2003年6月16日(月)   CD三昧
微妙なCDが好きです。

まぁもともと音楽好きなのでCDという媒体を見るだけで惹かれてしまうのですが、その中でも一般にあまり流通していない知名度の低い物には特に食指が動く。

例えば現在オイラが所有しているCDの中からピックアップすると。


「夢は終わらない/THE 会計バンド」

東京IT会計法律学園グループのCMソング。
「♪どこまーでも、どこまーでも」という当該曲に乗せて成人の出陣式の模様を流すCMが伝統。
ノーマルバージョンとライブバージョンの二通りがある。


「こども天国/JAMES日の丸 & MOMO-CHANG」

ご存知「平成教育委員会」の後期からEDに使われ始め、現在でも特番をやるとこの曲がかかる。
ウォーカーブラザーズの「ダンス天国」をアレンジしたもので、「♪やんなっちゃうよ 昨日も塾で」等の子供の気持ちを歌った歌詞が印象的。
ちなみにメインボーカルを努めている子供二人はウゴウゴルーガの二人という話なんですけど本当?


「パニック!/STILL SMALL VOICE」

アニメ「こどものおもちゃ」1stED。
このアニメのOP・EDはTOKIO、篠原ともえ、知念里奈という錚々たるメンバーが歌っている中、唯一正体不明で知名度がないため不憫な立場に追いやられているSTILL SMALL VOICE。2ndシングルを出したのかも不明。


「たこやきのうた/宇高香里とたこボールキッズ」

道頓堀にある大阪土産ショップで見かけて思わず買ってしまったたこやきソングCD。
カップリングは「たこやき音頭」。


「BOURBON The Audition シリーズ」全5枚

ブルボンがお菓子にCDをつけて一般から投票を募る画期的な公開オーディションを開催。
各CDに二人ずつ曲を吹きこんでいる。ナレーションがうざいのがキズ。もっとじっくり聴かせれ。
ちなみにこのオーディション、結果がどうなったのか知らないんですけどどうなったの。



で、ですよ。

今日京阪電車に乗っていたら車中の中吊り広告で「おけいはん」CM曲の「出町柳から/中之島ゆき」がNow on Saleだと書いているではないですか。(関連ニュース)
しかも発売店は関西のタワーレコードと京阪沿線のコンビニのみ。(←ここ重要)

うおー!俄然欲しい!超欲しい!CM全く覚えてないけど欲しい!よし、買う!


ちなみに今オイラが一番欲しいのは「パパパパーンの歌/keyco」(ゼクシィCM曲)のCDです。
ってそうだ、よく考えたらこないだ結婚するって言ってた同僚がCDもらったって言ってた!わ!ちょっと交渉してみようかしら!
2003年6月17日(火)   叫
昨日話題にした「おけいはん」のCDですが、早速買ってこようと思って帰りがけに途中の駅で降りて京阪沿線のコンビニ「アンスリー」に寄ったのです。
するとその店の前に張り紙が貼られているのに気づきました。


「CDは売りきれました。次回入荷は6/20になります」


ソンナニ ダイニンキ ダッタノカー!!??



最近の携帯電話の進歩は目覚しいものがあり、正直オイラはついていけません。

電話ができればいいじゃん。カメラとかメールとかMP3再生機能とかいらないじゃん。
オイラのそんな思いとは裏腹に、着実に機能を増やしていく携帯ども。
何が悔しいって、携帯カメラの解像度がオイラのデジカメをサクッと上回りやがったことが悔しい。

そんな携帯の機能の一つに着メロというやつがあります。
オイラはメロディを自作するのが楽しかったりするのでその機能に関しては嬉しいんですが、どうも最近はそんなオイラの感覚とはずれた方向に向かっている模様。

具体的には、まず着メロのほとんどがダウンロード重視になってしまったことでしょうか。
まったく貴様らときたら。自分でちまちま入力するのが楽しいんじゃないか。まったく。

そして、とうとう「着うた」などと称す音声ファイル再生ものが台頭してくる始末。
ああ。MIDI的な情緒が奪われていく。嘆かわしや。


で、今日電車に乗っていた時のこと。

すぐそばに立っていたお兄さんの携帯にメールが着信したのです。
そしてその携帯は前述の音声ファイル再生式着信音を鳴らすことが出来る機種でした。
ガタゴトと騒音が響く電車の中で、その携帯はメールの着信を知らせるべく、こう鳴ったのです。





「ホワァァタァァッッ!!」
      声:ケンシロウ(CV:神谷明) from 「北斗の拳」




吹いた。
2003年6月18日(水)   地球は丸かった
家に帰ると、包みが届いていました。

差出人は珊瑚さん
あーそういえばガチャポン「ぼくの小学校」シリーズのトレード交渉をオイラが橋渡ししたのでした。
それだな。うん。確か珊瑚さんからは「給食編」が送られてくることになっていたはず。
えーと。



なんだこの包みのでかさは。



給食編のガチャポンひとつであるならば、せいぜい10cm四方くらいじゃないですか。
それがなんだ。まるで宅配エロビデオのような大きさになっているではないか。


はっ。まさか。
密かにこの中に白い粉が忍ばせてあるのかも。
そうです。港で取引するんですよこの粉を。秘密の番号は「こめいちご」。まやくです、ボス!!

