2003年1月16日(木)   今日はFLASH頼りの日記
昨日の日記で、「Kanon」キャラをビックリマン風に「天使」「お守り」「悪魔」に分ける試みをやったのですが、その際こんな項目を挙げました。

天使 お守り 悪魔
川澄舞 倉田佐祐理 久瀬秀一
美坂香里 美坂栞 北川潤

したところ、当サイト影のメインコンテンツ・お友達のHEROりんからメールが来ました。
そこにあったURLに飛んでみたところ…



HEROりんの主張



あははははははは!

このFLASHの存在は知っていましたが、ジェネレータになっていたとは知りませんでした。
さんきゅーHEROりん☆笑わせていただきました。

ちなみにこのメッセージにマジレスすると、栞はやっぱりお守りだろうと思います。
確かにゲームでは栞がメインヒロインなんですけどね。
香里の方が姉というのもありますが、なんちゅーの、イメージ?
普段から堂々とした態度のクールなかおりんと、守りたくなる儚さがある栞とでは、やっぱ香里が天使で栞がお守りっぽいと思うんですよ。

さゆりんに関しては完全に個人の趣味だからスルー。



さて、それはいいとして、なかなか面白いものを教えて頂きました。
この手の遊べるページにめぐり合ったのはアイフルのオンラインアシスタント(上部フレーム)以来です。
せっかくだからいろいろ入れて遊んでみましょう。


時事ネタ

ステレオタイプ

絶対あっちの方が良いと思う

2ch風

見た目勝負

決め台詞

鶴仙流

鳩バス


オチ


※2003/01/17修正…FLASHへの直リンではブラウザによって見えないらしいのでページを設けました。あと、オチの「異議あり」が「意義あり」という誤字になっていたので修正しました。HEROりん指摘サンクス。
2003年1月17日(金)   スメル
昨日、面白かったのでついつい日記のネタにした「異議あり!ジェネレータ」ですが、FLASH直リンではブラウザによって見えないことがあるらしいことが判ったので、それぞれページを設けてそこから呼び出すように修正しておきました。

こんだけやっても、オイラの仕事場で使っているネスケ4では全く見えていないんですけどね。
ブラウザのせいか、それともパソコンのせいか。





お昼ご飯のときなんですが。
メニューを選んでトレイに取って、机に乗っけてひとつひとつ食しておったのですよ。
でですね、なんか知らんがちょっとボーッとしたままご飯のお茶碗を手に取ったのです。



と思ったら、味噌汁だったんですね。



ご飯だと思っていたから、結構乱暴におわんを持ち上げたんです。
当然中身は固体ではなく液体ですから、乱暴に持てば味噌汁がちゃぽんと跳ねてこぼれますね。

こぼれましたね。股間に。

のあー!熱い!
いや、そんなのはすぐ冷めるからどうでも良いです。
むしろ問題なのはこの濡れ方。

これではまるでオイラがお漏らししたみたいではないか!

いかん。いかんですよ。
ただの水ならいざ知らず、これは味噌汁。
色といいほんわか加減といい、間違った方向のリアリティがあります。

オイラは慌ててハンカチを取り出し、股間を拭きました。(これはこれでますます怪しい図なんですが)
とりあえずびしょびしょだったのはそれで回避できたので、とりあえず安心かなとハンカチをポケットに


おえっ


くさっ!ハンカチがくさい!
やばいです。やばすぎです、この味噌の匂い。

いや、味噌の匂いなんて生易しいものじゃないです。
味噌の匂いにハンカチの布自体の匂い、それとズボンのポケットの匂いが混ざり、そこに何か化学反応でも起こって有毒ガスが発生しているんじゃないかというような嫌な匂いがむわーんと。
とにかくこれは気持ち悪いです。絶対発酵してます。(そりゃ味噌だし)

…って、ちょっと待ってくださいよ。
このハンカチは股間を拭いたためにこんな匂いがつきました。
ということは、この匂いはオイラの股間からハンカチに移ったわけです。
つまり、オイラの股間はハンカチよりもひどい味噌臭を放っているということですよね。



……



…………




…………………






豚キムチでなくて良かった。







とでも考えるしか仕方ないじゃないですかッ!
2003年1月18日(土)   さっさと下水道通してくれ、市政
結局昼に起きてからメールの返信くらいしかできていません。
オイラの土曜日はなんだったのか。
貴重な休日の時間の使い方に疑問を感じる一月中旬、皆様いかがお過ごしでしょうか。べろーん。



トイレなんですけれど。

すいません、いきなりな話題で。
トイレなんですよ、問題は。

うちのトイレは今時水洗じゃありません。
ええ、汲み取り式です。俗に言う「ボットン便所」というやつです。

便器は二つ。男性用小便器と、和式の大便器。
しかも小便器はオイラが幼少のみぎりにサイズを合わせたのかして、背も低くサイズも小さめ。
ちょっと油断をするとすぐ外に飛び出してしまいます。すみません、本当にこんな話題で。


今日も朝起きて、すみません嘘つきました、昼起きて、すぐトイレに行きまして。
もうこのサイズの小さい小便器も慣れた物です。
ちょっと足を曲げて高さを調節し、狙いを定めてファイヤー。 ←水だけど ←ていうか生々しい

するとですね。
ちょっとなんか様子がおかしいんですよ。
小便器がごぼごぼと異音をたてています。うーん。
どうしたのっかっなー?(「山口さんちのツトムくん」風に)


