2002年9月16日(月)   久遠の絆
思い起こせば、そう、あれは8月も終わりのころでした。
我が戦友 HERO がイスカンダルに旅立ったのは。

あれから二、三回掲示板に姿を見せていましたが、未だイスカンダル←→地球間の超時空通信の導入がままなっていないらしく連絡が途絶えたままです。
まぁ便りがないのは元気な証拠といいますし、環境が整えばまた近況を報告してくれることでしょう。宇宙の藻屑となって完全音信不通という場合も考えられますが。

そう、今もはっきりと思い出すことが出来ます。
旅立つ少し前に彼と会った時のことを。

オイラ「そうか…もうすぐ出発なんだな」
HERO「ああ。もう荷造りもほとんど済んだよ」
オイラ「そうか。…元気でやれよ」
HERO「お前もな」
オイラ「ははは」
HERO「…そうだ、これ」
オイラ「何?」

HERO「これをお前に託す」

DC「久遠の絆」

オイラ「……待てコラ」
HERO「やっとけ」
オイラ「何だよこれ」
HERO「"久遠の絆"だ!」
オイラ「見れば判る!」
HERO「やっとけ。せっかく買ってやったんだから
オイラ「はっ!?わざわざ買ったの?」
HERO「俺はプレステでやったからな!お前ドリキャスしか持ってないだろ」
オイラ「…お前、そこまでしてこれをオイラに…」
HERO「ああ、プレイし終わったら返してね。すぐ売るから
オイラ「なんっっじゃそりゃー!」


※注・会話は概ねフィクションです



というわけで、あれからしばらく放置していた「久遠の絆」というこのゲーム。
やってみました。ドリキャス、スイッチオン。ぎゅいーん。←CDの回る音

はっきり言って何一つ予備知識はないんですが、HEROからの断片的情報を整理すると、「輪廻転生モノ」「めちゃくちゃ壮大な話」「死ぬほど長い」「下手すると年齢規制かかるかも」なんだそうです。
クオリティは高いそうなので、とりあえず常套手段としてオープニングムービーから見てみました。

音楽をバックに、ゆっくり、ゆっくり、紙芝居のように映し出される、風景画と、イベントCG。

ああん。
ヤマなしオチなしイミなーし(意味はあるのかもしれんが)。
雰囲気は判るけど、もっと何かしら動いてほしかったなりよキテレツー。

とりあえずゲームスタート。名前入力画面が現れました。
…オイラこーゆーの苦手なんですけどねー。名前入れろって言われても…


苗字を入力してください   御門___

苗字ですか。分けてきましたか。
とりあえず、デフォルトで行ってみましょう。そのまま決定。

読み方を入力してください   みかど___

そう来たか。
読みまで聞いてくるとは思いませんでした。

名前を入力してください   武___

やっぱり出たな、名前。

読み方を入力してください   たける___

しかしこれ、考えようによっては漢字と読みがてんでバラバラでもいいというわけですね。
「国木田独歩」「はじめのいっぽ」とかでもいいわけだ。 ←自分で言ってて懐しかった

あだなを入力してください   たけ___

待て。
そこまで入れろと申すか。


そしてようやくゲームスタート。
ゲーム自体はサウンドノベルのように画面全体を使って文章が出てくるのを読み、時折出てくる選択肢を選ぶことでストーリーに介入する、そういうゲームです。
目に悪くないよう、テレビから2mほど離れてプレイするオイラ。

だからさー、明朝体はやめて。
画面から離れると読みにくいんですよゴシック体じゃないと。

まるで目の検査をしているかのような表情でゲームを進めます。
夜。ビルの谷間。遠くになるサイレンの音。そして血塗れの女の顔。ぎゃー。

いきなりかい。

とりあえずそれ自体は夢オチだったんですが。
えっとねー、「年齢制限」ってこれ?これのこと?(無邪気に)

そして主人公の「御門 武(デフォルト)」くん、起床して階下へ。
なんでも彼はお父さんがアフリカに行ってしまい、今は従兄弟の家にお世話になっているとのこと。
優しい家主の小母さんに頼まれ、従兄弟を起こしに行きます。
すっかり眠りこけている従兄弟の女の子(同い年らしい)を起こす武くん。

………えっと。どこかで見たような話です

んでまぁ、転校生の美女に「殺す」と言われたりなんだか不良とケンカを始めたかと思ったら「A : 右に避ける B : 左に避ける」などと選びようのない選択を迫られたり腕をへし折る効果音が妙にリアルだったり、といろいろ紆余曲折がありまして。


舞台はなぜか平安時代に飛ぶのでありました。


余談ですが、実はオイラついこないだとある事情で平安時代の資料を調べまくったとこだったんですよ。
だから、なんてゆーの?その知識の接点がちょっと嬉しかったですね。
そうそう、安倍晴明とか平安時代なんですよね。わかるよ。わかる。うんうん。ついでに言うとAIRの神奈たちの時代も平安時代なんですよね。八百比丘尼とか。

んで、なんだかんだあって突如現れる式神。
「印を結んで攻撃するんだ!」みたいな話になってまいりました。
画面下に現れるゲージ。画面内には敵。そしてコントローラで動かせる光点。
時間内に五房星を描くと「印を結んだ」ということになり攻撃できるんだそうです。

光点を十字キーで操作して。
むずいって。十字キーは辛いって。



とまぁいろいろツッコむとこだけ強調してきましたけれど、クオリティはいいです。
まだ始めたばっかりなので感動とかそういう状態にはなっていませんが、ちょっとずつ謎が解けていく感じがいいですね。
絵も、まぁうちのヘボTVですからかなり興が削がれてしまいますが納得できるレベルです。
音楽の方もかなり高レベル。なるほど。HEROが薦めるだけあるな、と思いました。
先は長そうですが、まぁ気長にぼちぼちやっていきたいと思います。