…古いな。オイラも。
ファミコンも生産中止する時代だと言うのに。


はっ。まさか。
ば、ば、ばばばば爆弾!?
わわわ。ちょっと待って。それはいかん。いかんですよ。まだ死にとうない。死にとうないのじゃ。

恐る恐る包みに耳を押し当てます。
…時計の音は、していない。
いや、しかし油断してはなりませぬ。
時限式じゃなく、封を切った瞬間にドカンということも考えられます。
そーっと。限りなくそーっと。何か違和感を感じたらすぐやめるつもりで封を開けました。


コロン


うわぁーーっ、しゅ、手榴弾!!
って、なんだガチャポンか。びっくりさせんなよ。ふう。

さらに奥からもう一つ包みと手紙が出てきました。
慎重に、あくまで慎重に、もうひとつの包みを解きました。
そして、中から出てきたのは……!!


3Dジグソーパズル


なんとーー!
オイラが以前日記に書いたのを覚えていて、それを見付けたので送ってくださった模様。
なんてことだ。ありがたいじゃないですか。すげー。わーい。地球儀ー。地球儀ー。ほんとにほんとにありがとうございまーす☆ ←さっきまでびくびくしてたくせにぃー

ところでこれ「MADE IN CHINA」って書いてあるんですけど、読み方によってはこれって「チャイナ服を着たメイドさん」という風に取れなくもないなと思った梅雨時の夜のことでした。
2003年6月19日(木)   伊東家の食卓に頼れ
あちい。
台風のせいかして、蒸し暑い気候になりました。
生ぬるい風が吹きすさびます。ビュゴォーって。


と当たり触りのないお天気の話題でお茶を濁したところで。


100円玉と50円玉って財布から取り出そうとした時見分けづらいよね。

一円玉なら一番小さくて側面に模様は何にもない。
五円玉なら金色っぽい色でわかります。
十円玉ならあの銅色が良い目印になります。
500円玉ならひとつだけケタ違いにでかいからすぐ判別可能。

しかし100円玉と50円玉はそうはいかない。
側面は両方ギザギザしてる。どっちも銀色。同じような大きさ。
これを見分けるのは難しい。


オイラは毎朝爽健美茶を一本買って一日の水分確保用としているのですけれども、駅の売店で爽健美茶を買うと150円するんです。定価です定価。
つまり100円玉一つと50円玉一つが必要となるわけですよ。財布から両方探す必要があるのです。

すると、100円玉は出てくるんだけど50円玉が出てこない。
もともと50円玉は財布にある絶対量が少ないし、100円玉は何かと必要なためやたら枚数がある。
その状況下で50円玉を探し出すのは至難の技。さらに言えば朝のクソ忙しい時間ですからそんな悠長に財布の中を覗いているわけにもいかない。


何か良い方法はないものでしょうか。
この見分けづらい二枚を即座に見分ける良い方法は。

50円玉と100円玉の違い。
その最たるものはやはり50円玉の真中に空いた穴でしょう。
これを利用しない手はありませんね。


そこでオイラは考えませんでした。

ゴメン。無理。今日なんか全然思考回路が働かない。
引っ張るだけ引っ張っておいてほったらかし。最低。

あーほら、あれとかいんじゃね?銭形平次みたいに穴に紐通して腰から下げとくの。
そうそう。財布から別にして。あ、じゃ別に腰から下げなくてもいいじゃん。財布もう一個持てば。
ああ待て待て。わざわざ財布二つ持たなくても、小銭入れが複数ある財布ぐらい売ってるって。
ていうかさ、わざわざそれのために財布買うのも腰から下げるのも馬鹿らしいよねってもうああああ!いいよもう!このままでいいよ!

はいはい、どーせオイラがしょーもないことで面倒くさがったのがいけないんですよ!ごめんなさい!
はん!バーカバーカ!お星様のバカー!
もういい!電波ソング聴いて寝る!
2003年6月20日(金)   ローカルな話題
東山紀之と森光子が入籍したってほんとですか。


こないだ書きました「おけいはん」のCD、買ってきましたよ!