黄色い液体が逆流してきました。


えー!待て待て!
今更止められないよ!オイラの黄色い放流は止められないよ!(だから生々しいって)

むう。パイプの途中でどこか詰まっちゃったんでしょうか。
まぁ完全に詰まったわけではないようで、オイラの放流速度に負けてしまているだけで、一応下水へ落とされては行っているようです。
その証拠に、オイラが用足しを終えたらちゃんと下水へ戻っていきました。
ふう。なんだよ焦らすなよ。はははは。ちょろちょろ。

……?
何か別の妙な音が聞こえましたよ、今。ちょろちょろ?
あ、便器の下から床に漏れてる。あはは、この音か……









と、トイレ壊れたー!!
2003年1月19日(日)   徹底的
壊れたトイレは当然壊れていますので、うちの小便器には「使用禁止」の札が貼られ、その名の通り使用禁止になりました。
仕方ないので大便器の方で小用も足しています。

しかし昨日も書きましたとおり、うちの大便器は和式。いわゆるしゃがみこむタイプです。
これまでは大の時だけしゃがみこんでいましたが、小便器が壊れたことにより小用のときも大便器にしゃがみこむようになりました。
そしたら、やっぱすごいもんですね。人間の習慣って。大がしたくなるんだもの。
小だけのつもりだったのに。もう条件反射ってやつ。

あと、必要ないのについトイレットペーパーに手を伸ばしてみたりしてね。


トイレの話題はサンポールの容器の横に置いておくとして、今日はお友達のスラりん、TESくんとともにカラオケ行ってきました。
あ、TESくん、沖縄土産ありがとう。ゴーヤマヨネーズ、恐る恐る食べさせていただきます。>私信

カラオケ自体はいつものアニソンこってり大会でした。
オイラもいつも通り喉を潰しました。楽しかったです。あははは。げほっごほっ。


それより今日ビックリしたのは通された部屋でした。


カラオケの部屋というのはなかなか遊び心に溢れていて、「ジャングル」「深海」「ドラキュラの部屋」など趣向が凝らされているのです。カラオケ屋も必死です。

そして今日通された部屋のテーマは、「学校」。

まず、部屋に入って最初に目に付いたのは奥の壁にザッと貼られた習字でした。
「青空」「流星」と書かれた作品がずらりと並べられていました。
その習字の大群の下には棚があり、棚の上にはリコーダーや絵の具などが乗っていました。

さらに、入って右側の壁には掲示板があり、その上に図工っぽくクレヨン画が飾られていました。
一体何をテーマに描かせればここまでバラバラの絵が描けるのだろうと思うような作品の数々。
よく見ると、田中真紀子とかいます。あははは。
あ、こっちも見たことのある名前がありまケインコスギ!?

さて、その反対側、部屋に入って左側には黒板。
黒板の上には時計。微妙にずれているのがご愛嬌というか、ある意味リアリティというか。
黒板の横には時間割が貼られていました。週休二日制ではないようです。

その下には掃除の班分け表。
円形に切った紙を二段構えにして中心を画鋲で止めてあり、さながら中華料理屋のターンテーブルを上から見たような形になっています。
外側の紙には掃除の場所、内側の紙には1〜6の班番号が書かれていて、内側の紙をくるくる回すことにより、掃除のローテーションを明確に表示する仕組みです。あったあったこんなの。

視線を正面に戻し、習字の貼られた方向をもう一度見てみます。
あ、ここにもいましたケインコスギ。


いやはや、すごいです。
かなり凝っています。他にも世界地図が貼られていたり、芸が細かい。

ひとしきり感心した後、さてカラオケに移りましょうかと席についてテーブルの上の曲リスト本を



テーブルだと思っていたものは、教室の机でした。
2003年1月20日(月)   ありがとう。
人間、感謝の心はとても大事です。
何かをしてもらって当たり前、してもらえなかったら腹が立つ、そんな人生は寂しいじゃないですか。
何もしてもらえなくて当たり前、してもらったら超ラッキー、そういう考え方をすれば全てがハッピー。
ポジティブ思考は人生を豊かにする最高のアイテムです。

何もなかったように思える平凡な日々も、よく見れば幸せが潜んでいるもの。
先人は実に偉大なことをおっしゃっています。

「あのすきまに耳を挟めば幸せになれるかもしれない」
            (by しあわせうさぎ from 「くまのプー太郎」)


というわけで、今日はとにかく感謝したいと思います。
今日出会った全てのものに、感謝。


TESくん、お土産のゴーヤーマヨネーズ食べてみました。
胸の前で十字を切ってからメッカに向かって土下座し手を合わせて南無阿弥陀仏と唱えた後パクリと口に運んだのですが、意外と普通のマヨネーズだったので拍子抜け。
おいしかったです。ありがとう。

さっき年賀状のお年玉くじが当たっていないかどうか確認しました。
今年も成績悪く、結局当たっていたのは4等の切手シートひとつだけ。
でも皆無よりはマシですよね。HEROりんの年賀状でした、ありがとう。

