2004年10月1日(金)   シンフォニック=レイン
 実は以前からコツコツと「シンフォニック=レイン」というゲームをやっていたのですが、昨晩ようやっとコンプリートを果たしました。
 お前残業で遅かったんちゃうんかというツッコミはヒラリマントです。要は睡眠を削れば良いだけの話ですから!(ダメ人間街道一直線)

 とりあえず概要から解説いたしますと、この「シンフォニック=レイン」は文章をひたすら読んでいき途中に出てくる選択肢を選ぶことによってストーリーが分岐するという、まぁいわゆるギャルゲーによくあるタイプのゲームです。

 特筆すべき点はそれに音ゲーが組み合わさっていることで、ストーリーの端々にキーボードを使った演奏ゲームが挿入されます。ちなみにクリアできないとバッドエンドに行くことがありますが、オプションとして自動演奏機能もついているので苦手な人も安心の設計。
 まぁストーリー中の音ゲーパートは、同じ曲を何回も演奏させられるので中盤あたりになると正直うんざりするんですが、音ゲーとしてはかなり面白いです。

 というのも、何より曲が良い。
 全般的にこのゲームの曲を担当したのが、古くはミンキーモモの曲で名を馳せ先日惜しまれつつも急逝した岡崎律子女史なのです。

 とか言いつつ実はオイラあんまり岡崎女史の曲について詳しくなかったんですが、今回このゲームをやりこんだせいですっかり岡崎律子節がわかるようになってしまいました。
 一般に曲ジャンルと言うと「ラテン」「ロック」「ユーロビート」等がありますが、オイラの中に「岡崎律子」というジャンルができてしまったくらいです。ちなみに同様のケースとしてcranky」「パーキッツ」「モモーイなどが挙げられます。

 あとこの手のゲームを構成する要素としては絵が挙げられますが、えーと。
 まぁ悪くはないと思うよ。確かにキャラクタの絵は可愛いと思います。それはいい。それはいいけど背景をもっとちゃんと描こうよ。
 立ち絵時の背景はまぁ絵本みたいな趣を出してるのかなという解釈で納得できますが、イベントCGになるとなんとも寂しいのがちょっとアレな感じです。背景さえちゃんと描いてたらかなり雰囲気良くなると思うんですが。偉そうなこと言ってますかオイラ。

 さて、そしてストーリーです。こればっかりは日記でオチをバラすわけにはいきませんので、オイラがゲームを進めていった時の心情の変化だけでお楽しみください。


☆一周目 (ファル Bad Ending/Good Ending)

うんうん、しっかりした娘だなぁ。
 ↓
おーちくしょー純愛しやがってー。
 ↓
…あれ?
 ↓
いやいや、まさか。あはは。
 ↓
……あれ?
 ↓
え?本当に?まじで?
 ↓
i||| ○| ̄|_ |||i これでGoodなのか…


☆二周目 (リセ Good Ending)

こ、今度は大丈夫! リセならファルのようにはならないさ!
 ↓
あーくそーもういじらしいなぁ。
 ↓
なるほど、こいつが悪いんだな。むう。悪いやつだ。
 ↓
おお、盛りあがってまいりました。がんばれクリス(主人公)。
 ↓
やったぜ! ざまぁみろ!
 ↓
えーーーー!?
 ↓
…エンディングが明るい曲な分悲しくなるんですけど…
 ↓
i||| ○| ̄|_ |||i これでGoodなのか…


☆三周目 (トルタ Good Ending/Good Ending/Good Ending)

前回プレイからだいぶ間が空きました。やっとショックから立ち直りつつあります。
 ↓
メインヒロインらしいので、今度こそ鬱エンドじゃないよね!
 ↓
んー。なんか伏線隠されまくりっぽいなぁ。
 ↓
おお、いよいよ全てが明らかになるのか!
 ↓
…あれ?
 ↓
えーと。あのー。伏線はどうなったの?
 ↓
i||| ○| ̄|_ |||i 意味がさっぱりわからねぇよ…
 ↓
お?
 ↓
おお! なるほど、そういう演出か!
 ↓
え?
 ↓
ええええええーーーー!? ←世界観が全てひっくり返った瞬間
 ↓
(茫然自失)
 ↓
トルタ…お前すげぇよ
 ↓
ああ。これでハッピーエンドか。なるほどなぁ。
 ↓
…あれ?
 ↓
えっ、ちょっと待っ
 ↓
またこんな展開でエンディングかよ!
 ↓
!||| ○| ̄|_ |||! 何度も言うが本当にこれでGoodなのか…


☆四周目 (トルタ Bad Ending)

クリス(主人公)がヘタレだ…
 ↓
うわぁ。トルタシナリオを最後まで見てないと何がBadなのか絶対わかんないね。


☆五周目 (リセ Bad Ending)

Good Endingの方がよっぽど痛いよ!


☆六周目 (最後のGood Ending)

むう。大体オチは見当ついているが、どのルートを辿れば良いのか見当がつかぬ。
 ↓
お、なんかそれっぽい選択肢があるぞ。
 ↓
ふんふん、一見トルタシナリオのように見えるが…
 ↓
本当にトルタGood Endingに辿りついてしまいました。
 ↓
やり直し。さっきの選択肢までは合っているはず。
 ↓
おお、さらにそれっぽい選択肢発見。
 ↓
今度はトルタシナリオに入らないよう気をつけて…
 ↓
今度はトルタBad Endingに辿りついてしまいました。
 ↓
再度やり直し。さすがに最後なだけあって難しいなぁ。
 ↓
お。今度こそちゃんとシナリオに入れたぽい。
 ↓
あー、いい感じだ。今度はすっごく幸せな感じ。
 ↓
うおおお! 地味ながら良い演出で鳥肌立った!
 ↓
今度のクリス(主人公)はしっかりしてる。偉いぞクリス。
 ↓
トルタ…(涙ぐみつつ)
 ↓
最後の音ゲーパート。燃える!
 ↓
…あの…涙が出てきて演奏しづらいんですけど……
 ↓
うわあああん、良かったねぇ良かったねぇぇ(だだ泣き)
 ↓
そしてここからは予想通りの展開ですね。
 ↓
…予想通りなのに…すっかり涙腺緩んでるよオイラ…(ぼろぼろ泣いてます)


