2004年1月16日(金)   ビジュアルオチ
焼き払え!

いやーやっぱいいっすねナウシカは。
皆様はどのキャラが好きですか?オイラ、王蟲とババさまのファン。

というわけで皆様こんにちは。
シーンに合わせて「腐ってやがる、早すぎたんだ」と叫んだら父親に可哀想な目で見られましたのっぽ ゴン太郎です。タイミングも抑揚も完璧でしたよ!


さて今日は「一見普通そうに見せかけて最後に画像で笑わせてくれたニュース」というものをネットで見かけたので、2コンボいっきまーす。


沈黙の音楽をラジオで放送

今週金曜、BBCラジオ3にて放送が予定されているオーケストラコンサートのハイライト部分にて現代音楽家ジョン・ケージが1953年に発表した問題作「4:33」が放送されるとのこと。
同楽曲は4分33秒間に渡る沈黙からなる文字通り無音の音楽であり、演奏者はその間一切の楽器演奏を行わなず、視聴者はただその沈黙と周囲の音に耳を済ませる事を要求される実験的な音楽である。

オイラも話には聞いた事があります。
無音の音楽。
なんだかちょっと矛盾している気がしますが、そこが哲学的で面白いとも言えます。
そして、その記事には「4'33演奏中の様子」と銘打った写真が添えられていました。


  4'33演奏中の様子


座ってるだけじゃん。
なんかだまされてるような気がして笑ってしまいました。シュールな絵だ。



出た!初珍技とっくり投げ/初場所

酒を控える魁道が、豪快にとっくりを傾けた。左手で大碇の首を巻くと、右手で挟み込んで左へ投げ飛ばした。合掌ひねりからとっくり投げに訂正された決まり手は、01年初場所から制定された12の新技の1つ。十両以上では初めて決まった。「聞いたことない技。うれしいですよ。こんな時しか(記者に)話を聞いてもらえないですからね」と照れ笑いを浮かべた。
 昨年九州場所では3度のまげつかみがあったが、今場所は初日に追風海は幕内で初めて、決まり手にはない勝負結果のつき手で勝つなど“珍手場所”になっている。

相撲取りのくせになかなか面白いコメントをしよる。
この後記事の大半が魁道の糖尿病の話になるんですが、まぁそれはスポーツ新聞らしいというか他に書くことないというか。
そして、そこに添えられていたのは「とっくり投げ」の瞬間を捉えた写真。


  珍技さく裂! 魁道は大碇の顔を両手でつかみひねるように投げる「とっくり投げ」で快勝した


ものすごいことになってます。
なんとなくストIIのエドモンド本田のスーパー頭突きを思い出しました。



それでは今日はこの辺で。
昨今ずいぶんと冷え込んでおりますがお体にはくれぐれも気をつけてくださいね。そんなことよりもオイラは今KOI2さんの自作夢見工房チャレンジ(1月15日〜)が面白くて仕方ありません。Kanonの絵にドラクエの曲にときメモ3の音声というありえない発想が最高。
2004年1月17日(土)   偉大なるガチャピン
オイラのお気に入りのもののけマウスがなんかそろそろヤバめです。ホイールが引っかかる…
新しいマウスを考えた方が良いかなぁ。
なんか面白いマウスないですか。 ←選考基準は「面白い」なのか

というわけで皆様、華の週末いかがお過ごしでしょうか。
これという理由もなくふと「ねずみ取りにかかったミッキーマウス」の図を想像し、人生がまたひとつ楽しくなりましたのっぽ ゴン太郎です。ご冥福をお祈りします。


さて。
今日オイラはPCの配線を繋ぎ替えてですね、なんとかDVDを観られる状態にしました。
ていうかオイラが宛てにしていた「IDE接続の内臓ドライブをUSB接続の外付けドライブに変換するキット」を使って外付けDVDドライブを作ってみたら、なんだか再生がカクカクして使い物にならなかったのが超ショック。モバイルパックと合わせて外付けHDDにするのが一番なのかなぁ。

で、とりあえず現状のドライブ構成は以下のとおりになりました。

・プライマリIDEマスター… メインHDD
・プライマリIDEスレイブ… サブHDD
・セカンダリIDEマスター… DVDドライブ
・セカンダリIDEスレイブ… CD-RWドライブ
・USB… CDドライブ
・SCSI… CDドライブ、緊急用HDD

まとめてて自分でもちょっとびっくりした。
そうか。HDD三台に素のCDドライブが二台もあるのか。そりゃ接続するところ足りなくもなるわな。


---

で。
やっとDVD再生環境ができたので観ることが出来ました、「ガチャピンチャレンジシリーズ」。

☆感想 … すごい。

すげぇぇぇ!!ガチャピンすごすぎーー!!
オイラ、PCの前で一人笑い転げていました。
こ、これはちょっと予想以上。正直参った。参りました。


最初のチャレンジは「フリークライミング」。
あの着ぐるみ…コホン、あの体で垂直に切り立った崖を登るのです。どう考えても岩肌を掴みにくいあの指や足で。

心配そうに崖下から見守るムックをよそにどんどん登るガチャピン。
引きの画で見ると、灰色の岩盤に何やら黄緑色の物体がへばりついているように見えるというかなりシュールな画が展開されます。

「あっ」

足を踏み外したガチャピン!
命綱のおかげでなんとか事無きを得ました。なんでオイラこんなに手に汗握ってるんだろう。

「がんばれもう少ーし」

崖の上から見下ろすお姉さんの励ましを受けて、ガチャピン崖の上に到達。
地面からにょっきりとあのイボイボのついた手と丸い黄緑色の頭が出てきたときには感動すら覚えましたね。命綱がまるでスイカを入れる網のようにガチャピンに巻きつけられていることすら気にならなくなるくらい感動しましたね。


次のチャレンジは噂に名高い「スキューバダイビング」。
話に聞く「海の中は珍しい動物でいっぱいだぁ」のセリフを聞いて「お前が一番珍しいわい!」とツッコみたかったのですが、残念ながらそのセリフは出てきませんでした。編集で削られたんじゃないとしたらあれはデマだったのか。

そんなオイラの意図と関係なく魚に餌付けをするガチャピン。
ガチャピンの周囲には山ほど魚が群がっています。ガチャピンに食われそうです。


次は「ウェイクボード」。
ボードに乗り、モーターボートに引かれて海面を疾走するマリンスポーツです。
一回目、海面に浮上する段階で失敗したガチャピン。

「うーん、思ったより水の抵抗が強いぞ」

そりゃそうだろう。

しかしそこはスポーツ万能のガチャピン。
二回目にして綺麗にボードを乗りこなし、ジャンプ!ジャンプ!宙返り!
ボートで応援しているだけのムックも大興奮です。「ガチャピーン、かっこいいですぞー!」


続いて「サンドバギー」にチャレンジ。
海岸の砂の上を疾走するガチャピンバギー。さながらマリオカート。


場面は変わって、サイクリングを楽しむムック。(これもすごい画だと思います)
そこに背後から忍び寄る黄緑色の影。

そう!「モトクロス」で疾走する我らがガチャピンだ!

