2024年10月16日(水)   高野山に行ってきた話 その3


<ここまでのあらすじ>
・父と二人高野山に来た。
・昼食に豆腐尽くし食べた。
・みそ汁の具は麩。


 2024年10月12日12:50頃。
 さて昼食も済んだので、今日の本題に入ります。なんだっけ。そうそう、分骨されたばーちゃんのお参り。
 目的のお寺の門をくぐり、中に入ります。なんか入口になんちゃらヨガ教室御一行様みたいな看板がかかってましたがスルーして中に入ります。

 門をくぐって中に進むと、左右の庭が枯山水になっていました。大切に手入れされているんでしょうね。
 一部、なんか不自然に砂利がもこもこしている箇所がありましたけど、あれはなんなんだろう。

 応接室に通されて、段取りを話しつつ準備が整うのを待ちます。
 別室からなんか大人数のわいわいする声、拍手、幹事?が何か説明している声などが聞こえます。ヨガ教室の人たちだろうなぁ。とりあえず一緒に拍手しといた。

 準備ができたとのことで本堂に通されました。
 途中、ヨガしている人たちの部屋を見かけました。いやヨガなのかあれ。母が昔やってた健康体操的なやつでは。それをヨガと呼ぶのか。ヨガ業界の実情をよく知らない。

 入り口近くの壁に大量の位牌がズラーッと並んでいるのに圧巻されながら本堂へ。
 表にいる時は直射日光のせいで首の後ろが焦げるかと思うくらい暑かったのですが、何となく薄ら寒かったです。いやごめん普通に寒かった。寒すぎてヒーターついてた。
 薄暗く寒々しい本堂で、お焼香から細く立ち上る煙を見ていると、なんか暗示にでもかかりそうだな…とか思っているうちに読経終了。普段自分が唱える般若心経と比べて、BPMが半分くらいでした。

 行きとは違うポーズでヨガしている人たちを横目に応接室に戻り、住職に見送られながら退出。
 住職曰く、寺の宿坊に泊まった客が庭の枯山水を作る体験ができたりするそうです。あ、素人作でもいいんだこういうの。あと砂利で梵字を描くといったちょっとした遊びも実践なさっているそうです。さっき砂利がもこもこしてると言った個所は梵字だったのか。なるほど。


 さて、ばーちゃんへのご挨拶も終わったところで、せっかくなので奥の院へ行くことにしました。
 バスでさらに東へ進みます。比較的賑やかめの町を離れて奥地へ進み、入り口に到着。



 おおっと… これは思った以上に雰囲気あるな…
 宗教こそ違えど、伊勢神宮の内宮と似たような空気を感じます。

 そう、オイラはあんまり高野山とか奥の院とかよく知らなくて、割と軽い気持ちで父についてきたんですよね。奥の院? 山奥にもう一軒お寺がある感じ? みたいな。
 まぁ最奥には弘法大師入定の地である御影堂があるのでそれ自体は間違っちゃいないんですが、もっと言うならとんでもなくバカでかい墓場です。

 まず最初に出会ったのがこちら。




 日本しろあり対策協会 シロアリの供養塔


 あー。なんかうっすら聞いたことがある。ここだったのか。
 父曰く高野山にお墓を持つのは一種のステータスなんだそうで、他にもいろいろな各種企業がちょっと独自色の強いお墓やら慰霊碑やらを建立していました。例えばこんな感じです。




 UCC上島珈琲株式会社 慰霊碑


 他にもいろいろあって面白かったのですが、仮にもお墓なのでどこまで写真に撮っていいか計りかねたため、今回はご勘弁いただきたい。見たい人はググってもらえれば見られると思います。

(例)
・新明和工業株式会社 ロケット型慰霊碑
・福助株式会社 福助型の慰霊碑
・日産自動車株式会社 物故従業員慰霊碑 従業員のブロンズ像



 「写真業界先賢萬霊之碑」というのを見かけ、ニコンとかコニカとかそういうやつかなと思ってよくよく観察したら、どっちかというとカメラマンとかそういう方向性なのね、とか。

 あと個人的にツボだったのは。



 大阪府石材事業組合の慰霊碑。
 め、メタいー!



 その4につづく。

2024年10月17日(木)   高野山に行ってきた話 その4


<ここまでのあらすじ>
・父と二人高野山に来た。
・ばーちゃんのお参りした。
・奥の院を見学中。


 2024年10月12日15:30頃。
 奥の院をさらに進みます。奥へ行けば行くほどネタ色は成りを潜め、そして古いものに。



 やばい…
 場違いな感想かもしれないけど、恰好ええ…
 でもこれ昼間だからいいけど夜に来たらチビるほど怖いだろうな…

 なんか『ワンダと巨像』やりたくなってきたなぁと思いながら奥へ奥へ。
 趣深いと言えば趣深いですが、ホラー映画の光景とも言えなくない感じです。ちなみに父は「こんな風に苔むした状態はなかなか簡単にはできない」とかなんとか唸っていました。職人か。