 総括致しますと、序盤はなんとなく雰囲気が暗いしオチも鬱になるので正直モチベーションを維持するのが困難ですが、それを乗り切ると中盤からはいかに練りこまれてストーリーを作られたのかが理解できて先へ先へと進めたくなってきました。
 そしてそれまでに鬱積したモヤモヤ感がやっとラストですっきりする感じ。これでラストもオチてなかったらほんとどうしようかと思った。いや、それはそれでネタになって面白いか。

 そんなわけでストーリーはクリアしましたが、このゲームにはもう一つの醍醐味・音ゲーパートがありますのでたっぷり余韻に浸りたいと思います。
 インターネットランキングモードなんてのもあり、それを覗いてみたところオイラとは段違いの点数を取っている方だらけで、世の中広いにゃあと思いました。

 それにしてもこのインターネットランキング、見たこともない楽曲がズラッと並んでると思ったら、なんか他のゲームとか初回特典とかでアペンドデータが配布されてるんだそうで。
 全く姑息な売り方をするもんですね。まぁ別にオイラはそこまで手を出したりしませんけd


「天罰!エンジェルラビィ」「Angelic Magic」のモモーイ曲がリストに!?


今、オイラの乙女心がものすごく揺れ動いています。
2004年10月2日(土)   炊いた肉
 昨日ゴキブリが出たんですが、散々格闘した後結局仕留められませんでした。蚊だったら毎晩二桁に迫る勢いで倒しまくってるんですが。つかそもそもそんだけ蚊が出る我が家をなんとかすれ。

 そんな感じで毎度お馴染みのっぽ ゴン太郎です。今日の日記はいつにもましてやる気ナッシングでーす。まだ今日書く事決めてません。えへへー。


 とりあえず今オイラの横手ではタイタニックが放映されているわけですが、今朝新聞のテレビ欄見て爆笑してました。なんだこの四時間ぶち抜きは。そしてちょっと目を横にずらすとTBSでも四時間ぶち抜き。なんなんだお前ら。

 文句をたれつつ今こうしてタイタニックを観ています。なんのことはない、オイラはタイタニックが嫌いではないのです。ぶっちゃけ好きの部類です。ていうか泣きました。ええ泣きましたとも。悪いか畜生。
 ちなみに泣いたのは一番最後のおばあちゃんの夢のシーンで、振り返るとパーティーで一緒に踊った女の子および渋い船長が見えるところです。なんだよ悪いか! いいじゃないか畜生!

 実はオイラがタイタニックを初めて観たのは、映画はテレビ放送で観るものと考えているオイラにとっては意外なことに公開後間もない頃でした。

 ちょうどオイラはその時大学のゼミの友達と二人で、おフランスはパリィに旅行へ行ったのです。ハイソでしょ。えへへ。店屋に入る度胸がなくて、スーパーで買い物した惣菜食ってました。えへへ。

 その行きの飛行機の中の、機内上映で放映されたのがこのタイタニックでした。
 おフランスといえばヨーロッパですから、日本から行こうとすると相当な時間がかかりますが、タイタニックは実に四時間に渡る大長編ですから時間つぶしにもちょうど良かった。
 当時まだ話題の渦中の映画が思いがけず観れたんですから、ほんとにラッキーだったと思います。これから異国の地に行こうと言う時に実に幸先良いことでした。

 ちなみに帰りの飛行機の機内上映は「卓球温泉」でした。すごい落差。まぁ普通はそんなもんです。
2004年10月3日(日)   きょうのにっき
 秋の空気が清々しい穏やかな日曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。我が家は電灯が割れておおわらわでした。のっぽ ゴン太郎です。
 オイラはその時風呂入ってたのでよくわからないんですけど、なんか電灯がチカチカしてたのでカバー外して触ってみたらガラスがボロボロに崩れ落ちたそうです。風呂から上がってきたら掃除機が部屋に鎮座ましましていました。


 さて今更ですが10月です。
 なんでも10月というのはホコリと静電気が友情パンチをハードディスクにお見舞いしてくださる季節なんだそうで、choirisさんのとこでもデータのバックアップを取るよう警鐘を鳴らしています。
 考えてみたらオイラも去年の半ばにバックアップを取ったっきりでしたので、まぁこの際だからと今日はバックアップ作業をしました。

 といってもまぁやることは単純なもので、オイラはSCSI接続の外付けHDDをバックアップ用とし、最小限のデータだけをそこにごっそりコピーしているのです。ちなみにこの外付けHDDは去年バックアップを取って以来一度も起動していません。本当にバックアップ用のHDDということです。

 まぁ貧乏人はちまちまとCD-RやDVD-Rに焼くと良いと思うよ。(はい敵増やしましたー)

 一段落ついたところで外は暗くなり始めましたので散髪へ。暗くなったと言ってもバックアップに時間がかかったわけではなくて単にオイラが起きたのが相変わらず昼だったせいなんですが。
 まぁそれは良いとしてばっさり刈って来ました。担当になった女の人の手つきが妙にエロっぽかったのがちょっと気になりました。首筋触られた時とかぞくっとした。顔を見たら違う意味でぞくっとした。