朝、電車でぐっすり眠れました。
乗り越しもしなかったよ! ありがとうオイラの無意識自我。

昼。不味いと評判の食堂で食べたご飯、今日は可もなく不可もなくといったところでした。
オイラはまだ生きてます。ありがとう神様。

帰り、電車で気持ち良く眠れました。
やっぱ隅っこの席は寝やすいね☆ ありがとう運命。寝てばっかりだぞオイラ。

電車は事故を起こすこともなく、ダイヤどおり運行していました。ありがとう。

微妙な天気でしたが、オイラが屋外にいる間は一度も降りませんでした。ありがとう。

母とちょっとお金の話で口論しました。口論できる母がいるだけ幸せです。ありがとう。

パソコンつけました。動いてくれるだけ幸せです。ありがとう。

メーラ開いたら山ほどダイレクトメールが5、6個来ていました。
「受信メールなし」よりずっとマシです。ありがとう。

そういえば、モー娘。のメンバー増えすぎ現象にそろそろついていけなくなった人がいっぱいいるみたいです。オイラだけじゃないんだ、名前覚えられないの。ありがとう。

こんなどうでもいいことだけでも日記が成り立ちました。ありがとう。

ぐだぐだな日記でごめんなさい。ここまで読んでくれてありがとう。

えーと、あー、まーそのなんだ、とりあえずありがとう。




これだけ感謝してもあんまり幸せな気持ちになれないのは何故だ。ありがとう。
2003年1月21日(火)   ジーンとは遺伝子のことです
サンクスで売ってた「いちごチョコまん」ってどうなんだろう、と考えた。
不味いとは言わないけれど、なんとなく腑に落ちない。
何が悪いんだろう。パンにした方がおいしそうなのにわざわざ肉まんの生地で包んでるからか。



何かきっかけみたいなものもなく、ほんと唐突に思い出したんです。「ジーンダイバー」を。

ご存知でしょうか。ジーンダイバー。
NHK教育テレビの「天才てれびくん」略して「天てれ」でやっていたアニメ?です。
「アニメ?」と称したのは、時折実写が混ざり、子役二人と3DCGの微妙に間合いのあっていない会話シーンがあったりしたからです。

ストーリーは、人類が進化したのは宇宙人が介入したから等地球の歴史を根底から覆すようなもの。
そのとてつもない設定の上に、かなりマニアックな科学的論拠を重ね合わせて作られているため、子供向けと侮れずなかなか深い物語でした。


例えば、「タイムブースター」っていうアイテムが出てきます。
主人公の唯が装備しているんですが、これを使うと実質上時間を止めることが出来ます。

…と書くとなんだかドラえもんの道具並みにご都合主義っぽく聞こえますが、実はこれ、正確には「使用者の周囲だけ時間を極端に早くする」道具なのです。早過ぎるので、使用者以外止まっているに等しいというわけです。

お気楽アニメなら「わぁ便利だな」ですむところですが、ジーンダイバーは違ったね。
使用者以外時間が遅くなるということから生まれる影響を科学的に(「空想科学読本的に」とも言う)出してきたのです。

例えば、周囲の空気の流れが遅くなるので自由に身動きが取れなくなります。
次に、光の移動が遅くなるため世界が薄暗くなる。

さらに主人公が何か物を軽く動かしたとします。
しかし、実際にはとんでもない速度で力を加えたため、膨大なエネルギーがかかっているわけです。俗に「速度が2倍になればエネルギーは4倍」と言われるやつですね。
ですから、その物体は弾丸のように飛んでいき、これが武器になったりするわけです。


あーまーぐだぐだ書きましたが、要は「NHK教育のアニメ」なのでいろいろ勉強になったと。
まだまだ初心(うぶ)だったオイラはわくわくしながら見ていたものでした。


…というのを唐突に思い出したわけで。

あーあれ面白かったなー。ほんとにDVD化されないかしら。
そしたら絶対手に入れるのになー。あーもう一度見たい。隠れた名作だよね、うんうん。



電車の中でTCP/IPの本広げながらオイラがこんなことを考えているとは、乗り合わせた人間誰も判らないだろうなぁ、と考えると人生が1ミクロンだけ楽しくなった。
2003年1月22日(水)   リサイクル
コンビニで少年マガジンを立ち読みしてて、笑いを堪えてプルプル震えていたのはオイラです。
挙動不審でごめんなさい。「School Rumble」があまりにも面白かったんです。
だから、その奇異なものを見る目で眺めるのはやめてください。サンクスの店員さん。



世間はやれペットボトルだやれ新聞紙だやれ空き缶だとリサイクルブーム。
確かに地球上の資源なんて到底限られていますから、うまいことやりくりしていかないとすぐに枯渇してしまいます。リサイクルは大事ですね。

さて、ところが世の中にはリサイクルという文化が未だ適用されていないものも多数あります。
しかし、それとて資源は無限ではないわけで、いずれは何らかの手を打たないと供給が追いつかなくなることでしょう。


オイラが何を言いたいのかというと、お墓なんですよ。


日本なんて、特に土地が限られているじゃないですか。
その狭い土地の一部を使ってお墓が作られてますよね。
だけど、基本的にお墓って、一度作ったらそこを取り壊すことってないじゃないですか。

現にオイラ家の近所にあるお墓なんて、どんどん土地がなくなってます。
昔は全体的にゆとりや趣のある墓地でした。
ずらっと並んだお地蔵様や便利だった焼却炉、そして真中にそびえるご神木のような大木。まぁ墓地でご神木ちゅのもどうかと思いますけど。

