2004年9月1日(水)   オズの魔法使い
♪Somewhere over the rainbow Way up high
     There's a land that I heard of Once in a lullaby

                          「Over the Rainbow」 lylics : E.Y.Harburg


 竜巻で飛ばされたドロシーが、家に帰るためにオズの国を目指して歩いています。
 しばらく歩いていると、カカシに出会いました。

「オラ、脳みそが欲しいだ。オズの王様に会って脳みそをもらうだよ」
「そうなんだ。でも脳みそなんかあっても大変なだけだと思うけど」
「そんなことねぇ! おめぇら人間は脳みそあるからそんなことが言えるだ」
「だって重いよ?
「それくらい…」
「脳みそだけで何kgあるか知ってる?
 成人男性で約1.5kg。カカシさんの藁でできた体じゃ支えきれないわね。
 そもそも脳みそを働かせるには血液や酸素が必要よ。となると体も取り替えてもらわなくちゃ」

「…だ、だったらそうして…」
「頭も体も取り替えちゃうの? それ、カカシさんじゃなくなるよ?
「むむ…」
「そもそも脳みそって、物を考えたり体の動きを掌ったりする臓器でしょ。
 カカシさん、そんなのなくても今動いたりしゃべったりしてるじゃない

「…た、確かに…」
「体ごと取り換える労力払っても、メリットなんてないと思うんだけど」
「むう…」
「むしろ、そんなものなくても自由に動けているカカシさんの体って、脳みそのある人間よりもスゴイと思うわ」
「そ、そう?」
「うんうん。ほんとそう思う」
「そ、そうか。オラってすごいんだ。ありがとう。自信出てきた」

「うん、がんばって!」

 カカシと別れたドロシーが再び歩いていると、脇の草むらから一匹のライオンが飛び出してきました。

「お、おれもオズの国に行くぞ。行って勇気をもらうんだ」
「勇気?」
「うん。おれ、ライオンのくせに気が小さくて、いつも仲間に馬鹿にされてるから」
「そう。ライオンの世界も大変なのね。でも、それって何の解決にもなっていなくない?」
「ど、どういう意味だ?」
「うーん、そもそも抽象的なものだから表現し辛いんだけど、例えば本当にオズの王様に会って勇気をもらうとするわよね。でもそれ、あなたの勇気じゃないでしょ?
「え?」
「オズの王様からもらった勇気なんでしょ?」
「う? うーん、まぁそうかな」
「それで仲間に馬鹿にされなくなる?」
「う…」
「結局、オズの王様に助けてもらわないと勇気を出せないライオンってことなんじゃないの?」
「うう…」
「そもそも、そんなことを他人に頼ろうっていう発想自体間違ってると思うんだけど」
「だ…だって…だって…」
「…ねぇ、ライオンさん」
「ん?」
「ライオンさん、一時だけでも本気でオズの国に行こうって決心したんだよね?」
「え…う、うん」
「大変な旅になるとか、思わなかった?」
「そ、そりゃ思ったけど…で、でも、勇気がもらえるなら、どんな困難でも立ち向かう覚悟はあるさ!」
「…そっか。ふふ」
「な、なんだよ」
「それってさ、勇気だよね?」
「え?」
「どんな困難でも立ち向かう覚悟をしたんでしょ? それってさ、すごい勇気だと思わない?」
「あ…」
「ライオンさん、もう勇気持ってるんだよ。ね?」
「そうか…そうなんだ。おれもやればできるんだ。なんか自信出てきたぞ」

「うん、がんばって!」

 さらにドロシーが歩いていると、ブリキのきこりが現れました。

「ぼくはブリキだ。ブリキには心がない。心が欲しい。ぼくもオズの国へ行くぞ」
「そうなんだ。でも心って何?
「知らないよ。ぼくにはないもん」
「あら、私もわからないわよ?」
「えっ。人間なのに?」
「うん。きっとそれだけ奥が深いものなのね」
「へえ、ますます欲しくなってきたぞ」
「うーん、そんなに欲しい?」
「ああ、欲しいさ」
「欲しいっていう気持ちは心じゃないの?」
「え?」
「それも心の一つだと思うけどなぁ」
「そ、そうなの?」
「うん。ブリキさん、もう持ってるんじゃない? 心」
「だ、だってぼくはブリキ…」
「ブリキに心がないなんて誰が決めたの?」
「え…そ、それは…」
「人間でもわからないものなのに、ブリキさんにないなんて言い切れないよ」
「そう…なのかな」
「うん。もう一度自分を見つめ直してみると良いんじゃないかな。
 きっとブリキさんの心がいっぱい見つかるよ」