 延々と続く森の中の霊園を抜けた先、奥の奥には弘法大師御廟があり、そこを参拝。参拝、でいいのかな。神社の作法は何回か伊勢神宮行ったから慣れてるつもりだけど、こういうのはまだいまいちよく分からん。とりあえず柏手打っちゃダメなことは知ってる。
 さすがにこの辺は霊場中の霊場なので、写真撮影禁止の看板が出ていました。

 ここのメインは燈籠堂になるんですかね。
 数の暴力と言わんばかりの燈篭に埋め尽くされたお堂で、手を合わせてきました。願い事をするようなところじゃないだろうし特に願い事もないので、とりあえず「えーっと、ちわっす。お邪魔しまっす」とだけ心の中で唱えときました。

 その燈籠堂の周囲をぐるっと回り込んだところに地下法場の案内があったので、行ってみることに。
 まさかカタコンベみたいに壁一面頭蓋骨とかじゃないだろうなとか思いつつ、格子の仕切りで洞穴のスペースを区切って作った順路通りに歩いていきます。明かりが燈篭なので薄暗いですが、足元が見えるくらいには明るいので危なくはなさそう。

 いや、待って。
 格子じゃないぞこれ。

 よく見たら、格子状の仕切りだと思っていたものは、手のひらサイズの大師像がびっしり並んだものでした。
 しかも一体一体に個人名のネームプレートがついています。仕切りや壁だと思っていた場所全部が一面の大師像。
 うっわぁ…壮観ではあるけど、これ集合体恐怖症の人が見たら失神するだろうなぁ…

 他にも無数の無縁仏がピラミッド状に積みあがった塚がまた集合体恐怖症を殺しにかかっていたり、水をかける仏像に対していかに的確に水をかけるか父と勝負したり(何をやってるんだ)、正直予想以上に面白かったです。
 一昨昨日の冒頭で、外国人観光客に「そんなに寺なんか観光したいか?」みたいなこと書きましたけど、いや確かにこれは観光に来る価値あるわ。すみません。オイラの認識が甘かったです。

 ただ思うに、ここって神秘的ーとかパワースポットーとかそういうのだけじゃなく、ずっと何かしらの不気味さが付きまとうんですよね。まぁ墓だしな。「あの世に一番近い場所」って感じでした。そういうのに魅力を感じる人は是非。



 その5につづく。

2024年10月18日(金)   高野山に行ってきた話 その5 -最終回-


<ここまでのあらすじ>
・父と二人高野山に来た。
・奥の院をお参りした。
・集合体恐怖症には厳しい場所でした。


 2024年10月12日16:45頃。
 奥の院を退出し、バス停まで戻ってきました。
 はー。なんか面白かったけど緊張した。あの世から帰ってきた気分。

 ふと見ると、近くの店に「山椒ソフトクリーム」という文字が。
 む。その組み合わせは初めて見た。これは是非食さねば! というわけで購入したところ、普通のソフトクリームと山椒の小袋を渡されました。あ、自分でかけるんだ…



 これ父と二人だったからなんとかなったけど、一人でこれに山椒かけるのむずくない?
 コーン置く場所ないんやで?

 感想としては、山椒の香りが良くて、とても美味しかったです。ベースはただのソフトクリームなのにね。人間、食事は味覚だけじゃないってことよな。
 ただ冷静になって考えると、これ市販のソフトクリームと小袋の山椒を買えば自分で作れるよな。


 なお、ソフトクリーム食べてる最中にバスが来たので一本乗り逃しました。


 まぁそんなこんなで空も夕暮れ、高野山駅から再びケーブルカーで下山。
 父が「ケーブルカーに乗らなくても傾斜を滑り降りれば下りれるのではないか」と世迷言を言ってきたので、「父よこの傾斜だとそれはもはや「滑落」だ」と返しておきました。

 その後極楽橋駅から電車に乗って帰還。
 実家近くの駅で一旦降りて、夕飯を一緒に食べることにしました。



 高野山から下りてきていきなり肉食父子。

 (父の金で食う)肉はとても美味しかったんですが、店が狭くてコンロがやたら近く、煙がいちいちオイラを追尾してくるので目を開けていられませんでした。助けて燻される。


 そんな感じの一日でした。
 高野山、なかなか興味深いところでありました。あと翌日になっても鼻の奥でずっと煙の臭いがしていました。燻される。


 以上です。

2024年10月19日(土)   出かけた


 我が家の御猫様にゃむの餌が無くなってきたので、買い出しがてらフラフラと出かけてきました。天王寺まで。フラフラ行く距離じゃない。
 てかその予定立ててたのに、朝から大雨で草。

<今日の行程>
・猫の餌をEDIONで買う。
・市役所の出張所で印鑑登録する。
・電車乗り継ぎ&徒歩30分で天王寺まで行く。
・ノスタルジアの曲解禁をやり遂げる。指が死ぬ。
・帰りがけに難波のGiGOに寄ってDDRする。
・お菓子のよしやでチョコボールを買い込む。
・自宅の最寄り駅についてから、ドラクエウォークをがっつりやる。
・帰宅。

 さーて明日からまた仕事だー。がんばるぞー。は、日曜? 仕事だっつってんだろ。

2024年10月20日(日)   休日出勤


 はい仕事行ってきましたー。
 自社オフィスにオイラ一人だけでしたー。
 日曜だから周辺の店が軒並み休みで、昼食食う店探すのに苦労しましたー。

 にしても今日は肌寒い一日でした。
 でも天気予報見る限りまた気温は上がるようで、あー、令和ちゃんはそろそろ適正な気温管理覚えような?