ガチャピン、大会に出場しました。
途中何人もの転倒者が出るハードなレースですが、ガチャピンは予選を勝ちぬき、本戦でも大健闘。
段差をジャンプし、華麗にコーナリングをこなすガチャピン。バイクの前につけられた「8」のプレートがめちゃくちゃかっこいい。
ちなみに大会の結果は総合6位という好成績でした。びびった。


舞台を雪国に移し、次にガチャピンがチャレンジするのは「スノーボード」。
雪原を華麗にターンしながら滑るガチャピンが最高です。

「ガチャピン、遅いですねぇ」

ジャンプ台の下でドーナツを頬張るムック。(よく考えたらムックって雪男なんだよね)
そこに背後から忍び寄る黄緑色の影。

そう!ノリノリで滑ってくる我らがガチャピンだ!
そしてそのままムックの頭上をジャーーンプ!!


ひとしきりわざとらしく慌てふためいたムック。
ガチャピンと併走してスキーで滑りました。

☆要チェックポイント☆
 ム ッ ク 、 ス キ ー で き る ん で す !
 た だ の 解 説 役 じ ゃ な か っ た !


オイラ、もう興奮した。超感動した。
すげぇよ!ムックもやればできるんだ!


いよいよDVDも終わりに近づきました。
最後のチャレンジは「スキージャンプ」です。
練習を重ねるガチャピン。しかしなかなかうまく飛べません。

その夜。
心配性なムックは、ガチャピンの部屋にやって来ます。

「ガチャピン、あの、スキージャンプのことですけどねぇ… あ、あれ。ガチャピン?」

そこにはガチャピンの姿がありませんでした。
そう。
ガチャピンはその時、ゲレンデにいたのです!


「夜の寒さで雪が固くなっている…今なら、もっと遠くに飛べるはず!」

ガチャピン、見た目に似合わないシリアスなセリフを吐いた後、意を決して傾斜を滑り降ります。
そして。

「…やった!飛べた!飛べたー!」

ガチャピンはとうとう飛ぶことが出来たのでした。

翌日。
ガチャピンはなんとスキージャンプの大会に出ることに。
しかもコースは昨晩飛んだあのコースよりさらに長く高いコース。オリンピックで使われるコースのおよそ半分だそうです。

本番前に一度練習で飛ぶガチャピン。
スタート。ジャンプ。着地。転倒。
上から見ていた子供たちや審査員の人間も心配そうに見ていますが、ガチャピンは無事のようです。

いよいよ本番。
周囲の人間が見守る中、ガチャピンの順番が回ってきました。

「がんばれー」「ガチャピーン」「がんばってー」

声援に軽く手を挙げて応えるガチャピン。男です。

「ゼッケン88番。ガチャピン。ポンキッキーズ」

アナウンスとともにスタートするガチャピン。
ぐんぐんスピードを上げ、そしてジャンプ!



その時、


モニタの前のオイラを含めて、


ガチャピンを見守っていた、


全ての人が、




白銀の世界を飛ぶ黄緑色の物体を見た。






このDVDシリーズ、第二弾絶対作ってください。ホント、マジで。
これ3000円以上の価値絶対ある。この感動、文章だけでは到底伝わりません。
2004年1月18日(日)   DVDプレイヤ欲しかったなぁ
今回の大河ドラマはいろんな意味で革新的ですねー。
はーい皆様コンパイラ。のっぽ ゴン太郎です。あの大河見てたら何故か「飛べ!イサミ」をもう一度見たくなってきました。DVDレンタルしてないかなどっかで。

そういうわけで今日はのんびりと「STONE AGE」やったりして一日を過ごしました。
はい日記終わり。
えー。だってそれ以上言うことないしー。あ。「もえたん」にブックカバーつけたりもしたか。


そうそう、年賀状のお年玉くじ発表されましたね。
皆さんチェックはもうお済みですか?略してチェキ済み?
オイラは切手シートひとつという結果に終わりました。ちなみに差出人はHozzyくんでした。さんきゅー。お礼の投げキッスぶちゅー。

しかしなんですね。一等がちっとも当たりませんね。
全く仕方ないな。ちょっとおかしいんじゃないか。不良品なんぢゃないか。こんなにハガキあるのに。郵政省に苦情言おうかな。←完全にクレーマー


あ、不良品といえば、仕事場での話なんですけど。
Yさんの持っているSONYのVAIO、一年半だったかな、もう一年はとっくに越えてまだ順調に現役で稼動しているらしいんです。これ、不良品ですよね。SONYタイマーが壊れてるんですよきっと。
2004年1月19日(月)   笑いのツボが

TBS系番組「東京フレンドパーク」で、ダーツの最高商品がパジェロではなくDVDだったら…(下から5つ目)


ごめん、ネタ元がネットジャンキー過ぎました。
取り繕うように爽やかな笑顔でこんにちは、のっぽ ゴン太郎です。関係ないけど浅草花やしきの経営会社が倒産というニュースを聞いてショックを受けると同時にああやっぱりなーとか思いました。でもできたら花やしきは潰して欲しくないな。あの「バカ物小屋」は一見の価値ありですよ皆さん。


と・こ・ろ・で。
前から薄々感じてはいたのですが、こないだ話し合ってはっきりしました。

うちの母は非論理的な笑いが理解できないようです。

非論理的な笑いと言うのはつまり感覚的な笑い。
「これこれこういう意味があって面白いんだよ」という理論的な笑いとはベクトルの違う笑い。
語感、ニュアンス、雰囲気、そういう曖昧な要素で構成される笑い。
そういうのがわからないようなのです。

例えば吉本新喜劇のメンバーが繰り出すギャグは笑えない物が多い模様。
「かいーの」「キミたちがいて、あ、ボクがいる」「お邪魔しまんにゃわ」こういうのは全然ダメです。

オイラも時々自分が面白いと思ったものを母に勧めてみてはいるんですが、「母さん」のネタは何一つウケなかったし「もえたん」は「英語で覚えないと意味ないよ?」と諭されましたし「ちゆ12歳」に至っては素で「何が面白いの?」と聞かれました。そりゃもう勧め甲斐ないったら。