それがですね、年々敷地内の墓地率が増えてきたんですよ。
お地蔵様があったところも個人の墓地に。
焼却炉があったところも個人の墓地に。
大木があったところも結局個人の墓地に。
墓地内の通路も半分の狭さになって個人の墓地に。

毎年お墓参りに行くたんびに「わぁ。狭くなってる」と思ってしまうわけですが、それだって限界がありますよね。あと数年でこの墓地、通路がなくなると思う。


今の話はひとつの墓地に限った話ですけど、これがこのまま続けばどんどん敷地がなくなるわけじゃないですか。これは大変なことですよ。

日本全土に続々と増殖する墓地。侵略されていく土地。
一度墓地になった場所には新しい建物は建てられない。仮に建てたとしても、心霊スポットになってしまいます。心霊スポットだらけ。
何年も何十年も後には、日本全国が墓地になりかねない。
日本総墓地化計画。それはいやだ。なんとかせねば。

やはりあれか。墓地を増やさないためにも宇宙葬とかが普及しないとダメか。
いやいやそれでは地球全体の質量がどんどん減ってしまうことになるからダメだ。資源は有限だから。
やはり骨ごと土に返さねばなるまい。はてどうしたものか。むー。


…と、オイラはこうして常に日本の未来について思い悩んでいるのです。
オイラにできることは何かないか。未来を良くするためにできることは何かないか。




とりあえず、明後日は「千と千尋の神隠し」を見られるよう頑張って早く帰ろうと思います。
2003年1月23日(木)   捜し求めるもの
バーチャルネットアイドル系の新生サイトで「テキッ娘。」ってページがあるんですが、トップの一番上に書いてあるとおり、ここって現在プレオープン期間中なんですってよ。正式稼動は二月からとか何とか。

で、それを見て悟りました。うちもプレオープン期間中であると。

そうです。そうに違いない。
自称漫画サイトなのに、メインコンテンツの漫画が一つもないなんて。
プレオープン期間以外に説明がつきません。
そうか。そうだったんだ。このサイトはまだプレオープン期間中だったんだ!なるほどぉ☆

プレオープン期間が既に1年越していることには触れないでいただきたく。




そんなわけで、今日の日記のネタを帰宅の電車でうつらうつらしながら考えたところ、そのままぐっすり気持ちよく熟睡してしまい目覚めたらすっかり忘れてしまっていてうわぁどうしよって感じなのですが。

しかしあれですね。
人間おかしなもんで、こういうのっていざパソコンの前に座ってからだとなかなかいいアイディアが浮かばないんです。ついつい無意味にメーラとか開いちゃうんです。

大抵ピーンと60Wの電球を光らせながら「イヒ!」とか叫ぶような良い思い付きは、風呂入ってるときとか、満員電車に乗っているときとか、布団に入ってからとか、ご飯食べてるときとか、会議中とか、自転車こいでるときとか、そういうどうしようもない時にひらめいたりします。
よりによって、いちいちメモすら取れないような状況の時に来るんですよ。

で、後になってから「うわー良いアイディア考えたのに。なんだったっけなぁ」てな感じで「良いアイディアだった」ことしか覚えていないという一番歯がゆい状況に陥ったりするんです。
こーゆーのって夢とかに良くあるんですけどね。
「怖い夢だった」ことは覚えているけど何が怖かったか覚えてない、みたいな。

仕事においても結構そういうのはあって、パソコンにじーっと向かっているときは思考が袋小路に入り込んでしまって二進も三進もいかないんですが、ちょっとトイレとか行ったり休憩をしたりしていると、ふと解決策を思い付いたりします。
休憩って大事ですね。ほんと。


そういえば、井上陽水の「夢の中へ」という有名な曲の中に、こんな一節がありました。

♪探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で

うん。ちょうど似たようなことを言っていますね。
というわけで、この現象をオイラは「夢の中へ現象」と呼びたいと思います。



問題は、この後の歌詞が

♪踊りましょう 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか
♪うふっふー うふっふー うふっふー さぁー


激しく現実逃避しているところなんですが。どうしたんだ。探し疲れて壊れたのか。
2003年1月24日(金)   急遽実況更新
さて今日は金曜ロードショーであれですよ。
数々の賞を総ナメにし、アメリカではディズニーの陰謀にあいつつも高い評価を受け、満を持してテレビ初登場のスタジオジブリ宮崎駿アニメ。

「千と千尋の神隠し」

8時半開始なわけですが、オイラが最近帰宅するのは大体平均して9時前。
がんばらないと間に合わないわけです。


がんばりましたさ!


というわけで、今回は「千と千尋の神隠し」略して「せんちひ」を観ながらリアルタイムで日記を書きたいと思います。
多少ネタバレ傾向にありますがご容赦下さい。

とりあえず前半はご飯を食べながら見ていましたので省略。
カオナシの突然の暴挙の後CMに入ったとき、のっぽ父の度肝を抜かれた表情が面白かった。


(22:18)



「えんがちょ」をトレースする坊ねずみとすすわたり萌え!