うんとね。爆笑した。
なんていいますか、京阪本線を利用している人間が聴くとよくわかります。このバカバカしさ。
音楽自体がまったりとした良い雰囲気を纏っているから余計にこの歌詞のスバラシサが引き立ちます。
今日はその魅力をご紹介いたしましょう。


参考) 京阪本線路線図


まずはタイトルから。

「出町柳から (cw : 朝露の京橋で乗り換え)」

京阪本線京都側の端っこが「出町柳(でまちやなぎ)」。
そして「京橋(きょうばし)」は最近駅舎をリニューアルして「おしゃれですよー」と京阪が必死に広告している駅です。まぁJRとの連絡駅ということもあって確かに大きい町なんですけれど。

そしてこの二曲を歌っている歌手名が「中之島ゆき」。
これは、現在建設予定中の中之島新線のことを指しています。つまり「中之島行き」。

版画調にデザインされたジャケット。
同梱されているシールには「京阪のる人、おけいはん」の文字。
ケースを開けると、京阪の特急カラーである黄色と赤にラベルが塗り分けられたCD。
そして発売元が「淀屋レコード」。ちなみに京阪本線大阪側端っこが「淀屋橋(よどやばし)」です。

徹底してます。

歌詞を見てみましょう。

> 出町柳から 電車は走る
> ああ2人を乗せて 愛の2階立て
> ダブルデッカー (cho : そうでっかー)
>
> 三条から乗客が 増え出します
> 四条からは 買い物帰り
> おしゃれな人々
> 七条やがて地上へ
> そして丹波橋
> 中書島から 補助席が使えます
>  :

←京阪電車には二階建て特急が走っています





←京阪電車の駅は地上にあったり地下にあったりします

←京阪電車には補助席がありますが区間によって使えません

お分かりでしょうか。
京阪本線の駅を、始発駅の「出町柳」から終着駅の「淀屋橋」まで辿っていっていることを。
しかも路線の情景描写しながら。電鉄会社ならではの歌詞です。

これだけでも相当オイラは笑ったわけですが、続いてカップリングの「朝露の京橋で乗り換え」を聴いてのけぞりました。今度は淀屋橋から出町柳に向かってやがる!


いやはや。びっくりしたね。心底吃驚したね。
ジャケットに「出町柳→460」なんて書かれた切符の絵が版画調に描かれているのにもびっくりしたね。
うん。確かに出町柳から460円で淀屋橋まで行ける。

というわけで、音楽的にはちょっとんー?なところもありましたけれど良い買い物をしたと思いました。
あれ、なんか注意書きが書いてある。


■平成15年5月現在の設定で制作しています。
 曜日や時間帯により、停車駅が歌詞と異なることがあります。



こまかー!


ちなみにこの曲はこちらから試聴できます。
曲自体はまぁわりと普通です。興味のある方はどうぞ。



以上、「あなたのネット依存度チェック」で92%を弾き出したのっぽ ゴン太郎がお送りいたしました。
てか、ひきこもり度100%ってなんだよ!
2003年6月21日(土)   声優談義
阪神強いなぁー。


先日メールチェックをしておりましたら「TSUTAYAオンラインクーポン」なるメールが来ておりまして、それをプリントアウトして持っていったらレンタルが半額になるということで早速昨日会社からの帰りがけに借りに行ってきました。

唐突だったもので何を借りるとかそういう下準備もせずに行ったものですから、とりあえず当たり障りのなさそうなものをチョイスしてレンタル。

で、アンパンマンのCDをレンタルしたわけですが。


考えてみたらアンパンマンって声優すごいですよね。

主人公が戸田恵子でしょ。
パン工場のおやじが増岡弘でしょ。
この世界で唯一進化していない犬は、おはスタのヤマちゃんでしょ。

錚々たる声優陣が各々ひたすら能天気な曲を歌う中で、オイラはある一人の声優の声を聴いて萌えておりました。

ああ、そこで「どうせメロンパンナ役のかないみかだろ」みたいな顔をした君。君、斬首刑。
確かに。
確かにかないみかは良い声優だ。オイラも「わぴこ」の弾けぶりはすごいと思う。
しかしオイラ最萌えの声優さんはかないみかさんではないのです。


バタコさん=佐久間レイ

これだ。



みんな気付け!佐久間レイ女史の素晴らしさに!
幼い子供の声から妖艶なオトナの声まで見事にこなすその芸達者さに!

「ドラえもん」のミニドラはこの人だ!
「魔女の宅急便」のジジはこの人だ!
「らんま1/2」のシャンプーはこの人だ!
「天地無用!魎皇鬼」の船穂はこの人だ!
洋画の吹き替えも多数こなしていらっしゃる!

