町の人「きゃー」
怪人ヘビトンボ男「ぐわははは。食べちゃうぞ愚民ども」
*「そこまでだ、怪人ヘビトンボ男!」
怪人ヘビトンボ男「!? 何者だ!」
*「アカレンジャー!」
*「アオレンジャー!」
*「ミドレンジャー!」
*「キレンジャー!」
*「モモレンジャー!」
*「チャレンジャー!」
全員「七人そろって、ゴレンジャー!」
怪人ヘビトンボ男「…なぁ」
アカレンジャー「なんだ!」
怪人ヘビトンボ男「頼むから、ツッコミ所は一箇所に絞ってくれないか?」
アカレンジャー「何のことだ怪人ヘビトンボ男!」
怪人ヘビトンボ男「わかった。わかったよ。ひとつずつツッコめばいいんだろ!?」
怪人ヘビトンボ男「まず、なんで七人なんだ。六人しかいないじゃないか」
アカレンジャー「この写真に写っているのが七人目の戦士、クロレンジャーだ!」
怪人ヘビトンボ男「黒いリボンかかってるんですけど」
アカレンジャー「ああ。惜しい男をなくした」
怪人ヘビトンボ男「戦いで?」
アカレンジャー「いや、老衰」
怪人ヘビトンボ男「そんなヤバい高齢者を戦いに出すなよ!」
怪人ヘビトンボ男「とりあえず、そのクロも数に入れたから"七人"だというんだな?」
アカレンジャー「そうだ!」
怪人ヘビトンボ男「なんで"ゴレンジャー"なのに七人いるんだよ」
アカレンジャー「何が悪い!」
怪人ヘビトンボ男「悪いだろ! 五人のレンジャー部隊だからゴレンジャーじゃないのか!」
アカレンジャー「そんなこと誰が決めた! 単に語呂が良かったからそう名付けただけだ!」
怪人ヘビトンボ男「うわ。開き直りやがった」
怪人ヘビトンボ男「次。お前名前なんだって?」
アカレンジャー「アカレンジャーだ!」
怪人ヘビトンボ男「緑じゃねぇかよ!」
アカレンジャー「何が悪い!」
怪人ヘビトンボ男「赤いからアカレンジャーなんだろーが!
お前ら全員名前と色が一致してないんだよ!」
アカレンジャー「名前で勝手に色を連想する方が悪い!」
怪人ヘビトンボ男「ややこしいことすんなー!」
アオレンジャー「さっきからゴチャゴチャとうるさいわね!
紅一点の私・アオレンジャーが成敗してあげるわ!」
怪人ヘビトンボ男「なんで紅一点が青なんだよ!」
ミドレンジャー「HAHAHA! Although it is good courage,
you cannot win me!!」
怪人ヘビトンボ男「なんで外人なんだよ!」
キレンジャー「怒りっぽい人だねカエルくん」「きっと早死にするね牛くん」
怪人ヘビトンボ男「お前中身パペットマペットだろ!」
モモレンジャー「あらやだ! あなた結構いい男じゃない?」
怪人ヘビトンボ男「おーい、オカマまでいるぞー。勘弁してくれー」
チャレンジャー「まぁまぁ、そんなにカリカリしないで」
怪人ヘビトンボ男「お前らに言われたくねぇ!
ていうかお前は某ファミコンゲームと名前被ってて二重にややこしいんだよ!」
アカレンジャー「(日記書いてる)時間がない!さっさと決めようぜリーダー!」
アオレンジャー「ええ! 行くわよ、みんな!」
怪人ヘビトンボ男「えっ、リーダーお前!?」
全員「ゴレンジャースペシウム光線!」
怪人ヘビトンボ男「ちょっ、ちょっと待て!
なんか豪快にパクって…うわあああああ!!」
ドォォォォン(爆発)
アオレンジャー「やったわね」
モモレンジャー「ああん、怖かったわぁ」
ミドレンジャー「OK! Nice guts!!」
アカレンジャー「手強い相手だった」
チャレンジャー「でも定石ではこの後怪人が巨大化するんだよね」
アオレンジャー「でもここ思いきり街中だから、ここで巨大化したら電線に引っかかって
大きくなった途端に感電死よ」
アカレンジャー「じゃあ問題ないな」
ナレーション「こうしてまた地球の平和は守られた。
しかし、次なる怪人の魔の手はすぐそこまで迫っている。
行け、ゴレンジャー! 戦え、ゴレンジャー! 続く!」
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お仕事でプロジェクトマネージャーに任命され、勉強しなくちゃいけないことが山積みな時にこんなことばっかり考えてます。助けて。 |
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