をちらりと書きましたが、あれから少し考えたのです。カラオケトラックの有効な利用法を。

 カラオケ屋さんでCDの持ちこみ機能を装備してみてはどうか。

 これまではカラオケ各社が用意した収録曲しか歌うことができませんでした。
 しかし普通のCDプレイヤーを部屋に標準装備するだけで、誰もが好きな歌を歌えてしまうという革命的仕様。近所に孫悟空しかないと嘆いていたアニソンファンのあなたもこれで安心。
 歌詞? CDを持ちこむくらいなんだから歌詞カードくらい自前で用意しろ!

 いや、でも冗談抜きでこのシステムが普及すればいろいろと利点があると思うのです。
 普通カラオケには到底入ることのない曲でも歌えてしまいますし、自分で作曲した曲やアレンジした曲を歌うこともできます。やろうと思えばノンストップのCDを丸々一枚歌うなんていうサバイバリィな挑戦もできてしまいます。

 そうするとカラオケ機種メーカーの仕事がなくなって困るのではないかと言う懸念もあるかもしれませんが、CDの持ちこみなんていうのは一般には面倒な事ですので、いつでも手軽に歌えるこれまでの曲配信システムだって十分需要があります。
 それにキーコントロールやスピード調整なんかはCDでは再現できませんしね。

 カラオケの機械にCDプレイヤーを組み込んでしまえばなおよろし。
 今までのカラオケのように曲を予約したり、歌詞が出ないにしても汎用ムービーを流すくらいの機能をつければ十分雰囲気が出るのではないでしょうか。

 DVDにも対応すればもう完璧。
 各音楽会社もこぞってDVDにカラオケトラックを入れることでしょう。それを持っていけば完全オフィシャルなカラオケの出来上がりです。素晴らしい。

 なお、LDは持ち歩くにはでかすぎるのでないものとします。ご了承下さい。
2004年12月8日(水)   砂糖を科学する
 少年マガジン連載の「国光の政」、今度のテーマは医療関係の模様。あの辺は確かに問題山積みなので、どんな風に斬ってくれるか非常に楽しみです。
 というわけでこんばんは。残業で遅くなってもスピリッツとマガジンだけはチェックしているのっぽ ゴン太郎です。でもスピリッツは「20世紀少年」が終わっちゃったらもう読むものないです。


 さて、久しく姿を見ていなかった小泉孝太郎を通勤途中の壁で見かけました。

 

 かなりなことになっています。
 論理立てて会話をしているようで、全く会話になっていません。というか文脈も理論も無茶苦茶。
 上記写真ではちょっと見辛いかもしれませんので、テキストに起こしつつ順番に見ていきましょう。

「小泉さん、甘いものやお菓子があると
 ハッピーになれるのは
 なぜですか」

 「甘いものやお菓子があるとハッピーになれる」というのは既に大前提のようです。甘いもの嫌いな人は論外ですか。ていうか「ハッピー」て。頭悪そうだな。

  ←「ハッピー」のイメージ

 そしてそんな頭悪そうな質問に対する小泉Jrの回答がこちら。

「それは、お砂糖が脳と体に栄養を運び
 心を豊かにしてくれるからだよ。」

 前半と後半の関連性を論理的に説明出来る人手を挙げてー。はいゼロ。
 前半で科学的ぽいことをのたまいつつ後半は心を豊かに。素晴らしい文章力ですね。前衛的過ぎてついて行けません。ある種「あるある大辞典」見て中途半端に体に良い食べ物の知識をつけた主婦の戯言に似ています。
 そもそも前半の説明からしておかしいぞ。栄養を運ぶのは血液であって、砂糖は運ばれる側だ。

 そしてこのポスターを出しているところがこちら。



 「砂糖を科学する会」。
 ネーミングセンスも結構アレなものがあるので、科学の前に国語を復習した方が良い気がします。お節介ですか。そうですか。

 最後に、もう一度二人の会話をおさらいしましょう。

「小泉さん、甘いものやお菓子があると
 ハッピーになれるのは
 なぜですか」
「それは、お砂糖が脳と体に栄養を運び
 心を豊かにしてくれるからだよ。」
お前ら、電波か。
2004年12月9日(木)   四方山
 うー。扁桃腺腫れてルー。頭痛してルー。眠イー。
 ちょと体調悪いので、今日は文章の構成とかサックリ無視して思うがまま雑感を書き連ねときます。展開早いからしっかりついてこいお前ら。