「そうか…うん、わかった。がんばってみる」

「うん、がんばって!」

 そして一人でオズの国まで行ったドロシーは、多勢に無勢で悪い魔女にやられてしまいましたとさ。めでたしめでたし。以上昨日の日記のオチをオズの魔法使いにしてからぼんやりと考えた駄ネタでした。みんなも自分の意思をちゃんと持って、他人の口先三寸には騙されないようにしようね。



☆おまけ もしドロシーがアンパンマンだったら

「オラ、脳みそが欲しいんだ」
「じゃあ、ぼくの脳みそを食べなよ!」

そしてバイオハザード。
2004年9月2日(木)   すいこ?
 今日はジャパネットたかたの電子辞書のCMをパロろうかとか考えてたんですが、残業がひどくてそんな時間もありませんので諦めました。「かっぱの川流れと言うのは楽しく遊ぶ事ではありません」ってやつね。今考えてみたら、あの独特のトーンを文字で表すのは無理だと思った。

 そんなわけで今日の日記どうしようかなぁと思ってたら、心優しい方がいいネタをメールで送ってくれました!


件名 急ですが、15出しますので契約しませんか?

突然のメールで申し訳ございません。率直に言わせていただけば既婚者である私と割り切った関係を持って頂けませんか?
代価として月に15万円前後のサポートをお約束します。
難しい事は言いません。月最低二回以上会って頂ければ問題ありません。2人の時に恋人のように接して頂ければ結構です。
貴方の時間を少し拘束してしまうので金銭が発生するのも致し方ないと考えています。 上記を踏まえた上で契約関係になってはいただけませんか?興味を頂ける内容だと思います。貴方さえお手すきでしたら明日にでも会ってみたいと思っている次第です。場所はご指定ください、重ねてどこにお住まいかもお願いします。

-- 橘 翠子


 このメールを受け取ったオイラがまずしたことはなんでしょう。
 削除。ヘッダの解析。違います。正解はこれです。ググった

 予想通り700件以上引っかかりました。みんな晒すの好きね。
 というわけで、このままもしメールを返信したりすると3通目で素敵な出逢い系サイトへご招待していただけるようです。ところで「翠子」ってなんて読むんですか。
2004年9月3日(金)   エレベーター
 エレベーター。
 言わずと知れた箱型移動機。
 アルファベットで書くとElevator。中国語で書くと電梯。

 このエレベーターなる機械、各社揃って改良が加えられどんどん賢くなっているのに、まだまだ非常に扱いの難しい機械です。使用するのに資格が必要なのではないかと時々思います。

 まず問題とすべきはその名前です。
 エレベーター。これは、エスカレーターと非常に混同しやすい。
 どちらも上下の階に移動する機械でありますし、何より「エ」で始まり「〜ェター」で終わるという語呂的な共通点は大きいでしょう。
 階段がエスカレーター、箱型がエレベーターです。間違えないようにしましょう。万一話の流れでうっかり「昨日このエレベーター止まっててさぁ。仕方ないからエレベーターの上を歩いて二階まで上がったんだよ」とでも口走ったら大変な事になります。お前はブルース・ウィリスかという話になります。

 次に難しいのは「開く」ボタンと「閉じる」ボタンです。
 仕事場のエレベーターはこれが下のような記号で表してあるのですが、正直一瞬見間違えそうになります。
    
 かと言って「開」「閉」と書けば良いかというとそうでもなく、その場合両方とも「門」を部首に持つそっくりな漢字ですからこれまたややこしい。「OPEN」「CLOSE」では日本人に馴染み薄いから瞬間的に判断できない。難しいところです。

 さらに、エレベーターの中は密閉空間です。
 見知らぬ人と狭い密閉空間に閉じ込められた状態で、一体どのような所作を取れば良いと言うのでしょうか。早く目的の階につけとばかりに電光表示板を全員で凝視するような、そんな気まずい雰囲気になるのは必然と言えましょう。そしてそんな時に限って途中の階で止まるんです。しかもドアが開いても誰もいないんです。

 さらにさらに、そんな緊迫した密閉空間という場に置かれると、人間はしばしば放屁の誘惑に駆られます。平たく言えばオナラぷぅというやつです。
 あな恐ろしや。音を出してしまえばあなたは一躍屁こき太郎乃至は屁こき姫に、よしんば音を消す事に成功したとしてもその場にいる人間の間で疑惑の渦が巻き起こってしまうのです。大変です。金田一的に言うと「犯人はこの中にいる!」です。金田一に言わなくても分かってます。