以下私信。

そういうわけで、やってみましたよー。
超時空通信環境が整ったら連絡くださいね。

イスカンダルのHEROりんへ。哀をこめて。哀はこめるなこめるな。
2002年9月17日(火)   近くて遠い国

日本でもっとも検索される言葉は「yahoo」なんだそうです。
ていうか、検索する側だろお前は。



今日は時事ネタですよー。

日朝国交正常化交渉

もー朝からニュースも新聞もこれ一色。
それだけ大きなニュースだということです。

まぁ成功の可否はというとほとんどのマスコミが口をそろえて不満の意を唱えているわけですが、オイラは日本国首相を応援します。お疲れ様ですマシリト博士。

ほんと、マシリト博士が北朝鮮総書記のキムキムと会談するというニュースを見ていて、「首相って大変だなぁ」と思いましたよ。
オイラがもし万が一まかり間違って首相の立場だったら、絶対行きたくないもんあんな国。
そして絶対話したくない。あんなオッサン。


つーかですね、どう考えてもまともに話が通じるとは思えないじゃないですか。
夕方、ネットで「拉致事件に関してキムキムが謝罪」というニュースを目にして「えー!すごいやん!」と思ったくらいです。「えー!すごいやん!何悪いもの食うたんやキムキム!」って。

もちろん事件の被害者のご家族の方の心中はそんなもんじゃすまないと思います。
謝意を表明したとはいえ、拉致られた方々の大半が死んでましたーでは気が済むわけないですし。

その辺をすべて踏まえた上で、マシリト博士はほんとよくやったほうだと思います。
まぁマシリト博士一人の功績ではないですけど。それでも。ね。


そもそも、オイラの予想では「常識の通じない国の常識の通じないキムキムとなんてまともな会談できるわけないじゃん」だったわけで。
それが、とりあえずちゃんとした形での謝罪表明。
アメリカのご機嫌伺いとか、そろそろ本気で経済がやばくなってきたからとりあえずゴマすっとこうとか、例えそういう下心ありありだとしても(多分十中八九正解だと思うけど)これは大きな進歩だと思うのです。

ていうか多くを求めちゃいけません、あんな国に。
これからじっくり、話し合っていけばいいじゃないですか。と思うわけです。


あ、それで拉致疑惑の話ですけど。
オイラの推測では、8人死亡してましたっていう表明、あれ中途半端な嘘だと思います。正解は、

1 : 全然調査していないけど、死んだことにしておけばいいや
2 : 死んでたっていうより、殺しちゃいました

のどっちかじゃないかと。
まぁどっちにしろ長い目で見ればバレるのは明白で、そのうち絶対北朝鮮自身の首を締めることになると思いますが。


とりあえずマシリト博士首相万歳。

2002年9月18日(水)   サーバ情報求む

最近、仕事場の近くのコンビニで売っている「焼ベイクドチョコレートケーキ」というのにかなりハマっています。
程よく冷やっこくて、プルプルとした柔らかいチョコレートがすっげーいい感じなんすよ。
コンビニはサンクスです。甘いもの好きな方は見かけたら是非食べてみてくださいな。

ちなみに同じシリーズのチーズケーキは今一つでした。



いやー、それにしてもこのサイト、日記しか更新しなくなってどのくらい経つだろう。

…自分で振っておいてこんなに凹む話題も珍しいです。
いやでもほんと日記しか更新してませんよね。自分でもこりゃまずいなと思っています。


ていうか、更新以前にまずサーバ変わりたいんですけどね。これ。
今使っているサーバっていうのが、「ピュアネット」というプロバイダのサーバでして。
でも、オイラが現在ネットに繋ぐのに使っているプロバイダはODNなんですよ。

んーと、まぁ詳しく説明しますと、もともとオイラはODNでネットに参入したんですね。
で、ODNのサーバにホームページを開設。
ただ、このODNのサーバっていうのが500円の有料なんですよ。しかもCGIも自由に使えない。

そんな時、地域限定型の格安プロバイダとしてあったのが「ピュアネット」だったんですね。
ここはホームページスペースも無料だしCGIも使えます。
しかも、プロバイダ料金が驚きの月1000円!
なのでオイラは喜び勇んでプロバイダを変更したんです。

変えてびっくり。回線、遅い遅い。

まだ契約を切っていなかったODNも残しつつしばらく様子見。
そうこうするうちにODNがフレッツISDNサービスを始めたので、現在はまたODNで繋いでいます。


そして、結果としてホームページのためだけに月1000円払っている有様なわけで。


さすがにですね、オイラもこりゃー何かおかしいなと思ったわけですよ。
月1000円、なぜか払いつづけています。おかしいって。


そういうわけで、いいかげんサーバ変わりたいんです。どっか、いいサーバないですか。

条件として、広告はせいぜいバナー広告。ポップアップは却下です。
フレームが入るので、自由に外せるところを希望します。
CGIもできれば自由に使いたい。大したことする気はないですが、是非自作してみたいので。
容量は大きいに越したことないですが、10MBはほしいかなー。

そういうわけで結構以前からネットを捜し歩いているのですが、なかなかそんないいサーバなど見つかりませんで。非常に困っておるわけですよ。プロバイダ変わるのも癪だしなー。



そしてまだ月1000円払っています。
誰か止めて。この無駄な出費。


    ※2002/10/17追記…サーバ移転前の話です。

2002年9月19日(木)   不確定性理論

今日仕事中、すごく久々なことがあったんですよ。
もう懐かしいくらい久々。こんなことしたの何年ぶりかしら。


確率の計算。


いや、もーね、絶対これ一生使わないと思ってた。
でも今日使った。びっくり。吃驚。

オイラ数学は得意…というほどではないですが大好きなんです。
でも、確率は苦手でした。

大学の入試とかでは選択問題というのがあって、三種類のうち二つ選ぶっていうのがスタンダードな形なのかな。まぁそんなんがあるんですよ。
で、大抵そのうちひとつは確率の問題でして、たとえば進学塾なんかは入試の作戦として「確率の問題を選んでおくのが吉」というのが定石らしいんです。