では母が笑うツボは何なのか。
母曰く「ウィットに富んだジョーク」が好みらしい。うーむ。知的なものを求めていると言うことでしょうか。
ま、まさか。まさかあの世界一面白いジョークとかそういうのが好みとか。うわあ。もしそうだったらオイラ本当の親を探しに行くよ。母を尋ねてアンデスへ三千里の旅に出るよ。アメディオの代わりに名誉会長連れて。

名誉会長・お茶パンダ   アンデスメロンはアンデス山脈とは全然関係なくて、

   「安心です」の略なんだよ


メンソレータムのCMで「優香優香優香ゆうかゆうかゆーかゆーかゆー!かゆー!かゆー!」ってやってるCMが面白いとのたまう母の感性には到底オイラは共感できないのでした。
ああいうのがウィットに富んだギャグなんだろうか。
でもその割りに、テレビでやってた芸人のオナラネタには爆笑してるんだよな、母。単に感性が乏しいだけなのではなかろうか。

2004年1月20日(火)   じっと我慢の子

ああ、疲れた。

いえね、今日は出向先から自社に戻ってグループでミーティングをする日だったんですよ。
で、仕事の方もキリキリしてる中、定時で抜け出して自分の会社へ戻ったんですね。

久しぶりですよ自社。新年初自社ですよ。
んで会議室に入って、えーと7時過ぎでしたか、そこから始まって8時半まで会議。
議題はまぁ真面目な話なんで割愛しますが、ちょっとずつは進展してると言った感じでしょうか。

オイラも控えめながらもちょっと口を挟んでみたりして会議に参加していたんですけどね。
その時議長の顔をまじまじ見ていて、ふと思っちゃったんですね。


あ。平成教育委員会の勉強小僧に似てる。


ああもうだめ。一度そう思ってしまったらもう止められない。
議長さんが何か喋るたびに、頭の中であの甲高い声に音声変換してしまいます。


「××くんはどう思う?」 → 「××くんの答えーっ!」


「あ、いや、そうじゃなくて」 → 「ちがうよ?」


「うん、僕もそう思う」 → 「せ・い・か・いーっ!」


「僕が思うところではね…」 → 「よくわかる、解説!」


かといって議長さんが黙っていたらいいかというとそうではなく、今度は頭の中で「考え中、考え中」って声が無限リピートですよ。なんのノイローゼですかこれ。
会議の間じゅう、ちょっとでも油断すると笑いそうになってしまい堪えるのが大変でした。こっそり食べていたカロリーメイト(チョコレート味)吹き出すかと思いましたよ。

ああ、疲れた。
2004年1月21日(水)   葛藤
会社の先輩さんに「ガチャピンのDVD買ったんですよー」と言ったら「見たい!貸して」といわれたので今日貸してきました。
同じく後輩の人にも貸してください!って言われました。

もしかして、ガチャピニストって人口多いんですか。

そんな感じでこんばんは。はいこんばんは。←自分の中で挨拶が完結
晩御飯が好きなメニューばかりで超ご満悦ののっぽ ゴン太郎です。えへへー。ホタテ美味かったぁ。
どうでもいいけど最近「超」ってオイラよく使うよね。つくづくブームの過ぎ去った物が好きなマイナー嗜好の自分を感じます。たまごっちどこに仕舞ったかな。


んでいきなり下品な話になりますが、今日オイラ仕事場でトイレに入ったんですね。しかも個室の方。個室というからには大きい方です。平たく言えばう○こです。(ズバリ言っちゃったよこの人)

我が家のトイレはウォシュレット付の洋式になりましたが、やっぱりオイラは物心ついてからずっと慣れ親しんできた和式の便器が一番落ち付くので、今日も和式の便器の方を選んでしゃがみこみ用を足していたわけです。平たく言うとブリブリ脱糞しておったわけです。(直接過ぎるってば)

カタン キィ…

誰か入ってきました。
うーん。なんというか人がいると落ち付きませんよね。ブリブリ出すわけにはいかなくなりますよね。
もしこの人も大ならまだお互い様ってことでブリブリできますが、小だとオイラが一方的に恥ずかしい。

かといってオイラは脱糞音を消すなどという高度な技を持っておりませんので、どっちにしてもブリブリ出してしまうわけです。
となると最悪この人と顔を合わさないようにだけはしたい。
というわけでさっさと用を足して出ていきやがれ、誰だか知らんが新参者め。

ジャー… ゴシゴシゴシ

なっ…!
こ、この音はまさしくトイレを掃除する音!

なんてこった、掃除のおっちゃんが来たのか。くっ。そうなるとおっちゃんは掃除を終えるまでは出ていかないだろう。つまりオイラが個室に篭っている限りおっちゃんは立ち退かないことになる。だめじゃん。既に顔を合わせてしまうこと前提じゃん。参ったなぁ。

キィ ジャーーー ゴシゴシゴシ…

うっわー。
隣の個室を掃除し始めましたよ。
ここに一人用を足してる人間がいるというのに容赦ないよ。気まずいとか気を使おうとかそういう繊細な親切心が微塵も感じられないよ。

ゴシゴシゴシ ジャーー…   「…あっ」

えっ。

………  ゴシゴシゴシ

待て待て待て!
なんだよ今の「あっ」は!
ちょっとおっちゃん!気になるじゃん!「あっ」て何「あっ」て!


ゴシゴシ 「…あー…」 ゴシゴシ 「…うー…」 ゴシゴシ 「…ぐふー…」

えらく声の漏れるおっちゃんだな。
なんか全然落ち付かないんですけど。うー。もういいや。さっさと切り上げよう。
どーせいくら粘ったって顔合わせちまうんだしね。それにほら、日常的にトイレ掃除してるおっちゃんなんだから、きっと他人の脱糞なんてもう全然気にしなくなってるんだよ。うん。そうに違いない。
よし、出るぞ!