 散髪の帰りがけは本屋によって、もうさすがに出てるだろうああやっぱりあったあったはいこれお願いしまーす410円ですかそうですかえーっと500円玉がないな仕方ない1010円出しますねおつり600円はいどーもー、という感じで購入しました。「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」のコミックス。なんかもう毎年惰性で買ってる気がするわ。

 一応感想だけ書きますと、まぁ頭をおバカにして何も考えずに楽しむと面白いんじゃないかしら。映像になったらビジュアル面ではいい感じっぽくなりそうに思います。展開がかなり派手だし。
 以前「バトルロワイヤルはアメリカのB級映画みたいなもんだと考えればOK」的なことを書いたことがありますけど、最近のドラえもんもある意味そんな感じです。お兄ちゃんなんとなくわかってきたよ。アハハ。

 とりあえず、何が悪いかって地球の歴史を根本から覆すような設定が最大の問題な気がします。三億年前にワンニャン国文明があったーってどんな設定だよっつー話。
 あ、でも最後の方に出てきたのび太神の像は超笑った。スフィンクスみたいな体にのび太の顔がついてんの。怖いわ!
2004年10月4日(月)   ドラえもん考察
 昨日の日記で「ドラえもん のび太とワンニャン時空伝」に関しまして「歴史を変えすぎなんじゃホゲラホフ」という旨のことを書きましたところ、掲示板で「その設定は原作どおりですよヘロフホ」という旨のツッコミを頂き(HiNAさんありがとうございます)ました。

 これにより、見事にオイラが本作の前身となった「のら犬イチの国」を読んでいないことが露呈してしまったわけで、ドラえもニストを自称するオイラとしては恥ずかしさの余り穴があったら敵ロボットを埋めたいくらいです。(ロードランナー)


 しかし感想としてはごく自然に感じたことでありますので撤回する気もさらさらなく、むしろよく考えてみたら藤子・F・不二雄先生は地球の歴史を大幅に覆す話をかなり描いていたはずなのになぜ今回そんなに気になったのかということの方に興味をそそられます。ごまかしていません。ごまかしていません。ごまかしていません。

 前述の通りオイラは「のら犬イチの国」を読んでいませんが、頂いた情報では「イチたちの文明が築かれた」ことと「のび太神像が出てきた」というのが原作どおりなのだそうで、藤子先生の傾向から類推するに恐らくそれはオチに使われたと考えて間違いないでしょう。

 つまりこういう流れです。

・イチたちを3億年前に連れていく
 ↓
・現代に帰ってくる
 ↓
・ニュースで3億年前の遺跡が見つかったと報道される
 ↓
・そしてテレビにでかでかと映るのび太神像
 ↓
・ちゃんちゃん(終)

 ドラえもんの通常シリーズでは、割りとこういう「ものすごいこと」になるオチが多い。
 恐竜時代に行ってメガネを忘れてきた為にメガネをかけた恐竜の化石が発掘されたなんて話もありましたが、実際これが現実なら大発見というか考古学界に混乱をきたすこと必至です。

 それが笑い話で済んでいるのは、ひとえに通常のドラえもんがあくまでギャグ漫画であるからに相違ありません。
 これが「まんが日本の歴史」とかだったりしたらそりゃもう非難ゴーゴーものです。たかだか数十年前の歴史ですら問題になっているわけですし。


 で、ここからはオイラの勝手なイメージかも知れませんけど、大長編つまり映画のドラえもんってあれギャグ漫画じゃないと思うんですよね。立派なSFです。
 藤子・F・不二雄先生も大長編の舞台設定にはかなり頭を悩ましていたそうで、確か何かの作者コメントで「行けるところには全て行ってしまった」と書いていたのを読んだことがあります。

 実際大長編の世界を振り返ると、矛盾が起きない、現実の歴史と相反しない、しかもいろいろな知識も学ぶことができるという見事な世界設定になっていたと思います。
 例えばオイラは「のび太の恐竜」で昔大陸が繋がっていたことを学びましたし、「のび太の宇宙開拓史」ではワープの原理や重力についての知識に感心しました。「のび太の魔界大冒険」ではタイムパラドックスとパラレルワールドについて興味を覚え、「のび太の宇宙小戦争」で牛乳風呂の存在を知りました(だんだん怪しくなってきました)

 歴史の際どいところに迫ったと言う意味で突出しているのは「のび太と竜の騎士」でしょうか。
 考古学上大きな謎とされている恐竜絶滅の秘密についてもそうですが、「恐竜人類」に関しては「恐竜が絶滅せずに進化をしていったらどうなっていたか」という論旨で本当に研究されている分野であるだけに、ものすごい説得力でした。

 語り出したらキリがないのでその辺にしておきますが、要は大長編ドラえもんは別物だったってことです。ギャグ漫画の設定をそのままSFにしたらそりゃ違和感感じるでしょうよ。


 とここまで書いてたらなんとなく自分で考えが整理できましたよ。
 そうか。今までどおりのSFを期待するからしょぼしょぼに感じるんだ。うむ。これからのドラえもんは、原作のアレンジっぷりを楽しむものであると考えてみよう。わぁ。来年が楽しみになってきた。

 オイラ的には「ガラパ星から来た男」あたりの映画化を所望します。あれ、すっごい怖かったんだよぉ。
2004年10月5日(火)   消えててほんとにショックだったんだよ
 連日残業が続く毎日。
 常に世間の五歩後ろを行くオイラには珍しく、来年の年賀状はどうしようかなぁとかぼんやり考えてました。ていうかそもそも来年の干支は何だ。ええと。確か今年が猿だから。あー。そうか。鳥か。英語で言うとチキン。(加工されてる! 加工されてる!)