 はい、そんなわけで明日も仕事がんばりまーす。
 休日無くなると、プライベートのタスクが溜まって困るなぁ。

2024年10月21日(月)   高野


 先日高野山へ行った時のオマケ話。

 街中を歩いていると「高野まき」という看板をたくさん見かけました。
 よく知らなかったのですが、これは「高野槙」、つまり槙(マキ)の木の一種であり、観賞用として、または神仏に供える花の代用として有名な品種なのだそうです。

 オイラはぱっと見た時、「高野巻き」という名物の食べ物か、「たかの・まき」さんという人が選挙にでも出るのかと思ったよ。

2024年10月22日(火)   呆け


 今朝なんかめっちゃくちゃ眠くて、寝ぼけながら身支度して出社したら、いろいろ訳が分かんないことになってました。


・ミニタオル持っていくの忘れた。

・マスク持っていくの忘れた。

・忘れ物しないようにいつも16点セット指差し確認してるんだけど、それ自体を忘れた。

・股引を二重に履いてた。


 ちゃんと寝よう。うん。
 そう思うんだけど、物理的に時間が足りないんだよなぁ。

2024年10月23日(水)   日記が短い


 終電間際で帰宅して、うっかり電車の乗り換えし損ねたら、そりゃひと駅徒歩で帰らざるを得なくなるわな。



 そういうことです。(何が

2024年10月24日(木)   キャスティング


 実写『推しの子』の話がちらほら耳に…いやネットニュースで入ってくるようになりました。

 当然キャスティングに関して似てるだの似ていないだのあーだこーだ言われているわけですけど、正直推しの子に関してはビジュアルがどーのというより演技力が問題な気がする。

 できるんか。
 くっそ下手くそな「ヒトリニサセネーヨ!」、できるんか。(それ?

2024年10月25日(金)   原曲


 この歳になっても初めて知ったことというのは多々あるもので、オイラは先ほど『ウンジャラゲ』がもともと植木等の曲だったということを初めて知りました。

 ずっと『志村けんのだいじょうぶだぁ』で歌ってたのがオリジナルだと思ってた。

2024年10月26日(土)   休日


 久しぶりに超じっくり歯を磨いた。
 歯磨きって気持ち良いよね。昔アニメ観ながら磨いてたらそのままEDまで磨いてたことあるわ。


 先週末が休日出勤だのなんだので全然休めなかったので、今日は家でまったりしました。
 バンドリをプレイしていても熱暴走でラグらなくて、大変ありがたい季節になったわ。明日は選挙すなー。

2024年10月27日(日)   色


 「何この茶色ばっかりのお弁当。彩りがなくて寂しい」

 …みたいな台詞を耳にすることがたまにありますが、蛍光の虹色に輝く弁当とか食う気にならんだろといつも思う。


 世の中旨いものは大体茶色いんだよ。(暴言

2024年10月28日(月)   駄言


 いろいろ準備が必要な予定が入り始めたので、そろそろ動き出さなきゃな、と思いながらマイクラをする夜。

 来年の干支ってヘビだっけ?
 今年は喪中で飛んだからなんかよくわからんくなったわ。

2024年10月29日(火)   覇気


 夜の梅田はいつもストリートミュージシャンたちが思い思いに演奏や歌を披露しており、眠らない街を賑やかに彩っています。

 今日も帰宅の際、通りすがりにその歌声へ耳を傾けながら歩いていたのですが、あんなに覇気のない「TRAIN-TRAIN」初めて聴いた。何だあれ。お前の声質だったらもっと合う曲あるだろ。なんでその曲選んだ。



 以下、web拍手レス。

11:37 来年は巳年🐍ですよね(笑)年男では。

 ありがとうございます。
 けど、個人情報をばらしてもらっちゃ困りますね。年齢がばれちゃうじゃないですか。どうも、12歳です。

01:02 干支は自分の年齢を思い出すといいですよ。え?自分の年齢が思い出せない?

 どうも、12歳です。

2024年10月30日(水)   目指せ500g


 DDR後の筋肉痛ケアとして、オイラは以前からザバスを愛飲しているんですけれども。

 以前は「高たんぱく15g」を謳っていたこの商品、いつの間にか「20g」バージョンを若干割高で発売し、さらに最近は「30g」バージョンまで売られるようになってきました。


 そのうち飲料の重量を追い越すんじゃないかなと期待しています。

2024年10月31日(木)   ハロウィン2024


・電車の中で2、3人コスプレを見かけた。

・最寄りの駅で、断続的に「ハッピーハロウィーン!!」と一人で叫んでるおっさんがいた。


 以上がオイラの今年のハロウィンでした。
 どうぞご査収ください。