オイラはひたすら佐久間レイをイチ押しするのでありました。投げっぱなしジャーマン。



ところで、増岡弘さんて代表作が「マスオさん」なんですよね。
「マスオか弘」。ハマリ役だ。「カードキャプターさくら」役が「丹下桜」だっていうくらいハマリ役だ。
2003年6月22日(日)   挑戦
昨日も書きましたとおりCDをレンタルしました。
懐かしいものを借りようと思い、選んだのが「宇宙船サジタリウス」。
懐かしいなぁ。懐かしすぎてほとんど覚えてないよ。

で、昨日レンタルしたCDをCD-Rにコピっていたのですが(あくまで個人の鑑賞目的だヨ!)、確認のためにコピーしたCDを試聴してみたところこのサジタリウスの17トラックから18トラックにかけてブスブスとノイズが乗りました。

マスターの方を聴いてみますと、そちらではちゃんと聴けます。
焼きミスかと思いもう一度焼き直しましたがやはり結果は一緒。
まさかこんな古いCDにコピーガードとか乗っているわけないしなぁと不思議に思ってマスターCDの盤面を見て、オイラは驚愕しました。


傷だらけ。


うわぁ。
これじゃノイズとか乗って当然ですよ。ひどいなこれ。
むしろこのマスターが正常に読めた方が奇跡に近いかもしれません。昨今のCDドライブの読み取り性能にはほんと感心しますね。

ちなみにCD-ROMのコピーガードというのは、記憶領域のどこかにエラーセクタを作って正常に読ませないようにする方法が一般的です。
このCDも傷のせいでエラーセクタができてしまっているわけで、ある意味天然のコピーガードと言えなくもないでしょう。コピーどころか再生にも支障をきたしかねない訳ですが。


そうか。天然のコピーガードか。

つまり、これはオイラに対する挑戦と取って良いのだな?

CCCDすらコピーしたこのオイラに対する挑戦だと取っって良いのだな?否、むしろ取る!

ネットでいろいろ研究したコピー技術が、ついに本領を発揮する時がきたのだ!


早速対応作を考えます。
まず、マスターを再生した時はちゃんと聴けて、CD-Rにコピーした時は聴けなくなるその違いはなんだ。

コピー行為そのものがダメという線は考えにくい。CDイメージそのものをコピーするので、大きな違いが出てくるはずがないからです。
CD-Rというメディアがダメなのか。いや、そんなものを見分けるのはコピーガードのSafeDiskくらいのものなのでありえない。

読み出し速度。

そうだ。通常再生時には音楽CDは1倍速で読み出されます。
しかしコピー用にCDイメージを吸い出す時は普通もっと速いスピードで読み出されるのです。

ライティングソフト「NERO」の設定を操作し、読み取り速度を極限まで抑えます。極限で4倍速か。
そしてコピー。どきどきしながら結果を待ちます。


結果…ちょっとだけノイズ減りました。


くっ。確かに効果はあるようですが完璧ではありませんでした。
別のライティングソフトで試してみるか。
いや、その前に。
そうだ、もう一つ一番大きく結果を左右するであろうファクターを忘れておりました。

CD-ROMドライブそのものです。

読み取り性能は当然CD-ROMドライブに左右されるはず。
まして、オイラがCD読み取り用に使っていたCD-ROMドライブはこないだ買ってきた超安物。
TEACの「CD-532E A」というタイプです。
これを変えましょう。今書きこみ用に使っているLITE ONの「LTR-24102B」を使用してみるとします。

ライティングソフトも「Disc Juggler」に変更し、CD-Rメディアも太陽誘電製の高級品を用意、再度コピーに挑戦しました。さぁどうなるか。緊張の試聴。


結果…OK。


よっしゃあ!やりましたよ!
状態の悪いCDから見事にコピーができました!
やったぜじーちゃん!オイラは勝ったよ!じーちゃん?じーちゃん…じーちゃああああん!!



さて。
このために5枚ほどCD-Rメディアを無駄にしたんですけどこれどうしよう。
メディアって燃えないゴミで良いの?
2003年6月23日(月)   さぁ腕を前から上げて
最近日記に書くことを考えていると、フリだけ思い付いてオチが思い付かないということがよくあります。
こういうのは結構困りもので、いざ書き始めたのは良いけれど書き進めば進むほど終わり方に悩んでしまうのです。で、だらだら長く書いた挙句中途半端なオチ。
いけませんなぁ。ちゃんと落とさないと日記が成り立たな


………日記に何故オチが必要なのだろう…


わあ。根源的な部分に疑問を持ってしまった。
よしわかった。今日の日記はオチをつけないことにします。




新しい職場についてから今までより早い時間に出向先へ出るようになりまして。
朝に弱いオイラとしてはなかなか辛いところなのですが、今のところなんとか遅刻せずに通えています。

それはそうと、この時間は朝の体操の時間らしく。
オイラがカバン下げて眠い目こすって構内を歩いていると、社員の方々が群れをなして腕をブンブン振り回しているのです。道を占拠して。

…えーと。通して欲しいな。

振り回す腕に裏拳を食らわされないよう注意しつつ体操軍団の後ろ(芝生の上)を通ってなんとか関門を突破いたしました。ふう。よし、無事抜けることが出来た。


第二関門登場。

次の体操軍団が現れた。
今度は後ろに通るスペースはありませんが、彼らの前を通りぬけることが出来そうです。今度は楽勝ですね。しかしなんでこの人たちはみんな同じ方向を向いて体操しているのかな。まぁいいや。

…き、気まずい……。

体操軍団の真ん前をこそこそと横切るオイラ。
なんだこの緊迫感は。圧迫感は。見るなっ。こ、こっちを見るなっ。

ふう。なんとか切りぬけました。
って、うわ。まだ第三関門が控えてやがる。
そんなにオイラが職場に辿り着くのを邪魔したいのか。くっ。手強い…!