 さて今更ですが世間では韓国ドラマブームが取り沙汰されているようで、ペヨンジョンだかペヤングだか言う名前の俳優さんが大人気の模様。
 日本のCMにもちらちらと出演し、アルフィーの坂崎みたいな顔で微笑んでらっしゃいます。
 ところであの朗らかな笑顔を見ていると一発殴りたくなってくるのはオイラだけでしょうか。いや、好きとか嫌いとかじゃなく、ただなんとなく拳を誘うような顔。わかるかなこのニュアンス。

 一方ドラマ自体はというと、ちらっとしか見たことがありませんが吹き替えが浮いているのだけはわかりました。なんだろうこの違和感。顔が日本人ぽいのに吹き替えなのが悪いんだろうか。

 以前韓国ドラマの秘密について迫る番組を見かけたことがあるのですが、のほほんと見ていると「韓国ドラマの多くは昔の日本の映画・ドラマのパクリ」というかなり際どいちゅーか結構みんなそうだろうなぁと思ってた事実を検証したりしてて、日本のマスメディアも存外侮れぬのうホホホなどと一休さんの将軍様口調で感心したりしてました。

インタビュア「このドラマを覚えていますか?」
韓国の女優「ええ、私が出演した作品です」
インタビュア「実はこのドラマ、日本のこの映画にそっくりなんですが」

韓国の女優「あらまぁ本当。驚きました。これはいけないことですよね」

 ち。「日本の方がパクったニダ!」とかちょっと言ってほしかった。

 ただまぁそう考えると納得行く点もあって、オイラもなんとなーく古臭いなぁとかアマチュアぽいなぁとかそんな感想を持っていたんですが、古い日本のドラマを参考にしてた(婉曲表現)のなら当然かなぁと。
 そういやヨン様ヨン様騒いでるのもあらかたオバちゃんだったような気が。やはりその世代か。

 まぁ画家でも小説家でも最初は人の真似から始まるものですから、韓国もいつかオリジナリティを出せるように頑張るといいと思うのですよ。思うので、とりあえず仕事場の売店から消えたキムチマヨネーズおにぎりを復活させてください。お願いします。美味しかったんですあれ。
2004年10月6日(水)   テンパり気味
 昨日晩御飯を食べながらぼんやりテレビ見てたら、番組で川島なお美が半生を振り返っていました。
 でも、お笑い漫画道場で「だん吉・なお美のおまけコーナー!」と叫んでいた過去については一切触れられませんでした。とても悲しかったです。あの頃は輝いていたのに。最近は無理に上流階級ぶった痛い人にしか見えないよ。

なお美「恋って二等辺三角形だと思うんです。急角度で燃えあがった恋ほど急角度で冷める」
*「おおー、大人の恋って感じですね」

 オイラには少女漫画レベルにしか聞こえないんですが。恋愛についてくどくど語るとことか特に。

 そんな感じで今日も残業っつかちょっと今週は大変っぽい雰囲気でいやん。のっぽ ゴン太郎です。ここんとこ帰宅すると日付変わってます。

 さすがにここまで来ると日記を書く時間を取るのも辛い上に、仕事漬けでネタを拾う機会すら少なくなってしまいますが、それでも続けてる辺り既にオイラにとって日記は生活の一部と言うか日課と言うかライフワークと言うか中毒と言うかジャンキーと言うか強迫観念って言うか義務って言うか存在意義と言うかああもう何が何やら。

 睡眠不足もコツコツと溜まりつつあり、そろそろやばいかにゃーとか思っちゃいるんですが、まぁ人間案外丈夫に出来てるもんで、まぁ死なない程度に頑張りたい所存。

 そんなことを考えつつ今日帰りながら空を見上げましたところオリオン座が視界に入ってまいりまして、ああオリオン座が見える季節になったんだなぁとひしひし感じると共に、この無限に広がる大宇宙の中においてオイラの寝不足など瑣末な問題であるなぁと言う感慨を抱き、明日もいいお天気なんだろうなと考えますればほんわかした気持ちで今日と言う日を終えることができるのでした。ちなみに今週末はまた台風です。世界なんて滅びてしまえ。
2004年10月7日(木)   タイトル
 仕事ばっかりで日記に書くような出来事がありませんでしたので、今日は作品のタイトルについて考えてみました。


 小説映画漫画アニメドラマ問わず、作品という物にはタイトルがつけられます。
 タイトルをつけるのは大概の場合作者本人ですが、場合によっては出版社等の企業組織によってつけられることもあるようです。

 タイトルは作品そのものを端的に表す文言であり、作品の顔とも言える重要なファクターです。
 「となりのトトロ」は隣の森にトトロが住んでいることを表していますし、「魔女の宅急便」は魔女が宅急便する話であることがすぐわかります。
 「タッチ」なんかは和也の意思が達也に受け継がれたことを表していて、ストーリーを知った人間であればタイトルを見ただけで泣けてしまう秀逸なタイトルであると言えます。

 このタイトルセンスがもし悪ければ、例え作品がどんなに良いものだとしても見てみようかという気は無くすことでしょう。

 例えば「それいけ!アンパンマン」。
 元気に飛び回るアンパンマンの姿が目に浮かぶようですね。
 これが「恐怖!アンパン男」だったらどうでしょう。なんだか仮面ライダーのサブタイトルみたいでもありますし、列島犯罪24時の特集のようでもあります(アンパン、ね)。これは良くない。

 例えば「ダイ・ハード」。
 いかにもハラハラドキドキさせてくれそうですよね。
 これが「ジョンくんの大冒険」だったらどうでしょう。幼児がご近所で迷子になった程度の話にしか見えません。これも良くない。