キィ… (←出た)

…おばちゃんやったんかい!
声低いからてっきり男だと思ってたら女かよ!
うっわ。超恥ずかしい。めちゃくちゃ目合ったし。
ていうかおばちゃん、真顔でオイラをじっと見るな。怖い怖い。もうちょっと自制しろ。それとその便器が汚れてるのは元からだから。オイラのせいじゃないから。
2004年1月22日(木)   サム
「101回目のプロポーズ」

浅野温子「好きになった人がまた死んでしまいそうで…、私、怖いの。ねぇ、怖いの!」
武田鉄矢「僕は知りません!」
浅野温子「他人事かよ」


つかなんですかこの寒さ。(上のギャグのことじゃないよ!)
ちょっとこれは凄すぎますよ。びっくりしましたよ。ありえない。にゃにゃにゃにゃー。

朝天気予報を見ましたら大阪は気温1℃ですってよ。最低じゃないよ、最高気温で1℃。
凄かった。凄まじかった。

自転車で駅へ向かう道すがら周囲を観察すると、道端の水と言う水どれもが完璧ガチガチに凍り付いていました。特にビビったのは、誰かが吐いたと思われる痰の塊が凍り付いてたことね。昨日に引き続き汚い話でゴメン。

ただ、溜め池が全く凍っている気配がなかったのは不思議でした。
風が強かったから凍れなかったのかな。ていうか去年か一昨年くらいにも同じこと考えた気がする。

あと、母がちょっと車の汚れが気になったのでサッと水で車の表面を流したんですって。
んで、ひとしきり洗った後水気をふき取ろうと思ってタオルを持ってきたらもう凍ってたらしいです。北国の人って毎日こんなんなんですか。大変ですね。

朝晩だけでなく日中も寒かった。
オイラの現在の職場である建物は、暖房の効き過ぎで阿呆かと思うくらいいつも暑いんですが、今日はその協力な暖房に感謝しました。ちょーど良いくらいの温度なんだもん。

お仕事していますと、なんだか遠くからピーピーという音が聞こえてくる。
思わず「御用だ!御用だ!」と言いたくなるような口笛のような音です。多分どこか窓の隙間とかから風が流れてるんでしょう。

この音を聞いていて思ったんですが、「たき火」って童謡あるじゃないですか。

♪かきねのかきねの 曲がり角
  たき火だたき火だ 落ち葉たき
  当たろうか 当たろうよ
  北風ピープー 吹いている


この北風の音「ピープー」っていうの、正確には隙間風の音だと思うの。
あと「落ち葉たき」っていうのは滝の名前じゃないんだよ。騙されるな!
2004年1月23日(金)   推理モノ考
すげー。AERAのダジャレ広告がまとめられてるよ。
オイラが初めてAERAの広告を意識したのは高校の時だったなぁ。ここには載ってないみたいですけど。
当時同級生のHEROりんと一緒に帰宅している途中で見かけたんだと思います。なんだっけ。あーぼんやりとしか思い出せない。確か…

「悪徳検事は月に代わっておしおきよ!」

だったような気が。


ちゅーわけで相変わらず寒いですねボンジュール。のっぽ ゴン太郎です。

小説「金田一少年の事件簿 邪宗館殺人事件」読み終わりました。
しばらく推理モノに本格的に取り組んでいなかったので、久々にトライ。
解決編に入る直前まで読んでそこでしばらく自分で考えてみました。詳述するとネタバレなのでしませんけど。

結果、犯人とそれを断定するプロセスはばっちり正解。
アリバイトリックは外しました。うーん。実は本が二冊あったっていうオチかと思ったのに。
動機。できるかあんな突飛な発想。小説の金田一は天才すぎる気がします。


さてこういう推理ものを解くポイント、皆さんご存知でしょうか。
言葉の端々に気をつけて矛盾点を見付ける?登場人物の気持ちを読む?
ちっちっちっ。 ←人差し指を立てて左右に振りながら
甘い。甘いね。違います。正解はこれ。

「作者が何を解かせたいのかを推理する」

ぶっちゃけ、推理作家の小説でも漫画でも、読んでいて納得できないトリックだってあるわけです。答えを聞いて「えー何それー」ってなることも多々あります。オイラも多々ありました。

それがなぜ起こるかというと、総じて自分の価値観の中で推理するからです。自分の価値観で出した答えが作者の価値観と合わないとコンフリクトを起こしてしまうわけです。ところでコンフリクトってどういう意味ですか。(わからない言葉を無理矢理使うな)

そこで、価値観を作者に合わせて「ここでこういう描写をしているってことはこれが重要な要素になるに違いない」とか「あの証拠を生かさなければならないからこっちのトリックだろう」とかそういう見方をしないと正しい答えに辿り付くのは難しい。

しかし、今回のようにその作者からしばらく離れていたりするとその傾向を忘れてしまうのでトリックを解きにくくなってしまうのです。
従って、継続的にその作者のトリックを解く鍛錬をしておかなければならないのであります。


以上、トリックを外した言い訳でした。
全く関係ないけど古賀たん面白ぇー。悪いけど面白ぇー。
「卒業したと思ってたのに実は卒業してなかった」ってどーやったらそんな状況になるんだよー。ありえねー。ありえねー。
2004年1月24日(土)   作る日
店員「いらっしゃいませ」
強盗「…金を出せ」
店員「きゃあ」
強盗「騒ぐな!金を出せ!」
店員「は、はい」
強盗「ようし、動くなよ」
客  「くっ、強盗か!この!」
強盗「あ、すみません、訓練なんです」
客  「えっそうなの?」

という強盗が出たそうです。むむ。考えたな。


上顎の右奥端の歯が欠けたみたいな妙な形になっていて、めちゃくちゃ気になるお年頃。
どもども皆様コンポーネント。のっぽ ゴン太郎です。

今日は土曜日でお休みだったりするわけですからオイラもそりゃもうお休みしましたよ。
寒いので丸一日、おうちの中にヒッキー。名付けてヒッキーハウス。某所の黒ネズミにケンカを売るような名前がチャームポイントです。


ということで、前々から作業しているオリジナルCDのジャケットを作りました。
全ページ印刷して乾かしてあったものはありましたので、カッターナイフで形を切り取って、重ねてホッチキスでパッチン。
年末にも一度作ってみたのですが、ブックレットが分厚くて挟めないという驚愕の事態に陥ってしまったので作りなおしたのです。

いやしかし、オイラ初めて紙の厚さなんて物を気にしたかもしれない。
紙にも色々な厚さがあるんですね。ソフマップでいろいろ紙を物色してみて実感しました。

失敗した時に使った紙は薄手だったんですが、再生紙だったこともありその厚さは0.125mm。
ざっと探してみますと、その中で一番薄かったのは0.105mmの紙でした。
でもメーカーによっては0.1mmを切る厚さの紙も売られている模様。

まーあんまり薄くしすぎるとね、両面印刷した時に裏写りが激しくなってしまいますので。
今回は0.105mmの紙でチャレンジしました。
結果、ギリギリセーフ。かなりキツキツですがなんとか出し入れできます。うむ。一歩前進。


あ、あと、年末に作った三段×2の棚なんですけど。
母が補強用の金具を買って来てくれましたので、それを取り付けました。
前回の教訓を踏まえ、まずキリで穴を空けてからネジ止め。

でも、なんかネジ止めが怖いです。ネジの頭が取れたのを思い出してしまってどーしても思いきりネジを締めることが出来ません。トラウマ確定。


そんな感じで一日いろいろ作ってみたり「STONE AGE」やってみたりして、今こうして日記を書くべくPCに向かってたら椅子割れた。
2004年1月25日(日)   そもそもいつ日本に渡ってきたのだ
雪ーーー!!