オイラ避けたからね。大学入試で。

別にちまちま計算すること自体は嫌いではないんです。
答えに確信が持てないのが嫌。やってて気持ち悪い。スパッと検算できないのが嫌。
オイラには方程式とかそゆのの方が向いています。


そんな確率の問題をすることになったんですよ。いきなり。
それがですね、かなり事象が複雑でして。
不確定要素が2個も3個もあるような状況の計算。
しかも不確定要素が次の不確定要素の要因に絡んでいたりするからさらに話はややこしい事態になっていくのでした。出向先の社員さんと二人がかりであーだこーだと討論です。

途中ベン図は書くわ、図形問題になるわ、再帰的な数列の問題に発展しかけるわ、もうそりゃいろんな方向からアプローチをした結果、解けませんでした。

オイラ的にはかなり悔しいです。



でもあれ絶対計算無理だって。
あの様子だと、計算進めていったら絶対、Σ(シグマ)とか対数とか微積とかフェルマーの定理とか相対性理論とか統一理論とかファルコンの定理とかになるに違いない。

ちなみに最後のは古畑任三郎の世界以外には実在しません。

2002年9月20日(金)   泣きそう

もう泣きそう。


今日も残業でおっそい時間に帰りました。あ、これは別に泣きそうの原因じゃないです。
もーいつものことなんで。慣れました。うわ、慣れてるよ自分。そっちに泣きそう。

仕事の方は、結局今日中にバグフィクスを終わらせることが出来なくて断念。来週に持ち越し。
あ、これも泣きそうの原因じゃないです。
いつものことですから。いつものことなのかよ。そっちに泣きそう。

とりあえずお腹繋ぎにじゃがりこ(サラダ味)を買って、仕事場の最寄の駅に行きました。
次の電車がくるのが10分後でした。
10分も待たなあかんのかいと思いましたが、これも泣きそうの原因じゃないです。
電車運が悪いのもあきらめてますから。うわ、悟ってる。そっちに泣きそう。

この時間帯は電車もなかなか混みます。ひたすら忍耐。
おわかりとは思いますが、これも泣きそうの原因じゃないです。
CDウォークマン聴いて気にしないようにしていましたから。現実逃避。そっちに泣きそう。


あんまり引っ張るのもアレなので率直に言いますと。


そんなこんなで家に帰って着替えてたわけです。
そしたらですね。ズボンのベルトがね。落ちたんですよ。左足の親指の上に。

位置的にはですね、親指があるじゃないですか。足の。ね。
で、その親指には当然爪がありますよね。
その爪の根元。ここ。ここに落ちた。ベルトの金属のとこが。痛かった。泣きそう。


なーんだ、って思ったでしょう。あなた。
他人事だから。他人事だからそんなこと言える。
あなたも爪の根元にベルト落としてみなさい。「ふが」って声出るから。自分でもびっくりしたから。

わかってます。
こんな話、自分しかわかんないってことくらい。わかってるけどほんとに痛かったの。
痛かったのに誰にもわかってもらえない。そっちに泣きそう。

2002年9月21日(土)   念のため書いておきますが、ほとんどが実話です

8月末に遠くイスカンダルの地へ聖戦に出たHERO。あ、もとい、HEROにーいーやー(亞里亞)。
その彼がこの連休を利用して帰国してきたので、みんなで集まって飲み会などを催してみました。関係ないけど「みました」って便利な語尾ですね。

それは昨日の夜のこと。
オイラが残業を終えて自転車で帰宅中、HEROと携帯で話しました。

HERO「明日AirH"を日本橋で買おうと思って」
オイラ「おー」
HERO「その後夕方にまた集まって飲みに行かん?」
オイラ「おっけー。じゃ集合は夕方 6時ね」

そして今日。
オイラはせっかくだから、早めの時間に日本橋に出てきてぶらぶら見回った後、HEROに連絡とってさっさと合流してしまおうと思い、携帯で電話をかけました。

PLLLL… Pi ☆

HERO「%○☆=#もしもし&d+♪×◎/?&」
オイラ「うわ、うるさっ」
HERO「(以下喧騒略)何?聞こえん」
オイラ「今どこ?」
HERO「地元のパチンコ屋」
オイラ「お前AirH"買うんじゃなかったんかい!」
HERO「なんか調子よくてやめられないんだ!」


その後、偶然に今日のメンバーの一人Hozzyくんと合流。とらのあなの階段で。
一緒にちょろっと日本橋を歩いてから集合場所へ。

ロケット広場でしばらく待ってTESくんが到着。
さらに待ってようやくHEROりん到着。
四人で談笑しながら、今日最後のメンバーちょこらくんを待ちます。

オイラ「で、結局AirH"は?」
HERO「時間なくて買えなかった。また明日来るさー。
    せっかくお前に渡すものも家から持ってこようと思ったのに、それも取りに戻れなかったよ」

オイラ「渡すもの?何?」
HERO「ラブひなのフィギュア。なると素子がメイド服で戦ってるやつ(参考資料)」
オイラ「あれか!って、でかいわっ
HERO「いやーいっぱいあって困ってるのだ」
オイラ「なんでいっぱいあるんだよ…」
HERO「UFOキャッチャで取れたんだから仕方がない!」
オイラ「取るもの選べ!」
HERO「知らん!」
オイラ「……あーそれにしてもちょこらくん遅いねー」
HERO「あ、ちょこらくんね、6時にバイトが終わるから、それから合流するって言ってた」
オイラ「それを先に言えよ!」


というわけで飲み屋へ移動。
道端で客引きのおじいちゃんに連れられ、一軒の店に入りました。

やがて、ちょこらくんも後から合流。
ちょうどそのとき、注文したトマトスライスが到着。
その途端、

HERO「好きとか嫌いとかはいい。トマトを食べるんだ」

とつぶやくHERO。ちなみにこれは「あずまんが大王」ネタです。
そしてすかさずHozzyくんが鞄からちよ父のぬいぐるみを取りだし、脇に置く!