 それから時々、急いでいるのかエレベーター待ちの時にボタンを連打した上車椅子の人用ボタンまで押す人がいるじゃないですか。すっごいツッコミたい。それ逆効果だぞと。車椅子の人は健常者よりも乗り降りに時間がかかるので、車椅子の人用ボタンを押すと扉の閉まるスピードとかが少し遅くなるんだぞと。

 というわけで、エレベーターはまだまだ改良の余地があるということです。開発各社には是非頑張っていただきたく。あと、オイラ的にはエレベーターの天井から上へ上がってみたい。ブルース・ウィリスになってみたい。
2004年9月4日(土)   たまにはそんな日も
 「彼氏いますか」「いません」「ぼくじゃだめですか」「ごめんなさい」
 セクハラー。セクハラー。だけど飄々と受け流す愛ちゃん萌えー。


 というわけで、今日はお出かけしてきました。
 最初はれっきとした目的があったはずなんですけど、なんか結果的にはちょっと不本意な感じに。まとめると、想定していた予定はほとんど遂行できずに衝動買い的な買い物だけしたってとこでしょーか。

 まず、梅田でCD借りました。これは良いの。「火曜サスペンス主題歌集」とか「マルサの女」とか借りれたから良いの。

 その後、今日の目的の一つであるPC関係の本を見に行きました。
 とゆーのも、一台家庭用サーバマシンを組みたいのです。そいつを仲介して複数のマシンをネットに繋げる環境を作りたいのです。で、どうせならFreeBSDあたりを使用してUNIXマシンにしたいのです。

 というわけで、「FreeBSDで家庭内LANを組んでネットに繋げる方法」を書いた本を旭屋書店にまで探しに来たわけですが、うん、今日記のために目的をまとめてみたらものすごく贅沢だって事が良くわかったよ。

 まぁ何事も段階を踏むべきであると痛感したので、とりあえずWindowsマシンで家庭内LANを組むところからスタートしたいと思いつつ眺めた棚には、「もえたん」以来増殖した数々の萌え系解説本が並んでいました。

「解析魔法少女美咲」(クラック入門書)   「同人用語辞典」「アキバ系電脳街の歩き方」

「これからはじめるPC自作きょうかしょ」「萌える法律読本」

 なんか最後の方に「萌える法律読本」というどう考えてもコンピュータ関係の棚にはありえない物が混ざっていますが、うん、まぁ気にするな。気にするとハゲるぞ。

 その後日本橋に移動してブラブラしつつディスクピアへ。
 確か今日はモモーイが6Fイベントフロアでトークライブをやると壁の広告に書いてあったはずです。まぁせっかくだから、ね。うん。見に行ってみるのも良いんじゃないかと。うん。ほらほら、このチラシですよこのチラシ。

 
 ね、ほら、10月3日17時からって10月ーー!?

 …豪快に勘違いしてました。
 しかもCD買った人に整理券が配られるとも書いてあります。えへへ☆と可愛くウィンクしながらぺろりと舌を出しコツンと頭を小突くのっぽ ゴン太郎です。皆様ごきげんよう。今になって挨拶してないの思い出したよ。

 というわけでその後中古ゲーム屋を回って、気付いたら合計一万円以上散財してました。今ものすごい後悔してます。オイラのバカバカ。店頭デモでスーファミのマリオカートなんかやってる場合じゃないっつーの。150ccでキノコカップとフラワーカップを制覇してる場合じゃないっつーの。

◇買ったもの◇
・Dance Dance Revolution 3rdMIX(PS)
・Dance Dance Revolution 4thMIX(PS)
・Dance Dance Revolution Disney's Rave(PS)
・海腹川背(SFC)
・魔導物語A〜ドキドキバケーション〜(ゲームギア)


 というわけで、なんだか今日ってどういう日だったんだろうと遠い目をしつつ電車に乗ってたら何故かネコミミをつけた女子小学生姉妹を見かけたのでああこういう日だったのかと納得しました。明日は大人しく家でちまちま作業しときます。

2004年9月5日(日)   揺れる乙女心(実際に揺れたのは地面だけ)
 家族揃って「さんまのスーパーからくりTV」を観ながら晩御飯を突付いておりますと、家がみしみしと音を立て、電灯がぶらんぶらん揺れ、不安定に置いてあった紙束がバサバサと落下しました。

 わあ。地震だ。(棒読みで)

 面白いもので、こういう局面に合うと人間よくわからないことを心配したりしますね。その時オイラは、このまま家が崩れ落ちたら片付けんのめんどいなぁとか考えてました。もっと心配する事あるだろうがオイラよオイラよオイラよ。
 まぁ結局我が家は大した被害もありませんでしたのでひと安心です。和歌山とか三重とかの知り合いがちょっと心配ですけど。だいじょーぶでしたー?