 さらに「ジョーズ」が「サメ」ではただの動物番組になってしまいます。良くないねぇ。良くない。

 というわけで、タイトルの重要さが理解していただけたのではないかと思います。
 などと突然タイトルについて語り出したのも、実はちょっと気になる事がありまして。
 「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」というアニメ作品があるのですが、この最後の「て」の意味がわからなくて悶々としているのです。調べればわかるんでしょうけど、調べる時間がなかなかなくて疑問が疑問のままなのです。ああ気持ち悪い。調べる時間が欲しいな。


 あ、あと有名な話かもしれませんけど。
 外国の作品を邦題に直す時に妙な翻訳をされてしまうことは多々ありますが、映画にもなったビートルズの曲「A Hard Day's Night」には「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」という突拍子もない訳がついています。

 これは当時ユナイテッド映画の社員だった水野晴夫が別の短編映画「Beatles Come To Town」と間違えたからなんですってさ。やってくれるぜ晴夫。
 しかし、間違えたのはともかく、「ヤァ!ヤァ!ヤァ!」というタイトルセンスは一体何なんだ。今からそいつをこれからそいつを殴りに行くのか。
2004年10月8日(金)   台風来てますよ注意ですよ
 日本橋のアニメイト閉まるの早ぇよ!

 というわけで、AIR preludeをゲーマーズで予約してきました。
 さらにその勢いでついついCLANNADビジュアルファンブックまで買ってしまいました。うん、多分あれだ。今週一週間にいろいろ積もり積もった何かが暴発したんだ。そうに決まってる。うん。


 さてオイラが毎晩二桁に迫る数の蚊を叩き潰している間に台風22号がそこまで来てます。両方ともちょろちょろ近寄ってきてうっとおしいところ、去ったと思ってもまた次のがやってくるところ、暑いと元気になるところが似ています。

 しかしまー今年はほんと台風の多いこと多いこと。
 まるで偵察アリが作ったルートに添って行列を為す働きアリのようです。きっと探せば太平洋上に女王台風かなんかいますよ。んで台風の卵生むの。そしてフー子が生まれるの。「のび太とふしぎ風使い」はどう考えてもひどかったと思う人、挙手。ハーイ。

 それにしても、人間はやはり自然には勝てないのでしょうか。
 人間は台風におびえて自己防衛をするしかないのでしょうか。

 否。実は、偉大なる人間様は過去に台風を消した事があるのです。

 どうやったか。それはもちろん人類の英知の結晶、世界三大発明の一つである火薬、ノーベル賞で有名なノーベルさんが作ったダイナマイト、そして第二次世界大戦で大活躍(皮肉)した原爆と着実にステップアップし続けている技術、爆弾です。

 発生した台風に上空から飛行機で近づき、その目に爆弾を投下。爆風で吹き飛ばされた台風は、熱帯低気圧にまで勢力を弱めたそうです。
 すなわちそれは台風を消したと言うこと。さすが人間様です。伊達に電気屋テーマソングCDなんてバカげたもの作ったりしてません。つかこれほしー。サトームセンのテーマほしー。

 ざくっと話を戻しまして、そんな「爆弾で台風を吹っ飛ばした事がある」というネタをだいぶ前に「トリビアの泉」に送ったんですが、一向に採用される気配がありません。というか最近番組自体全然見られません。まだビビるの大木はひょいひょい満へぇ出してますか。そろそろトリビアのテーマがCD化されても良いんじゃないかと思ってるんですがまだですか。
2004年10月9日(土)   クラ本
 台風は関東圏で猛威を奮ったそうで。
 オイラも台風に備えてヘルメットとピコタンハンマーを用意していたのですが、関西圏は杞憂に終わったようです。何故ピコタンハンマーなのか自分でもよくわかりません。多分雰囲気です。

 というわけで皆様ご機嫌麗しゅう。昨日は累算25匹の蚊を虐殺したのっぽ ゴン太郎です。長年の修行によりモスキート・ハンターの技術を身に付けました。誰か冒険のパーティーを組む時はメンバーに入れてやってください。役に立ちますよ。(野宿する時とか)


 さて今日は最近買った本の整理とかしてたわけですが、CLANNADビジュアルファンブックのでかさに辟易しました。本棚に入らねぇー。

 そうそう、そのCLANNADビジュ…ええい面倒くさい、略してクラ本ですが、一応ざっと目を通しました。
 以下感想。

・なるほど、幻想世界の獣は「人間の作った物」を表しておったのか。
・なるほど、これが「影二つ」フルバージョンの歌詞か。
・なるほど、芽衣シナリオだけ明確な悪者がいたのはライターが外部の人だからか。
・なるほど、いたる絵は云々言われているけどラフ画を見る限り技術はあるな。
・なるほど、2500円出す価値なかったなこの本。

 二時創作的なイラストや小説なんて別に見たかないし、ゲーム内で使われてる画像なんてSusieで抜けるし、微細な情報のために2500円はちと高かったようか気がします。まぁゲーム自体が好きだから良いですけどね。それもまた人生。ああ川の流れのように。


 台風も去り、明日の大阪は無事晴れそうなのでちょっとお出かけしてきます。土産話は期待するな。所詮ゲーセンだ。
2004年10月10日(日)   DDR大会観戦
 日本人様はいつから古き良き情緒と言う物を忘れてしまったのか。
 10月10日と言えば昔は体育の日だったはずですが、必ず連休にしたいという日本人様の無粋な欲求のために今やハッピーマンデーにされてしまっています。ああなんてことでしょう。まぁとりあえず今年の10月10日は日曜だったからなんも変わらんけど。

 さて今日は関東にいるDDR仲間KKさんがDDRの大会に出場するため関西に出てきていると言う事で、急遽雁首揃えて見学に行ってきました。メンバーはもぐさん、hiro-cさん、ユウさん、そしてオイラ。
 手っ取り早く箇条書きで起こった出来事を列挙したいと思います。