好きとか嫌いとかはいい。トマトを食べるんだ

HERO & Hozzy「好きとか嫌いとかはいい。トマトを食べるんだ」

あんたらこないだからずーっとそればっかしなんですけど。

その後いろいろな料理を頼むが、どうもこの店には高級っぽい食べ物が多い。
オイラも生まれて初めて「トロ」というものを食べました。まぁ、中トロですけど。

そうこうするうち、松茸の天ぷらが御膳へ。

きゅぴーん

松茸をつまんで目つきが変わるHERO。凝視してます。
怖いです!怖いです!


2時間の凶行を終えて店を出た一行はゲーセンへ。
うだうだだらだらと各自ゲームに興じます。

HEROが「ナイス★ツッコミ」をプレイ。
このゲームは漫才を成功させて観客の数をノルマ以上集めないと行けないのですが、HERO曰くどうもこの筐体は設定が厳しくされている模様。
しかしそれでも、第1ステージ300人、第2ステージ350人をなんとかクリアしました。

そしてラストの第3ステージ、ノルマは400人。
アイテムツッコミも第2ステージで一度使ってしまったので、この第3ステージにおいてあまり効果の大きいアイテムは期待できません。
しかし、根性で「ナイスツッコミ(ツッコミの種類もタイミングも完璧の場合)」を連発。
HEROりん、 意地を見せます。

漫才も終わり、いよいよ結果発表。
何時の間にか集まった結構な数のギャラリーも皆固唾を飲んで見守ります。
果たして、観客数400人を超えるのか?
そしてついに弾き出された結果は!


401人


HEROミラクル、ここに在り。
ギャラリー全員から一斉に拍手喝さい。
ていうか普通ありえない。401人て。「1人」て!


時刻は11時。会合を締めます。

オイラ「えー、今日はHERO出所記念ということで、皆さんご苦労様でした」
HERO「なんでやねん」

見事胸のところに裏拳を入れるHERO。既に癖がついてます。

TES「HEROのイスカンダルからの一時帰国を呪う会だよな」
HERO「呪うなー!"祝う"じゃー!」



HEROにーいーやー(亞里亞)はみんなの人気者です。

2002年9月22日(日)   円周率は3.14なのでした

今朝新聞見てですね、えっそうだったんだと思うことが書いてありました。


「ゆとり教育」というものでいろいろ学習要綱が削られてしまったのは既知のことだと思います。
特に小学生では、台形の面積は教えない、4けた以上の足し算と引き算は扱わない、小数の計算は小数点第一位まで、月の種類は満月と半月のみ、エトセトラ、エトセトラ。
オイラたちのような世代が当たり前に思っていた内容が、「教えない項目」として大幅に削られ、中学に先送りにされてしまいました。

まぁこれ自体に関してもいろいろあるんですけど、今日はそこではなく。


それらの中で「円周率は3.14ではなく3として計算する」という話を聞いたことがありませんか?
「ゆとり教育」批判のために、この話題を引き合いに出す人も多いです。
ネットをざっと探してみたら、1310件引っかかりました。まぁ全部がその話題とは限らないですけど。

ところがですね。
毎日新聞9月22日朝刊(日曜日だからもともと夕刊はないんですけど)一面のコラムコーナー「余禄」にですね、こんなことが書いてあったのです。

「円周率は3.14159……とかぎりなくつづく数ですが、ふつうは3.14をつかいます」。
小学校5年の算数の教科書(教育出版)の一説だ。

…(中略)…

ところが、「教科書から3.14が消えた」といったデマが今でもまことしやかに流れている。
大概、「これでは学力低下は当たり前」「ゆとり教育は国を滅ぼす」と続く。
文部科学省が先ごろ、発展的学習の事例集を作成した際も、「3.14が復活した」かのような言い方がまかり通った。

学力低下は問題だが、誤った前提をもとに議論しては困る。
今春施行の新学習指導要領には、「円周率は3.14を用いるが目的に応じて3で処理するよう配慮する」とある。以前と同じだ。
それを「3になった」と早合点した一部メディアが、「教科書から3.14が消えた」と流した。
学習塾の広告があおったとの説もあり、「あしきゆとり教育」の象徴にしたい論者が、不正確を承知で言い続けたフシもある。

デマやったんかい。

まぁ同じマスコミですし、こと新聞はそこの体制の影響が顕著に出ますので、このコラムも100%信用すべきものじゃないのかもしれませんけど。
マスメディアってもともとそういうものですし。


まぁ信じる疑うの話はちょっと北朝鮮あたりにおいておくとしてですね、問題は「円周率は3.14を用いるが目的に応じて3で処理するよう配慮する」というこの文面です。
ちゅか初めて見たかも。「新学習指導要領」の正式な文面。

このコラムでは「以前と同じだ」と断言してますけど、なーんかオイラはそーなのかなー?と思ってしまいました。こう、可愛げに首をおよそ15度ほど傾けてですね。「たこでーす」みたいな感じに唇をすぼめて人差し指を下あごにえ、オイラのしぐさはどうでもいい。さいですか。ちぇ。

意味を大雑把に解釈すると「以前と同じ」と言えるのかもしれませんが、文面的に以前と変わっているのだとしたら何か変化するところがあるのではあるまいか。そう考えるのです。

「目的に応じて3で処理するよう配慮する」
…法律とかってなんとでも言えるように曖昧に作られるものなんですけど 、これもそんな感じ。
目的って何だろう。配慮って何かしら。