…って、あ、あれ。
体操の音楽が終わってしまいました。
さっきまで体操軍団だった人たちが一介の社員さんに戻ります。
ほっ。よかった。助かった。あはは。よーし、これでもう安心して職場まで行けますよー!



社歌斉唱が始まりました。








………あれ。オチついちゃった。
まぁいいや。天地無用第三期シリーズのリリース日も決まったことだし。

それはそうとこれ難しいー。
いかん、この手のゲームは得意なはずなんですが。6個までが限界。
2003年6月24日(火)   まんだらけ
食堂へ昼食を食べに行った帰りにエレベータに乗りこみました時、一緒に乗りこんだおじさん二人の会話が耳に入ってきました。

おじさんA「そこの人たちってみんな冷たいですね」
おじさんB「いやいや、そりゃ勘違い平行棒ですよ」


ツボにはまった。



今日は残業がひどかったので、珍しくマジメな話。


しばらくネットで傍観していたんですけど、漫画業界でちょっと事件が明るみに出たみたいです。
えーと、簡単に概要を説明いたしますと、こんな感じ。

・漫画家さんが漫画の原稿を描きました。
・「さくら出版」という出版社に渡しました。
・「まんだらけ」で原稿が勝手に売りさばかれているのが発覚。
・でもさくら出版の社長は既に逃げちゃってました。
・漫画家さんがまんだらけに「その原稿は盗品だから売らないで」と言いました。
・まんだらけは「うちは悪いことしてないもん。そんなに言うなら警察呼んでね」と言いました。

オイラもいろんなところのフィルタを通して得た情報をさらにオイラフィルタを通して上記のようにまとめたので、もしかしたらなんか勘違いしてるかもしれません。

詳しいことは、最初にまんだらけで売られている事実を発見した渡辺やよいさんの日記を読むとだいたいわかるかしら。そっちだけだと不公平なのでとりあえずまんだらけ社長の言い分も。

まぁなんのかんの言って一番悪いのがさくら出版であることは確かなんですが。
いろいろやばい経緯があったみたいですし。原稿料未払いとか。


とりあえずそういう事件が今リアルタイムで進行中なんだよということを宣伝いたしまして。


んー、オイラの意見としては、なんか気持ち悪いなぁというのが率直なところです。
漫画家さんに関しては、正直者が馬鹿を見ちゃったって感じ。
まんだらけに関しては、法的にも商売的にも問題ないけど人道的にどうよって感じ。
さくら出版に関しては……とりあえず出て来ーい。

多分今回の事件はさくら出版の社長がなんとかしてくれないと解決しないと思いますけど、漫画家さんの活動は無駄にならないと思いますよ。ていうか無駄にしちゃダメ。
次に同じようなケースを起こさないようにすることが発展・進歩・改善に繋がるんですから。


それにしても、この事件を読んでふとアレを思い出しました。
ワンダフル内アニメでやってた頃の「デ・ジ・キャラット」の話で「こわいお店」だったかいう話。

・でじこが道にしっぽを落としました。
・それをでじこファンの二人が拾いました。
・二人は足を滑らせて穴に落ちました。
・そこは「地獄屋」という店でした。
・地獄屋は「でじこのしっぽを売ってくれ」と言いました。
・二人は断りました。
・地獄屋は「売ってくれたら何でも願いを叶えてやる」と言いました。
・二人はちょっと迷ったけどやっぱり断りました。
・以下略


まぁディテールと結果は全然違いますけど。
シチュエーションが似てるなってそれだけの話です。全然関係ないけど「MOTHER」の小説が出るんだってさ。要チェキ。
2003年6月25日(水)   わくわく
昨日話題にした一連のさくら出版の事件が、リンク集に纏められてありましたのでご紹介しておきます。

まんだらけ社長の主張する漫画家本人がきちんと原稿を管理するというのは、多分ビジネス的にはあるべき姿なんでしょうけどね。

最低限の信頼関係があったからこそ漫画家は出版社に原稿を預けていたはずです。
そういう「信頼に基づいた曖昧な管理」っていうのは、そりゃビジネス的には望ましくないんでしょうけど、人間関係を重視してきた日本においてはそれも悪くない方法だと思うんです。
まんだらけが言うようには簡単に割り切ることは不可能じゃないですかねー。