いやーすげーすげー。
11時ごろに目を覚まして爽やかに起床いたしまして何気なく窓を開けたら、若干の誇張込みで一面の銀世界ですよ。くもりガラス越しになんか白いなぁとは思ったんだー。

まぁその雪も昼を過ぎて少ししたら全部溶けてしまったわけで、ちょっと残念でした。雪国の方ならそんな悠長なこと言ってられないんかもしれないけどさ。

そんなわけで今日は一日ダラダラしてました。具体的には「STONE AGE」してました。
まずいなー。いろいろやることあるのに。こうしてネトゲ廃人が出来あがっていくのかな。いやん。


ところでオイラ最近ちょっと疑問に思っていることがあるのです。
十二支ってありますよね。皆様もご存知の通り、年賀状のモチーフになるアレです。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、てやつです。フルーツバスケットです。

これの起源を調べてみますとどうやら諸説あってはっきりしないそうなんですが、何故か岡山県美星町のホームページに簡単にまとめられた説明がありましたので引用させていただきます。

十二支

子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥.方角や日時などを数えるための記号.
中国が起源で,一説では殷の時代から使われていたとも言われる.
(例:子の刻,壬申戸籍,午の方角等)

それぞれの意味は,草木の成長の様子を表わし,子(種子誕生),丑(芽が出る),寅(地面にはえる),卯(茂る),辰(活発に動く),巳(極限に茂る),午(衰退の兆候),未(果実が熟す),申(果実が固まる),酉(極限に熟す),戌(枯死),亥(種子の中に閉ざされる).

B.C.5〜3世紀の春秋時代に,十二支に動物をあてはめるようになったようだ.
漢字に不慣れな人々も絵で覚えられるよう,工夫された.これらを十二支獣という.

日本にはこの動物で表わす十二支と,漢字の十二支が同時に伝わった.
この2者は同じものなのだから,対応させるべきだと考えられたようで,漢字の十二支を,強引に動物の名前で発音するようになった.
子は元の発音はシだったが,ネズミのネになり,以下それに続いて,十二支だけで使われる独特の読みができた.

ちなみにこの美星町は「天地無用!魎皇鬼」に登場するキャラクター・美星(みほし)の名前の元になった町でありまして、天地ファンにとっては沙美海岸を始めとする聖地の一つであるわけですが全く関係ないですね。はい。

今回問題に死体(誤字)のは「日本に伝わってきた十二支の動物」についてDeath(誤字)。

ネズミ。弥生時代の高床式倉庫にはネズミ返しがついていたらしいですね。
牛。農耕には欠かせません。
虎。一休さんが捕まえる話もありました。
ウサギ。かちかち山に登場するくらいですから。
龍。実物はありませんが、まぁ概念は伝わっていたことでしょう。
ヘビ。ヤマタノオロチがいたくらいですから。
馬。暴れん坊将軍が海岸を無駄に走ってましたね。腕にBCGの痕があったって噂は本当か。
猿、鳥、犬は桃太郎三点セット。
猪。中国ver十二支では豚だったらしいですよ。日本に来て猪になった模様。

さて、ということで残りましたのは羊です。
羊って日本に居たんですか。なんかいなさそうな気がするんですが。
もちろん中国から概念だけ伝わってきたという可能性もなくはないですが、それだったら御伽噺とかに登場していてもおかしくないですよね。そんな話、オイラ全く思い付かないんですけど。

それがどーしても気になってですね、いろいろ調べてみたんですよ。
そこで見かけた情報では、中国ではヤギのことも羊と呼んでいたりしたとか。いやいや、それも解決になってないってば。ヤギだって日本にいた気がしないもん。

そこで今度は「羊」というキーワードで調べてみました。
すると、何故かNTT東日本のホームページに羊の説明がありましたので引用させていただきます。

未(羊)はどんな動物?

★哺乳類 偶蹄目 ウシ科 ヒツジ属

家畜化はイヌについで古く、約6千年前に現在のイスラエルからレバノン、シリアを通ってトルコ南部を横切り、イラン、イラク国境に広がる「豊かなる三日月地帯」で飼育が始まったと言われています。

現在の飼育種は1000種以上に分かれ、用途別に毛用種の「メリーノ種」、肉用種の「リンカーン種」、毛肉兼用種の「コリデール種」、乳用種の「ジアン種」、毛皮肉兼用種の「カラクール種」などに分けられます。

肉は繊維質が少なく消化がよく、また、脂肪も牛肉、豚肉に比べてカロリーが高いので病人などの食物として適しています。しかし、日本では脂肪の独特の匂いが嫌われて、以前はあまり食べられていませんでしたが、『ジンギスカン料理』が知られるようになり一般的な食べ物として普及しました。

説明の1/3が食われる話というところに哀愁を感じましたが、結局オイラの疑問は解決されずじまい。
あー気になるなー。気になって夜も眠れない。だから「STONE AGE」やります。えへへー。←廃人
2004年1月26日(月)   続・羊
なんかイラク自衛隊派遣、よくわかんない展開になってますね。
えー結局なに。みんな反対なの?賛成なの?
情報が錯綜しすぎて混乱に陥っているのっぽ ゴン太郎です皆様コンピレーション。


昨日の日記で「十二支に羊がいるが日本に羊っていたんかメェー」という旨のことを書きましたところ、掲示板でいろいろと情報をいただきましてだいぶ謎の解明が進みました。

まず「日本に羊がいたのか」という疑問に関して。
羊グッズコレクターというちょっとオイラ的には新境地を見た感じがするサイトにてこのような解説が載ってありました。(ゆつきさん情報ありがとうございます!)

日本では、古事記に、百済から2匹の羊が送られてきたという記録が載っています。
それから、鎌倉時代の文献にちょっと載っているだけで、明治時代まで羊の話はどこにもなかった。
日本は明治まで、多くの人が羊を見ていないのです。
そのため、江戸時代の干支の羊の絵は、ほとんど山羊が描かれています。

( http://www.sheep-collection.com/shitsuji/ )

えーと。つまりなんですか。
乞食(誤字)の時代にもらったりしたけど、繁殖させてはいないということでしょうか。
鎌倉時代の文献ちゅのがどういうものかわかりませんが、家畜として飼ったりしていたわけではなさそうです。これも大陸からちょっともらってきただけなのかな。すぐ食っちまったんだろうか。

ということで、日本に羊はいなかったと考えて良いかと思われます。
ただ羊と言う物の存在はわかっていたようで、ヤギを羊の代わりにしていたっぽい感じかな。それか素でヤギと羊を間違えてたか。