 それにしても、世の中すごいですね。
 地震が収まってからほんの1、2分でもうテレビに速報流れてました。速ぇー。「速報」にも程があるだろってくらい速ぇー。きっと気象庁のなまずさんが高性能なんでしょう。

 さらにその5分後には、もう津波が何時何分ごろこの辺に来ますとかまでわかっている始末。
 人間様ってすごい。そりゃ、かくれんぼを見ていた熊の子が「にんげんっていいな」と呟くはずです。でんでんでんぐりかえってばいばいばい、です。お尻を出した子露出狂、です。なんか間違えましたこと言いましたかオイラ。


 そんな感じでまた一週間が始まりますががんばっていきましょー。おー。(やる気なさそうな顔で)
 本日の日記は火サスオープニングの「ちゃっちゃっちゃーん、ちゃっちゃっちゃーん」てやつを聴きながらお送りいたしました。のっぽ ゴン太郎でした。関係ないけど、お米ちゃんとこでやってる服装募集企画、案の定現在の一位が「ヌード」なので笑った。えっちなのはいけないとおもいます!
2004年9月6日(月)   ドラ
 というわけで昨日の夜中も地震があったわけですが、オイラはその時PCに向かってMSNで会話中。
 突如来たグラグラ感にすかさず「地震キターーー(゚∀゚)ーーー」と打とうとしましたが、顔文字まで入れる余裕がなかったのが悔やまれます。というかマグニチュードだけなら既に阪神大震災を超える規模だったちゅーのに何を悠長な事しとるのだオイラ。


 昨日の話なんですが、昼に起きたもんでご飯が朝昼兼用になったんですね。
 で、母がハーフサイズのラーメンを出してくれたんですよ。量だけじゃなく丼までハーフサイズで。

 そのハーフサイズの丼ですが、よく見るとなんとも懐かしい、オイラが昔小さい頃に使っていたものだったのです。
 十数年の時を経た邂逅。精神的なタイムスリップ。オイラの秘められた過去が走馬灯のように思い出されます。そうそう、「8時だヨ!全員集合」見ながらご飯食べてて、よく箸が止まってるって怒られたなぁ。怒られてるけどテレビからドリフのコントが流れて来るんだよなぁ。あれは辛かった。笑い堪えるのが。

 話を戻しまして、その丼、まぁ子供向けですから、壁面に絵の描かれたいわゆるキャラクター商品だったりするんですよ。
 食べていくとだんだん水面が下がって絵が見えてくる、みたいな?
 そんな食欲を推進する効果もあったりなかったりするんでしょうね。うん。

 そして描かれているキャラクターと言うのが、今やもう国民的アニメとなった、ドラ焼き大好きでネズミが大嫌い、ポケットの中に地球破壊爆弾を忍ばせ、今日も着々と航時法を違反して歴史を変えつづける、あの青い猫型ロボット!




ドラえもん?とのび太?


 誰。





ドラえもん?とドラミちゃん?



 だから誰。
2004年9月7日(火)   台風所感
 またも台風でさっさと帰らされたにょ。

 はいはいはい。
 そういうわけで皆様おいーっす。のっぽ ゴン太郎です。夕方から日記書いてます。全く関係ないけどビッグコミックスピリッツ連載中の「女神の赤い舌」にちょっとワクワクしてます。現在の展開は、主人公の大道芸人がチンギスハーンを殴ったとこ。どうだ、どんな話か全然想像できまい。わははは。


 まぁそれはともかく台風18号が猛威を振るっているわけです。せめて尿意を振るっていないだけマシだとでも考えるしかないですね。ここまで来ると。
 これが人造人間18号であれば後にクリリンと結婚してマロンちゃんを出産するところですが、生憎台風18号ですのでどだい無理な話であり、クリリンも似合わない髪の毛やヒゲを生やすことはないでしょう。残念な事です。

 そんなタイフーンの中を家まで帰ってきたのですが、雨こそ当たらなかったものの風がすごかった。
 空を仰ぎ見れば物凄い勢いで雲が流れており、あたかもビデオの早回しを見ているかのようでした。さすが「台風」と言うだけあります。そのまま自転車ごと飛ばされて擬似ET体験をするかと思いました。エリオット。ET、おうち、かえる。

 雲の流れを見るとちょうど南方向から流れてきており、台風というのはアホなのか左巻きですから、自分のいる現在地から見ておよそ真西に台風本体がいると考えられます。ていうかそんな回りくどいこと考えなくてもニュースがそう言ってました。無駄な思考は人間の醍醐味です。