感覚としては、スピード違反みたいなもんですか。
確かにダメなんだけど、だからと言って走行速度を律儀に守っていると周囲の交通に多大な迷惑をかけてしまう、みたいな。

とりあえず、まんだらけの何が良くないって、「管理体制の不備」についてお前が語るなと。
その「管理体制の不備」に乗っかって闇ルートの原稿を売りさばいてた人の言うことじゃないでしょ。

この件に関してはいろんな人が結構書いているのでオイラはこの辺で。




仕事場の机が微妙な高さです。

床を基準にして椅子の高さを合わせると、ちょっと足を動かすだけで机に引っかかります。
机の足を入れる部分の上には引き出しがあるのですが、こいつがまた滑りが良い。ちょっと力を加えるだけでするすると開きます。

以上のファクターが重なると、こうなります。

机に座ってちょこちょことパソコンを触っていて、ふと体勢を動かしました。
足が机にちょんと引っかかりました。
そのせいで引出しがするすると開きました。

こうなると、開けたつもりはなかったのに急に引出しが開いたようでびっくりしてしまうのですが、そこでふとあの話の最初に似てるなぁと思いました。
急に引出しが開いてびっくりという状況。そういえば机のデザインも似ているし。


いつかドラえもんが出てこないかとわくわくしてます。
2003年6月26日(木)   みじかい
無尽蔵にCGサイトをお気に入りに登録していったら、多すぎて本気で収集つかなくなりました。
うーん。それにしても皆さん上手なのにゃー。
まぁ、基本的な勉強もせず完全独学で好きなように描いているオイラでは太刀打ちできなくて当然っていうか比べること自体失礼に値するというか。いいんだ。オイラはギャグ畑だし。


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さて、今日もちょっと残業で遅くなってしまったので、短めに。





ネコミミがあったら、きっとかなりの萌えキャラになってたと思うんだ、ねこ娘って。





今日の日記、以上。短すぎますか。そうですか。


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このサイト、内容も面白いんですけどサイトデザインが素晴らしいと思った。
特にBBS(連続殺人)には感動。オイラもなんか考えようかなぁ。
2003年6月27日(金)   イタリア語講師
今朝ニュースを見ていてふと思いました。

「イタリア語講師の女性が殺害された事件で…」
「この部屋に住むイタリア語講師・○○さんが…」
「イタリア語講師の女性が殺害された現場では…」



「イタリア語講師」強調しすぎ。


オイラは決して死者を冒涜しようとかそういう意図は完全無欠にございません。
単にニュース報道の姿勢について思っただけであります。他意はありません。


そりゃあれですよ、この事件に「イタリア語講師」という肩書きが深く関わっているなら強調して当然だと思いますよ。例えば。

犯人「イタリアFUCK!お前ら恰好ばっかりつけやがって、中身が伴ってないんだよ!」

勘違いめさるな。
オイラの主張ではありません。犯人です。架空の犯人が言うのです。
もしくは。

犯人「イタリアなんて糞食らえ!だってミーはおフランス人ざんすから」

だから、勘違いめさるな。
オイラが言っているのではありません。犯人です。あくまで架空の犯人の発言です。
フランス人が本当にイタリアを嫌いなのかどうかその辺はわかりませんし、そもそも「ミー」も「ざんす」もフランス語ではありません。イヤミ語です。


とにかく、そのくらいの理由があってイタリア語講師が狙われたというのなら「イタリア語講師」を連発することにも吝かではないでしょう。
しかし、今のところ普通の強盗殺人のようです。イタリア語講師とは関係ない。

いや、犯行がイタリア語講師と関係ないのだとしても、事件がニュースに現れるまでに経由した情報伝達媒体がそれを重要だと考えたならば強調されてしかるべきかも知れません。
そう、例えば刑事たちが現場でこんな会話をしたのかも。

警部「状況は?」
巡査「えぇっと、こちらがガイシャです。
    名前は○○、××才独身、近くの外国語学校でイタリア語講師をしています」

警部「イタリア語講師」
巡査「イタリア語講師です」
警部「死因は?」
巡査「はい、絞殺です。手で首を絞めた後、
    さらにベルトのようなもので締めてイタリア語講師を殺害したものと思われます」

警部「ベルトのようなものってベルトじゃないの?」
巡査「いえ、ベルトかもしれませんし違うかもしれません」
警部「まぁいいや、とにかく何かで絞殺されたんだね?このイタリア語講師の女性は」
巡査「はい。イタリア語講師は」
警部「イタリア語講師」
巡査「イタリア語講師です」
警部「イタリア語講師なのか」

巡査「ええ、イタリア語講師ですね」

何度も言うようですが、オイラは死者を冒涜するつもりもないし警察を侮辱しているわけでもありません。
これはただの想像です。あくまでフィクションです。

警察でなければ、後は報道各社しかありません。
なぜ報道の中の人が「イタリア語講師」を強調するのか。
それは他との差別化に他ならないでしょう。
試しにこの事件から「イタリア語講師」というキーワードを抜いて説明してみます。