そこでのっぽブレインをフル稼働させて、その文面に合致する、すなわち円周率を「3.14」ではなく「3」と扱う状況を想像してみました。


先生 「…残念だったな御手洗」
御手洗「うっ、うっ、後 2点だったのに」
先生 「うん、お前は実に惜しいところまでがんばったよ」
御手洗「もう一歩で推薦が取れるところだったのに…!くそっ!くそっ!」
先生 「あの学校はお前の目標だったものな……ん?お、おい、御手洗!」
御手洗「?」
先生 「この問題…円周率を 3だとして計算すれば答えが合うぞ!
御手洗「ええっ!」
先生 「よし!ここは先生が正解となるよう配慮してやろう!」
御手洗「先生!」
先生 「御手洗!」



違うな。絶対違う。そもそも御手洗って誰。

2002年9月23日(月)   久遠の絆(第二回)

イスカンダルへと旅立つ直前、HEROがオイラに託していったゲーム、「久遠の絆」。
新しいものにはほとんど取っ付こうとしない保守的な考え方のオイラですが、一度物事を始めたら徹底的にやらないと気が済まない性分でもあります。
今日はほぼ丸一日これをやって過ごしました。


とりあえずほとんど何も知識を仕入れないまま始めたのが先週。
オイラはこの手のゲームの知識があまりないのですが、選択肢によってエンディングが変わるマルチエンディング方式であることは間違いないと見ています。

が、しかし問題は「選択肢を選ぶ基準」です。
一般的なギャルゲーであれば、特定のヒロインに気に入られるように選択肢を選んでいけばそのヒロインのストーリーに入ることが出来ます。「Kanon」しかり。

ですが、果たしてそれでよいのか。
たとえば、韓国産の異色恋愛シミュレーションゲーム「Tomak」ではヒロインと呼びたくないヒロイン、エビアン(生首)以外に浮気すると地球が破滅するそうです。

ああ。それではいけません。
地球が破滅してしまったら世界制服というオイラの野望が潰えてしまうではないですか。
ってちょっと待て。何だ今の誤変換は。「世界制服」て。「世界征服」だろ。
「世界制服」ではまるで世界中の愚民どもに制服を着るよう強制するような野望に聞こえてしまうではないか。まったくもう。それも良いな。


物語中には三人のヒロインが登場します。

まず主人公の従兄弟であり、幼馴染の「斎 栞(いつき しおり)」
母親と二人暮らしのところに主人公が居候させてもらっているという、ほんとにどっか(ここの上から二番目)で見たような設定。しかし名前は(ここの上から四番目)です。

次に主人公のクラスの担任となった「常磐 沙夜(ときわ さや)」
国語教師で、抜群のプロポーションで、美人で、全校のマドンナで、口元にほくろがあるという、お手本のような定石を兼ね備えた人物。

そして、恐らくメインヒロインであると思われる謎の転校生「高原 万葉(たかはら まよう)」
主人公とは前世から深い因縁を持ち、出会うなりいきなり「あなたを殺してみせるから」とのたまう物騒な御人です。なんとなく綾波系かと思ったんですが、思ったより普通に社交的でした。


とりあえず最初のプレイはオイラの気の向くままプレイしようと考えました。
話の流れから言って、どう考えても万葉と協力しないと世界が救われなさそうな感じです。
ということはTomak系でしょうか。当然万葉を常に意識してプレイを進めます。




…(中略)…




栞と二人で世界を救ってしまいました。
そうですか。やっぱ「特定のヒロインと親密にする」Kanon系でしたか。

それにしても何故栞やー! (栞エンディングクリア)





P.S.

「天野 聡子(あまの さとこ)」。オカルト神秘学研究会部長。謎の多いひと。
どーでもいいけど、謎多いところといい物腰の落ち着いた雰囲気といい何かを悟っているような口調といい、いちいち天野美汐(ここの下から三番目)とイメージが被るんですが。苗字も同じだし。

2002年9月24日(火)   野球ぅーすぅるならぁーこういう具合にヒヤシンス

イスカンダルにいるHEROりんとさっきまで超時空無線電話で会話していたのですが、どうやらHEROりんのいるところは帝国軍の駐屯基地近くらしく時々ジャミングが入ってしまい、無線がたびたび途切れてしまいました。いろいろ大変です。

そんなわけで話し込んでいるうちにえらい時間になってしまいました。
今日はそこそこの量で留めておきます。ていうか普段が多過ぎだと思う。



オイラは皆目興味ないんですが、プロ野球のほうは巨人優勝ということに決まったようで。
いや、ひと昔前であれば、「わぁ、じゃあそろそろ野球中継などという番組がテレビ欄から消え去るのであるな。そうすれば見たい番組(主にアニメ)が消されることもなくなるのだな」違う意味で喜んだりしたものですが、最近はテレビ自体見ることもほとんどなく、野球がどうなろうが星野監督がキーキー言おうが掛布が解説者席で「やはり巨人としてはですね」などと薀蓄を語っているけれどどうしても松村の物真似が被ってしまって「ぷっ」と吹き出してしまおうが心底どうでもよいのです。

ところが世の中にはそうでない人のほうが多いようで、熱烈なファンという人種がオイラの周囲にもいっぱいいらせられます。

オイラの同期の彼は阪神ファン。
甲子園球場へ時々試合を見に行くほどです。
仕事の帰り際にネットニュースを見て、一喜一憂している様が微笑ましいです。

オイラの先輩さんは巨人ファン。
達観的な見方で巨人の優勝を分析していらっしゃいました。


さて、今日もオイラは遅くまで残業をしていたのですが、先に仕事を終えた同期の彼が「巨人の優勝が決まるかもしれない…」と影を落とした表情で報告してきなさいました。
まだその段階では試合は終わっていなかったのですが、阪神は巨人に二点差で負けていました。

ちなみにこのとき巨人はマジック 1。
すなわちこの試合に巨人が勝てば、否、引き分けでも優勝が決まってしまうとのこと。
それどころか、例え巨人が負けても別所で試合をしているヤクルトだかどこだったかが勝てば、それでも優勝が決まるとか何とか…
…あんまりそういう仕組みには詳しくないので良くわからんですが、そういうことらしいです。