これが日本一査定?西武ナイン保留10人

>「金額を聞いて2分で帰ってきました」と新選手会長の小関。
>今季は赤田、佐藤ら若手の台頭で出場は90試合に減ったが、
>2000万円減の8500万円の提示に怒りが爆発。
>…(中略)…
>この日は佐藤も1300万円増の4000万円を、貝塚も1700万円増の2800万円を保留。


 8500万! 4000万! 2800万!
 贅沢言ってんじゃねぇよって感じですよ全く。オイラの年収いくらや思とんねん。
 そもそも野球選手なんて生産性のないショービジネスはもっと給料安くていいんだよ。もらいすぎ。本当にその対価に見合った仕事しとんのかと、野球にこれっぽっちも関心のないオイラは思うの。


2004年度版 創作四文字熟語

 これって、要はダジャレですよね。


似てない!ヨン様の等身像廃棄も

 写真超わろた。
 この記事に出てくる誰かのコメントを繋ぎ合わせるだけでも面白いです。

>「国の恥だ」
>「マフラーと眼鏡をすればペ・ヨンジュンになるわけではない」
>「観光客が見たら逃げ出す
>「あの像と写真を撮りたくない」
>「廃棄を含め検討中」
>「人形なんですから。誰か、そっくりにつくれる人はいませんか



●「マリみて」、ロサ・カニーナの後半のお正月の話を現在読んでいます。ギガンテスが壊れてきて面白いと人に聞きましたが、その意味がよく理解できました。
 やっとここまできてなんとなく「マリみて」がウケた理由が掴めてきたような気がします。つかこれ普通に少女漫画のノリだよね。「恋人」が「姉妹」になっただけな気がする。もちろんおかげで登場人物がほとんど女ばっかりになって世界観がめちゃくちゃ華やかになってるわけですけど。


●「げんしけん」のアニメをたった五話みただけで、母にOPテーマが刷りこまれました。
 気付くと「♪ひとよひとよにひとみごろー」とか歌ってます。そしていつものごとく歌詞を間違えています。


●明日会社の忘年会だって。行けるかどうかわからんけど。
2004年12月10日(金)   N氏のこと
 N氏は会社でもベテランの部類に入る人物である。
 管理職ではないが、技術職としては年季が入っており、客先での人望も厚い。プロジェクトのリーダーもこなす。独身。ユーモアに長けている。

 数々の伝説も残している。
 例えば、今日出た話であるが、なんでも携帯が壊れたらしい。

N氏「どうもメモリが逝っちゃったみたいなんよ。ほんま参ったわ。四台も一斉に壊れるんやもん

 補足しておく。彼は八台の携帯を所有していたのである。何に使っているというわけではない。なんとなく増えていった結果なのだ。
 ちなみに彼はゴールドカードも持っている。これもまた特に使い道はない。ただただ高額な会費を支払いつづけているだけ。N氏はそういう人だ。有体に言えば「おもろいおっさん」である。


N氏「こないだTさんに引かれてな」

 そう語り出したN氏。
 同じテーブルにいたK子女史とY氏も耳を傾ける。

N氏「こないだ「リーダー講習会」とか言うのあったやん。
   あれからTさんが僕の席に来るたんびに
   「Nくん、どうや、リーダーらしなったか」っていちいち言うて来るねん」

 肩に手を置くジェスチャーをしながらTさんの真似をする。
 N氏は肩を揺すり、小さく笑いながら話を続けた。

N氏「あんまり毎日言うてくるから、なんかもうムカついてな。
   朝、自分のおでこに「リ」って書いたってん

N氏「朝、会社のトイレ行ってな、誰もおらんか確認して。そんで、鏡見ながら。
   難しいであれ。左右逆になったらかっこ悪いしな」

N氏「汗とかで消えてしもても嫌やん。せやから油性マジックで」

N氏「前髪で隠してな。ほんで席に戻ってん。せやけど誰も気づかへんねん、これが」

N氏「ずーっとそのまま仕事しとったんやけどな、Tさん全然来うへんねん。これはあかんかなー思て」

N氏「でも夜帰るときにちょうどMさんとTさんが来てな。
   ほんでTさんが「Nくん、リーダーらしなったか」言うてきたから、
   こうやって「これ見てくださいよ」って」

 前髪を上げる仕草をしながら、N氏の語りは続く。

N氏「ほんだら、Mさんの方は大爆笑やってんけどな。
   Tさんがなんかもうあからさまに「コイツいい年して何やっとんねん」みたいな目で見とんのな」

 ちなみに、既にこの辺でK子女史が笑い過ぎでダウン。後に彼女は「死ぬかと思うくらい笑ったのは久しぶりだ」とコメントした。

N氏「その日はそれで帰ったんよ。「リ」のまんまで家まで。
   風呂入っても取れへんでな。さすが油性マジックやね。
   次の日の朝必死で顔洗ったよ。おでこ真っ赤になったわ」