(22:21)



菅原文太が声やってる釜爺、おちゃめだなぁ。

(22:25)



湯婆婆、カオナシに敗れる。

(22:28)



あのカオナシは昨今の、内向的な人間を風刺しているらしいですね。
感情をどう出して良いか判らず、思い通りにならないと突然キレる。

(22:32)



そういえば、映画を実際に見に行った当時、カオナシの「あ…」が身内で流行語になった覚えが。

(22:35)



相変わらず宮崎アニメは風景が綺麗だなぁ。
夕焼けとかほんと上手いと思う。

(22:36)



湯婆婆に合わせて低くなる椅子、かっちょいい。ていうか便利。

(22:41)



CMに入りました。
絶対この枠にCM入れるのってすごい競争率だったんだろうなぁ。
お金もいっぱいかかっているんだろうなぁ。少しうちにくれ。

(22:43)



三鷹の森美術館、行ってみてぇ。

(22:45)



糸つむぎ機を回す坊ねずみ萌え!
編物するカオナシ萌え!

(22:50)



ぎゃ!坊ねずみがちゅーした!

(22:51)



千尋飛んでるー!!

(22:54)



父「千尋、足元、気をつけな」
母「千尋、そんなにくっつかないで。歩きにくいわ」

これ伏線だったのかー!

(22:59)



終わた!終わた!
やっぱ面白かったなー。
どうでもいいけど、主題歌の「いつも何度でも」の途中のハミング、「ララランランラン」とか「ルンルンルン」はわかるんだけど「ホホホッホッホッ」はどうかと思う。

(23:02)



福沢ジャストミートとか使って妙な解説コーナー入れるな!
次回作の宣伝なのはわかるけど!萎えるから!

(23:06)



プレゼントがトランプて。しょぼいなおい。
しかもキーワードがカオナシて。よりによってカオナシて。

(23:07)



というわけで、「せんちひ」終わりました。んー、満足満足。
内容を全然知らない人にはちんぷんかんぷんだったかも。すみません。


それにしてもよくこういう映画見た後で「千尋可愛かったですぅー」とか言う人がいるじゃないですか。
そんな人にオイラは言いたい。言わせていただきたい。どこが可愛いんだと。

千尋は「可愛いわけでもないごく普通の女の子」という設定なのですよ。
それをあたかも萌えキャラのように言うのはどうか。
なんかこー、「ヒロインは可愛い」という盲目的な先入観に囚われていませんかと。

そんなオイラは、千尋を「かっこいい」と思いました。燃え!







そうそう、最後にもう一つ。



赤かったね、やっぱ。

(23:18)
2003年1月25日(土)   ぐったり
あー疲れた。
なんか知らんがすげーぐったりしてます。なんでだろ。おかしいなぁ。
試しに今日の行動をダイジェストで振りかえってみますね。


まず朝10時に起きて、ご飯を食べた後家を出ました。
途中でゲーセンに寄ってDDRを少々これか。いきなり原因判ったよ。

で、その後はミナミの日本橋に行きました。
ぶらぶらウィンドウショッピングするつもりでしたが、日本橋に新しく出来たまんだらけで売られていたファミコンカセットに心が動いて3本ほど購入しました。
ちなみに「半熟英雄」「DRAGON BALL 神龍の謎」「鉄腕アトム」です。鉄腕アトムは誕生日間近記念。

お昼ご飯替わりに大判焼きとたこ焼きを食べつつ梅田へ移動。
東通りのゲーセンをはしごして時間を潰しました。

7時過ぎ。
実は今日は会社の同期で集まって新年会の予定だったのです。
ついでに、退職した同期の送別会も兼ねて。
ていうか彼、去年から一体何回送別会やってるんだろう。オイラの知る限り三回はやってるんですけど。

二次会とかは行かず、そのまま帰宅。そしてぐったり。




話は唐突に変わりますが。

以前、去年の8月10日の日記で書きましたが、オイラの携帯には現在サザエさんのストラップがついています。





苦労して手に入れた一品です。
知名度が高いため、結構ウケを取れるんですよね。
オイラとしてもなかなか気に入っています。

で、同期の新年会の集合場所に行ったときに、時間を確認しようと思って携帯を取り出した時。







首、もげてました。




というわけで、身体的なぐったりの原因は明らかにDDRでしたが、精神的にもサザエさんの首でぐったりしてしまいました。

仕方ないので、しばらくはサザエさんの生首をストラップにして毎日を送りたいと思います。


2003年1月26日(日)   話は変わりますが
いやはや、ぐっすり寝てしまいました。起きたら13時。
でも、なんか体がまだダルかったり。
明後日とかに筋肉痛来たら嫌だなぁ。



話は180度変わりますが。っていう言葉があるじゃないですか。

今日ふと思ったんですけど、あれっておかしくないですか。
意味としてはあれでしょ。
「全然関係ない話に変わりますぜげへへへ」ってことでしょ。
今までしていた話とは完全無欠に違う方向性の話をしますよーっていう時に使うフレーズですよね。

でもですよ。
ベクトルで言って、180度変わったら違う向きじゃないじゃないですか。ただの逆行ですよ逆行。
言ってみれば、「話を元に戻すけど」って時にこそ180度変えるべきなんじゃないかと思うわけです。

そう考えると「全然違う話になる」場合、90度が一番適切なんじゃないでしょうか。
直線の二等分線に当たりますから。

んで、今まで話していたのとちょっとだけ方向性が同じな話に変えようと言うときは、その程度によって60度、45度、30度などと使い分けると良いと思います。
そうすれば、話し相手も「ああ、30度くらい前の話を踏まえているのだな」と心構えができるという寸法です。わぁ便利。