そして巨人リード。
そのヤクルトだかなんだかも 9対 2とかそのくらいの大差をつけて勝っているらしい。
まさに阪神ファンには絶望的な状態でした。

しかし関西人の気質を持った阪神ファンは根性が違います。
「いや、例え巨人が優勝したとしてもこの試合は阪神が勝つ!
根性を通り越して涙ぐましい発言。
しかしそこに登場したのは前述の先輩さん。
「いやいや、巨人が勝つでしょ」
にこやかです。同期の彼もにこやかに言葉を返しています。


にこやかに。







怖かったよぉー(がたがた)

2002年9月25日(水)   はじめてのおつかい

いやー、どきどきした。ほんとどきどきした。
初体験だったんです。優しくしてね。お願い。きゃ。 ←薄笑いで

初体験、というよりは初挑戦ですね。
何がかっていうとヤフオクです。ヤフオク。えーと、略さずに言うと「山田まりや・深田恭子・奥菜恵・黒柳徹子」ですか。え、違う。あ、山田まりやじゃなくて山口もえだったっけ。

それはともかくヤフオクですよ。
あれですよ。ほら、あれ。ゴールデンハンマー、みたいな。えーと。なんだっけ。
あ、そう、オークション。オークションです。あれ、ゴールデンハンマーはオークションじゃなかったか。なんだっけ。そうだ、柳生 博だ。そうだよ、うん。だから何だ。まぁいいや。

とりあえず、そう、オークションなわけです。ネットオークション。
なんていうの、オイラは大学時代漫画同好会にいたのでマニアさんの知り合いが多かったんです。漫画同好会卒業した今も多いですけど。やっぱあれか、類は強敵(とも)を呼ぶというやつか。ほっとけ。
とにかく、マニアさんな友達はネットオークションを頻繁に利用していたんですよ。
個人間の取引が全国規模で行えるのがいいですね。掘り出し物が見つかる可能性も大です。


とゆーことをつらつら考えつつ、ふとオークションの出品を覗いてみたのですよ。
適当に「あれないかなー」っていうのを検索かけて。
そしたら、出ましたね。すごいです。この世界はさすがです。

見つかりましたよ。「こどものおもちゃ サウンドトラック Vol.2」。

ほんとは一番ほしいのはVol.3なんですが、どうせなら全部そろえたい。ああ、そろえたい。
となればVol.2も捨てがたい。ああ捨てがたい。
慌てましたよ。期限が後二時間しかないんです。うむ。どうするべきか。

しかし考えてみれば、見知ったレンタル屋からもすっかり消えて久しいこどちゃのサントラ。
なんせ既に廃盤ですから。
中古CD屋も時々見まわっていますが、そうそう見つかるものではございません。

それが画面の中に鎮座ましましているわけです。
希望落札価格 3000円。
いや、値段はこの際どうでもいい。欲しい。これ欲しいよママ。買って買ってー。じたばたじたばた。

Yahoo!IDだけはなぜか取得していたオイラなので、ここはひとつ一発奮起して落札してやろうかと考えたわけです。いよいよ始まるのです。オイラのネットオークショニア人生が。どきわく。


早速入札しようと思ったのですが、入札するボタンらしきものがない。
代わりに「利用規約をお読みください」なるボタンが。
ぽちっとな。ああ、ボタンを押すときに「ぽちっとな」と言ってしまう癖をなんとかしてください。

やはりYahoo!IDだけではオークション参加は無理のようです。当たり前だけど。
何やら個人情報を設定しろだのなんだのと聞いてきやがりました。

ええい、二時間しかないから急いでるんですよオイラは!

パタパタパタとそれっぽい内容を打ち込み、終了ボタンをぽちっとな。ああ、だから「ぽちっとな」はやめろって。確認画面。確認ボタンをぽちっとな。だからやめろって。

なんとか商品の画面に戻ってきました。
おお!できていますできています入札のボタンが。
金額を打ち込み、入札ボタンをぽちっとな。だからッ!

「Yahoo!ウォレットに登録してください」

…いつになったら入札できるんでしょうか。
まぁ確かに、決済の仕方が確立していないとなんともできないのは事実ですけど。
はいはい、登録すりゃいいんでしょっ!

クレジットカード決済を指定。カードの情報や暗証番号を入力。
非常に怖いこと入力しています。ほんとに大丈夫かYahooよ。信じたからな。裏切ったら爆破。

再度商品の画面に戻ってきました。
ネットオークション初心者で右も左もわからないオイラに対してこのタライ回し加減はどうなんだろう。
二時間しかないというのに。
まぁとにかく今度こそ入札です。3000円と入力して入札ボタンをぽちっとな。ああまたっ!


「おめでとうございます! 希望落札価格で入札されたので、落札しました。」


へ?あ、あれ?
オークションってこんなもんでしたっけ?
えっとーなんていうか、こう、数人で真剣勝負みたいな、こう、値段がどんどん吊り上ったりとか、えーとえーと……まぁいいか、平和的で☆

というわけで落札してしまいました。こどちゃサントラVol.2。次はVol.3を狙います。




ていうか、入札者がオイラ一人って。

2002年9月26日(木)   回る回るよテーブルは回る

今日は定時後出向先から自社に戻ってミーティングと称した会合をやってきたのですが、いやはやこれが実にメタファーな会議でありました。

ミーティングの議題が「ミーティングとは何か」という所が実にメタファー。



そんなメタ会議を終えた後、ちょっと遅めの飲み会へ。
座敷に上がったのですが、このテーブルが居酒屋の癖に実に愉快な形をしておりました。

円形。
そして真中にターンテーブル。

いわゆる中華料理店によくある形です。

しかしこれがなかなか便利でして、ターンテーブルに料理を置いてくるくると回すと遠いところにある食材も容易に手にすることが出来る、手に届かないところに置かれてしまった料理を食べ逃すことがない、
他人が取ろうとした瞬間にターンテーブルを逆回転させて肩透かしを食らわせる、という感じで実にすばらしかったのです。