 そんな暴風吹きすさぶ中自転車を走らせていると、予想外の弊害がある事に気付きました。
 ホコリです。風で巻き上げられた砂塵が風の勢いに乗ってオイラの疲れがちな目を攻撃してきやがるのです。小癪です。

 しかし人間様と言うのはきちんと体にそういうものを防護する仕組みを携えております。
 いわゆる「まぶた」という器官です。魚どもはそんな器官を持っていませんから、これは人間様に与えられた非常に優れた機構と言えるでしょう。水の中に住む魚にまぶたは不用とかそういうことは言わないように。エンドレスで「おさかな天国」聴かすよ。

 そんな人間様の特権を利用致しまして、オイラは目を細め、口の中に砂塵が飛び込まないよう口を真一文字に引き締め、狭くなった視界を補うようにやや顔を上に向けて自転車を走らせました。イメージは五木ひろしの物真似です。そんなことを考えながら走ってたら、ついつい五木ひろしの曲を口ずさんでしまいました。♪横浜、たそがれ、ベルトコンベアー。


 まぁそんなわけで、なんか台風19号も控えているらしいですからホント皆さん今後もじゅうぶん気象の動向に注意致しましょう。のっぽ ゴン太郎でした。そういえば帰りがけ、黒プリキュアの恰好した女児を見かけたよ。
2004年9月8日(水)   殺伐とした惨劇に小さな光を
 本日、仕事場の同僚が野球観戦のため定時で退社しました。
 昨日までは台風、そしてもうすぐストライキというこの微妙な時期に、ちゃんと試合があって見に行けたというのはある意味見事と言わざるを得ません。

 それにしてもプロ野球界はまだ合併話でぐだぐだしてたんですね。
 あんまり興味ないのでほとんど情報をスルーしてましたけど、選手会側は経営陣が歩み寄れるような案をちゃんと出してるのかしら。「合併反対!」だけではどうにもならん問題ですもんね。

 オイラ的には、年俸何億とかいう選手の給料をスコーンとカットしたら良いと思うの。所詮宣伝効果だけの仕事なのに金もらいすぎだと思うんですが。暴言ですかこれ。

 そういうわけで今日も残業でした。のっぽ ゴン太郎です皆様ごきげんよう。どっかのアナウンサーがストライキのことをうっかり「ストライク」と言い間違えたらしいですよ。プロ野球だけに。


 さて、今やニュース番組は台風と地震とプロ野球のストとロシアの事件で持ちきりなわけですが、いやほんとロシアひどいことになりましたね。テロ事件なんかでアメリカに対抗しなくても良いのに。もしかしてオイラ、今ものすごくヤバイこと言ってますか。

 しかしよく知らんのですがこの事件、結局何がどうなってるんでしょう。
 ニュースを見逃しているだけなのかもしれませんが、オイラが把握しているのはこんな感じです。

1. 武装勢力が入学式最中の学校を占拠
   ↓
2. 体育館に、子供を含む大勢の人が拘束される
   ↓
3. ????
   ↓
4. いっぱい人が死んで、遺族が嘆き哀しむ映像


 肝心なところがわかんないんですけど。
 テロリストが撃ち殺したのか、爆弾が爆発したのか、警察が突入した際に犠牲になったのか。誰か教えてください。テレビのニュースでは号泣してる人しか出てこないんです。

 情報を少しでも得ようと、普段テレビ欄と四コマ漫画しか見ない新聞の一面記事を読んでみました。それにしても毎日新聞夕刊の四コマ「うちの場合は」は面白い。朝刊の「サラリ君」とえらい違いです。ごめん話逸れた。

 さてロシアの事件ですが、ビデオが見つかったとかなんかでそこそこ詳しい事が分かったらしく、体育館のどこに爆発物を取りつけたとかいうのが図説で載っていました。

爆発物とみられる装置を設置する犯人の図

 恐ろしい事です。体育館にこんなに爆弾が張り巡らされて。犯人は自爆テロでもするつもりだったんでしょうか。自殺と殺人は、一般的な宗教ならどこの教義でも罪のはずなんですけど。ああ恐ろしい。恐ろしいのに。

犯人くん

 ちょっとかわいい。
2004年9月9日(木)   じぇんだーふりー
 今日は9月9日だから救急がキュウキュウして九九で9級ゲットな日ですよ皆様ごきげんよう。のっぽ ゴン太郎です。最近よく「ごきげんよう」を使いますけど、決してマリみてではなく小堺一機の方であることをここに宣言します。何が出るかな。

 てなわけで今日も今日とて残業三昧。
 日記の方は推敲もせずにダラダラと書き殴ることになってしまうわけです。おかげでモニタはボコボコです。嘘です。殴ってはいません。