となると問題は日本にヤギがいたのかってことですよね。
正直羊がヤギになったところでやっぱり日本にいたというイメージが沸きません。ヤギちゅーたらやっぱあれですよ。アルプスの山奥でペーターに飼われつつハイジのユキちゃんですよ。

で、そのヤギ問題に関しまして、「酪農経営データベース」「Webマガジン ちくさんナビ」「国産牛肉トレーサビリティー導入手引書」「平成15年度畜産大賞等の選賞結果」という魅力的な単語が並ぶ中央畜産会ホームページの「畜産ZOO鑑」コーナーにこんな情報がありました。(咲人さん情報ありがとうございます!)
あと関係ないけど「畜畜BanBan」というネーミングセンスには脱帽。

15世紀以降に中国や朝鮮から日本に渡ってきた肉用山羊は、九州・沖縄地方で飼養されていました。比較的小柄なこの山羊の子孫は現在、沖縄在来山羊、トカラ山羊、屋久島山羊などと呼ばれています。

( http://group.lin.go.jp/data/zookan/kototen/yagi/y322.htm )

なんかこのページ、本題よりも横のメニューの「栄養たっぷり、おいしいね」というあまりに残酷な項目が激しく気になってしまいますが、そこはあえて後ろ髪を引き千切る思いで無視します。

つまり15世紀以降に山羊が伝わってきたわけですよ。
しかも飼育されていたのは九州・沖縄痴呆(誤字)。ふーむ。地方特産物だったんだろーか。それだったらなんとなく納得できなくもないかもしれない。よくわからんけど。←社会超苦手

ていうかそもそも15世紀っていつごろなんだ。
いかん、このままでは本気でオイラバカちんだと思われる。えーと。えーと。
確か「イチゴパンツ(1582)の信長さん本能寺で没する」だから、信長→秀吉→家康のころと考えたらよろしいか。よろしいな。


あれ。
待てよ。そういえば陰陽師って十干十二支の考え方を使っていませんでしたっけ。
で、陰陽師って平安時代に活躍してたんですよね。ほら。あの、吾郎ちゃんがドラマやってたみたいな。

あれれ。
えーと。てことは何かい。数百年後に伝わってきた山羊は関係ないってことかい。
んー。じゃあその古事記の頃から羊というものは概念的には存在していたちゅことなのか。

じゃあ文献とか小説とか御伽噺とかに登場しないのはなんでだ。単に馴染みが薄かったからなのか。たまたまか。たまたま誰も使おうとしなかったのか。だめだ、また気になり始めてしまった。気になって夜も眠れないので「STO二日連続で同じ締め方はどうかと思いました。
2004年1月27日(火)   続続・羊
中国の動物園が、飼育しているクジャクとラクダを料理して入園者にふるまったんだって食うなよ。


昨日一昨日と日記に書きました羊の話ですが、なんかもー資料が打ち止めって感じなのでオイラなりに推理してみました。
まず現在わかっている情報をまとめてみます。

(十二支に関して)
 ・十二支はもともと中国で方角や時刻を数えるための記号だった
 ・紀元前5〜3世紀頃、漢字のわからない人でもわかるように動物を当てはめた
 ・日本には、その動物と対応された状態で伝わってきた
 ・陰陽道で十二支が使われているので、少なくとも平安時代には十二支の概念はあった
(羊に関して)
 ・古事記の時代に百済から二匹送られてきたことがある
 ・鎌倉時代の文献にちょっとだけ載っている
 ・でも明治時代になるまで羊に関してはほとんど話題に上らなかった
 ・江戸時代では、山羊を羊として見ていた
(山羊に関して)
 ・15世紀以降に日本に渡ってきた
 ・九州・沖縄地方で飼育されていた
(オイラに関して)
 ・今日歯科検診でした
 ・前回の検診では虫歯は一本もなかったので目指せ二連覇!とか思ってました
 ・「はい、それじゃいきまーす。C2
 ・いきなり発見されました
 ・しかもC2て
 ・この日にちらっと書いた「欠けたみたいな妙な形になってる」っていうのがまさしく虫歯だった模様
 ・ていうかこれ親知らずなんですけど。やっぱ抜くのかなぁ。トホホ


これらの情報をもとに推理すると、こうなりました。


―― 平安時代

「ほほう。これが陰陽というものでおじゃるか」
「なるほど。これら動物の意味を持つ文字を使って方角や時刻を数えるのでおじゃるな」
「ふむ。ねずみ、うし、とら、うさぎ、たつ」
「たつ、とはなんでおじゃるか」
「なんと。貴殿はたつをご存知ないのか」
「たつは空を埋め尽くすほどに大きな動物らしいぞよ」
「ほほう。かの国にはそんな大きな動物がいるのでおじゃるか」
「姿かたちはへびのような、それでいて体を頑丈なうろこで覆われているのじゃそうな」
「ううむ。なんと面妖な動物じゃ」

まぁ大げさに言ってるうちにイメージばっかり出来あがっちゃっただけで、実は揚子江に住むワニのことらしいですけどね。

「へび、うま、ひつじ…」
「ひつじ?ひつじとはどんな動物でおじゃるか?」
「むむ。麻呂も存じませぬぞ」
「そういえば、聞いた事がありまする。昔むかし、百済の国から二匹の羊を献上されたことがあったとか」
「おお。そういえば古事記にそのような記述がありましたな」
「確か姿かたちはこう、全身むくむくとした感じで」
「むくむくというかもこもこ?」
「いやいや、むしろほわほわの方がそれっぽいかと」
「麻呂はへもへもがよろしいかと」
「「「それはありえない」」」


―― 江戸時代

「ちわー、ご隠居いるかい」
「おやおや、八っつぁんじゃないか。まぁ上がりなさい。茶でも入れよう」
「えへへ。実はそれを期待して来たんです」
「なんだい意地汚いねぇ」
「ところでご隠居。ご隠居って物知りですよね」
「なんだい藪から棒に。うん、まぁ自慢じゃないが、大抵のことは知っているな」
「実はちょっとご隠居に教えてもらいたいことがあるんですよ」
「ほう。なんだね、言ってみなさい」
「へぇ。あのー、時間を表すのに子の刻丑の刻って言うじゃないですか」
「うむ。十二支だな。子丑寅卯辰未午未申酉戌亥のこと十二支と言う」
「うん、その十二支なんですけれどね、それって全部動物ですよね」
「ああ。そうだ」
「その中に"ひつじ"っているじゃないですか。ひつじってどんな動物なんです?」
「む…ひつじ、か?」
「へぇ。ひつじです」
「えーと。あー。うん。ひつじ。ひつじだな。ひつじ」
「あれ?あれあれあれ?もしかして、ご隠居も知らないんじゃないですか?」
「何を言う。もちろん知っているぞ」
「へぇー。じゃ教えてくださいよ。羊ってどんな動物なんです?」
「う、うむ。あーそれはだな。まず四本足だ」
「へぇ」
「白いな。そして二本の角が生えている」
「ほうほう」
「全身が短い毛で覆われていて、こう、口元にひげが生えている」
「へぇ。鳴き声とかあるんですか」
「うむ。メェーと鳴くな」
「ふーん。なんかそれ、山羊に似てますね
「……!! な、何を言う!山羊とは違う。全然違うぞ。」