・会場は茨木市なので、梅田から阪急電車で移動
・オイラの地図を頼りにぞろぞろと駅から歩く
もぐさん「…なぁ、俺ら、一体どこ行くの?」
オイラ「…もぐさんに何て伝えたの?」
hiro-cさん「えーと、"のっぽさんらと遊びに行く"と"9時15分に梅田集合"」
肝心な事何も伝えてないじゃん
・10時過ぎ、ゲーセンではちょうど大会が開会するところ
・KKさんと合流
・KKさんは台風から逃れるような形で電車で関西方面へ来たそうです。
ちなみに鈍行。(移動で丸一日潰れた)

・とりあえずここで、予備知識としてDDRのルールについて解説しときます。(詳しくはこちら)
・☆基本知識☆
・流れてくる矢印をタイミング良く踏むゲームです。
・譜面には難易度別に以下の4段階に分かれています
・(易)  (難)
・☆今回の重要知識☆
・いかにタイミング良く踏めたかによって判定が以下の5段階に分かれています。
・(良) PERFECTGREATGOODBADMISS (悪)
・一曲を最後までプレイすると、その曲の成績がアルファベットで示されます。
・全てPERFECTならAAA。一つでもGREAT以下が出るとAAAは取れません。
・AAAを取るには、この曲は少しだけ譜面がずれているので心持ち遅めに踏まねばならないとかリズムを取るために矢印がない時も空踏みするとかかなりの技術が必要です。
・他にもいろいろあるけど、今回はこれだけ覚えときゃ十分です。

・まずは一次予選
KKさん、いきなり激譜面でAAAを出してシード権獲得
吹いた。
・二次予選に出る必要がなくなったので、皆で近くのSATYへ昼ご飯
・フードコートでめいめい食事を買う
・KKさん→ケンタッキーフライドチキン(アメリカ)
・もぐさん→ピラフ(中国)
・hiro-cさん→カツ丼(日本)
・オイラ→石焼きビビンバ(韓国)
・ユウさん→カレーうどん(辛うじてインド)
五ヶ国制覇
・ゲーセンに戻る
・まだ二次予選中だったのでそれぞれ好き勝手に遊ぶ
ヒエヒエペン太でアイスを取って食べる
アンパンマンのポップコーン工場でポップコーンを買って食べる
食ってばっかしかオイラ
三味線ブラザーズの新しくなったバージョンがあった
・前作よりも弾き易くなってて良い感じです
・バスケットボールのストラックアウトがあった

   

・バスケットゴールが9つ並んでいると言うのは結構すごい光景だった

   

・そうこうしているうちに、KKさん準決勝へ
・準決勝は、条件付きでプレイしてポイントを獲得→3ポイント溜まったら勝ち抜けチャレンジという流れ
・条件は「PERFECT以外をいくつ以内」という数を自己申告し、それをクリアすればポイントゲット
・ただし申告数が少ない人順にプレイするので、多く申告するとその分チャンスが減るという仕組み
・KKさん、二番手で3ポイントを溜めて勝ち抜けチャレンジへ
ちなみにこの時、またAAA出して喝采を受けていました
・勝ち抜けチャレンジは楽譜面(曲はランダム)でAAAを取る事がクリア条件
ラスト3歩のところでGREATを出して失敗
・再び条件プレイでAAAを出し、驚嘆の声を受けつつ勝ち抜けチャレンジへ
・再び失敗
・もう2、3ターンはKKさんの出番がなさそうだったので、トラック狂走曲をちょっとだけプレイしてみた
何故か最後までクリアしてしまった
・戻ってみると、ちょうど誰かが勝ち抜けチャレンジに挑戦しているところ
・そして勝ちぬけた
・今のが決勝定員の二人目だったらしく、KKさんは準決勝敗退でした
・純粋な実力だけで言えば強力な優勝候補だったと思うんですが
・決勝もつつがなく進行して大会も終わり、DDR筐体が解放される
・ユウさんが用意していたEDIT譜面をプレイしてみることにした
途中で譜面が止まると言う有名なバグが発生してゲーム中断

・KKさんとはお別れし、オイラたちはゲーセンの向かいにあったかっぱ寿司で晩御飯
・なんかネタがめちゃくちゃ大きかった
・後で知ったことですが、なんか20%増量キャンペーン中だったんですってさ
・まつたけーまつたけー
・なんで向こう側を流れている時は4つあったいくらが、こっち側に来た時には1つもなくなってるんだよ!
・インタホンでいくらを注文。しばらく待てば、専用の注文皿に乗って流れてくるんだな。
店員「はい、いくらお待たせしましたー」 直接持ってくるのかよ!
・ナイナイの矢部っちが考案したコンビーフ食べてみました
微妙。
・そんなこんなで気がついたら12皿(+デザート)食ってました
・なんかオイラ今日食い過ぎだ。いかん、また太ってしまう。
シュウちゃん、私、成長している。(言うてる場合か)
・解散。帰りの電車の中で爆睡。

・そして今、寿司の食い過ぎですっごく喉乾いてます。
・最後にhiro-cさんにお礼を兼ねて私信。
つぼイノリオかよ!
2004年10月11日(月)   BJ(ビジネスジャンプにあらず)
 当サイトは漫画サイトであると、オイラは常々口を酸っぱくするために梅干を頬張りながら言っているわけですが梅干は嘘ですが、日記ばっかり更新しているとますます誤解が広がりそうというか何より自分が忘れそうなので、オイラは昼まで寝ながら考えました。夢の中で考えました。

 日記に漫画を混ぜちゃえ☆ ←結果


 というわけで皆様ご機嫌麗しゅう。のっぽ ゴン太郎です。昨日の疲れが抜けてないみたいです。やっべー。絶対体力落ちてるよオイラ。ダイエット兼ねて体力作りしたい。というかそんな時間がほしい。