 そういえば、電車で「女性専用車両」ってありますよね。
 オイラが通勤に使っている電車は朝のラッシュ時だけその制度が適用されてたはずなんですが、なんかオイラの知らない間に平日終日になっていました。いつの間に。

 平日終日ってことはつまり、月曜から金曜までは丸一日女性専用車両になってしまうということじゃないですか。えええー。不便だー。ぶーぶー。

 降りたい駅の階段がまさに女性専用車両のところにあったら、わざわざ離れた車両に乗りこんでホームを無駄に歩かねばならないじゃないですか。
 走行中に車両を移動したくても、女性専用車両が壁になって進めなくなります。
 駆け込み乗車しようとした車両が女性専用車両だったら、遅刻決定ですよ。

 もっと言わせてもらえば、女性専用車両に入れなくてあぶれた乗客はみんな他の車両に移るのです。
 つまりそれだけ周囲のギュウギュウ度が増すじゃないですか。女性専用車両に余裕あっても。

 それがこれまでは朝だけでしたけど、これからは丸一日ですってよ。なんてことだ。
 まぁ確かに世の中痴漢が多いので、女性にとって電車は脅威でありましょう。
 杖突いたおばあちゃんや100歩譲っても御免被りたいおばちゃんが乗っているのはご愛嬌としても、女性専用車両の存在は致し方ないかもしれません。

 ですが、それでは不平等です。男女差別です。
 ここはひとつ、男性専用車両も設けてはいかがでしょうか。うわぁ、すっごいむさ苦しそう。超却下。
2004年9月10日(金)   実家を継ぐんだって
 仕事場の弁当屋さんに話しかけられた時、オイラの名前をサラリと口走ったので驚愕したのっぽ ゴン太郎です。
 まさか常連客を把握しているのか。やるなおばちゃん。そう感心するオイラの首には名札がかかっていました。皆様ごきげんよう。まぁ世の中そんなもんです。


 今日は同期が会社を辞めると言う事で送別会が執り行われました。ちゃんこ鍋でした。
 総勢20人を超える規模となり、久しぶりに会う人から全然知らない人まで列席しての宴会でした。それにしてもうちの同期は辞める人多いよなぁ。

 主賓であるその同期の彼はみんなにいろいろ弄られていました。
 「みんなからの気持ちと言う事で、これを記念品として贈呈します」(差し出されるウ○コキーホルダー)
 「要りません!」(上司に投げつけられるウ○コキーホルダー)

 まぁそんな感じで帰るのも遅くなったので、今日は寝るですよ。帰りの電車の中でマジ寝するくらい睡眠不足ですよ。おやすみなさい。
 あ、これ、店にあったコースターの写真。



「ちゃんこなべ 一字ぬければ 妙な鍋」


 なんですか。今日の宴会は下ネタばっかりですか。ほんとにもう。おやすみなさい。
2004年9月11日(土)   父と日本橋行ったよ(これが本題)
 裸オーバーオールで3〜4才の姉弟が追いかけっこしてるのを見かけて、うらやましいかと言われた。
                                           ( kosatsu:9/11日記 )

 旦那…旦那は「子供好き」の真髄をわかっていませんな。やれやれ。ふう。これだから素人は困ります。(肩をすくめながら)
 よろしい。順番に論破して差し上げよう。

 まず「裸オーバーオール」というこの話一番の要とされているところですが、それは裸オーバーオールのどういう点に萌えたのか、そこが重要です。
 具体的には、中にシャツを着ていたらダメになるのか。それを考えていただきたい。もしダメになるというのなら、それはロリ/ショタに1ポイントであると断言しておこう。

 ちなみにオイラはシャツを着ていても萌えます。むしろ着ていた方が萌えます。この定理はドラマ「家なき子」の相沢すず(安達祐実)にて確定されました。オイラの中で安達祐実はあれから年を取っていません。

 続いて「3〜4才の姉弟」という点。
 確かにこの年頃は可愛い盛りでしょう。姉と弟という取り合わせもかなりイカしています。これが可愛いと言うことに関しては全く異論ありません。本屋で追いかけっこという点には親、注意しろよと思いましたけど。

 そして最後に「うらやましいか」という点。
 子供好きは、その場にいる子供全てが愛でる対象です。これこれこういう子供を可愛がりたいと言う条件がつくのは真の子供好きではありません。
 すなわち「うらやましい」という感情は存在しないのです。

 くどくどと解説致しましたが、要点をまとめましょう。

 裸オーバーオールとか3〜4才とか姉弟とか全く関係なく子供は可愛いんだよ!