そんなくるくると右へ左へ回るターンテーブルを見ていて、オイラは想像したのです。
もっと便利に出来ないか、と。

たとえば、手動で動かさずとも電気でゆっくり回りつづけていたらどうでしょう。
あたかも回転寿司のよう。実に優雅です。

しかし考えてみれば、すぐにひょいと取るわけにいかない焼きそヴァのような料理はもたもたしていられなくかえって取り辛いですし、餃子を取ろうとしたら隣と引っ付いてしまい手間取ってしまったときなどあれよあれよと言う間に流れていってしまっては困る。
それに置き方が悪くてテーブルから焼き鳥の串でもはみ出していようものなら、周囲に置いた日本酒のグラスをなぎ倒しかねません。
やはり自動回転は無理があるようです。

では二段構え。どうでしょう。
ターンテーブルの本家、中華料理店であればそういう構成もあったように思います。
しかし、あまり高いところにある料理は取りにくいし、二段目を支える柱などが邪魔でかえって皿を置くスペースが減りそうな気がします。ううむ。これもだめか。

16枚パズル式。
だめだな。考えるまでもなく不便です。

テーブルではなく座っている人間側が回転。
既に見た目の面白さだけに走ってるだろオイラ。




結局普通にターンテーブルしてる方が便利であるというのが今回の結論。
ごめんなさい果てしなくバカなこと考えていました。

2002年9月27日(金)   考え中

今月の残業時間を総計するとすごいことになっていました。
そろそろ収束させないといけないのに、なんだか最大のピーク時と同じような残業量。
うーん。思わずぢっと手を見る。

うわ、爪伸びるのはえー。

しかしこんだけ帰りが遅いと、ホントなんにもできないですね。
結構頑張ってはいるんですが、帰ってきて日記書いてアップロードしたらもう一時半。
そこから何をしろと。ああ何をしろとおっしゃいますか。神よ。オイラ仏教徒だけど。



ところでこないだオークションでCD落札したという話を書きました。
出品者さんのメールでは27日、すなわち今日に到着予定と書かれていたのですが、結局今日は届かなかったようです。不在通知も入っていませんでしたし。まだかなー♪

しかし、ひとつ迷っていることがあるんですけどね。
何かっていうと振込みですよ。振込み。
いや、別に振り込みたくないというわけではなく。
振り込む暇がないといったほうが正しいか。

コンビニとかのATM使って振り込むと手数料がかかりますしねー。
やっぱ営業時間内に正規のATMで振り込むのが一番ベターじゃないですか。あ、「一番○○」だったらベターじゃなくてベストかな。まぁいいやどっちでも。

しかし銀行の営業時間内になど会社勤めのオイラが振り込みに行けるわけもなく。
出向先の敷地内にもATMがあるはずなんですが、昼休みを利用してそこまで行くと昼休みがまるまる潰れるという恐怖の立地条件だったりするのです。もっと近くに作ってくれ。敷地広いのは判ったから。

のっぽ母に頼んで振り込んでおいてもらうというのが一番の安全策に思えます。
ですが、せっかくだから自分で死体。
初めての体験ですから、徹底的に自分で死体。
最期の最期まで死体。すみませんこの誤字オイラ的にちょっと受けた。

まぁ結局昼休みにひとっ走り振込みに行くのかな。オイラは。


しかし、これで取引がつつがなく終了したら、オイラ絶対しばらくオークションに入り浸るね。
廃盤になったCDとか、市場に出回らないレアなゲームとか、なかなか魅力的なものが出てるんですよ。
「炎の転校生」のCDとかね。すでにこれ書いてる段階で5人も入札してるけど。

そう、オイラはこのオークションで、これまで入手をあきらめていたいろいろなものを探してみようと思っているのです。既にいくつか目をつけているものもありマッスル。


それにしても、やっぱなかなかないですね。

「パパと祐美の"考え中"」(下から四つ目)

2002年9月28日(土)   ぶーらぶら

オークションで落札した「こどものおもちゃ」のサントラVol.2、本日無事届きました!
後はお金を振り込むだけ。月曜の昼休みにでも振り込むかな。


というわけでワクワクしながら早速聴いてみました。試聴ってやつです。

実はこのVol.2、こどちゃのサントラ三部作の中では一番オイラ的に地味なイメージがありまして、最もメジャーなBGMが詰まっているVol.1、そして後半の感動路線曲をがっちり押さえているVol.3に比べると最もインパクトが弱い。

確かにラインナップの中にはシングルとは歌詞が若干違う「ウルトラ リラックス(TV EDIT VERSION)/篠原ともえ」やこの頃にしては前衛的なユーロビート「VITAMIN LOVE/少六隊」など魅力的なものが入っていますが、Vol.1の「SANA SAMBA」やVol.3の「Always Be With You/麻生かほ里」、さらに同じ少六隊名義の曲であればVol.3の「港町チャールストン」等に比べてやはり見劣りしてしまうのです。

とまぁそういうわけで久しく聴いていなかったVol.2の曲の数々。
そして今日、いよいよ再び聴くことと相成ったのであります。


…(試聴中)…


わぁ。
こいつの存在をすっかり忘れていました。

「ぶらぶら星人の歌/羽山秋人」

1) ぶらぶら星人 やってきた〜
  手ぶらでぶらぶら やってきた〜
  何ンにも持たずにやってきた〜

2) ぶらぶら星人 怒られた〜
  ぶらぶらするから 怒られた〜
  怒られながらもぶ〜らぶら

(以下11番まで)



感動した。
ぶらぶら星人かっこよすぎです。ぶーらぶらー。



久しぶりにのほほんとした気分になった昼下がり。
ぶーらぶらー。
2002年9月29日(日)   練習台

久遠の絆」、今日もプレイして沙夜先生シナリオを進めました。
時々誤字があったり別シナリオのエピソードを踏まえてたりする以外は毎度解説するほどのツッコミポイントもないので詳しくは書きませぬが、とりあゑず三章幕末編の途中までぷれゐいたしました。
嗚呼つひつひ古語口調に。