 さて今日午後7時から「ブラックジャック」やってました。
 せっかくの休みだったので、ちょっと見てみることにしました。

 今日は初回スペシャルと言うことで二本立てになっており、一話目は船の中で事故が起こりイリオモテヤマネコ→赤ちゃん→代議士の順で手術して助ける話でした。
 自分を優先で助けろと駄々をこねる代議士がやりこめられるところ、一話目にしていきなりブラックジャックが代議士に訴えられて法廷に立たされるところ、美談に隠されてるけど結局何の変哲もない赤ちゃんの親から1000万円踏んだくったところなどが見所です。

 二話目は手術を終えたと思ったら点滴の針が折れて静脈に入ってしまい、摘出に失敗したと思っていたら「奇跡」の一言で解決してしまったという、ブラックジャック良いとこナシの話でした。
 「人の体を侮ってはならん」という老医師の言葉を思い出したりするのはどうでもいい。ええい、最初に要求した3000万円は結局巻き上げたのか。どうなんだ。

 オープニングテーマはJanne Da Arcの「月光花」。かっこいいタイトルですね。
 エンディングテーマは大塚愛の「黒毛和牛上塩タン焼680円」。なんだそのふざけたタイトルは。

 声優陣…と言ってもメインキャラは二人しかいませんが、ブラックジャックは大塚明夫、ピノコは水谷優子でした。ピノコの声優はほんとに難しいと思います。どんな設定がついたところであのキャラはありえない。驚くとアッチョンブリケと叫ぶ女、あなたの身の回りにいますか。漫画紙面上では違和感なかったんだろうか。原作読んでないから分かんないや。まぁとりあえず宇多田ヒカルでなくて良かった。

 そして監督を務めるのは、手塚治虫の息子である手塚眞氏なのだそうな。
 なるほど。なんかいろいろと納得した気分。局が日テレ系であるという事も含めて。

 総じて見た結論としては、なんたって日本を代表する漫画家手塚治虫先生の代表作の一つですし間違いはないと思います。思いますが、これがヒットするかと言われるとちょっと考えにくそうだなーというのが正直なところ。良くも悪くも安全圏走り過ぎなんですよね。声優はベテランで固めてるし。鉄腕アトムの二の舞になりそうな予感がひしひし。

 とりあえずメモリアル作品として頑張ってくださいって感じかなぁ。まぁとりあえず宇多田ヒカルでなくて良かった。
2004年10月12日(火)   BGM
 今朝出勤してメールチェックしたら、メールを35件受信しました。のっぽ ゴン太郎です。ちなみにウィルスとかじゃなくほんとに意味のあるメールです。


 さて、オイラが仕事している部屋は見事なまでに無機質な仕事部屋でありBGMは基本的にPCの駆動音という環境なんですが、一歩部屋から外に出ますとビル内にはオルゴールチックにアレンジされた音楽が流れています。

 まぁオイラの場合それを聴いても癒されるとかそんなことはありませんで、アレンジが単純な構成であるが故にMIDI編集ソフトの五線譜画面が脳内に現れて耳から入ってくる曲を1トラック毎に解析してしまうのです。

 ではこれがもっと最近のJ-POPぽい複雑に音が絡み合った曲が流れれば良いのかと言うと、これがまた今度は頭の中に上下左右向いた矢印が流れてきて脳内DDRシミュレーションが始まってしまい、しかも油断しているとついつい足まで動いてしまうという困った状態になってしまうのです。

 そんなわけで、毎日トイレへ立つ度にMIDIな譜面が脳内に展開されているのですが、それにしてもこのBGMが侮れない。この時期の風邪並みに侮れない。

 何が侮れないって、選曲の幅が広いのです。
 ある時はクラシック、ある時はビートルズ、ある時はモーニング娘。まさにジャンルレス、世代を超えた名曲大集合であらこんにちはです。

 先日もトイレに立ちましたところ、聞き覚えのある曲が流れてきました。
 ああ。これなんだったかなぁ。ええと。ああ思い出せない。こののんびりした長閑な曲調、絶対聴き覚えがあるのに。

 しかし人間様というのはよく出来たもので、メロディを聴くと自然に歌詞が紡ぎ出てきたりします。これはいわゆる「連想能力」というやつで、コンピュータにも真似をすることは難しい素晴らしい能力なのです。
 この時のオイラにもこの能力がいかんなく発揮され、BGMに合わせて歌詞を口ずさんでおりました。


♪まったーり まったーり まったーりなー
    急がずあせらず まいろーうかー



 おじゃる丸かよ!
2004年10月13日(水)   なければ
 いつも不味い不味いと訴えつづけている職場の弁当屋。今日の弁当に謎の揚げ物が入っていたので食べてみたら、カキフライでした。
 いくら不味いと言ってもまさか実害はないだろうなと戦々恐々ののっぽ ゴン太郎です。皆様ご機嫌麗しゅう。明日日記が更新されなかったら便器と愛を語らっていると思ってください。


 「相撲取り 相撲取らなきゃ ただのデブ」

 ――という有名なことわざがあります。ことわざではなかった気もします。
 実際のところ、相撲取りの体は綿密に作り上げられた戦いのための体型であり、食っちゃ寝を繰り返してただぶよぶよ太っているだけのデブとはデブが違うんですが、とりあえずそんなことは良いのです。
 今日はそんな感じのをいくつか考えてみました。あくまで「感じ」なので深く考えないで下さい。


 「ビルゲイツ 成功してなきゃ ただのコンピュータおたく」

 何事も結果が全てと言う事です。


 「ドラえもん 道具持たなきゃ ただのロボット」

 すかさず「ロボットな段階ですごいやん」と突っ込んでいただきたい。


 「長嶋茂雄 野球やらなきゃ ただのb

 ゲフンゲフン! あ゛ーあ゛ー、ん、ん゛ー!(なんとなく言っちゃいけないような気がして止めました)