 ――と前置きも済んだところで、皆様ごきげんよう。のっぽ ゴン太郎です。前置き長っ!
 今日は父が「自分も家でネット繋ぎたい! なんとかすれ!」と突然言い出したので、急遽日本橋まで出向いてISDNルータ探しに行って来ました。うん、うちまだISDNよ。理由? NTTへの嫌がらせ。
 えーと、前置きがすっかり長くなったのでさっさと書いて終わりますね。結論、もう手頃なのはどこにも売ってなかったのでラーメン食ってゲーセン行って帰ってきました。あと、某PCパーツショップは店内に流す曲もうちょっと考えれと思った。演歌て。しかもマルシアて。以上日記終わり。
2004年9月12日(日)   銀河系から届く甘い電波
 咲人さんとこ「うちに空メールが来たんですけど」という内容のいたずらメールが来たらしいんですが(9/12日記)、ほぼ同じ内容のものがだいぶ前にオイラのとこにも来たのです。
 これがググっても引っかからなかったので、イタズラなのか真性なのか断定しづらく。
 まぁ多少時間と気持ちに余裕がありましたので、ちょっと酔狂で30行に渡る本気返信をしてあげました。どうせ捨てアドだし。多分受け取った人はイタズラでも真性でも引くと思います。

 というわけで皆様ごきげんよう。
 昨日買えなかったISDNルータは無事ヤフオクで落としましたのっぽ ゴン太郎です。これでまたしばらくNTTに嫌がらせできます。

 さて今日は昼に起きて、妙に蒸し暑い気候に辟易しながらパソコン弄って一日過ごしました。
 ちょっと雨は降ったんですけどね。降る前より暑くなるとはどういう了見だ。憎々しげにオイラは空を見上げるのであった。ごめん、嘘。今日は一歩も家出てない。

 そんな感じで超不健康なまでにキーボードをカタカタさせつつ、最近は鬼のようにモモーイの曲を聴きまくっています。いい加減脳みそがトびそうです。
 つか最近桃井すごいっすね。今月だけで、

・みいたんの魔法でポン!!
・ぽぽたん
・こたえ
・い・ん・て・りMOUSE -Optical Mix-
・Anonymous…MOUSE!!
・がんばれ、たまちゃん!!
・Magi-Cu!!
・POPOTAN KISS
・ラブスレイブ
・Angelic Magic

―の10曲がカラオケ(HyperJoy)に入ったらしいよ。見習えお前ら。何をかと言われても困るが。
2004年9月13日(月)   トロリン最高
「ニュースです。
 今日未明、××市の路上で男性の遺体が発見されました。
 死亡したのは××市に住む32歳の会社員・阿井宇江男さんで、
 警察の話によりますと、当時は人通りが少ない為目撃者もおらず、
 二ヶ月前から殺害の機会を窺っていたこともまだバレておりません

「お前が犯人かよ!」

 そんな感じでおはこんばんちは。のっぽ ゴン太郎です。
 電車の中で上記のネタを思いついたので、こないだ初めてそんな機能があることに気づいた携帯電話のメモ機能に登録してみました。やっぱり使いにくかったです。そもそもあんなインターフェースで文字入力させようっていうのが無茶なんだよ!(逆ギレ)

 というわけで、これからもばんばんメモ帳+シャーペンでアナログな生活を送っていきたいと思います。
 ちなみにこのメモ帳にはどんなことが書いてあるのか抜粋致しますと、

・うまい棒
・バーチャルボーイ
・すぎやまこういち

 三題噺かと言うような組み合わせで謎の単語が踊っているのでした。何故すぎやまこういち。

 話を戻しまして、上記のネタのような形式と言いますか、なんでもない話をしているようで最後にどんでん返しという展開はオイラも大好きなのですが、昨日の「さんまのスーパーからくりTV」での西村知美の発言には恐れ入りました。
 西村知美、ショートコントのようなことを素で言うからすごい。トロリンに脱帽。
 VTRにヘビが出てきたのを受けて、スタジオでヘビに関するトークが始まったのです。

さんま 「ナベ、ヘビどう?」
渡辺正行「あー、僕ヘビだめです」
さんま 「僕もなんですよー。知美ちゃん、ヘビ大丈夫?」
西村知美「あ、ええ、もう普通に」
さんま 「そうなんや」

西村知美「はい、普通に食べられます

 既にそんな次元の話。
2004年9月14日(火)   考え中
 仕事場のトイレの個室に入ったら、隣の個室からいびきが聞こえてきました。のっぽ ゴン太郎です。オイラも用を足しながら多少睡眠不足を補うことはありますが、いびきはアカンやろさすがに。しかもいびきでかいし。大きいのはアレだけで十分だっちゅー話ですよ。やっぱ男ならアレは大きくありたい物ですよね。