「でさ、話は360度変わるんだけど」

これは、変わるように見せかけて変わっていない場合に。
2003年1月27日(月)   せんちひが
これ


結局こないだの「千と千尋の神隠し」略して「せんちひ」は、劇場用映画平均視聴率の最高記録を樹立したそうです。うはー、えらいことになってます。


えー、記事によりますと、件の平均視聴率は46.9%(ビデオリサーチ調べ)。
これは、記録が残っている1968年10月以降で最高記録だそうな。すごいですね。
ちなみにこれまでの平均視聴率の最高は1979年8月10日にフジテレビで放送された「キタキツネ物語」なんだそうですが、そんな映画あったの? ←当時1歳9ヶ月

さらに、瞬間視聴率だと52.3%(午後11時)にもなってしまうとか。
つまり日本の世帯の半数が見ていたという計算になります。すごいですね。
まぁ11時きっかりってことは、他チャンネルを見ていた人が「そろそろFUN始まったかな。げ。まだ千と千尋終わってないじゃん」って感じで上げた視聴率な気がしないでもないですが。


ちょうどその頃スタジオジブリは停電だとかなんだで連絡がつかない状態だったそうです。
十中八九「赤いぞコンチクショー」と電話やらネットやらで言われないための対策だとは思いますけど、そこまでするくらいなら始めから認めちゃえば良かったのに。意地張らないで。
そうでなくても、いつだったかの「日本のアニメはダメだ」発言とかで一部のアニメファンから反感買ってるんだから、宮崎駿監督。



とはいえ、「みやざきはやお」の変換で一発で「宮崎駿」になるのはやっぱすごいよなぁ。
「ドラえもん」を変換したときくらい感動したよ。
2003年1月28日(火)   キレイキレイ
ほんとにねー、最近は平凡にして温和な日々を送っているのですよ。
ただただ過ぎて行く日々の中、オイラはたゆたう時の流れに身をまかせ、あなたの色に染められ、今夜はー今夜はーハウスシッチュッウー♪って感じです。途中で曲変わってるけど。



そこでいきなりパソコンの話になるんですけんれども。
オイラのパソパソのOSはWindows98SEだったりするのですが、まーなんちゅーの、この辺のOSってメモリ管理がへたくそじゃないですか。なんですよ。

でですね、だいぶ前からフリーのメモリクリーナソフトを導入いたしまして、パソで何か作業するときはそいつを裏で立ち上げておいて、こまめにメモリの中身をキレイキレイにしています。キレイキレイ。


ところが、このソフト意外に面白い。
実はNew Technologyの略ではなかったWindowsNTなんかは「タスクマネージャ」とかいうのがあって、メモリの使用状況とかCPUの使用率とか見られるじゃないですか。
98とかはこの機能がないんですが、このメモリクリーナソフトを使うと見えちゃうんです。

これが観察しているとなかなか興味深い。

Internet Explorerとか立ち上げて、ひとしきりネット巡回してブラウザを落とすとします。
そしたら、見事ですね。メモリの開放が出来てません。
オイラのパソはメモリを256MB積んでるんですが、余裕で200MB突破しちゃってます。
おいおい。何も立ち上げてない状態でメモリがいっぱいいっぱいかよ。おっぱいがいっぱいかよ。ごめんなさい。

で、これをこのソフトを使ってキレイキレイしちゃうわけですよ。
ジジジジという小気味良い音を立ててメモリの中身を整理、あっという間に150MB。
開放する最大メモリ量を設定しているので一回だとそれだけですが、数回この操作を繰り返せばもっともっと使用メモリ量を下げることが可能です。
まぁそこまでしなくても、大体200MBラインで常に見張っていれば不具合はまず起きないでしょうが。

これの導入前はひどかったですからね。
ちょっといろいろ同時並行で作業しようもんなら、ウィンドウの切替が効かなかったりソフトが立ちあがらなかったり異常終了を起こしたりしまいにゃOSが落ちたり
メモリクリーナのおかげで大助かりしています。



人生の無駄な時間もこうやってクリーンにできたらいいのにね。


ごめん、オチが暗かったね。
「社会のゴミもこうやってクリーンにできたらいいのにね」の方が良かったかな。

ごめん、今度は怖かったね。
2003年1月29日(水)   フリーズ
窓を開けたら、一面の銀世界。

そらもーびっくりしましたよ。
確かに天気予報は「大阪地方、雪」と明言していて日本地図の大阪府のところには雪だるまのマークが燦然と輝いていました。でも雪だるまは降ってはきませんでした。

はー雪か。どーりで寒いと思いました。
布団で暖まった体に冷え切った衣服を着る時の拷問さ具合といったら。
蛇口から出てくる水は冷たいを通り越して痛い。
ストーブに当たっても、当たってるところが熱いだけでちっとも温もらない。
マジで凍死しそうです。とうしよう。しゃれ。ぷふーっ。


そんな中、健気で爽やかな好青年と脳内評判のオイラは自転車で駅まで向かう。
きっと駅までの道のりは、遠く、険しく、危険なものとなるでしょう。
しかし負けてはいけない。負けてなるものか。
艱難辛苦を乗り越え、その先にある栄冠を掴むのです!(実際に先にあるのは会社)

決死の覚悟で家を出て、自転車に




自転車、凍ってました。




サドルに積もった雪。前かごの中も真っ白け。
スポークに積もった雪がそのまま凍りついたらしく、タイヤが回った瞬間ガリガリという不穏な音が。
ハンドルには氷がこびりつき、さながら黒いアイスキャンデーのよう。

