☆あらすじ☆
あるところに、のっぽ ゴン太郎 という大変な子供好きがすんでおった。
そんな彼のところに九州から親戚の子供がやってきたのじゃ。
中一の姉と小三の弟じゃった。
今日は13日。明日は14日。そして明後日は15日でお盆。
というわけで、親戚が寄り集まって住んでいるオイラたちは、この時期毎晩親戚一同集まって読経したりするのです。そして読経の後はダベリタイム。
しかし親戚のおじさまおばさまおばあさまが集まるこの場で出てくる話題と言えば、やれ昔はどうだった死んだあの人はどうだったこんな交通事故が警察はどうのヤクザがどうの、と大人な話に花が咲くわけです。
突然おばあちゃんが「私、大勢のやくざの人に頭下げられたことあるよ」と言い出したのには正直驚きましたが。なんでも、教え子(おばあちゃんは昔教師だったのです)の葬儀に行ったら、組のエライさんだったんだそうです。
まぁしかし、故人の話とかになればお子様が退屈するわけで。
当然ですけどね。
見たこともないひいおばあちゃんの話をされても困るだけです。
オイラですら写真しか見たことありません。
とりあえず、そんなのはお子様には退屈なお話。
そんなだから、U太は暇を持て余してオイラのところにスタスタやってきて蹴ってくるし、ともぴーはそこにあったワインを飲み始めてしまうわけです。
ってちょっと待て、ともぴー。
今日一番のヒット。
U太「このゲームのやり方(ほう)教えてー」
やりほー。素晴らしい。
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