―― 現代

2004年1月25日(日)   そもそもいつ日本に渡ってきたのだ

ところでオイラ最近ちょっと疑問に思っていることがあるのです。
十二支ってありますよね。皆様もご存知の通り、年賀状のモチーフになるアレです。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、てやつです。フルーツバスケットです。


2004年1月28日(水)   行間を読む
三日連続で羊の話が続いてしまいましたので、今日は全然違う話を。
ちゅわけで今日の日記は行間に書いてみました。
小説やエッセイなどを愛好する人は言います。
まーそのぶっちゃけ、今日は残業で遅くなってしまったので短めに済まさせていただきますね。
文章は行間を楽しむものであると。
とりあえず虫歯が気になってしまってしょうがない昨今。痛くはないんですけど。
オイラは社会科が超苦手で、歴史とかもズタボロでした。
ダメだなー。「虫歯あるよ」って言われてしまってから異様に気にするようになってしまいました。
正直、歴史の何が楽しいのかよくわかりませんでした。
おかげで、物を食べてもなんか咀嚼しきれてないの。絶対胃腸に負担かかってる。
しかし歴史の先生は言います。
もういっそのこと柔らかいものばっか食ってやろーか。離乳食とか。
歴史は教科書に書かれた文言が重要なのではないと。
キムタクみたいにウイダーインゼリーで10秒チャージ!とか。もっと体壊しそうだ。
その行間に書かれたドラマを読み取るのが大事なのだと。
まーそーゆーわけで、今日も比較的平和だったので大した事件もありませんでした、と。
行間を読む。奥の深い言葉ですね。
あ、そーだ、PHSの調子が悪いんで買い換えたいんですけど、携帯ってやっぱ高いですね。
オイラも文章を読む時はその行間を読むように心がけたい。
なんとなく次もPHSになりそうな気がします。また詳しく調べとこう。
同時に、書き手としても行間を読ませるような文章を書いていきたいものですね。
そんでは今日はこの辺でチャオー。つか「行間を読む」の意味をダイナミックに間違えてるよねオイラ。
精進しようと思います。
2004年1月29日(木)   ニュータイプ
昨日の日記は結局行間にフォントカラー白で日記が書かれてあるのをCtrl+Aでもして反転させて読んでくださいという日記だったわけです。
まぁさすがにこれは同じようなこと考えた人多いだろうなーと思ってgoogle検索かけてみたら26件引っかかりました。んー。思ったより少なかったな。

というわけで皆様コンボドライブ。
「魔法少女プリティサミー」の天野美紗緒が知らんうちに妹キャラとしてスピンオフしてるのに吃驚しているのっぽ ゴン太郎です。ああー。プリサミの時は病弱気弱不幸満載少女だったのに。よかったねぇ。よかったねぇ。(本気泣き)


Yahooニュースを見ていてちょっと笑ったの。
職員から募集「明るい話題」 実現へアイデア発表 末吉市長」っていうニュースが載っていて、えーとまぁ簡単に言えば「北九州市でなんかおもろいことしよーぜー」というアイディアを募ったという話なわけです。
んで「消防音楽隊のコンサート」とか「蒸気機関車を走らせる」とかいろいろなアイディアが出ている中で記事が注目しているのが「実物大のガンダムロボットを作って街を歩かせる」というもの。

で、このニュースを載せたYahooニュースのヘッドラインページが下の画像。
Yahooはそのニュースに関係する別のニュースやYahooカテゴリを併記しているのですが、そのYahooカテゴリだけに注目して見てください。

北九州市 | ガンダム

「北九州市 | ガンダム」

いろいろ想像を掻き立てられるじゃないですか。この珍妙な取り合わせ。
「北九州市ガンダム」っていう新しいタイプのガンダムなのか。
北九州市がガンダムだったのか。
北九州市ガンダム町ができたとか。
やっぱ赤い北九州市は三倍なのか。えーと、人口とか。


そんなことを考えながら仕事してたらあっという間に定時過ぎちゃいました。今日も残業だぁ。笑っちゃうくらい眠ーい。ディスプレイの文字が二重に見えるじょー。←さっさと寝ろ
2004年1月30日(金)   ゲームソフトレビュー
★PCゲームソフトレビュー★

---------------------

新感覚バーチャルリアリティMMORPG

O-T-A QUEST

ジャンル:MMORPG
発売元:YUINOTTO LOVE co,.ltd.
価格:\5,800
月額利用料金:\800
対応OS:Windows 98/Me/2000/XP

---------------------

 ネット上で前評判の高かった話題のMMORPG「O-T-A QUEST」。あなたはもうプレイしただろうか。
 今回はファーストインプレッションと言うことで、その「O-T-A QUEST」の世界を紹介していきたい。

---------

■個性溢れるキャラクタと、リアルな世界描写

 「O-T-A QUEST」はいろいろな属性を持った個性豊かなオタクたちが活躍する、現実の世界をモチーフにしたリアルな世界が舞台となる。

 都会や田舎などの世界を美しい3Dグラフィックで表現しており、あたかも現実の世界を歩いているような気になれる。それでいてアイテムの「同人誌」を読む時や「アニメDVD」を見る時はスムーズに2Dグラフィックに切り替わり、その作品を堪能することが出来るのだ。

■ゲームの始め方

 まずは自分のキャラクターを作る。キャラクターは現実のオタクを大きく意識したデザインがパーツごとに多種多様用意されている。従来仕様の「一見してオタクとわかるオタク」から最近多い「一見かっこいい隠れオタク」まで作れるようになっている。またゲーム中のアイテム「バンダナ」「メガネ」「デイバッグ」「ワッペン」「アニメキャラがプリントされたTシャツ」などを装備することにより、さらに見た目の幅が広がると言う仕様だ。もちろん女性キャラも作れるぞ。

 基本の見た目を作ったら、次に設定するのがこのゲームで最も重要な要素「属性」だ。ここで設定できる属性は一つだけだが、ゲームを進めてレベルが上がっていくうちにいくつもの属性を持つことができる。属性は「妹」「幼なじみ」「先輩」「メガネっ娘」「ネコミミ」「メイド」「ドジっ子」「貧乳」などいろいろな種類がある。