この奇怪な状況を心の中で面白がりながら、雪を払いのけます。
とりあえず乗れる状況にしてようやく出発。


みぞれ状態の道路の上を慎重に走りました。でないと滑ってこけます。
輪をかけて恐ろしいことに、今日は風が強い。
路地の十字路に出る度に横風にあおられタイヤが横滑りするなど、ひやひやものの道中が続きます。
しかも風、冷たすぎて、まるで肌に刺さるような感覚。

道すがらあちこちの光景を見ていましたが、不思議なことに雪は積もれど水たまりに氷などは張っていませんでした。
後から理由を考えたんですが、恐らく風のせいでしょう。
風が強すぎて表面が固まれなかったと推測。
うはー想像すればするほど寒いです。

小学生が数人、道端にしゃがみこんで何かやっていました。
何かと思って見てみたら、雪だるまです。
微笑ましいなぁと思う傍ら、雪だるまが作れるほど雪が積もっていたという事実を再認識してさらに寒っ。

おじいちゃんが恐る恐る歩いていました。
転ばないでくださいね。雪と入れ替わるように魂が昇っていくとかシャレになりませんから。

そんな紆余曲折を経て、オイラは駅の駐輪場へ着きました。
涙目でちょっと鼻水をたらし体をガチガチにこわばらせながら地下駐輪場に入っていく男。(=オイラ)
心なしか、鼻水も凍りかけている気がしました。


あー死ぬかと思った。ほんとびっくりした。
この程度でびっくりしてたら北国の人やクリオネに笑われるかもしれませんが、慣れない人間にこの寒さはきつかった。さっきも窓凍り付いて開かなかったし。

なんせ、あれですよ。
今朝、いつもの習慣で天気予報を見てたんですね。
そしたら気温のコーナーになりまして、「大阪1℃」とか書いてあるんですよ。

うわー寒いはずです。最低気温1℃ですってよ。
信じらんない。もうちょっとで氷点下行っちゃうじゃんよ。
ぶるぶるぶる。こりゃあ暖かくしないとヤバイなぁ。なんせ1℃だし。




実は1℃って最高気温だったんですけれども。
2003年1月30日(木)   コンピュータウィルス
昨日の朝積もっていた雪は、今日の夜になっても未だ健在。
まぁ保温性の良い田んぼの中とか物置の屋根の上とかそういうとこだけなんですけどね。
ていうか、うちの庭はがっちり健在なんですけどね。芝生だし。

そういう雪は解けたりまた固まったりの繰り返しでアイスバーン状態になっていて、上に乗るとつるつる滑って面白いことこの上ないのですが、とはいえ背広着たいい大人が氷で遊んでいるのはいかがなものかと。まぁいいじゃん楽しけりゃ。わーいつるつるー。



ちょっと前の話になりますが、世界的なネット障害が起こりました。
これの原因はスラマーだかグラマーだか言うウィルスだそうで、まーなんていうんですか、ウィルスでここまで深刻な事態を引き起こしたというのはある意味スゴイです。
犯人さんは胸を張って「私がやりました!」と言って出てきたら良いと思います。そして裁かれろ。

まぁここまででっかい話でなくとも、ネットを使っている人間であればみんな気をつけなければいけない存在、それがコンピュータウィルス。

世間で取り沙汰されるコンピュータウィルスの大半は、マイクロソフト社製品のセキュリティホールを突いて感染するものです。
まぁこれはマイクロソフト社が悪いわけではなく、どこの製品でもセキュリティホールやバグくらい絶対にあるわけで、たまたまマイクロソフト社の製品が寡占的なシェアを誇っているが故にその絶対数に比例して発見される事例が多くなっているというだけのことなのですが。


先日のっぽ母と話していてびっくりしつつもああそうかと納得してしまったのですが、パソコンに慣れていない人間はこのコンピュータウィルスが本当に細菌だと思っている場合が多々あるようなのです。
違うから!コンピュータウィルスって、ただのプログラムだから!

でもまぁ、気持ちは判らなくもないんですよ。
だって予備知識なしにいきなり「コンピュータウィルス」なんて言われたら、「えっウィルス?菌?菌なの?インフルエンザとかエボラ出血熱とか後天性免疫不全症候群とかの仲間?」と思ってしまうのは仕方ないと思うんですよ。最後のなんてもうわざわざ難しい名前で呼んじゃいますよ。

もともと「コンピュータウィルス」と名付けた人はその意味をしっかり理解した上で、「あぁなるほど、ウィルスみたいなもんか」と思ったからこそ「コンピュータウィルス」と名付けたのでしょう。
しかし、逆に名前から意味を推測しろといわれても、判っていない人間には難しいことです。
数学大得意の先生が教える数学の授業は、生徒の判らないところを先生が理解できないために生徒にとっては判りにくい授業になってしまいます。
「できる」人の価値観を「できない」人にも強制するのは無理難題というものでしょう。


長くなりました。
今日は日々コンピュータウィルスという未知の物体に脅える哀れな子羊さんたちにも判るように、コンピュータウィルスとその対処法についてレクチュアしたいと思います。


まずコンピュータウィルスは先ほど申し上げましたとおりただのプログラムです。
従って、プログラムを実行しなければパソコンには全く実害ありません。
つまり、気をつけなければいけないのは「ウィルスそのもの」ではなく「実行する」ことなのです。