N氏「結局消えたんはその日の夕方くらいやね。それまでずっと「リ」


 今日は、そんなN氏のいるうちの部の忘年会でした。久々に懐かしい人たちとかと会えて楽しかった。
 漫画の中とかならともかく、なかなか社会人(しかもベテラン)で「リ」はできませんよね。できませんて言うかしたくありませんよね。
2004年12月11日(土)   プラネタリウムはいかがでしょう?
 「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」。
 戦争の果てに放棄された街のプラネタリウムに迷い込んだ屑屋の男が壊れかけた解説ロボットの「ほしのゆめみ」と出逢い、もう一度プラネタリウムを上映するために故障した投影機を修理する物語。
 あのkeyの作品なだけあり、非常に感動する物語でした。

 そんな感動がぐわーんとカーブを描いて一回転した後スターゲイトをくぐり太陽系を一周した結果、なぜか今日はプラネタリウムを見に行く事になりました。もぐさん、hiro-cさんと三人で。男三人で。
 なおオイラの名誉の為にハッキリさせておきますが、発案者はもぐさんです。そこんとこよろしく。


 大阪市立科学館。
 ちょうど入場時間についたので、600円払って入ります。
 通路の途中には「planetarian」の中で使われていたような二頭式の投影機が展示されていました。そういやこんなタイプの投影機ってもう使われてないんだな。
 通路を抜けるとそこはドーム状の空間。

 それにしてもあれですね。
 四角い箱状の部屋に慣れているせいか、角のない天井を見ながら歩いていると並行感覚を失って倒れそうになりますね。ちょっと面白かった。

 適当な席について椅子にもたれると、後ろに傾いで天井と対峙するような形になります。平たく言えばほとんど寝転んだような状態です。
 そのままどっかで聴いたような気がする音楽に身を委ねて開演を待ちます。


 やばい。眠くなってきた。


 今日は午前中皮膚科に行ったので朝早めに起きたのです。
 その影響がこのリラクゼーションな状況下において鎌首をもたげてきました。いかん。気を抜いたら意識が飛んでしまう。せっかく600円払ったのに。

 やがて時刻は3時になり上映開始。
 入り口前に貼ってあったプログラム表を見ると「解説:○○千春」と書いてあったので、てっきり女の人かと思っていたらナチュラルに男性でした。新山千春ではなく松山千春だったようです。

 天球に最初に映ったのは大阪の街から見える夜空。
 しばらく解説した後、千春氏がこう言いました。

千春「それでは、今日は特別に町の明かりを全て消してみましょう。
    皆様、騙されたと思って5秒間だけ目を瞑っていてください」

 急に暗くすると人間の目は暗がりに慣れる事が出来ず、せっかく投影した星空を見ることができなくなります。千春氏の指示はそういう意図だと思われます。
 しかし、オイラは千春氏の指示を無視して5秒数える間ずっと目を開けていました。だって、今目を瞑ったら、オイラ、確実に寝る。

千春「いいですか? それでは……いーち……にーい……さーん…しーい…ごー。さぁどうぞ!」

 天球に広がった満点の星空を見た周囲の人たちから、わあ、という声が上がりました。それと同時にオイラの瞼が閉じました。か、数なんて数えられたら…羊効果が…ガク。

 まぁそれでも頑張って半寝半起で上映を見ました。
 何故か後半がオーロラの話ばっかりになったのがなんかアレでしたが、見応えはあったと思います。多分。寝惚けてたから自信ない。


 プラネタリウムを出た後は日本橋に行って店を巡りました。巡ったと思います。寝惚けてたのであまり覚えていません。とりあえず視界を確保するためになんかものすごい顔をしながら歩いていたような気がします。
 帰ってきて荷物を解いてみたら、電話線の分配器、同人ゲーム2つ、「マリみて」を三巻、びんちょうタン日々のお仕事編7個(うちダブリ2つ)、MDメディア10枚が出てきました。ちゃっかり買ってたみたいです。


 それにしても。
 大阪市立科学館で、文字を刻み込める記念コインをもぐさんが購入してたんですが。



 「YUMEMI HOSHINO」。
 オイラの名誉の為にハッキリさせておきますが、購入したのはあくまでもぐさんです。
2004年12月12日(日)   忙日
 12月12日は折笠愛の誕生日。いや、特に意味はない。