マンションの一室で女性が殺され、銀行口座から預金が引き出されました。
窃盗容疑で逮捕された容疑者が、その部屋に進入した可能性が高いことが分かりました。
容疑者は「後をつけて室内に押し入った」と供述しています。



つまらん!お前の話はつまらん!(大滝秀治)
そう。これだけだと実に一般的な事件過ぎて他との見分けがつきにくいのです。
そのため、特徴になりそうな点をピックアップしてインハクトを上げ、「事件を容易に区別する目印」にしているわけです。
そう、きっとこんな会話が交わされたに違いありません。

編集長「キミ、なんだねこの記事は」
記者 「は。何かマズイところがありましたか」
編集長「こんなんじゃ誰もこの事件のことが記憶に残らないよ」
記者 「はあ」
編集長「何かこの事件ならではの特長とかなかったのかね」
記者 「うーん。あ。そういえば携帯電話が奪われていたらしいですよ」
編集長「だめだだめだ。そんなもの全くインパクトがない」
記者 「だめですか」
編集長「だめだ」
記者 「うーん。しかし他にこれといって特徴は」
編集長「被害者の職業はなんだったのかね」
記者 「イタリア語講師です」
編集長「それだ!それを使おう」
記者 「えっ」
編集長「美人イタリア語講師殺害事件、良いタイトルじゃないか」
記者 「はあ」
編集長「なんだか世界的な陰謀を感じさせるね。謎の犯人に狙われたイタリア美女」

記者 「いや、被害者は日本人なんですが」

くどいようですが、オイラが言っているのではありません。編集長です。無茶苦茶言っているのは全て架空の編集長なのです。


そしてそんなことを考えている間に、ニュースは既に天気予報へと移行しているのでした。
やばい。遅刻する。
2003年6月28日(土)   土曜日
※今日の日記は映画「タイタニック後編」を見ながら書いています。


土曜日の今日、午前中は皮膚科の病院に行ってきました。
手が荒れているのと指先が荒れているのと足が荒れているのを診てもらいました。
2時間かかりました。待ち時間長すぎ。これでも混雑を避けて行った結果なんですが。
まぁ待合室にいるお子ちゃまたちを眺めているだけで退屈しませんでしたけどネ☆

わ、前編のダイジェスト、構成が上手いなぁ。

さて、診察結果は足の方が原因不明というおもろかしい結果となりました。
水虫かと思いその場で皮膚を削り取って顕微鏡で見てもらったんですが、「見つかりませんねぇ」と言われてしまいました。ていうか水虫菌って顕微鏡で見えるのかしら。


午後は母と一緒にカラオケ行きました。
んー、母とカラオケなんて初めてかも。あ、いや、大昔にあったかな。
まぁどっちにしろかなり珍しいことです。

近くにあるカラオケ屋へ出向き、2時間と告げました。

オイラ「あ、すみません、機種指定お願いできますか?」
店員 「できません」

FUCK!

結局BeMAX'Sがあてがわれたのですが、まぁまぁ収録曲数はあったと思います(アニメの)。有名所は抑えてるし(アニメの)
HyperJoyより優れている点としては、音は綺麗なことかな。あと「炎の転校生」があったこと。
わあ、このシーン画面の明滅が激しいー。ポケモンショーック。


その後散髪。
ちょっと汗かいて体が熱かったところにタオル巻かれシートかぶせられて、死ぬかと思た。
それにしても髪を弄られつつ目を閉じているとなんだか眠気に襲われ、襲われ、襲…

店員「もみあげは普通で?」
オイラ「!?うはい!」

いかん。突然過ぎて妙な受け答えをしてしまった。
しかし、髭剃りのために座席を倒されているとまた眠く、眠く、眠…

店員「眉毛の下は剃りますか?」
オイラ「!?うはぃえ、いや、おいといてくださひ!」


まぁそんな日でした。日記終わり。よーしタイタニックを性根入れて見ようっと。
うえーん、設計者と船長と楽団、かっこいいよう(涙)
2003年6月29日(日)   布石
昼まで寝てた。

いやいやいや!昨日は早めに寝たんですって!
すっごく眠かったんです。そう、眠かったんですよ。
よっぽど何かが溜まっていたのか。それとも昨日のカラオケ・散髪で体力を消耗したのか。
お蔭様で今日の昼までぐっすりっすよ。そりゃもうのび太も真っ青なくらいぐっすり。1、2、3、グウ。



ちょっと前のことなんですけど。
そう、あれは会社帰りのこと。夜道を自転車運転しながらフラフラ家に向かっておったのです。

みゃあ。みゃあ。

おや、何か聞こえる。む。猫です。猫がいます。
夜道なので体の色や模様は良く見えませんが、右手から出てきた猫が道を横切って左手に走っていきました。ああ。猫だった。

まぁ道すがら猫に出会うことくらいよくあることでございましょう。
これが黒猫だったら縁起悪いとかそういう発想に行き付くのでしょうが、今の猫は見えないながらも真っ黒というわけではなさそうなのでまぁ気にするほどでもないかと