 もちろんオイラが言っているのは人としての器のことですが、それにつけてももうすぐ敬老の日です。
 やっべー。先月からプレゼントを考え始めて数週間。なんのかんの言ってまだ決めあぐねているオイラがいます。うぬぬー。どうしよう。あ、メールくださった方ありがとうございましたー。

 一時、ばーちゃんが生まれた年のワインなんてオシャレで良くない?とか考えたりもしたのですが、よく考えたら80年も90年も前のワインなんて飲めるのかという根本的な問題に辿り着き、さらに調べたところ飲めそうなものは天文学的値段ということがわかりましたので却下。
 そもそも酒を飲まないオイラに酒の違いなんてわかるわけないんだよ!(逆ギレ)

 珊瑚さんにもいろいろ相談に乗っていただき(その節はありがとうございます)、見つけてもらった通販サイトをよく見たら黒門市場(超地元)だったので吉本新喜劇並みにズコーとコケてみたりしましたが、そんな経緯からとりあえず魚介類を攻めてみようかと思いました。

 魚介類の高級品。なんだろう。とりあえずフグ、ウナギ、鯛は既出です。
 フカヒレやキャビアなどはばーちゃんが料理の仕方を知っているとは思えないので却下。

 トロ…はこないだ調べたら五人前とかそんなレベルでしか見つからなかったのでちょっと厳しいかもしれません。さすがにトロを五人前も食うたら気分悪くなりますて。いや、一度に食う必要はないけどさ。余計な分量あげたらお裾分けでこっちに戻ってくるの、目に見えてますからね。余計な気と手間はかけさせたくありません。

 イクラ。んー。高級品でもどうせ瓶詰めですしね。インパクトが薄い。とりあえず保留。
 ウニ。んー。高級品でもどうせ瓶詰めですしね。インパクトが薄…いや、待て待て。もしかしたら、探したらカラつきで売ってるところがあるかも知れん。
 新鮮なウニをそのままスプーンで掬って食べる。それってすごいインパクトあるじゃないですか。どうでしょうこれと父に問うてみたところ、ばーちゃんがカラを開けられるかと言われました。言われてみればそのとおり。手にトゲがぷすぷす刺さって痛い痛いことになります。ダメか。

 むむー。なんかもうデパ地下で有名店の出店を漁るという方向に傾きかけている自分がいます。確かに条件としては合致してるんですけど。
 なんぞインパクトのある食材はないものでしょうか。カブトガニ。さすがにまずいか。どこかの国では普通に食ってるらしいけど。
2004年9月15日(水)   最強らしい
 ぐだぐだしているプロ野球再編問題で、ライブドアと同じように楽天がオーナーとして名乗りをあげたというニュースを聞いて吹きました。
 おもしれー。そのうちネット上で幅利かせてる商業サイトが全部名乗り上げてくるんじゃないかしら。がんばれ、Excitegooインフォシーク

 というわけで皆様ごきげんよう。三瓶っぽく、(←)のっぽ ゴン太郎(→)です。今時三瓶ネタもどうかと思います。


 今朝ニュースを見ておりましたところ、スポーツのコーナーでキャスターが「まわしを取れば最強と言われている魁皇が…」と発言なさいました。
 確かに相手のまわしを掴むことを「まわしを取る」と言いますし、「まわしを取る」ことが相撲の勝負の上で大きな鍵になるのは周知の事実です。

 しかしだ。
 それにしたってちょっとアレな表現ではあるまいかNHKよ。
 朝飯食いながら、ついついストリーキングな魁皇を想像してしまったではないか。
 さらに悪いことに、人類最強の男のコピペすら思い出してしまったではないか。どうしてくれますか。

 いや、それどころではありません。
 よく見てください。「まわしを取れば最強と言われている」んです。最強と言っているのは本人ではなく周囲の人間だったのです。誰が見ても最強とわかってしまうのです。

 そう…そこから導き出される結論はこうならざるを得ないでしょう。
 きっとアレがものすごく大きいに違いありません。
 周囲がこれだけ称えているくらいですから、よほどのアレなのです。
 男としてアレが大きいというのはやはり羨ましいものですよね。

 もちろんオイラは昨日に引き続き人としての器のことを言っているのであり、あんな恥ずかしいことを大っぴらに言われても平然としている魁皇はほんとに器が大きいと思います。
 魁皇関には是非これからも頑張っていただきたい。決まり手「もろだし」を期待しています。それ、負けてる負けてる。