 アニメイトの無料試聴ページで12月12日現在無料で見られるアニメ三本を、せっかくADSLになったしということで見てみました。感想。
 「ローゼンメイデン」→主人公の設定に疑問を覚えるけど話はかなり面白そう。
 「To Heart Remember my memories」→「To Heart」の粗筋を知っているとすごく感慨深いです。
 「神無月の巫女」→ナニコレ。


 そんなわけでこんにちは。のっぽ ゴン太郎です。

 今日はばーちゃんから依頼された年賀状を作りました。
 ばーちゃんが筆で書いた文字とネットで拾ってきた鳥のイラストをPC内で合成加工して印刷。見事どっかで売っていそうな作品が出来あがりました。ばーちゃんの書道用ハンコがなかったらコンビニで買ったものと思われそうです。ばーちゃんが達筆だから余計に。

 サンプルを持っていったら隣に住んでる親戚のおばちゃんがいて、危うくその家の分まで刷らされそうになりました。まぁそれはなんとか回避したのでOK。
 そして計90枚、滞りなく印刷完了。ミッションコンプリート、ってやつです。プリンタのエプソンちゃんは今年も調子よく働いてくれています。ういやつぢゃ。

 さぁ後は我が家の年賀状だ。っていうがそれが大問題なんだが。うーん。どんな絵にしよう。


 そういや知らぬ間に「アイドルマスター」のwebサイトが出来、ロケテストも始まる模様です。
 体験版をちらっとやってみたら、なんかプロデュースするアイドルに芸名をつける行程があるらしい。むむむ。今のうちに悩んでおかねば。土壇場で決める名前は大抵ヒドイものになるし。うーんうーん。

 いやあ、師走ってほんとに忙しいですね。(水野晴郎っぽく)
2004年12月13日(月)   待合室の一幕
 右手に白い手袋を嵌めながら仕事をするオイラは貴婦人!
 皆様ごきげんよう。早速手袋に穴が開いて貧乏臭さ炸裂ののっぽ ゴン太郎です。指先の荒れが治らねぇ。いや、冗談抜きで治らないんだけどね。アトピーの一種らしいし。

 なわけで、こないだの土曜日に医者行って来ました。皮膚科。
 関係ないけど「ひふか」って明瞭に発音できますか。オイラはなんか「ひゅふか」になる。

 この皮ゅ膚科、人気があるのか人手が足りないのかよくわかりませんが、我々平日ワーカーが押し寄せる土曜日の午前(午後は休診)はいつも超絶に混雑します。
 であるからして、賢明なるオイラはマリみてを二冊携えつつも開店直後である9時に狙いを定めて突入したのです。


 既に、満員。


 なんでだよ! お前ら開店前から並んでたのかよ!
 デパートじゃないぞ! パチンコ屋でもないぞ! ましてやコミケでもないんだぞ!
 とツッコミつつ受付に行ったら「受付は8時半からやってます」という血も涙もない張り紙がしてあったのでオイラはよよよと枕を涙で濡らすのでした。

 診察券と保険証を提出し、名簿に名前を書いて順番を待ちます。
 白衣の天使と呼びたくないおばちゃんが人の良さそうな顔で「ごめんなさいねぇ、後小一時間くらいお待ちください」とかなりなことを言い放ったのを笑顔で返し、部屋の隅っこに立ってマリみてを読み始めました。空いている座席すらありません。まぁそれは行き交う人々を華麗に避けているうちに座席が空いたので、すかさずダッシュで奪取したけどさ。

 ふと気付くと1、2歳くらいの男の子がこっちをじっと見つめていました。
 にっこりと愛想を振り撒いてあげたら、じりじりと後ずさりを始めました。敵認定ですかオイラ。

 さらにひたすら読み進めていると、突然隣からゴンという音が。
 なんぞと思って顔を上げると、おばあさんが恥ずかしそうな顔をしていました。座った時に勢い余って壁で頭を打ったようです。

おばば「いやぁねぇ、年を取ると感覚がわからなくなっちゃってー」
オイラ「あはは、気をつけてくださいねー」
おばば「あたし、もう90なのよー」
オイラ「ええー、全然お若く見えますよー」
おばば「あらあら、おほほほ」
オイラ「あははは」
おばば「おほほほ」
オイラ「ちなみにそこ角なんですけど、ほんとに大丈夫ですか」
おばば「おほほほ」