ブロロォォ。

クロネコヤマトのトラックが通りすぎていきました。
なんだよ。ほんとに黒猫が来やがったよ。ロゴだけど。
いや、まぁしかしなかなかの偶然ですな。猫を見たすぐ後にクロネコヤマトとは。

チリンチリーン。

おじさんが自転車に乗って追い越していきました。猫背でした。
また猫繋がりですよ。猫背。どうなってるんだ。もう一回くらい来るかしら、猫関係。

ブロロォォ。

車が通りすぎていきました。ナンバープレートが「ね」でした。
…それはちょっと無理やりなのでは。


まぁ最後はなんだか無理やりっぽかったですけれども、とにかくそんな感じでその日はやたらと猫に縁のある日でした。いやはや珍しい日もあるもんですね。

そんな稀有な体験に感慨を覚えつつ、その日の晩ネットを巡回したら、choirisで「ネコ・ネコ耳ソフトリンク集」が完成していました。いやん。これの布石?
2003年6月30日(月)   怒り心頭
足に薬を塗ると歩きにくくなることにやっと気づいたのっぽ ゴン太郎がお送りする、ザッツエンタテーイメンツショーウ!
以上挨拶でしたおはこんばんちわ右や左のお客様。


さて世間に目を向けてみますとロシアからやってきたt.A.T.u.なる歌うたいさんが来日してカラオケして観光して帰って行ったそうです。え。仕事で来たの?それは知らなかった。

とまあそんなわけで世間様ではぺしぺしと叩かれているようなのですが、んー、叩くほどのものなのかしらと思いましたナリよキテレツ。

いや、まぁ生放送ドタキャンされたテレ朝とかタモリとかは迷惑被ったんだからそりゃもう憤慨していただいて構わないとは思いますが、その他報道の仕方を見ているとなんだかねえ。
スポ日なんて、感情に任せて書いてません?
落ち着けスポ日ー。落ち着けー。「確信犯」の使い方間違ってるぞスポ日ー。

ちゅかですね、この人たちってロシアにいるときからいろいろやり放題だったじゃないですか。
あのロシアでやりたい放題ですよ。これってすごい度胸じゃないですか。命張ってませんか。

なもんだからもともとこの人たちを起用するには、普通考えられないようなことを絶対しでかすと考えておくべきなんじゃないですかね。
もちろん考えたところでt.A.T.u.さんたちはその想像を上回ることをしでかすんですが。
そりゃまあ社会人としてどうかというのはありますけど、そんな破天荒な人が二人くらいいても世の中面白いと思うなー。

んで、こういう常軌を逸した人が後に大成したりすると、こぞってマスコミは「天才は昔から一般人とは違っていた」なんて言って持ち上げるんですよね。
いやん。世の中世渡りの上手いヤツほど得するように出来てるです。そんな世の中に萌え。


そんな己とは縁も所縁もないロシア人に怒りを覚えるくらいなら近くにもっと怒るべき人がいると思うですよというかおばちゃん待てやコラァー!
ええいそこへ直れこの外道どもめ。貴様ら何を考えているか。そのパーマのかかった頭の中で何を考えておりますか。コンコン。入ってまーすーかー。

電車の中での座席の奪い合いは心理戦であるところを多く含み、今回のバトルに置いてはオイラの負けを認める。気まずくなってつい「どうぞ」と目の前に空いたばかりの座席を譲ってしまったオイラの責任であることを認めるのには吝かではない。しかしだ。

おばちゃん三人組よ。
一人が座って残り二人がその前に立ちつり革を握ったおばちゃん三人組よ。
座席を譲ったが、今までオイラが握っていたつり革を譲った覚えはないぞ。

オイラはこの混雑した車内でおばちゃんが座れるようにわざわざ道を空けてやったのである。そのためにつり革を手放したのである。
然るになんだ。なぜオイラが今まで陣取っていたつり革の真下なるスポットまで奪い腐るのか。
貴様らめちゃくちゃ元気やないけ。ぺちゃくちゃ喋ってめちゃくちゃ元気やないけ。

おかげでオイラはどこにも捕まるところのない場所に追いやられ、必死に右手を伸ばして天井にようやく届いた人差し指と中指と薬指の三点でもって何とか体を支えるという厳しい状況に追いやられたのであるぞ。一体なんの修行だこれは。

一番最後降り際に、座っていたおばちゃんが「ありがとう、ごめんなさいね、疲れていらっしゃったでしょうに」と挨拶してくださったのでオイラもいえいえ大丈夫ですと会釈を返したりいたしましたが、根本的にオイラが機嫌を損ねているのは座っていた貴女じゃなくてつり革を奪ったヤツなんだヨー!

ええい。罰として貴様ら三人とも座席に座れ。縦に。