しかし、この沙夜先生といふ伽羅は妖艶な大人の女性の設定のやふで、オイラの趣味とは余り合致するところが少なひのでありました。残念。


ところで今日は散髪に行って来たのですが、実に肝を冷やしてしまひました。古語はもういいから。

最初はどーってことない普通だったのです。
ですが。

髭剃り。

そう、髭剃り。ここが地獄の一丁目でありました。

担当したのは20代前半と思われるうら若き女性。
これは一見ラッキーと思えるかもしれません。
煙草吸いながら黙々とハサミを扱うおぢさんや、隣の仕事仲間とペチャクチャ喋りながらバリカンを握るおばちゃんに比べれば、実に嬉しい状況なのでしょう。

しかし、惜しむらくは。
ああ、惜しむらくは、彼女が髭剃りを担当したこと。
彼女が恐らくまだ新人であったこと。
そして、一生懸命であったこと。


剃刀の動きが細かい。
なぜ細かいのか。
丁寧にしているから。
なぜ丁寧なのか。
一生懸命注意して剃っているから。
なぜ注意しているのか。
危なっかしいから。


うまい人が剃刀を扱うと、剃刀を当てられている感覚がしないものです。
棒状のものが顎をなぞっているという感じしかない。
鋭利な刃物であるとは到底思えない感触。これがプロの技なのです。

しかしこの女性の剃刀は、明らかに剃刀でした。
肌に触る感触も、ひげを剃る音も、すべてが明確に刃物のそれでした。

彼女の腕前の稚拙さ。それは気のせいなどではありません。
それが証拠に、彼女の刃物を押し当てる強さが、最初と最後で全然違いました。
最初の頃はまるで産毛の先っぽだけをなぞるようなくらい弱弱しい感覚でした。
それが、剃っているうちにようやく要領を得てきたのかだんだん強く押し当てるように。


女性「眉毛の下剃りますか?」
オイラ「あ、いえ残しといてください」
女性「はいわかりました」

で、なんでいきなり剃ってますか眉毛の下。
今の会話から2分と経っていませんよ。


あー怖かった。生きた心地しなかった。
いくらなんでも、新人の若いのはダメですね。やっぱ熟練した人じゃないと。
とりあえず彼女の担当は終わったようなのでとりあえず一安心…




次に来たのはさっきの女の人より若いにーちゃんでした。

2002年9月30日(月)   ごめんなさい

オイラがストレスを貯めないことはお笑い芸人のパペットマペットくらい有名なのです(微妙)が、普段ストレスに慣れていないと、いざちょっと望ましくない状況になった時には耐性がない分実に弱い。Leafにおける「誰彼」くらい弱い(微妙)


ところでオイラのよく感じるストレスというのは実は意外にも「自責」「後悔」だったりします。
昔は後悔とか全くしない方だったのですが(後悔しないように普段から行動していた)、最近はいろいろままならないことも多くしょっちゅう後悔する日々。

後悔とは恐ろしいもので、一度考え始めるとあぁあんなこともあったそういえばこんなこともありましたと昔は気にもしていなかった物まで芋づる式に出てくるのです。
ああそういえば高校生のとき、募金収集係に任命されたオイラは募金してくれた人に渡すための緑の羽根をごっそりパクったんだよなぁ。どこ行ったっけ緑の羽根が50枚くらいセットになってる奴。

という感じで、自分の失態を思い出すたびに、はらわたがよじれるような、違うな、はらわたが煮えくり返る、これも違うな、身を切るような、ああもういいや、とにかく身悶えてしまうのです。
そんな状態のオイラを第三者の視点から見たら多分すっごく面白いと思います。絶対見せないけど。


話は全然関係ないところに飛びますが、オイラがネットオークションでCDを落札した話は以前の日記に書きました。
そういうわけで今日は万全の準備を整えて、昼休みに振り込みをしてくれるわぐえっふぇっふぇっと下卑た笑みを浮かべてわきわきしておったのです。

家から仕事場のメールアドレスに向かって「振込み忘れるなよ!」という意味のメールを送り、銀行の通帳も鞄に忍ばせました。
これで大丈夫。オイラは大安心して仕事場に向かったのです。

昼休み、振込みに行こうと思ったオイラは愕然としました。
よりにもよって振込先を控えて持ってくるのを度忘れしていたのです。
おおなんということだ。しんでしまうとはなさけない。そのぐらいの大ショックでした。

これはかなりのポカです。
取引相手には、お気楽にも「月曜には振り込んどくっすよーぐへへへ(意訳)」なんてメールを送ってあります。嗚呼。オイラは嘘をつくことになってしまう。ぎゃああ。

い、いや、まだチャンスはあります。
そう、家に電話して、のっぽ母にメールの内容を見てもらえば良いのです。
のっぽ母はフリーセルのウィンドウが別のウィンドウの後ろに隠れただけで「ああ。どうしようどうしよう」とうろたえるPCレベルの御人であるので説明が大変ですが、メーラーを開いて中を読んでもらうくらいは説明できるでしょう。あ、その前に電源の入れ方を教えなきゃ。あ、その前にPCのコンセント差すところから指示しなきゃ。

とにかく、昼休みは短い。
一刻も早く作戦を進めなければいけません。
早速 Ready Go !!


☆ Stage 1  家に電話をかける


PLLLLL...

PLLLLL...

PLLLLL...

PLLLLL...



出ねぇし!



Stage 1  GAME OVER





ああ。
ごめんなさい取引相手さん。ホントごめんなさい。
こんなサイト見てるわけないけどホントごめんなさい。ああもうオイラのバカバカ。
いやんいやんいやん。ぬぁぁぁぁー  ←身悶え中