 「野村忠弘 柔道やめても 多分やっていける」

 心からそう思います。


 「CHAGE&ASKA 頭文字取ったら HAGE(ハゲ)&SKA(スカ)」

 オイラが中学の頃のネタ。というか既に本題離れてるっつの。
 そんな感じで今日もバイナラー。もうなんか日記すらまともに書けなくなってきたよー。
2004年10月14日(木)   俳句
 今日仕事場で流れているBGMが見事「はにゅうの宿」「やさしさに包まれたなら」のスタジオジブリコンボをかましてくれました。のっぽ ゴン太郎です。皆様ご機嫌麗しゅう。


 詩。

 詩を詠むという習慣は世界中のあらゆる国に存在しています。
 文化も風習も全く違うにも関わらずこぞって詩を詠む人間が存在するというのは考えてみれば不思議な話であり、「言葉」をただのコミュニケーションツール以外に使うのは人間だけではないでしょうか。

 ネット上をちょっとググるだけでも数多くの詩人がサイト上に詩を載せていて、いろいろなステキワードが踊るように並んでいます。しかしオイラはどうも詩心を持ち合わせていないようで、ただの電波文に見えて仕方ないところがまことに残念です。

 さて、日本古来の詩の中で最も有名なものと言えぱやはり俳句でしょう。
 短歌の省略バージョンであり、松尾芭蕉が旅行しながら詠みまくったことで有名なあの俳句です。
 正直「松島や ああ松島や 松島や」は人をナメてるとしか思えないあの俳句です。

 他にも「古池や 蛙飛び込む 水の音」などは非常に有名な俳句で、これは海を渡った海外でも翻訳され「Full in care, car was to become me zoo note.」として知られています。大嘘ですが。

 俳句のルールをおさらい致しますと、音が五七五で成り立っていること、季語を含んでいること、ひんたぼ語で書かないことなどが挙げられます。特に最後のは重要で、「たけしの挑戦状」を知っている人でないと解読できません。

 そして今挙げた中の「季語」についてですが、これは季節を表す言葉となっています。
 例を挙げますと、「仔猫」は春、「夜の秋」は夏、「夜食」は秋、「鯛焼」は冬といった具合です。
 じゃあもし「夜の秋 夜食の鯛焼き 食う仔猫」などという俳句を作ったら季語は一体どれなんだという問題も多々ありますが、とりあえずそれは置いておいておきます。おくのです。

 言葉は時代と共に移り変わっていくものであります。
 ならば現代には現代の季語が合って然るべきではないかと思うのです。例えば。


 「紅白を 見ないと年が 終わらない」

 季語は紅白。紅白歌合戦で一年を締めくくることが体に染み付いた小市民の慣習を率直に詠んでみました。


 「CMで 広瀬香美の 曲を聴く」

 季語は広瀬香美。広瀬香美の歌がアルペンのCMソングとして流れてくるのを聴くとああ冬が来たんだなぁと実感する、そんな感慨を詠んだ句です。


 「CMに TUBE出てきて 夏を知る」

 上の句とは対照的に、今度はTUBEの活動により夏が来たんだなぁと実感するそんな感慨を詠んだ句です。「夏」と言う単語が入っていますが、季語としてはむしろ「TUBE」を推したい。


 「三日目に 異臭漂う 夏コミケ」

 季語は夏コミケ。行ったことはありませんが想像で。


 「愛ちゃんが 何か叫んだ アテネ五輪」

 季語はアテネ五輪。夏です。というか既に2004年限定です。


 「そしてまた 田代まさしが 逮捕され」

 忘れかけた頃、定期的に逮捕される田代まさしの悲哀について詠んだ句です。季語は田代まさし。季節はマーシーが逮捕される時期です。それ季節ちゃうやーん。(一応オチてる分昨日の日記よりはまだマシだと思うの)
2004年10月15日(金)   せきゅりてぃ
 うん。とりあえずね、みんな金曜になんでもかんでも詰め込み過ぎ。
 一斉に持ってきてどれも今日中というのはおかしいのやないかと思うの。あわや明日休日出勤の憂き目に遭うところでしたよ。全くもう。


 そんなオイラが今出向している仕事場はセキュリティに気を使っているらしく、作業部屋に入るには個人個人に支給されたカードキーが必要だったりします。
 トイレに行く時にこれを忘れてしまうとすっきりした後どっきりしてしまう羽目になるわけです。

 さらにこのカードキーシステムはコンピュータできちんと管理されているらしく、登録されている部屋の扉しか開けることが出来ません。確かに、いくら関係者だからって全く関係ないフロアにひょいひょい入れたのではセキュリティもヘッタクレもあったものではございませんからね。上手く出来ています。

 さて、先日のことです。
 仕事で、打ち合わせのためにオイラたちは打ち合わせルームのある階に移動しました。
 そこはみんな共通で使っているスペースで、扉はいつも開け放たれ、自由に出入りする事が出来るようになっています。なっているはずでした。

 ところが、いざ行ってみると扉が閉まっている。
 ちょっと朝早かったせいかもしれませんが、これは困った。
 試しに我々のカードキーを差し込んでみましたが、やはり登録外ということで扉を開ける事が出来ませんでした。むう。セキュリティが強固なのもちょっと困り者です。

 その時、ちょうど通りがかった心優しきおばさんが自分のカードキーで開けてくれました。
 我々は感謝の意を述べて中へと歩みを進め、恙無く打ち合わせをすることが出来たのです。


 ここで一句。


「いいのかな 掃除のおばちゃん フリーパス」

―のっぽ ゴン太郎