 遠くの席で女子大生らしき人がウケてた。オイラは見た。

 そのうちようやくオイラの順番が来て、診てもらったらものの二分で診察完了し、結果も「昔来た時と同じ疾患ですんでこれちゃんと塗っとけ」てな感じで、薬をもらって帰りました。
 家に帰ったら11時。どこが小一時間だ。冗談じゃなくマリみて一巻分読み終わったよ。ありえねー。今の仕事が今週末で一段落ついてそこからのんびりできると思ったらオイラ来年から別の仕事に飛ぶことになりました。マジありえねー。
2004年12月14日(火)   文字面のイメージ
 今年の漢字は「」になったそうで。

 確かに今年は災害続きの年でしたから的を射てるとは思いますが、景気の悪そうな文字です。台風や地震が恨めしいですね。
 ちなみに二位は「韓」らしいです。ごめんなさい。今ちょっとだけ台風地震ありがとうとか思っちゃいました。不謹慎でした。ほんと申し訳ない。


 さてこないだニュースを見ていましたら、サッカーかなんかで対戦相手が北朝鮮でどうのこうのというトピックを目にしました。ごめんね。オイラのスポーツ界の認知度なんてそんなもんなの。
 なので「北朝鮮戦がうんたらかんたら」と言われても、「北朝鮮戦」って言葉の最後の「せんせん」あたりが気になって気になってニュースの内容なんてロクに頭に入ってきませんでした。
 せんせん。せんせん。それはせんーせんー♪(森昌子)

 しかし文字面のイメージというのはなかなか侮れないものです。
 例えば「マリア様がみてる」通称「防犯カメラマリみて」に出てくる白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)をギガンテスのイメージで見てしまう話は以前にも書きました

エスパー魔美 その舌の根も乾かぬうちに、今度は「紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)」って「テレキネシス」に似てるなぁと思ってしまったせいで、すっかりオイラの中で紅薔薇さまはエスパー魔美ですよ。
 好きよと言い出せないうちにあなたのロッカー奪ったプレデター、ですよ。

プレデター ああ、いかん、余計なギャグ言ったから紅薔薇さま=プレデターになってしまった。ファンの人すまん。さて黄色の人は何の怪物にしようか。いや、ほんとにすまん。



 薔薇の怪獣と言えばビオランテを思い出すわけですが、そんなことはおくびにも出さず文字面の話に戻します。
 実はオイラこないだ気付いたことがあるのです。

 「サカつく」と言うゲームがあります。
 正式名称は「Jリーグプロサッカークラブをつくろう!」。

 オーナーになってサッカーチームを育てていくという趣旨のゲームだったと思いますが、オイラはこのゲームが好きではないのです。
 興味がない、というのではなく、なんか嫌い。なんか嫌。そんな感覚なのです。
 プレイしたこともないのに最初から嫌悪感を抱くというのはオイラにしちゃ珍しい話。
 ただその嫌な理由が皆目見出せず、常々自分でも疑問に思っていました。

 しかし、ギガンテスやプレデターのことを考えていてやっと理由がわかりました。わかったのです。自分内大発見。ああ、これで気持ち良く眠れる。伊東四郎にモヤっとボールを投げなくて済む。


 「サカつく」って「ムカつく」に似てるんだ。
2004年12月15日(水)   めんせつ
 いやもうほんといっぱいいっぱい。

 今週は毎日スリル(終電逃さないか)とサスペンス(納期に間に合うか)の連続です。
 今週終わればカクーンと緩やかになるはずなんですが。そして来年から別の場所に飛ばされる、と。

 んで今日はその飛ばされるであろう先の会社へ行って面接されてきました。遠かった。あそこまで毎日通うのかと思うだけでうんざりしてきた。乗換え二回か。寝れねぇー。
 おまけに向こうの駅に降りてからもまた10分くらい歩かされる上、その会社に着いてから構内を目的地まで歩くだけでさらに10分かかるというのもまたキツイ。

 そして面接。
 向こうは立場的なエライさん一人と技術的なエライさん一人が登場。
 オイラの経歴についていろいろ会話して1時間とかからず終了しました。

 その間オイラは逆に相手方二人を面接するつもりでじろじろ観察していたんですが、技術的なエライさん、かなりキツそうで先行き不安です。何がキツいかっていうとね、うーんとね、チンピラ?
 帰り道、部長が言った「あのYさん、要注意な」という言葉が実に骨身に染みます。

 まぁそんな感じだったわけですがー。
 とりあえずー。

 今週末納期で忙しい時やというのに面接入れるなと。

 というわけで明日も多分スリルとサスペンスです。明後日はきっと修羅場です。オイラもそろそろ時間ねぇバナー導入しようかしら。微妙に流行送れになりつつある今こそオイラの入り時かもしれん。