そして、当然ウィルス側もそれは承知しています。
つまり、どーにかして各ユーザにウィルスプログラムを実行させてやろうといろいろ罠を張り巡らせているわけです。ウィルスとの勝負はこの罠を見抜けるかどうかで決まります。

ちなみにオイラは全くアンチウィルスソフトの類を導入していません。
オイラ自身が常にウィルス情報に目を通していますし、ホームページやメールを選別して開いたりしています。つまり、オイラ自体がアンチウィルスソフトの役目を果たしているわけですね。

実際、最終的には人間だと思うのですよ。ウィルス対策って。
ウィルスバスターとか入れてても、手動でウィルス起動したら全く意味ないし。
だから、普段からページやメールやファイルに対して、常に「怪しい」かどうか疑う目を持つことが最良なのではと思います。個人的意見ですけどね。



さて、長々と面白くも無いものを書いてしまいました。
でも実はこの文章には仕掛けがしてあってですね、各行それぞれ先頭から二番目の文字を読んでいくとひとつの文章になっていくように作ってあります。どうぞ読んでみてください。

はい、今一番上まで戻って読み返して騙されたあなた、「常に怪しいかどうか疑う目」を持っておかないとコンピュータウィルスに感染してしまいますよ。後天性免疫不全症候群ですよ。
2003年1月31日(金)   あの頃は 歯ッ!
駅前の建物が改装されて、美容専門学校の校舎に変わっていました。
ちょっと前から「あー改装してるー」とは思っていたのですが、予想以上にすっきりしたオシャレな建物になっていたのでびっくりです。

ただ、この建物に前入っていたのはえっちなビデオ屋さんであったことをオイラは知っている。



今日は出向先を早めに退社して、歯科検診に行ってきました。
サラッと歯を見てもらってサクッと帰ればありえない時刻に帰宅することができるという寸法。
しかも会場は帰り道の途中にあるのでラッキーちゃんです。

さて会場インしたオイラはそのビルヂングの6階に昇ります。
会場は6階の606号室なのです。不吉な感じがイカス。

診査票にサラリンと必要事項を記入して受付に提出。
いざ会場に足を踏み入れられませんでした。すげー混雑。

10分くらいで終わるかなと思ったオイラが甘かった。
まず最初の診察に辿り付くのに30分くらいかかりました。
とりあえず待ち時間の間に口の中を唾液でクチュクチュして、食べカスとかが残らないようにせにゃ。
「あー虫歯にネギ挟まってますね」とか言われたら恥ずかしさの余り舌噛みます。舌噛んで泣きます。


順番が回ってきたので診てもらいます。
ドキドキ。オイラの知らない間に虫歯が山ほど増えていたらどうしよう。
「C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1、C1」とか連呼されたらどうしよう。

そんなオイラのドキドキをよそに診察は無事終了。
結果、虫歯はひとつもありませんでした。ヨッシャァァッ!(ガッツポーズ)
ハハン、まぁざっとこんなもんですよ。任してください。ハハハハ。

まぁその代わり、RFとAFは山ほどありましたけどネ☆
   ※注) RF…軽度の虫歯に詰めた歯と同色の詰め物
   ※注) AF…軽度の虫歯に詰めた水銀の合金
   ※注) つまり虫歯があったけど全部治療済み


そこからさらに待つこと15分。
細かい歯のケアに関する指導を受けるブースでやっと順番が回ってきました。

歯医者さんによくあるような椅子に身を委ね、阿呆みたいに口をあんぐり開けておねーさんに診てもらいます。
数人いるスタッフにはおばちゃんが多かったのですが、オイラは幸いというか若いおねーさんに当たりました。ちょっと得した気分。うきうき。

「あーこの当たりが軽度の歯肉炎になっていますね。口の奥のほうにまで歯が生えているタイプなので、この辺り磨きにくいんですよね」
とかなんとか言いながら針でその歯肉炎部分を突っついてわざわざ血を出させるお姉さん。まぁそれは34歩譲って(微妙)許しましょう。
しかし、わざわざそれを鏡でオイラに見せなくてもいいじゃないですか。
「あ、ほらほら、血が出てますよね」っていちいち確認しなくても良いじゃないですか。

あとですね、「この辺ちょっとだけ赤く腫れてますよね。見えますか?」とか「ほら、ここに隙間があるでしょ?」とかいちいち返答を求める質問をしないで頂きたい。
オイラは口の中を散々弄くられて、咽喉の入り口にはたっぷり唾液がたまってしまっています。
この状況下でオイラに返事しろと。ああ、返事しますよ。すりゃいいんでしょ。

「ん」
「んー」
「んん」
「んふっ、んー」


まるっきり阿呆のセリフじゃないですか。
ただでさえ上を向いて阿呆みたいに口をあんぐり開けているのに。ひどい。羞恥プレイですか。いやん。

その後怪しげな機械でグガガガガと物騒な音を立てて歯石を除去し、ようやく開放。
オイラはトイレで口をゆすいだ後、目に見えてぐったりしていました。
ひどい目にあった。むっちゃ疲れた。ちくしょう。おのれ歯医者め。

あんまり悔しいので、その後同期や先輩さんと一緒にドトール行って、ココア飲んでやりましたよ。
へへん、ざまぁみろ歯科医め!甘いぜ!(ココアが)




ちなみに、歯科検診行く前に昼ご飯でカレーを食べた悪い子はオイラ。