 属性を決めたらいよいよゲームに入ることになる。もうそこは敵が闊歩するフィールドだ。この世界に敵が出現しない場所はない。しかし安心してほしい。敵とは特に戦わなくてもいいのだ。敵とエンカウントしてもコマンド「関わらない」を選べばそのままスルーすることができる。必要のあるときだけ戦うと良いだろう。

■ユニークな戦闘方法

 「O-T-A QUEST」では敵と戦闘が非常にユニークな仕様になっている。ゲーム開始当初、プレイヤーにできる動作は「力説」「関わらない」だけだ。現れた敵に対して「力説」し敵の「自信」を0にすることで、その敵に自分の属性を「布教」したことになりあなたの勝ちだ。勝つと「属性」のポイントが少しだけ上がる。逆に敵の「罵声」を受けると自分の「自信」が削られる。これが0になるとあなたの負けで、「属性」ポイントが少し減ってしまう。

 「属性」ポイントはそのまま攻撃力に直結する。ゲームを進めればいろいろなアイテムが手に入り、「属性」ポイントを補強したり特殊攻撃をすることができるようになる。また他のプレイヤーとパーティーを組んで一緒に「力説」するとさらに強力な「力説」となるのだ。また、敵キャラも「学生」「ヤンキー」「先生」「おばちゃん」「サラリーマン」等バラエティに富んでいる。

■独特の「属性」システム

 「O-T-A QUEST」において「属性」は重要だ。アイテムは「属性」に応じて選ばなければならない。例えば「鞠絵ポスター」のアイテムは「妹」「メガネっ娘」「病弱」「おしとやか」属性のキャラクターでなければ装備できないのだ。

 「属性」を増やすことも出来る。他のプレイヤーと対戦して「布教」してもらうのだ。ただレベルが低いうちは同時に持てる属性の数が少数に限られているので、現在の属性を上書きしてしまう。するとこれまでに貯めたその「属性」のポイントがご破算になってしまう。注意しよう。

■物語はどこへ向かうのか

 「O-T-A QUEST」にはゲームの目的がない。MMORPGの特徴として、プレーヤーがそれぞれいろいろな目標を持ってプレイするのだ。レベルを上げてとことん属性値を高めるも良し、スキルを身に付けて自分で「同人誌」などのアイテムを作成して「コミケ」などのイベントの場で売るのもよし。物語はプレーヤー一人一人が作るのである。

----------------------------------



 :

……なーんてことを考えながら帰宅してたら、踏み切りが上がった途端すぐそばにいた救急車がいきなりサイレンを鳴らしたので超ビビッた。
2004年1月31日(土)   敗者(誤字)
ちゅわけで。

こないだの歯科検診で「親知らずにC2できてるよププゥ!」といわれたオイラは、善は急げとばかりに今日朝一番から近所の歯医者さんに行ってきたのです。自分で言っといてなんですが「善」じゃないだろオイラよ。

なんといっても親知らずですから、下手したら抜かれかねません。
「治療するより抜いた方が早いですよぴぴるぴるぴるぴぴるぴー」とかのたまわれかねません。
ですからオイラは清水の舞台から舞台袖に飛び降りるつもりで、抜かれる覚悟を固めておいたのです。

久しぶりの歯医者。
ああ。やっぱりドアを開けた途端に漂ってくる歯医者臭が嫌。この匂いをかいだだけで歯が痛くなる。
待合室に備え付けられたテレビでは、漫才師のかつみ・さゆりが朝もはよからハイテンションで今週のおもしろニュースを紹介していました。すんごいムカついた。

名前を呼ばれて診察台へ。
おお、なんだか熟練してそうなおじさん先生ではないですか。良かった。なんかこれだけで少し安心できる。抜かれてもきっと大丈夫だ。

先生「今日はどうしました?」
オイラ「あ、はい、こないだ検診があったんですけど、その時に虫歯があると言われまして」

検診の結果が書かれた紙を渡します。

先生「ああ。なるほど、親知らず2本ですね」

2本!?

待て!うそー!?
うわ、本当だ。C2に気を取られてて気付かなかったけど、もう1箇所別の親知らずにC1ができてる。

ニ ホ ン ヌ カ レ ル ノ デ ス カ ?

オイラの頭が真っ白になりかけたとき、先生が言いました。

先生「こっちの親知らずはもう一本抜いてあるんですね。
    そのせいで噛み合わせが悪くなってますが、痛くはないですか?」
オイラ「あ、はい、今のところは」
先生「じゃあそこは痛くなってからで良いですね。
    とりあえず今日は虫歯の治療しておきましょう」


抜かないのか!
たたた助かったー。

そして治療開始。
歯医者特有のチュイイインってやつで、まずはC2部分から削っていきます。

先生「痛かったら左手上げてくださいね」

覚悟するオイラ。しかし、それほど痛くはありませんでした。
ふう。なんだ脅かしやがって。C2ごときがオイラ様に歯向かおうなど100ナノ秒早いのだ。(短っ)

先生「はい、じゃ次C1の方行きますねー」
オイラ「あー」

いつも思うのですが、歯医者さんはどうして口を開けて喋れない患者に向かって話しかけるのか。
おかげでオイラはいつも「あー」とか「あっあー」とかまるで阿呆の子みたいな声で返事せねばならぬではないか。羞恥プレイであるぞ。あ、返事しなければ良いのか。

…ま、まぁそれはそれとして、C2が大したことなかったわけですから、それより程度の軽いC1の治療なんて楽勝というもの。
オイラも体の力を抜いて先生に身を任せたのです。
ちゃんと目も閉じました。歯医者で治療してもらってる時は目を閉じた方が良いんだよ。歯を削ったり詰め物を磨いたりでかなりの粉塵が舞ってるかrイダダダダダダダダ

痛い!痛い!痛い!
虫歯って症状のひどさと治療の痛さは比例しないのか!身をもって知った!


そういうわけでものすごい疲れました。
痛みを我慢するのに疲れたというのもあるけど、親知らずだから奥の方じゃない。だから必要以上に口を大きく開けなきゃいけなかったのですね。これが一番疲れました。仕事帰りのヘルス嬢並みに口が疲れました。(不必要に下ネタ)

大体痛いからって左手上げても医者が何してくれるっちゅーのよ。
麻酔注射?あーそれはやめて。オイラあれ打たれるくらいなら治療で痛いほうがマシ。麻酔注射の気持ち悪い痛さはホント嫌。

あと、医者は腕良かったんだけどアシスタントについた若い女の人が新人らしく、唾液を吸い取る機械でえずきそうになりました。
喉の奥までつっこみ過ぎだちゅーの。同じつっこむならオイラがボケた時にツッコんでくれ。